カテゴリー:「花」


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研究所の花 2017/7-2

京都では、祇園祭のお囃子の音が聞こえだしています。今週日曜日が宵山ですね。

さて、今週の研究所の花をご紹介します。そろそろ紫陽花が終わりになってきましたので、他の花を伐ってきました。

まずは玄関先に擬宝珠(ギボウシ)です。夏らしく竹籠の掛け花入れに入れてみました。

blog_BKL0138.jpgもうひとつ、玄関先に。こちらはミソハギとチョコレートコスモス。
ちなみに色紙は、現妙心寺派管長嶺興嶽老師の「布袋留守」自画賛です。布袋さんのぬのぶくろ、パンパンではち切れそうですが、「無」とはこれ如何に。

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それから応接室。今回はかなり派手目です。ダリアと紫陽花、そしてカラー。

blog_BKL0131.jpg最後に無文老師の真前には、擬宝珠と斑入りのススキをお供えしました。

blog_BKL0132.jpg関東など7月盆の地域では、今、お盆真っ盛りですね。

ご先祖があの世から戻ってこられてご供養するのは、日本だけの風習のようですが、「如在(いますが如く)」(まさしくここに居られるかのように)お迎えして、ご先祖におかげさまの心を捧げたいものですね。

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当処即ち蓮華国

 

blog_MG_3796.jpg一面、蓮でいっぱいのこの池。滋賀県竜王インター近くの貯水池です。そういえば、数年前に禅文化研究所の職員旅行で中国を訪れた時にも、避暑山荘の池でたくさんの蓮が見られたことを思い出しました。
東京の上野駅の西にある不忍池も蓮で一杯ですね。今頃は蓮の花が満開でしょう。

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滋賀県で蓮といえば、琵琶湖博物館近くに一昨年まで、みごとなほどの蓮の群生が見られましたが、ニュースでも採り上げられていたように、去年から全然見られなくなってしまいました。それは水中の土壌が蓮に適した泥状態ではなくなってしまったらしいことが原因のようです。やはり蓮は「泥中蓮」の禅語もあるように、泥の中にこそ美しい花を咲かせるようです。

 

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「当処即ち蓮華国、この身即ち仏なり」(「白隠禅師坐禅和讃」より)

当処即ち蓮華国の続きを読む

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研究所の花 2017/7

7月に入るや急に蒸し暑くなり、夜も寝苦しくなりました。個人的に、全くもって夏は苦手です。
僧堂にいるときも、寒い寒い冬の方が夏よりずっとよかった覚えがあります。冬が恋しいこの頃。とバカなことも言ってられませんね。

blog_AC_2088.jpgあっという間に7月となり、関東など7月盆を迎えるところの和尚様たちは、そろそろ慌ただしい思いをされているのではないでしょうか。そういうときこそ脚下照顧だと、無文老師はおっしゃるかもしれません。無文老師には半夏生をお供えしました。

自坊で自ら勝手にビオトープと名付けていつも水を取り入れている雑草湿地に、何年か前に植えた半夏生。去年はまったくダメで全く姿を見せず、もうなくなってしまったかと思っていたのですが、今年は姿を見せてくれました。去年は水があまり入らなかったのですが、今年はちょっと工夫をして水が流れるようになったからでしょうか。

blog_AC_2086.jpgそして応接室の達磨大師真前には、ヒメヒオウギズイセンとユリを。自坊のユリもそろそろおしまいです。

玄関先や廊下などには、まだまだ勢いよく咲いている紫陽花を生けました。

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そういえば、サンガセミナー9月開催の「日々の花」講座は、早々に定員20名に達してしまいました。毎年人気の講座です。花がある生活は楽しいですね。

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麦秋と研究所の花 2017/6

 

blog_MG_3072.jpg6月も半ば。自坊のまわりは水田ですが、今頃の時期は、転作の麦畑と、稲作の水田とが入り交じっています。

そろそろ麦秋のおわり。近所のおじさんによると、まもなく麦の刈り取りだそうです。風に揺られて麦の穂がゆらゆらと。そして、その中をヒバリがピーチクパーチクと鳴いておりました。

ちなみにこの写真はNDフィルタを使って撮ったものです。NDフィルタというのは、カメラレンズに付けるサングラスのようなもので、明るいところでも暗く見えるわけで、そのためにシャッタースピードを遅くして撮影することができるので、麦の揺れる様子が写し撮れるのです。

さて、能書きはさておき。

今の時期、あたりには色々な紫陽花が咲いていますね。今週の花は紫陽花を中心に研究所に持ってきました。

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そして研究所で生けておりましたところ、なんと、小さな生きものが……。そうです、かたつむりがついてきてしまっていました。

blog_AC_1908.jpgおそらく紫陽花の葉っぱの裏にでも隠れていたんでしょうね。しばらく紫陽花の葉っぱで遊んで貰ってから、研究所の裏にある紫陽花の葉っぱに移してあげることにいたしましょう。

 

 

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今週の花 2017/5-2

昨日は、弊所の役員会(決算理事会)でした。会場は研究所ではなかったのですが、事前に九州から理事長が見えるので、弱っていた花を入れ替えました。例によって「お花係」の仕事です。

紫の菖蒲に続いて、最近は白い菖蒲が元気に花を咲かせ始めました。まだ開いてない方は、どうやら紫の斑入りになりそうな気がします。楽しみにしておきましょう。

blog_AC_1888.jpg無文老師には、赤い芍薬を。またいい香りをたゆらせてくれることでしょう。

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玄関口にはまもなく満開になりそうな柏葉紫陽花。毎年どんどん大きくなっていく樹形を整えるが大変ですが、大好きな紫陽花の一つ。

花ももっと大きなものもありますが、花瓶に生けるのは、これくらいの方がよさそうです。

blog_AC_1885.jpgさて、5月も今日で終わり。まもなく梅雨がやってきます。
猛烈に暑い日があったり、そうでない日もあったりで体調を崩しがちです。
最近、筋膜リリースというものを知って、仕事の合間に実行し、肩こりしないように務めています。

今年度のサンガセミナーでは、6月に「軸を鍛える一人整体法」の講座もあります。修得して日々健康に過ごしたいですね。

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今週の花 2017/5

京都では5月なのに真夏日!  つい最近まで冬だったのに、あっという間に春が終わり、もう初夏。旧暦で言うと5月はまさに夏なのですが、新暦でも5月は夏と言ってもおかしくないですね。

さて、研究所の今週の花をご紹介します。毎週月曜の朝に花を持ってくるのですが、小学校時代の「お花係」を思い出したりして、自ら「お花係の日」と定めております。母が持たせてくれた花は、なんだか紫陽花が多かったように思います。皆さんもそんな思い出がありませんか?

まずは玄関先に紫菖蒲の花を。このところ自坊のビオトープ(勝手に名付けているだけの湿地ですが)に咲き乱れています。黄菖蒲の方が多いのですが、やはり紫が気品があっていいですね。いつもはこんな蕾のものを伐って通勤してくると、研究所につくころには花が開いてたりするのですが、今日の花はまだ眠いようです。

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こちらはミヤコワスレ。紫のミヤコワスレもいいですが、これはほんのりピンク色。じつはこの花、先週からずっと頑張ってくれているのです。一番手前の花はそろそろ終わりですが、ほんとに長持ちしてくれます。

細くてスッとしているので、玄関の掛け花入れにぴったり。

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さて、こちらは応接室。紫露草と芍薬です。芍薬も先週持ってきた蕾が、開き始めています。これがまたとてもいい香りを放ってくれるのです。思わずこちらの顔までほころびます。

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無文老師のご遺影には紫陽花をお供えしました。

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そして、少し残ったものを、自分のデスク近くに飾ることにしました。小さな薔薇と芍薬。

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このところ、弊所スタッフは、日程を定めて代わる代わる健康診断(半日ドック)に出向いているところです。
私ごとですが、昨年の検診で身体の異常を発見されました。早期だったのでおかげさまで快復をしました。改めて、定期検診の重要さを思った次第です。皆さんもお元気でも、年に一度は検診をうけて身体のチェックをお願いします。毎日元気に勤めていきたいですからね。

 

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研究所の花 2017/4-2

4月半ばになり、少し、自坊の庭の花も咲き代わってきました。チューリップなんかも色々咲いてきていますね。

普通のチューリップは研究所にある花器には合わないのですが、この八重のチューリップなら、玄関の埀撥の掛け花入れにどうでしょう。ちょっと大きいですかね。

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もう一点、玄関の花台の上には、白山吹と濃紫のクリスマスローズ。

blog_AC_1020.jpg応接間の床の間代わりのところには、緑の葉が吹き出した沙羅(ナツツバキ)の枝と八重のクリスマスローズ。

blog_AC_1022.jpgそして、無文老師には、ハナミズキの枝を。

blog_AC_1021.jpg4月後半は、こんな感じでお出迎えしております。

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研究所の花 2017/4

 

blog_MG_1877.jpgおはようございます。今週の研究所の花。
先般のブログで庭に生えているヒメリュウキンカをご紹介しましたが、玄関に生けてみました。

応接室には、クリスマスローズを中心に。

blog_MG_1878.jpgそして、無文老師のご遺影にも。

blog_MG_1879.jpg最近、改めて無文老師のご法話を読む機会があり、いいお話は、時節がすぎても朽ちないなぁと思う次第です。

さて、新年度も始まりました。気持ちも新たに、気を引き締めて参りましょう。

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境内の花たち

週初めの朝、起きると表に出て適当な花を見つけては伐り、束ねて研究所まで持ってきては、ところどころに花を生けたりしているのですが、今日は週末なので境内の花を見て回って、写真にだけ収めてきました。

もう東京では桜が開花したと聞いていますが、こちらはまだ、少しずついろいろな花が開きかけてきたところです。まだ少し肌寒いですしね。

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まずは、山茱萸。まだ朝日が昇ったばかりなので、ちょっと暗くて黄色が鮮やかに見えませんが、ごく最近、咲き始めました。昨年、庭師さんが剪定しすぎた感がありますね。

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ちょっと大きくなったふきのとう。小さいうちに摘み取ったのは、天ぷらにして美味しく頂きました。

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ふきのとうがもっと伸びるとこんな風になります。

blog_MG_1817.jpgこちらは姫立金花(ひめりゅうきんか)。暗くなると閉じている花びらが、あかるくなると一杯に開いて、キラキラの黄色の花びらを見せてくれるのです。今はまだ寝起きと云ったところですね。となりにはクリスマスローズもたくさん開花しています。

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白い八重のボタン。花のつぼみは一杯あるのですが、咲いていたのは二輪だけ。藪椿より少し遅いですが、大好きな美しい白い花の一つです。

blog_MG_1830.jpgこちらは藪椿。まさしく竹藪のそばにある大きな木です。この椿の枝をよく研究所に持ってきています。

blog_MG_1825.jpg最後は白木蓮。まだ蕾は硬い様子ですが、これから一気に花が咲くことでしょう。お浄土のように……。

さて、年度末が近づいてきています。今日は研究所の在庫棚卸しの予定です。いい一日をお過ごし下さい。

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研究所の花 2017/2-1

1月末の滋賀の大雪で、自坊の梅の木も少し被害を受けて、大きな枝が折れてしまったものがありました。もったいないので、しばらくバケツに入れておいたのです。

枝振りもよくないですが、その中から少し切り出したものと、境内の藪椿。朝の暗い内に伐ってきて研究所に持ってきて飾りました。

 

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そして雪でなぎ倒されてしまっていた水仙を少し。

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先般のサンガセミナー「日々の花」講座で残り物をいただいた木蓮と、これまた藪椿を玄関の掛け花入れに。

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ご笑覧下さい。

 

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今週の花

久しぶりに研究所の「今週の花」をご紹介です。

じつは今まで研究所の花を生けてくれていたスタッフが退職してしまい、なかなか上手には生けられませんが、ご笑覧ねがいます。

今の時期は冬枯れで、自坊にも花が少なくなってしまいましたが、そんな中から……。

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秋の花

東京国際ブックフェアの終わった翌日、代休をいただいたので、東京都内にある、「向島百花園」という小さな公園に行ってきました。

江戸時代に骨とう商を営んでいた佐原鞠塢によって作られた庭園で、東京にいくつかある、いわゆる大名庭園とは違い、侘びさびを感じる瀟洒な庭園でした。じつは私、大名庭園が好きじゃないのです。
秋の小さな花たちが咲いていたので、カメラに収めてきました。ご覧頂ければと思います。

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_MG_9096.jpg_MG_9113.jpg_MG_9114.jpg_MG_9120.jpg_MG_9140.jpg_MG_9159.jpg_MG_9188.jpg_MG_9205.jpg東京スカイツリーのある押上の隣の曳舟というなんとも風流な名前の駅から歩いて5分。こんな庭園があることを、今回はじめて知ったのでした。

 

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サルスベリの花


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八月に入り、いよいよ夏も本番である。山寺のムクゲは、数を減らしながらも、咲いては落ち、落ちてはまた別の花が咲き、小生に、人生の無常と、その無常の中で、どう生きていくのかということを考えさせている。

そのそばにはサルスベリの樹が植えられている。もう青葉が茂りに茂っている。ムクゲが終われば、この花樹が、紅(くれない)の花を開いてくれる。

サルスベリは、幹の皮がなめらかでツルツルしており、猿もすべるから、この名前がついたというが、猿も出没する山寺に暮らす小生でも、さすがに猿がすべったところを見たことはない。古人がじょうずに命名したのであろう。何とも可愛らしい名前である。

ところで、サルスベリの中国名は「紫薇(しび)」である。とても綺麗な名前だが、紫色の薔薇(バラ)と読んでしまいそうである。紫微(王宮)に多く植えられたから命名されたそうだが、その別名が日本でも有名な「百日紅(ひゃくじつこう)」である。

たびたび無粋だが漢文を一つ。ある「花譜」に「紫薇、一には百日紅と名づく。四五月、始めて花(はなさ)き、開謝接続(咲いたり散ったりして)、八九月に至る可(べ)し」とあるように、とても長い間、咲いててくれる。もちろん、同じ花が百日咲いているわけではない。その点は、ムクゲと同じである。

実は、日本禅録に用いられる「百日紅」は、直接、サルスベリを言うものではない。その別名に掛けて人生の無常を説くのである。ある禅匠の百箇日忌の法語に「百日紅過春作夢(百日、紅過ぎて、春、夢と作(な)る」とある。これは、中国のことわざに「人に千日の好無く、花に百日の紅無し(凋まない花はない)」(『水滸伝』第四十四回)と言われるところから来ている。

一日のムクゲも、百日のサルスベリも、散っていくのに違いはない。さて、どう散っていくか。六十の小生は、まだその答えがみつからないでいる。

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ハスの花―衆生、本来、仏なり



160803-1.jpg先般は、ムクゲの花についてラチもない話をしたが、仏教の花と言えば、やはり、ハスの花である。泥の中から出て、その汚れに染まらないハス。「新荷仏」という言葉さえある。

7月の中旬、臨済宗のある本山を訪ねたが、境内の池には、もうハスの花が満開であった。施食会(せじきえ)に参加した塔頭(たっちゅう)寺院の精霊棚(しょうりょうだな)にも、ハスの花が献じられていた。「ひとつき早いなあ」と思った。

小生の山寺のハスが咲くのは、8月に入ってから。それも、お盆に近づいてからである。小さな池ではあるが、毎年、花を咲かせてくれる。池には山からの水が引かれているから水温も冷たく、そのぶん、開花も遅い。しかし、小生の山寺の施食会は、8月19日だから、ちょうどいい具合にハスの花を精霊さんたちに供えることが出来る。

開いている花を一本、ツボミの花を一本、開いている葉を一本、巻いている葉を一本。そして、花を落とした、まだ青々しいハチスを一本。毎年、供えるのはこの5本と決めている。これで十分である。ゾクっぽいが、すべてタダである。小生は、8月に花を買ったためしがない、ありがたいことである。

160803-3.jpgところで、またもや無粋な話であるが、なぜ、ハスが仏花の代表的存在であるのか。もちろん、宋の詩人周茂叔が「愛蓮説」に「蓮は淤泥(おでい)より出(い)でて染まらず」と歌うように、泥の中から綺麗な花を咲かせるからだが、ハスのツボミの中には、既に実が結ばれており、一切衆生が本来的に仏性を具えている喩えに用いられるからだと思う。

池のハスよ、ゆっくり育ってくれ。衆生、本来、仏なり。

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ムクゲの花―1日を懸命に生きる

160721.jpg今年も小生の山寺にムクゲが綺麗に咲いてくれました。いかにも弱々しい、あやうい花です。しかし、こう感じるのは、小生が日本語録や漢詩にドップリと浸かっているからでしょう。

日本の引導法語(僧侶が葬式に唱える法語)でもっとも多く用いられる花は、槿花(きんか)と書かれるムクゲだと思います。なぜか。それは、白居易が「放言五首」詩の第五詩で「松樹千年なるも終(つい)に是(こ)れ朽(く)ち、槿花一日なるも自(みずか)ら栄(えい)を為(な)す」と歌うように、ムクゲの花は、朝開き、夕方には落ちると言われるからです。また、その短い命を、すぐに乾く朝露にたとえて、露槿(ろきん)とも言います。

松は「松樹、千年の翠(みどり)」などと歌われるように永遠を象徴します。一方、ムクゲは「槿花、一日の紅(くれない)」などと歌われて無常を象徴します。禅者は、松を見、ムクゲを見て、永遠即無常、無常即永遠を悟るのだそうです。

小生が好きな「槿花」の詩があります。伊達政宗の教育係だった、仙台の虎哉宗乙(こさいそういつ)和尚の詩です。

朝槿(ちょうきん)、籬(り)に傍(ぼう)して、涼露(しょうろ)清し、残葩(ざんぱ)、暮鐘(ぼしょう)の声(おと)を待たず。
若(も)し花、語を解(よ)くせば、松に向かって道(い)え、千歳(せんさい)の春秋、一日(いちじつ)の栄(えい)と。

というものです。この詩も、白居易の「放言」詩をモチーフにしたものです。つたない意訳をすると「朝、花を咲かせたムクゲは、まがきに寄り添い、すがすがしい朝露を帯びている。しかし、長くは保たず、その散り残った花でさえ、暮れの梵鐘が鳴るのを待たずに散って行く。ムクゲよ、もしも言葉がしゃべれたなら、松の木に言ってやれ、『あなたの千年の翠(みどり)も、この1日のわたしの栄華と同じことなのよ』と」。

1日を懸命に生きているこの花を見ると、お盆の近づいたことを知り、人生のはかなさを知り、故郷の母の安否が気にかかり、死んでいった多くの知人のことが思われ、短くても、そこには永遠(とわ)の人生があったのだなと、あらためて気づかされます。

最後に無粋な話になりますが、小生が山寺のムクゲを見ているかぎり、1日では落ちません。確かに命は短く、地面には沢山の花が落ちていますが、2、3日はもってくれます。それがまたいとおしくてならず、思わず「ガンバレッ」と声をかけます。しかし、ムクゲはきっと小生に向かって「あなたの命もわたしと同じなのよ」と語っているのでしょう。このムクゲのように、1日1日を懸命に生きようと思うのですが、ついつい千年の松をうらやんでしまう愚か者です。

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今週の花

1606070-1.jpg八重のどくだみを無文老師に御供えしました。

この花を見る度に思い出すのは、今は亡きとある骨董屋のご亭主です。

李朝に惹かれて美術館巡りなどをしていた若かりし頃、その日は骨董街をうろうろしていると、店先のウィンドウに素晴らしい李朝の大壺をみつけました。
今思えば一見さんお断りのようなお店だったろうと思うのですが、若いが故(23歳の頃)に何も恐れる事無く入ってゆき、大壺についてお話したところ、「若い人が李朝に関心がある事が嬉しい」と、色々お教えくださり、出羽桜美術館の李朝コレクションの図録と、日本人で一番最初に李朝の美を見出した浅川巧さんの生涯をえがいた『白磁の人』の単行本を下さったのでした。

それ以来、度々訪れては自慢のコレクションからお好きな食べ物の話に至るまで、様々のことをお教えいただき、何とも京都の骨董屋さんの日々の暮らしの奥深さや美意識とは、京都のそれそのものなのだなぁ…などと思ったものです。

160607-2.jpgある日遊びにゆくと自慢げに、「どくだみ言うても、普通のんと違って、八重のどくだみがあるのを知ってるか?」と、李朝の徳利に一輪生けられたこのどくだみを見て、なんとも可憐なその姿に見入ったのを思い出すのです。自宅のお庭に咲くと、店に持ってきて生けられているようでした。

花一輪が、そのまま亡き人の様々な懐かしい記憶へと繋がります。


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どくだみ



16602.jpgそこかしこで、どくだみが満開です。
冬にはどこへやらすっかり姿を消してしまいますのに、この季節には力強く咲き誇っています。

生けやすく楚々として大好きですが、なかなかニオイには慣れません。
ですが、いつもとある和尚様のところでいただく、爽やかな手作りどくだみ茶を思い出しますと、また印象も変わるものです。
ベトナムでは、そのままサラダに、また生春巻きに巻いたりしてよく食べられますが、「日本の野生のものと違って、香りも弱いのかもしれない」と思い食べてみましたら、やはり何とも……。

どくだみ一つで色々な思い出が蘇ります。

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今週の花


160526-1.jpgそろそろ5月も終盤。
“水”にまつわる花々が揃いはじめました。
カラーに紫露草、菖蒲に紫陽花。
毎年巡ってくるものながら、そのたびに日本の豊かな季節の移ろいに感動してしまいます。

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東慶寺の春をいける「二人の花」展



160418.jpg皆さまおはようございます。

北鎌倉の東慶寺さん(臨済宗円覚寺派)。
こちらで開催されている雨宮ゆか先生のお花の御稽古には、私も何度かお邪魔させていただき、その御縁から、研究所でもサンガセミナーにて、“日々の花講座”をご担当いただいております。

過去、とお邪魔しましたが、この度は春の花を、ご住職の御母様井上米輝子さんと、雨宮ゆか先生がいけられます。

境内に咲く春の花がどのようにいかされるのか……。
私も興味津々で是非とも馳せ参じたいところですが、臨川寺特別参拝と重なり、お邪魔する事ができません……。いえ、臨川寺参拝で皆さまとお目にかかれますのは楽しみなのですが。

おすすめの展覧会です。境内に咲く花も、いけられた花も、どちらもお楽しみいただくべく、是非足をお運びになってみてください。

【東慶寺の春をいける 「二人の花」展】

2016年4月23日(土)〜30日(土)
10時〜17時 会期中無休

花器協力(五十音順敬称略);
池田優子、生形由香、打田翠、小笠原加純、
川村晃弘、小泊良、野口悦士、野村亜矢、
橋村大作、橋村野美知、花岡央

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花まつり

4月8日。
本年のお釈迦様の誕生日も、お祝いを致しました。
昨年からの(私の中での)決まりで、約1ヶ月は花を飾ってお祝いする事にしています。

160411-1.jpg「花に罪はなきにせよ、花屋で求めた花というのは、やはりそういう感じがするものだなぁ……」などと思いましたので、この花が枯れてきたなら、道ばたであやしくしゃがみ込む事となりますが、たんぽぽとなずなを生けようと決めています。

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「忘れ去られるのでは?!」と思うような猫の額ほどの我が家のベランダにも、冬の間には姿形すら見えなくなるすみれが、こぼれ種が芽吹き、必ず春には次々と花を咲かせてくれます。 
こんな所にまできちんと春がやってきてくれる事に、仏の慈悲もあまねく降り注いでいるのだという事をも知る朝です。

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敷島の

 

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敷島の 大和心を 人問わば  朝日ににおう 山桜花    本居宣長

この歌にあるような日本、日本人である事を願ってやみません。
山桜を見ると必ずや思い出す美しい歌です。

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今週の花

おはようございます。
週末に今週の花を掲載というのもなんですが…。
上司のご自坊より届きました春爛漫の花便りです。
 
160325-1.jpg無文老師には山茱萸とちょっとビビッドなピンク色の椿を。明るいです。山茱萸の枝の曲線がたまりません。

160325-2.jpgこちらも、スノードロップの葉の曲線がまたたまりません。
何かをデザインするような方達は、自然界のこういった、はからいが無く、完璧だと思わされるような姿からヒントを得るのでしょうか。もしも私がそのような職業でしたら、必ずやそうだろうなと思いました。

来週はどんな花がやってきてくれるでしょうか。楽しみです。

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今週の花



160225-1.jpg研究所には、本格的に春がやってくる前、「足音が聞こえてきているな……」という頃の花たちが勢揃いです。
玄関は辛夷の枝もの、椿に山茱萸。

160225-2.jpg八重の椿も良いですね。
一昨日は満月でした。ちょうどこの徳利(一輪挿しに使っています)は満月に雲がかかったかののごとく釉薬が垂れているのですが、まさにこのような雲隠れにし月で、それは幻想的で美しい満月夜でした。

160225-3.jpgいただいてよし、飾ってよしの蕗の薹。花部分をちぎって、お味噌汁に散らすと、いっぺんに春の香り。身体も毒出しの為の苦みを喜びます。

160225-4.jpg研究所の花だよりでした。


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つらつら椿

160210.jpg丹精込めて庭先で育てられた様々な種類の椿にも、「なんとこれは…」と感動するものですが、やはり万葉集の句を思い出すのは、誰に観られるともなく山に人知れず凜と咲く野生的な椿でしょうか。


巨勢山(こせやま)の つらつら椿 つらつらに 見つつ思(しの)はな 巨勢の春野を

 

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節分 ―鬼は内―



160203.jpg本日は節分、そしていよいよ明日は立春を迎えますね。

この冬から春へと季節が移り変わる節分、立春を境に、新たな年の目標を立てたり、区切りとして様々な決断をされる方も多くいらっしゃるかと存じます。
どうかその目標や決断が、良きようにはたらきますように。

「鬼は内、福は外!!!!!」、林恵鏡老師の、まるで童子のような無邪気なお姿を想像するだに楽しく、そして僧堂の先輩のお言葉がまた胸に響きます。
臨黄ネットより、私の大好きな法話のご紹介です。是非ご高覧ください。

*写真はふきのとう。ふき味噌も、てんぷらも良いですが、お味噌汁に花をちぎってぱらぱら…と。是非お試しください。

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今週の花 梅

 

160201.jpgおはようございます。

さて、2月のはじまりです。
暖冬で年末から咲いている梅もみかけていましたが、いよいよ梅の季節といった感あり。
内側にめいっぱいの力を秘めつつほころびはじめた蕾を観ると、たまらない気持ちになります。

何やら今年の干支のお猿さんが仰っています。

160201-1.jpg猿公還有佛性也無

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今週の花 椿


160126.jpg我が上司のご自坊(お寺)からやってきてくれました、椿。

山の中に咲く椿のように、野性味あって力強い感じがします。

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菜の花

滋賀県の菜の花畑で有名な…。1月9日に訪れたら既に満開、散りかけているものも…。

160125-1.jpg利休忌(3月27、28日頃)にはいつも菜の花を生けて利休さんにお供えするわけですが、今年はどうなることでしょうか。

160125-2.jpg暖冬とはいえ、ここまで……と驚愕しましたが、寒くなって参りましたね。
やはりお水取りまでは油断はできないと思うこの頃です。

どうか皆様体調管理をしっかりと、お風邪など召されませんようお気をつけください。

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今週の花

 


160108-1.jpg新年早々、上司がご自坊(ご自身のお寺)より臘梅に水仙、椿を持ってきてくれました。
なんとも研究所中が新春めいた馥郁たる香りに包まれ、有難い事でした。

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まさか花に興味があるとは思えなかった(すみません。私の単なる決めつけです)研究者の先生が、「いつも花を楽しみにしている」と仰られ、さらに昨年のいつ頃からだったでしょう、ご自身の机に花を生けられるように!
逆にこちらも「先生何を生けてらっしゃるだろう」と楽しみにしているこの頃です。

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恵みのリース作り 京田辺にて

一ヶ月以上前の話になりますが、研究所でもお花の講座をしていただいている雨宮ゆか先生が来京の折、京田辺の自然の恵みから作る“リース作り”を教えていただきました。

151222-1.jpg先生と京田辺の自然の中を歩き、リースの土台にできる蔦や枝、素材にする草花など、色々と学びます。もうそこはリース作り素材の宝庫!

151222-2.jpg山を歩いて花を採り、生ける事に関しては、かねてより福森雅武先生とご一緒させていただき、花には目がゆくのですが、なかなかリースの素材はわからぬもので、目から鱗の学びの時間。自然の中を歩いていると、身体も心も生き生きと、あっという間の豊かなひとときでした。

151222-3.jpg採ってきた素材を、この日お世話になった友人宅の床にひろげて…。こうやって眺めるだけで満足です。いえいえリースを作らなくてはならないのですが…。

自身で色々素材を集めて来ても良いという事でしたので、私は大好きな月桃の実やらユーカリの実を持参していました。そしてできあがったのが下のリース。

151222-4.jpg家に帰って飾って眺めていますと、何かがおかしい…不協和音のよう。はたと気がつきました。そういえば、先生は自宅の周りにあるものでリース作りに使えそうなものを持ってきてもらっても良いですよ!と仰っていたのでした。月桃は沖縄の…ユーカリは海外ですよね…。私としたことが、何をしているのだろう?!と思ったものでした。

そして、京田辺の素材だけで作り直したのがこちら…。

151222-5.jpgほっ…。違和感がなくなりました。先生にこの事をお話すると、

月桃は強いのですよね。そうでないと、生き残れない環境のところに生えるものだからだと思います。京田辺は地味豊かで優しい土地なのだと思うのです」。

というお返事が。
私が気づくまで、「おかしいよ」などと言わずにいてくださった事に感謝です。あれこれと言う事は、相手の気づきを奪うのだなという事も教えていただきました。

この地味豊かで優しい京田辺の土地、自然。改めて、以前ご紹介しました一休寺さんの借景が失われようとしている事に心痛みました。
私がこのリース作りを教えていただいた次の日には、友人宅(とても美味しく、素敵なレストランをされています)でたくさんの方を集めてのリース作りの会が開かれました。どうぞ京田辺の自然をこちらでお楽しみください。


昨年も、「毎月でも習いたい!」と仰ってくださった参加者の方がいらっしゃいましたが、また来年度も研究所のサンガセミナーで、雨宮先生にお花の講座をしていただく予定ですので、お楽しみに!

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今週の花

深紅の薔薇が咲きました。
あまりに美しいので、無文老師に御供えをしたくなってしまいました。

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トゲのある花を供えてはいけない? 禅僧に派手な洋花?しかも薔薇!?……と、色々な思いが湧いてきましたが、御供えしてみるとそんな思いはどこへやら。さすが無文老師、薔薇もよくお似合いです。そんな分別なんぞいらんと言われたようで……。
勝手にこちらがあれこれ考えていた事が吹き飛ぶ朝なのでした。

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今週の花

151119.jpg無文老師に、ドウダンツツジの紅葉した枝と白い菊を。

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花と向き合う事

 

151117-1.jpgこちらのブログでもご案内させていただいておりました、日々花主宰 雨宮ゆか先生の京都での“日々花 講座”
今回も皆さまおそらく、脇目もふらず、いつに無い?!(私の場合は)集中力で、あっという間の1時間半のお稽古であった事と存じます。

151117-2.jpg私自身はこの日は怒涛のスケジュールであったためか、それとも近頃の自分自身そのものなのか、いまいちうまく花を生かしてあげる事ができず、いつもなら「あのお花とあのお花を生けよう!」とすぐに決めるのが、迷って迷って…最後まで迷いまくっておりました。
我ながら「どうしたんだろう?」とも思いましたが、「そういう日も、あってもいいな、あるのだよなぁ…」と思った次第。
ほんとうに、自分と向き合うようなお花の時間でした。

151117-3.jpgまた研究所の来年度のサンガセミナーでも先生にお越し頂き、しばし花と向き合う時間を禅寺にてもちたいと願っております。
ご関心おありの皆様、その際にはお目にかかれますように。

秋もそろそろ終わりを告げはじめ、冬の扉が開く事を感じさせる草木。四季ある国の素晴らしさ、有り方さをごく身近に感じられるひとときでした。

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今週の花



151028-1.jpg今週の研究所の花は、我が家から。ユキノシタにそっくり、ユキノシタ科の大文字草です。大好きなチベット僧の衣の色の花。なんともかわいらしい花です。スペード形のワイヤープランツ(ワイヤースペード)と。

151028-2.jpgラオスの食卓にて餅米を入れる籠に。ヘクソカズラ(なんという名前でしょう・・・でも確かに臭いのですが)が紅葉して私好みになってきました。その辺のフェンスにいくらでも生息し、私の花材の重要な一つとなっています。
紅葉したもの、実のものを生けるのは、秋のこの上ない楽しみです。

151028-3.jpg研究所裏の空地に生えている狗尾草が紅葉して、えも言われぬ美しさです。人間にこの色、このバランスが生み出せましょうや・・・・・・。
自然のはからいをこんな所に感じ、人間のできることのちっぽけさを思います。

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花の会

今年度のサンガセミナー京都講座鎌倉講座にて、お花の講座をご担当いただきました、日々花主催・雨宮ゆか先生が、この度『花ごよみ365日』を上梓されました。

151002-1.jpg肩肘はらず、あくまで常のことと花を生ける、そんな先生の日常を垣間見るような御本。
365日の花が拝見できます。一日たりとも同じはない、とてもすてきなページの連続なのです。

楚々と人知れず咲くような草花に目をやり、部屋に欠かさず生けようと思えばやはり、心にゆとりは必要というもの。
花は日々の生活の、自身の内側のバロメーターでもあるのだなぁ・・・そんなことを教えてくれる先生の花であり、御本です。

個人的に先生にはお花を習い続けたいと思っておりまして、鎌倉での先生のレッスンにかけつけてみたり、先生が京都にいらっしゃる時には学ぶ時間を持ちたいと願っていました。

151002-2.jpg願っていると叶うもので、11月14日(土)の18時~19時半、京都の町家(地下鉄御池駅近く)にてお稽古をしていただきます。友人や先生を慕う方々をお誘いしてのお稽古ですが、2名様ほどまだお入りいただけます(受講料5000円です)。

サンガセミナーで受講いただいた皆様も、「毎月でも習いたい」という方が多くいらっしゃいましたので、個人的な会ですが、上司にお願いしてこちらでもご案内させていただく運びとなりました。
秋の花材といえば、かわいらしい野菊や照り葉、実のものなど、どんなものを生けさせていただけるか、今から楽しみでなりません。ご一緒に学びの時を持ちませんか?

コメント欄にご希望いただいた方、先着2名様、受け付けさせていただきますので、必ずメールアドレスをご記入の上、御連絡くださいませ。研究所川辺より、追って御連絡させていただきます。

151002-3.jpgさらに、私の友人の素敵なレストラン、京田辺にありますルスティクさんでは、リース作りのクラスも開催。
植物の、自然のサイクルを感じられるような、そんな素敵なリースを、京田辺の自然を歩いて素材を探し(自身で事前にみつけたものも持参した上で)作りましょう!!!というものです。

雨宮先生と自然の中を歩けるチャンス!
植物の素敵なお話、聞かせていただける事でしょう。
こちらのお申込み、詳細はルスティクさんのHPをご覧ください。

*雨宮先生はちょうど現在、素敵な花と花器の展覧会を南青山でなさっています。お近くの方は是非おでかけください。

諸々、どうぞよろしくお願い致します。

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今週の花

上司のご自坊からの花が無い時は、研究所周りの空地に生える草花を探します。
何も無いように見えて、意外と色々生えているものです。今朝はこのように。
蓼生ける人も好き好き・・・。どこにでも生えている蓼はこの時期の私の楽しみです。

150930-1.jpg尊敬する陶芸家・福森雅武先生のお宅に初めてお邪魔した時の事を今も忘れません。
床の間には、酸葉(すいば)が。おそらく明らかにどなたでも「それ、雑草でしょ」と言い、道ばたで見かけても何の感情も起こらないような(ごめんなさい)道ばたの草なのでありますが、その酸葉を生けておられ、私は息をのむほどその美しさにびっくりしてしまったのでした。
こちらの記事の5枚目の写真。是非ご覧になってみてください。

「散歩をしていてね、ふと美しいなぁと目に入って来たら、摘んで持って帰って生けるのよ」と、こともなげに仰いました。「あぁ、それだけでいいのか・・・」。自身が気づくか気づかぬかだけの問題。

今は家にも蓼だらけです(葉っぱは水引の葉です)。

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長野での花摘み

 

150908.jpg夏に訪れました、標高1650mのところに住む友人宅周辺での花摘み。
都会の気温が40度にも届こうかという中、クーラー無しの贅沢。そして短い夏に精一杯咲ききる山野草たち。
 
気の向くままに摘んでいても調和してくれます。自然界には不調和が無いのだな・・・という事を教えてもらえるのです。
自然から教えられる事はいつも当たり前のことのようで、偉大です。

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清流と山紫陽花


150824-1.jpg急激に涼しくなってしまい、もはやこの写真を見て涼んでいただく必要も無いかもしれませんが・・・。
8月はじめのまだ暑すぎた頃、涼を求めて岐阜の川へ。観ているだけで涼しくなります。鮎釣りをされる方が等間隔で・・・。

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150824-3.jpg涼しい山の中では、この時期に山紫陽花が咲く事も知りました。なかなか普通に庭では育ちにくく、そういえば、咲いている花が飾られている事はよく見ても、蕾の姿を見たことが無く、最初はこの芍薬のつぼみのようなものは何だ?!?!と思いましたが、あきらかに花を咲かせれば山紫陽花。人知れず楚々と山に咲く花。

150824-4.jpgこの清らかな山に咲く花を一輪いただいて茶室に飾れば、山の風情そのものを茶室で感じられる事だろう・・・などと想像を巡らせるのでした。

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今週の花


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おはようございます。
先月鎌倉は東慶寺さんにて開催されました、雨宮ゆか先生による日々の花講座
籠を使うお稽古でしたので、目下研究所でも籠を色々使ってみております。

まず上写真の籠は、フィリピンのもので、タニシを採って入れていた籠。使い込まれてツヤが出て、なんともいえない味わいです。楚々とした日本の草花ともよくなじむのです。お玄関で皆様をお迎えしております。

150727-2.jpgこちらもフィリピンの籠。イランのガラスコップを置いて生けてみました。上司の自坊から届けられる花と、そのへんで摘んできた名も知らぬ草を一緒に。

150727-3.jpgこちらもフィリピンのアンティークの籠。目が粗いのですが、何に使ったものでしょう。わからないのですが涼しげで気に入っています。

150727-4.jpgこちらはラオスで餅米を入れる籠。普通に食卓に出てくるのですよ。現在も使われている生活雑貨です。

150727-5.jpg最後はガラスで。古代ガラスの復刻を試みている友人のガラス作家さんの作品。どの季節でも使えて重宝しています。
研究所花だよりでした。


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置かれた場所で・・・

普段自転車で通る道を歩いていると、自転車の速度だと気がつかない発見が色々とあるものです。

もう何年も前になりますが、根性大根として、コンクリートの隙間で立派に育ったお大根が世間の人々を感動させ、励ましたものですが、最近私が出会いましたのがこちら。
なんとも可憐な白い花をたくさん咲かせたペチュニア。通り過ぎそうになって振り返りました。どこから咲いてるの?!

150716.jpgしかもなんと、ある日はこちらのお宅のご主人が草花の水やりを終えた後の状態を目にして驚愕。
このペチュニアには水をやった形跡が無いものの、少し斜め上にある植木鉢にやった水が、ちょうどこの花の所へ流れてきているではないですか。なんという神仏のはからいでしょう・・・・・・。
このおこぼれのような水を糧に、ペチュニアはこんなにもたくさん花を咲かせたのですね。

まるで、「置かれた場所で咲きなさい」と言われているようで・・・。そんな花たちに励まされる人間がここに一人。
と、この言葉、どこかで聴いた言葉だなぁ・・・と思えば、ベストセラーになった書籍でした。

シスター渡辺和子さん、今年は鎌倉・円覚寺さんの夏期講座でご登壇なさいますね。一度は通ってみたいと思いながら、なかなか叶いません・・・。来年こそ!

 

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今週の花

おはようございます。
研究所の花をご紹介します。私の上司のご自坊(お寺)よりやってくる草花たちです。

150714-1.jpgもじずり(ねじばな)をそこここでみかける季節(上写真ピンクの花)。

みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし 我ならなくに

百人一首にあるこの歌の“もぢずり”は、ネジバナであるという話を聞いたこともありますが、どうやら、陸奥国信夫(しのぶ)郡(福島市内)の特産であった、絹の布を岩や石の上に置き、自然染料(忍ぶ草が使われたとか)を擦り込むようにして色をつけた織物「信夫毛地摺」(しのぶもぢずり)を言っているようです。実物が残っていないそうですが、なんでも乱れた文様を染めたのだとか。

150714-2.jpg籠が登場しはじめております。これはあけびの籠です。

150714-3.jpgフィリピンの籠。擬宝珠の花の色は淡い淡い紫で透き通るよう。葉の色も涼しげで、暑い夏に涼を運んでくれます。

150714-4.jpgラオスの籠。これは餅米を入れる籠です。現在でもこれに餅米を入れて食べるのですよ!日本で言う飯椀のような役目をする籠です。
黄色い花はヒペリカムの花。花屋に売っている時には、かわいいピンクの実がなっていますので、花を初めて見ました。
個人的な話で恐縮ですが、私は極力薬をのんだり病院に行ったりしませんので、ホメオパシーレメディーなどの力を時に借りたりしますが、このヒペリカム、レメディーにあるのです。神経系の損傷などに効果があるとされています。余談でした。

150714-5.jpg既にコスモスが咲いているようです。コスモスにも様々な種類がありますので、早咲きのものなのでしょう。可憐です。無文老師に。

150714-6.jpgこれは自宅ですが、夏にはガラス、南蛮、籠、磁器が花器として活躍します。暑い中、涼を得る工夫を考えるのもまた一興です。来週はもっと籠を登場させる予定です。

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猫と木槿




150708-1.jpg日本人の季節に対する敏感さといえば・・・。
通勤路にて、こんなに花をつけた木槿を見れば、もういっぺんに気分は夏。
あんなに夢中になっていた紫陽花はすっかり過去の事・・・といったぐあい。

あまりに立派なので写真を撮っていると、眠りを妨げたようで・・・失礼を致しました。

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東慶寺の夏をいける「二人の花」展 その1

 

150707-1.jpg6月26日より7月5日まで、鎌倉は東慶寺さんにてお花のレッスンを担当なさっている雨宮ゆか先生と、寺庭・井上米輝子さんの「二人の花展」が開催されていました。

150707-2.jpgこれに伴い、28日には雨宮先生によるワークショップ「夏を生ける」が開催され、お邪魔させていただきました。
会場は東慶寺内の白蓮舎。こんなところで花が生けられると思うだけで、はやる気持ちを抑えがたく。

150707-3.jpg夏らしくフィリピンの籠に生けるのだとか・・・。籠には目が無い私にとって、たまらぬ魅力。
しかも、長らくフィリピンの籠を蒐集してこられた方が、大切に使ってくださる方にと手放されるとかで、ギャラリーにて販売もされていたのです。しかもこれが相場を知る者にとっては愕きの良心的すぎるお値段で、随分売約済みになっていましたが、ここでまたはやる気持ちを抑えがたく・・・(すみません)。

150707-4.jpg一人一人、選ぶ花器も違えば、花も違う。それぞれが自身と向き合うような花の稽古なのです。まさに、「みんなちがってみんないい」の世界が出現するのです。

150707-5.jpg私も、日本はもちろんのこと、様々な国で求めてきた籠に花を生ける事はしていましたが、平たい籠に生けた事はありませんでしたので、チャレンジを。
選んだお花は、山荷葉(咲くとこんなに可憐なのだとか!)、韃靼蕎麦(食べてよし!生けてよし!)、ふわりとかわいい鳥足升麻(確かに鶏の足に見えますけれど)、赤紫色の葉が美しいペリシカリアです。素朴な草花が籠の風合いにあうのだろうなぁ・・・と思い、今回はあまり色を使いませんでした。

バスケットや、蓋物、様々な籠がありましたが、皆様が選ばれた籠それぞれに良さがあり、それぞれの生かし方を学べて、目から鱗のレッスンでした。
さて、せっかくですので、研究所に生ける花も、籠月間!を設けたいと思っております。

明日につづく

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今週の花 そして笹百合

 

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大好きな花の一つに、笹百合があります。

山の中でこの透明感ある白い百合に出会った時の喜びといったら。
この花だけは、摘んで生けようという気が全く致しません(いえそもそも山の花を勝手に摘んではいけないのですが、心情を言っています)。
人知れず美しい花をそっと咲かせている、その“気”をいただいて帰ります。

そして最近ご紹介しておりませんでしたが、変わらず研究所には上司のお寺から来た花々を生けさせていただいております。

150702.jpg今回の無文老師へのお供えはちょっと華やかです。

150703.jpg戸棚を整理していましたら出て参りました涼しげな竹細工の花入れに。
この花が咲き始めますと、祇園祭が近づいてきたなぁ・・・と思います。祇園祭に生けられる魔除けの花は、もっと大きく立派な檜扇ですが・・・。姫檜扇も生けやすくかわいらしいものです。先日お邪魔したお寺さんの裏庭には群生していて、それは素敵で羨ましく思いました。

150704.jpg擬宝珠の花の季節でもありますね。普通にお庭などでよく見かけますが、先日訪れました川では、岩の上や崖に群生する姿を見て、自然界ではあのような場所を好むのか・・・とわかった次第。またご紹介したいと思います。
研究所の花だよりでした。


 

 

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東慶寺の夏をいける「二人の花」展

明日、6月26日(金)より、鎌倉は東慶寺さんにて、東慶寺でお花のレッスンを担当なさっている雨宮ゆか先生と、東慶寺寺庭・井上米輝子さんの「二人の花展」が始まります。

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思えば、昨年10月の終わりに東慶寺さんで開催された秋の「二人の花」展を拝見させていただき、雨宮先生の花を拝見し、レッスンを初めて受講して感動した事から、今年のサンガセミナー(京都・鎌倉にて花の講座を開催しました)に御縁を頂戴しました。

もちろん今回もお邪魔して、お二人のお花を拝見し、レッスンを受けさせていただく予定です。
暑い夏に、涼やかな心地にさせてくれる花の生け方を学べる事と、心待ちにしています。
皆さまも、日々の暮らしに花を取り入れてみませんか?


会期:6月26日(金)~7月5日(日)
時間:10時~17時 会期中無休

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サンガセミナー 2015年第1回 日々の花講座 4

おはようございます。
長々と続いてしまいましたが、本日最終ご報告です。お付き合いくださいませ。

*鎌倉・円覚寺さんにて6月4日開催の“日々の花講座”についてはこちらをご覧ください。

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ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
私はサンガセミナーではお仕事ということで花を生けているわけにも参りませんので、実は町家を借りて夜のクラスを設け、研究所職員や友人達と共にレッスンをしていただいておりました。今後も学ばせていただきたいと思います。

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サンガセミナー 2015年第1回 日々の花講座 3

おはようございます。
昨日、一昨日とご紹介して参りました、「サンガセミナー・日々の花講座」で皆さまが生けられた花。
本日もひきつづきご紹介して参ります。

150527-1.jpg150527-2.jpg150527-3.jpg150527-4.jpg150527-5.jpg150527-6.jpg150527-7.jpgいかがでしょうか。明日で最終ご報告となる予定です。

鎌倉サンガセミナーでの日々の花講座も募集中!詳しくはこちらからどうぞ。

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サンガセミナー 2015年第1回 日々の花講座 2

おはようございます。
昨日にひきつづき、サンガセミナー日々の花講座のご報告です。

150526-1.jpgゆったりじっくりペースで、一つの花器、選んだ花と向き合う方。テンポ良く花を生け、2~3の花器を楽しむ方、いろんな方がおられました。自由に花と向き合える時間ですね。
本日は、昨日にひきつづき、撮影スペースで写させていただいた皆さんのお花をご紹介したいと思います。

150526-2.jpg150526-3.jpg150526-4.jpg150526-5.jpgいかがでしょうか。
雨宮ゆか先生のお花の講座は、花材そのものもそっと心に寄り添うような草花ばかりで、そんな草花に囲まれていると、皆さんの表情がだんだんと生き生きされてゆくのを拝見するのを嬉しく思っておりました。

次回は鎌倉は円覚寺さんにて。ご参加お待ち申し上げております。
詳細はこちらからどうぞ。

 

 

 

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サンガセミナー 2015年第1回 日々の花講座 1

 

150525-1.jpg先週、5月21日に開催させていただきました、禅文化研究所サンガセミナー“日々の花講座”のご報告です。
午前中の精進料理講座に引き続き、妙心寺塔頭・東林院さんをお借りしました。

今回東京よりおこしいただきました雨宮ゆか先生のお花の講座では、自身が気に入った花器を使い、自ら花を選んで生けます。まずは皆さまの前にお花と花器をセッティング。

先生とご相談させていただき、ちょうどお庭が美しい季節でしたので、ご本尊様にお参り後は襖で仕切らせていただきまして、背をむける格好になってしまう事をお許しいただき、寺子屋のようなイメージでお庭を前に花と向かい合う事にしました。
こういった稽古事をお寺でさせていただくというのは、静かで掃き清められていて、ほんとうに最適の有難い場だと思います。

150525-2.jpg初歩的なお花の生け方、花器の使い方のコツなどをご説明いただいた後、何事も実践あるのみ、「やってみましょう!」という事で、花と向き合う時間のはじまりです。
花を選ぶところから皆さま真剣です。

150525-3.jpg少しの間、皆さま静かに花と向き合われます。少したちますと、あちらこちらから、「先生!」とお声がかかり、先生が皆さまの元へかけつけ、草花の生かし方を伝授されます。

150525-4.jpg先生が少し花を生け替えるだけで、まるで魔法を使っているのでは?と思えるくらいに、花も、花器までもが見違えます。
同時に皆さまからも、感嘆の声とため息がもれます。その時の皆さまの表情がなんともいえず、主催者側の我々も、この講座をやってみて良かったなと思うわけであります。

150525-5.jpg私自身、生活に花を欠かす事はほぼありませんが、先生の講座からは目から鱗の気づきを得られます。まだまだ色々と知りたい、学びたいなという気持ちがどんどん湧いて参ります。

皆さまもまたそう思っていただけたのか、「毎月開催してほしい」、「次はいつ?毎回参加したいです」というお声を多くいただきました。
次回は来月、6月4日に、鎌倉は円覚寺さんをお借りし、またとない機会となるであろう日々の花の講座を開催させていただきます。ご参加お待ち申し上げております。>詳細はこちら

*撮影場所を設け、生けたお花の撮影大会も致しました。上写真を含めまして、ご参加の皆さまの生けられたお花を何日かに分けてアップさせていただきたいと思います。お楽しみください。

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今週の花


150508-1.jpgおはようございます。研究所は上司の自坊より届けられる花のおかげで、花盛りです。
上はお玄関。ちらりと遠諱記念企画のポスターもアピールしてみたり・・・。

150508-2.jpg無文老師には鳴子百合を。自然界の造形の美しい事。斑入りの葉っぱの絶妙なバランスにもため息ものです。

150508-3.jpg昨日まで楚々とした白く美しい蕾だったのが、開くとゴージャスな芍薬!!! 地味な研究所でひときわ目立ち、浮いておりますが、たまには華やかで良いでしょう。

150508-4.jpgデスクにはガラス作家の友人の古代ガラス写しの壺に、白と緑だけで。
こういった色がことのほか美しく感じる季節ですね。

さて、私自身、昔は流派の花の稽古をしていましたが、今はそこから離れ、我流で花を生ける日々です。ですがやはり、教えを請いたくなるものです。

お寺さんでも、「流派の花を習いに行くのはちょっと・・・」と躊躇されながらも、花を生かす方法を知りたい方は多いのではないかな?!と、今年度の禅文化研究所・実践講座サンガセミナーにおいては、お花の稽古を開催する事となりました。
一般在家の方も、もちろん参加可能です。

お目にかかれますのを心待ちにしております。

京都サンガセミナー 5/21開催
鎌倉サンガセミナー 6/4開催 

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その場の気が変わる・・・

私ごとですが、大親友が二冊目となる料理本を出版しましたので、お祝いも兼ねて記念会を主催してみました。
彼女のところ(窯元です)で作っている土鍋を使った料理を紹介する本ですので、皆さまを料理でもてなし、さらに彼女が自分の為に築いた新しい穴窯で作った作品などを展示させていただきました。

京都の町家(というよりも数寄屋建築の家ですね)を貸し切り、何も無かったその空間に、彼女の家から持ってきてもらった軸を床に飾り、彼女の作った水指に山から採ってきた枝を生け、敷板には春日大社の古材を用いました。

150507.jpgこの岸野魯直先生(山田無文老師について、3年間祥福僧堂で修行されていました)の水墨画、“笠置渓谷”の軸を掛けていて本紙が現れました時、まさに新緑の笠置渓谷、ご神体とされる笠置山、戦火により今や光背を残すのみの笠置寺の磨崖仏がぶわっと眼前に立ち現れる心地がし、いたく感動してしまいました。
摩訶不思議水墨画の世界。意識したかしないかのほんの一瞬の出来事です。

本来、軸の本紙(絵や字がある部分)に花や枝がかかる事は御法度ですが、新緑の笠置渓谷を思うとそんな事もどこへやら、写真のように生けていました。
私の中では、どこまでがお軸の中の緑、どこからがこちら側で実際に生けている緑なのかわからなくなっているという面白い体験でした。

いつぞや、敬愛する福森雅武先生が、「その場の空気が変わるくらいの花でなくてはいけないんだね。概念や形から入るんじゃないんです」と仰っていましたが、少しは場の気も変わりましたでしょうか。「本紙に掛かってはいけない」などと頭で考えていたら、このようには生けられなかったように思います。

今回このような事をしてみて、軸や花、器などによって、空間が生気を帯びてゆく様を体験し、誠に面白いものだなと感動しました。

家や部屋ですら、置いている物の気によってどんどんと表情を変えて生き生きとしてくるのですから、人間が日々、自身の身を置く場の大切さといえば言うまでもなく。
修行僧の為に夢窓国師が作られた庭、掃き清められた僧堂の清々しさを思い出すのでした。

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今週の花

 

150415-1.jpg

おはようございます。
まずは無文老師(山田無文老師/研究所の初代所長でいらっしゃいます)に。ヒューケラの赤い葉っぱと、何の花でしょう。持ってきてくれた上司もわからないそうです。おわかりの方がいらっしゃいましたら是非ご教授くださいませ。西洋的な寄せ植えに使われそうなお花ですね?!

150415-2.jpg古代ガラス写しの花瓶(作・佐藤聡)に、スノードロップと、またまたヒューケラの赤い葉っぱを。

150415-3.jpg“仏の座”とは!!!「なんともこの花の名前を付けた方は、命の美しさがわかる方だったのだなぁ…」と、いつも群生する姿を見ては思います。雑草なんて無いのですね。淡い紫と濃い紫が美しいので、ムスカリと二種だけで、ロンボク島の素朴な壺に生けました。

日々、花を楽しんでいます。
私自身、昔は流派の花を学んでいましたが、今ではそこからも遠ざかり、それでもまだまだ花を生かす方法を知りたい、せっかく摘まれたのなら、彼ら(彼女ら?)の美しさを生かしたい!と思っていましたので、花の先生を探したりしていました。
そんな中、鎌倉の東慶寺さんで花のレッスンがあるのを知り、念願叶ってお邪魔し、いっぺんに雨宮ゆか先生によるそのレッスンに魅了されました。
そして、今年度のサンガセミナーでは、京都・鎌倉共にレッスンを受け持っていただく事に。
お寺さんも、一般在家の方も、皆で花を楽しみましょう!

サンガセミナー・京都講座はこちら/鎌倉講座はこちら
お申し込み受け付けております。 ご参加お待ち申し上げております。

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花筏

 

150413-1.jpg先週は雨の多い一週間でしたね。地元の川面が、花びらで桜色になっていました。

150413-2.jpg桜が散り始めると、昔は(いや、つい最近まで)少し淋しい気持ちになったものです。「自分も通常運転に戻らないといけないぞ」と、浮き立っていた心もトーンダウン……。

でも、今は葉桜もいいなあと思います。終わりを惜しむより、次の季節への期待に気持ちが向くようになってきたのでしょうか?

終わるもなにも、季節はただ巡っているだけなのですが、自分の心が変わるだけで見え方が変わってくるものですね。楽しみが増えてうれしいです。

改めて、今年度も引き続き一日一日を大切にしていこうと思っているところです。

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花祭り 釈迦降誕会

 

2015_04_07_0486.jpg

本日は、お釈迦様の誕生日。お花祭りです。

自坊の本堂でも花御堂に誕生仏をお祭りし、お釈迦様の誕生の時に天から降り注いだといわれる甘雨にみたてた甘茶を潅ぎ、お勤めをしました。

私が子供だった頃には、あたりの田んぼにはレンゲの花が一杯でしたので、それらを積んで来ては花御堂の屋根に貼り付けて飾っていましたが、今はレンゲもあまりみなくなりました。
それゆえこのところ毎年は、造花で花御堂を飾っていたのですが、今年は、境内で花を積んできてお釈迦様の回りを花で飾って差し上げました。

最近は、近所の子供たちも甘茶に見向きもしないのでお参りにもこないのですが、住職一人が悦に入っている感じです。

 

2015_04_07_0492.jpgしばし、お釈迦様になった気分で、花と戯れておりました。

お釈迦様、お誕生日おめでとうございます。今年もいい一年になりますように、お守り願います。

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もうすぐ花まつり


150406.jpgいよいよ4月8日は、花まつり(お釈迦様生誕のお祝い)です。

長年、「あぁ、私も自分の家でこのめでたき日をお祝いしたいなぁ……」と願ってきました。
昨年も用意ができずに悔やみ、「来年こそは絶対にするぞ」と決め、とうとう、友人で木彫をしている岸野承氏にお願いして、誕生仏を誕生させてもらいました。

と、これを書いていますのは、3日(金)ですのでまだ届いていませんが、明日届くようです。
心のうちでお祝いするのみでも充分なのですが、型や対象があると、気持ちが入りやすくなりますね。


なぜかクリスチャンの人口比率は少ないであろう日本において、クリスマスがあれだけ祝われ(それはそれで良いのですよもちろん)、信仰は別としても、その日がイエス・キリストの生誕の日である事は誰でも知っています。

それにひきかえ、4月8日の花まつり(灌仏会)はさほど広まってはおらず、ましてやお釈迦様生誕の日などとは知らぬ方も多いわけで…。
せめてこの日の事を知ってほしいと、まずは自身で花まつりをし、友人知人など自身の周りから広めるべく小さな行動に出る、そんな記念すべき年となる事をわくわくしている次第です。
木彫ですので甘茶はかけられませんが、そのあたりは説明しようと思います……。

*写真は先日仕事でお邪魔していた麟祥院さん(東京)。様々な椿を生けて、中央に誕生仏を!というのが私の理想ですが、なかなかこのように椿が集められませんので、昼の休憩時に妄想しつつ、落椿を集めていました。

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不審花開

 

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自然界の奇跡的な造形を見る時、神仏の、宇宙の“はからい”を特に感じることができます。
いったい何が、この花を開かせるのでしょう。

東京・麟祥院にて。

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今週の花

おはようございます。

150324-1.jpg先週の椿が開きましたので、「椿しか生けたくない」という気持ちが変わって、一緒に水木を生けてみました。
まさに王道というべき組み合わせ。春のこの時期だけのお楽しみですね。

150324-2.jpg無文老師には、かわいらしい水仙を。

150324-3.jpg食べられるものを一緒に…というわけでもないのですが、なんとなく春!という感じ満載のこの二種。ふきのとうと菜の花です。
ぽっこりしているので、短くブーケのようにして生けました。
研究所はあまり日が当たらず、外がぽかぽかしていても寒いのですが、花々があると心あたたまります。
花便りでした。

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今週の花

 

150319-1.jpg花だよりです。
椿のつぼみを一輪生けてみましたら、それ以上生ける気がしなくなりました。蕾からのぞくピンク色がなんともいえぬ生命力を感じさせます。

150319-2.jpgクリスマスローズはうつむき加減でしたので、どうかなと思いましたが、案外かわいらしくおさまっています。無文老師に。

150319-3.jpg家では、研究所で生けたあまりをいただいて随分前に生けた梅と蕗の薹がまだ頑張っています。
春の光がよく映えるガラスに。蕗の薹は毎日ぐんぐん伸びますので、カットが必要です。
小さな草花からも、春の生命力を存分に感じさせてもらう毎日です。

お水取りも終わり、彼岸に入りました。本格的に春到来!でしょうか。
とはいえ、なかなか一度には暖かくなってはくれませんので、どうぞご自愛ください。

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今週の花

 


150309-1.jpgおはようございます。
上司の自坊より、梅に椿、ふきのとうが届きました。
また一気に春がすすんだようで、薄暗い研究所をぱっと華やかにしてくれています。

応接にはお気に入りの壺に、格好の良い枝振りの梅とクリスマスローズを。椿をあわせれば良いようなものですが、いつも同じだとつまらないので。

150309-2.jpg無門老師には椿を一輪お供え。一輪挿しは、唐銅のようにも見えますが、実は磁器に特殊な釉薬を施したもの(だったはず)です。

150309-3.jpg食べてよし、いけてよしのふきのとう。白い片口を花器にみたてて梅のつぼみと生けました。
まだ寒い空気の中、敏感に太陽の光の違いを察知してひょこりと顔をのぞかせる。春を告げるお役目を忘れない感心なお遣いです。


150309-4.jpg香合はこの時期ならではの椿。
備前ですが、「作家の方は椿がとても好きなのだろうなぁ…よく観察されているなぁ」と、毎年箱から出す度にしげしげと眺めてしまいます。
そんな作家さんの思いに触れる事からも、自然を慈しむ尊さを教えていただいています。

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今週の花


150303.jpgおはようございます。
桃の節句ですね。旧暦でなければ桃は咲いていませんが?!

研究所にも春がやってきています。

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今週の花

 

150203-1.jpg極寒の二月。京都も雪が降りました。
お花も少ない季節ですが、その分椿の開花が楽しみな頃でもあります。
無文老師にお供えを。

150203-2.jpg先週終わりかけた水仙ですが、蕾だったものがまた咲いていました。
葉は黄色くなってしまいましたので、クリスマスローズとともに小さな器に。

150203-3.jpg最近では様々な種類をみかけるようになりましたクリスマスローズ。
うつむきかげんに可憐に咲くその姿形が日本人の心を捉えたのでしょう。実は明治時代には薬として日本に入ってきており、茶人には茶花として愛されたようですが、庶民にはまだまだ高嶺の花、観る機会も少なかったようです。
現在ではどこのお花屋さんでもわりと簡単に手に入るようになりましたね。

どの種類を観ても「クリスマスローズ!」だと思っていましたが、本来はどうやら違うよう?!→こちらに詳しく、興味深いお話でした。
もったいないかな?!などと思いつつ花を摘んで生けていますが、蕾だったものもどんどん膨らみ、花を咲かせ、とても愛らしいものです。

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つらつら椿

 

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つらつら椿 つらつらに、、、

昨夜帰りましたら、玄関に椿の花束が。
心躍りながら自宅に生け、今朝は研究所にも。
なんでもない日のこういった心遣い、嬉しいものですね。

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寒苦に耐えて咲く

「梅は寒苦に耐えて咲く」

140108-1.jpg禅語にある有名な句でありますが、水仙や臘梅もしかり。
上司の自坊より今年一番に届いた花を生けます。

木々も枯れ落ち葉は踏み敷かれ、色の無くなったかのような庭に、馥郁たる香りを漂わせ咲く花。
年始の雪をもろともせず花開かせるその姿に、可憐ながらも強さを感じ、感動します。
毎年毎年同じ時期に花を咲かせるわけでありますが、毎年毎年出会う度に感動します。そういう力が、人には秘められているのだなぁ・・・と有難くも思います。

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そして、このような厳しい季節に花を咲かせるのだ、私も辛い事もあれど……と、一輪の花に慰さめられつつ、今日も生きています。

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東慶寺の秋をいける 「二人の花」展

 

141111-1.jpg境内は秋の花ざかり

鎌倉の東慶寺さんにて一度受講してみたいと思っておりました“挿し花教室”
ちょうど用事があり東京へ趣く日程と都合良く、参加して参りました。

141111-2.jpgこの日は、東慶寺の寺庭・井上米輝子さん(季刊『禅文化』にもご執筆いただいておりました)と、花を教えてくださる雨宮ゆか先生による「二人の花」展が開催中で、それにちなんだワークショップ。普段のお稽古とはまた別に教室が設けられていたのでラッキーでした。

141111-3.jpgレッスンは東慶寺さんのギャラリーにて。なんともかわいい花々が用意されています。この中から、自分の好きなものを選んで生けるのです。好きな花を自由に選べるお稽古!なんと幸せなことでしょう。

141111-4.jpg花器も、先生がお持ちくださった物の中から自由に選んで生けます。これもまた良い!選ぶ花、選ぶ花器、参加者それぞれの個性が出て興味深いものです。

141111-5.jpg花留めや剣山などは使わず自由に生けつつ、先生が要所要所でアドバイスをくださいます。私も流派の花は何年か学んでいましたが、この自由な雰囲気はとても新鮮で有難いものでした。
いくつものヒントをいただきましたので、これからの日々の花生活に生かしたい!と思います。
上写真と下写真、私めが生けました花です。

141111-6.jpgさらに、井上米輝子さんと雨宮ゆか先生の花をご紹介。「どれが米輝子さんのお花で、どれが先生のお花ですか?」とお尋ねすると、「どれだろー。枯れたりするとお互いが入れ替えたりしているので、どれがどれって言えないですね!」と。なんと自由なのでしょう。これもまたまた「良いなぁ・・・」と思いました。

141111-7.jpg様々な種類のタデを生けてらっしゃいます。立派な壺に、タデが主役とは!!!!!

141111-8.jpg蔓のものの生け方の参考になりますね。その他、様々な花器に東慶寺さんの草花が生き生きと生けられており、空間全体が喜んでいるかのようで、とても豊かな時間を過ごさせていただきました。花に触れている時間は良いものですね・・・・・・。東慶寺さんでのレッスンや、雨宮先生のスタジオでのレッスン、是非ともご体験なさってみてください。

141111-9.jpg帰りの新幹線では二重の虹が!有意義な休日となりました。

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今週の花

 

141022-1.jpgおはようございます。今週の研究所のお花です。
まずは、そのあたりに生えていましたオオイヌタデと紅葉した狗尾草。タデの種類はどれも生けるとかわいらしく、気に入っています。白磁の壺には秋の草の風情が似合いますね。

141022-2.jpg無文老師にはピンクの花を。イヌタデとピンクの秋明菊です。イヌタデは何かの花に添えて使うとかわいらしいです。ピンクのコスモスに添えたりと、ピンク×ピンクでもうるさくならないので気に入っています。

141022-3.jpg書架の空いたスペースには、大文字草。そして下写真はお玄関。賑やかな秋の彩りが上司の自坊よりやってきてくれました。自然にくるりと一回転した水引がおもしろく、そのまま生けてみました。

141022-4.jpg和尚様方も、流派の花を習う事はしなくとも、自身で自坊に生える草花一輪、生けたいとのお気持ちはおありの模様。ちょっとしたコツを覚えるとさらに楽しくなると思いますので、来年のサンガセミナーでは、そのような講座もさせていただこうかな・・・と、講師の先生を探しているところです。
もちろん一般の方も参加可能です。 お楽しみに!

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今週の花

 

141016-1.jpg今週も上司の自坊より色々な花が届いております。
が、今回はこちらのみご紹介。白ホトトギスと白水引。秋の露を思わせます。

秋露白如玉

ホトトギスは様々な種類、色がありますが、この白ホトトギスが一番好きです。白は難しくて、地植えをすると負けてしまい、他と同じ色になってしまったりする事もしばしば。
貴重な、ありがたい一輪です。

141016-2.jpgおまけですが、自宅では今はラオスの籠に大文字草です。ユキノシタ科ということですが、ほとんど一緒・・・に見えますね。
蝶々みたい!と言うかわいらしい友人もいれば、私はやっこさんに見えて仕方ないのでした。布は面白い文様の描かれたインドネシアのバティックです。
春の花の華やかさも良いのですが、私は秋の花の風情を愛しています。

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茅を肥やしに&秋の野の花


141002-1.jpg友人の田んぼの稲刈りが終わりました。
近くの民家にて茅葺き屋根を葺き替えるらしく、いらなくなった茅をもらいに行き、それを田んぼの堆肥にするというので、都会育ちの私としてはことに珍しく、一緒についてゆかせてもらいました。

141002-2.jpg屋根から下ろされた茅の多さに、軽い軽いあの茅がこんなに幾重にも葺かれているのだという事を初めて実際に知りました。できあがってから見たのでは、想像がつかぬ量なのです。
それにしましても、“屋根”というお役目を終えてなお堆肥として活躍する茅。なんという素晴らしいサイクルでしょう。

141002-3.jpg結局、お手伝いするはずが使いものにならない私は見ているだけ・・・・・・(記録係)。田んぼに茅を降ろす作業の時は、畦に咲く野の花摘みを。秋のかわいらしい草花が色々と。

141002-4.jpg地元の方でも「珍しい!!!いつも探しているのになかなかみつからないの!!!」と仰る曙草もみつけました!可憐ですね。
山へキノコ狩りにもでかけ、良き秋の休日でありました。

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今週の花


おはようございます。
いつも上司のご自坊からやってくる花が、やってこない時には、そのあたりに生えている美しい草花を生けます。

140930-1.jpgまずは魚籠に、(おそらく)犬ほおずきの実がつきはじめたものを。魚籠の風情と合っている気がします。少し寂しいので黄色いタンポポの一種?の花を添えました。

140930-2.jpg狗尾草(えのころぐさ)が紅葉しはじめました。とっても綺麗な赤紫色になるので大好きです。
すぐにしぼんでしまいますが、露草を添えました。

140930-3.jpg犬ほおずきに、山ごぼう。実がたくさんでかわいらしい草たちは、生けていても楽しいものです。

140930-4.jpg最後に、無文老師に露草をお供えしました。
今週の花でした。

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今週の花

おはようございます。
お彼岸で我が研究所のお坊さん達も大忙し。この時期になると決まって顔を覗かせる彼岸花。ふしぎなものですが、そういった大いなるもの(自然?)の働きに感動を覚えます。
では、今週の研究所の花をご紹介します。

140924-1.jpgまずは無文老師にお供え。最近コスモスがよく(上司の自坊より)やってくるので、老師のお供えもピンクで華やかです。ラベンダーセージ(紫の花)は、あまりに花が付きすぎて立派なので、実はしごいて花を落として、先の方だけ利用しています・・・・・・。かわいそうですが、他の花もラベンダーセージも生かす為に。あとは高さを出す為に水引を添えました。

140924-2.jpg今年の夏に参りましたラオスで求めた魚籠に、水引と下野を。小さな籠ですので、少しだけにしました。敷いている布はインドネシアのバティックです。

140924-3.jpg山ごぼう。毛虫がつきやすいので要注意。空地などによく生えていて、生けるのに重宝します。花器は昔研究所で販売していたという?!垂撥(スイハツ)掛け花入です。


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残った小さな小さな枝などは、小さなガラスに。下野と白い水引です。

140924-5.jpgアタ細工の籠(ベトナムにて求めました)に、赤い水引と下野をのぞかせました。
なんとなく薄暗い雰囲気の研究所を、今週も花や草が明るくしてくれています。
遠くのご自坊より、電車に乗って研究所にやってくる上司が、たくさん花を持ってきてくれるというとても有り難い職場です。



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今週の花

今週も上司が自坊より、花を持ってきてくれました。
さっそく飾ります。

140916-1.jpg無文老師に。コスモスと水引だけでは寂しいので、ハナミズキの葉を添えて。

140916-2.jpg玄関はすっきりと。白磁の壺(岸野寛作)に、ハナミズキの赤い実と、鳴子百合の葉のみを生けて。少し寂しいかもしれませんが、下の花もお玄関に生けていますので、ごちゃごちゃしないように・・・・・・。掛花には、水引とコスモス一輪と、禊萩を飾りました。

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書架の空いている空間には、ロンボク島(インドネシア)の壺に、秋海棠を。葉っぱが大きいので、こういった壺にもよくおさまってくれます。

140916-6.jpgコスモスは茎が弱いので、短くブーケ風にして、紅白の水引と、禊萩を添えました。秋海棠の葉で受けてあげます。秋海棠の葉は、いろいろ使い勝手が良いです。


140916-5.jpg上から見るとこんな感じ。
花遊び。楽しい朝の日課です。

 

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研究所の花

 

140911-1.jpg

秋らしくなり、秋の花が楽しみな時期になって参りました。
飾れる間だに!と、山ごぼうを。くねくねとしなっていますので、どんな花器にも生けやすいです。

140911-2.jpgヒヨドリジョウゴです。この花が赤い実になりますと、ヒヨドリが好んで食べるそうな。ベトナムの籠に生けました。いまいちうまく生けられず・・・。

140911-3.jpgそして無文老師には、コスモスと紅白の水引で明るく。
花を自由に生けられることに感謝です。いつもありがとうございます。

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今週の花

おはようございます。
さっそくお盆を終えた上司の自坊より、花がやって参りました。

140827-1.jpg秋海棠は、そのまんまで大きな葉っぱを生かしてバランスよく立ってくれます。何もする事はありません。

140827-2.jpgインドネシア・ロンボク島で作られた壺に、様々な色の花を。南国の壺なのではっきりした色合いも受け止めてくれます。

140827-3.jpg無文老師には秋の装いを。水引にチョコレートコスモス。
研究所花だよりでした。

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今週の花

一日で終わってしまうのでかわいそうか・・・と思いながらも、暑い夏の一輪には木槿の出番が多いこの頃です。

140729-1.jpgそんな中、こちらも大活躍。うちのマンションの空地に群生している山ごぼうです。
田舎の山でよくみかけた記憶があり、おおよそ都会ではみかけないような気がしていたのですが、意外と空地などに群生しているものですね。
今回は短く生けましたが、長い枝をピッチャーなどにわさっと生けても素敵なので気に入っています。緑があるだけで、暑さも少しやわらぎます。

140729-2.jpgさらに、山ごぼうのみならず、珍しい草も!鵯上戸(ヒヨドリジョウゴ)です。有毒だそうですが、実はヒヨドリの好物だそうな。人間が使うには、酢などにつけてからヘルペスが出た時に塗ると効くのだそうですよ。

マンションの溝に生えているとは、ヒヨドリが種を運んできたのでしょうか。
夏になり、花がもたない季節になんとも助かっています。花を生けていると、自身の住んでいる近辺で、普段は気づかないような事にも気づかせてくれます。
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通勤路のたのしみ

毎年のようにご紹介しているかもしれません。
この季節になると必ず出勤前に参拝するお寺があります。

140725-1.jpg立本寺さん(京都市上京区・日蓮宗のお寺です)です。
この花ほど、蕾から花が咲き、枯れゆく姿、枯れた後まで美しい花が他にありましょうや。

140725-2.jpg140725.jpgちょうど雨の後で、葉に残るしずくが玉の如く。季節的には違いますが、禅語の“秋露白如玉”を思いました。

*秋の朝、葉の上の露が玉の如く丸くなっている光景。露は紅葉の上ではあかね色に、青葉の上では緑色に姿を変えます。その露の性質を、無我に徹して自由自在にあらゆる立場に身を置く事のできる理想的な修行者とみている禅語です。

140725-3.jpgこの花を仏様の台座に・・・と考えられたのもわかりますね。ちょうど台座のような形で咲く一輪に遭遇できました。

140725-4.jpg散った花びらにもうっとりしてしまいます。

140725-5.jpg枯れてなお・・・花材にも良いですし、蓮の実納豆にも!!!
先日ご紹介しました黄檗宗萬福寺さんの名物です。なんでも隠元禅師が作り方を日本に伝えられたのだとか。こっくりとした、栗のような豆のような滋味深い味がしますよ。ご参拝の折にはお土産にされると珍しく喜ばれると思います。

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平林寺の花

 

 

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昨日ご紹介しました、野火止平林寺。境内でみつけた花たちです。雨あがりでイキイキしていました。まずは擬宝珠の花(上・下写真)。

140710-2.jpg140710-3.jpg山紫陽花。楚々とした風情が美しく、茶花によく使われます。

140710-4.jpg立派な夏椿の木があり、周りには落ちた花が。

140710-5.jpgピントが合っていませんが、ねじ花です。別名、もぢずり。

140710-6.jpg秋海棠も咲きかけていました。お寺には、茶花として生けられるような花が豊富。お庭をめぐっていても飽きるという事がありません。寺院参拝の折には、花にも注目してみてくださいね。

140710-7.jpgおまけ。この子達は毎日庭に遊びに来ているようでした。このお庭を遊び場にとは、センスが良いですねぇ。毎日会っていれば、手から餌でも食べるようになるのではないか?!と思いつつ、彼らの行動を目で追い、楽しませてもらいました。

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「蓮-清らかな東アジアのやきもの」 -東洋陶磁美術館-

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先日少し書かせていただいた、“藍”もそうですが、この花も世界中、特にアジア諸国で象徴的な存在とされています。
東洋陶磁美術館にて開催中の「蓮-清らかな東アジアのやきもの×写真家・六田知弘の眼」を観てきました。

仏教で、泥の中より美しい花を咲かすという事でよく説法などにも登場したり、身近なところで言えばお盆のお仏壇やお墓の花にはいつもより特別に豪華に蓮の花が加わったり、物心つく以前からもう「特別」な感じのするこの花ですが、先入観無しに観ても、惹かれない人がいようはずもないであろうと思えるわけです。

ギリシア神話などでは、人間を誘惑する物の象徴、エジプトでは再生の象徴(蓮と睡蓮を厳密に分けないようですが・・・)のように書かれているそうな。
とにもかくにも、国や宗教によっての解釈は色々あれど、我々を惹き付けてやまない花である事は世界共通であるようです。

そんな花のモチーフが描かれた東アジアの器ばかりを鑑賞できるこの展観。陶磁器に描かれた蓮を見るだけで、もう頭には、「あの時に見たかの美しい蓮・・・」というのが想像できています。
ので、あえて写真展も一緒にする必要性があるだろうか・・・と個人的には思いました。今月27日(日)まで。

140701-1.jpg蓮の原産はインドとされているようですが、私の場合二度のインド滞在では、蓮よりも様々な種類の睡蓮をよく見かけました。
全く話が変わるのですが、この花を見ていると、黒田清子さんのお印が未草だったなぁ・・・・・・と、彼女のご結婚の際の立ち居振る舞いの美しさを思い出すのでした。

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研究所の花


140624-1.jpgそろそろ、花が一週間も持たない季節ですので、たびたび研究所の花も生けかえております。近頃の花のご紹介です。
まずはピッチャーに、山帰来。秋には真っ赤な実となり、リースなどによく使われます。山にでかけた際に採って来ました。

140624-2.jpg蛍袋も、まだ小さな蕾の頃。こちらも山で大量に咲いているものを。青々して清々しいのです。下草には利休草を。

140624-3.jpg無文老師には、野アザミの花を二輪ほど。

140624-4.jpg銀彩ボウル(陶器です)には、山ぼうしを。

140624-5.jpg蛍袋に、下野(しもつけ)です。

140624-6.jpg紫陽花に斑入りの矢筈ススキ。花器はいつからか研究所にあるものです。自分で選んでは買わない類の花器ですが、これがなかなかに生けると意外と楽しいのです。

140624-7.jpg矢筈すすきに、八重のどくだみに、下野です。

140624-8.jpgおまけ。自宅には、7月の祇園祭への期待のおもいをこめて、姫檜扇水仙を。本来は祇園祭のシンボルといえば、もっと立派な檜扇水仙ですが・・・。
お粗末さまでございました。

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今週の花


140616-1.jpg上司の自坊よりやってきました柏葉紫陽花。
立派な枝でしたので、信楽の耳付きの大きな花入れに、矢筈ススキと一緒にがさっと生けていました。が、日が経つと白い花に茶色い痛みが混じり始めましたので、短かく切ってこぼれんばかりに銀彩ボウルへ生けてみました。葉っぱも枯れてしまいましたので普通の紫陽花の葉っぱをそえて。

140616-2.jpg研究所横に植えている朝顔が咲きました。初咲きです。「どうだ、見てくれ!」なんぞこの花はこれっぽっちも思わないのでしょうが、人間の勝手で、「誰も見てはくれないような場所だとかわいそうだ」と、玄関に生けました。が、その命短かし・・・・・・昼にはしぼんでしまいました。
朝顔といえば、利休さんが太閤さんを茶室に迎えるにあたって、庭の全ての朝顔の花を落とし、茶席に一輪のみ生けた事を思い出します。茶室に入った時の太閤さんの感慨や如何に・・・。

140616-3.jpg柏葉紫陽花はこんな風にも使えます。なんとも、よくもこんなにうまく咲くものだ・・・と完璧な花のシルエットに改めて驚きます。
研究所の花だよりでした。

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先々週と先週の花


140603-1.jpg花のおかげで、季節のうつろいをごく身近に楽しめています。
まずは、先々週ですが、菖蒲に郷麻(ごうそ)にい草を生けました。水辺の草花が大活躍する季節ですね。いぐさは、ぼんぼりのようなものがついていてそれはかわいらしいのです。上司の自坊近くではそこら中に生えていて珍しくも無いようですが、都会では逆に手に入れたくても手に入らないような花材です。写真ではわかりにくいのですが、菖蒲よりもスーッと上に伸びている細い細い草です。これが畳になるのですねぇ・・・。勉強になります。

140603-2.jpgこちらは、い草(一番背が高い草)、郷麻、そして剣山を隠す為に、研究所の横に咲いていたユキノシタを生けました。銀彩ボウルに、涼しげです。

140603-3.jpg同じ花材を、研究所にありました平茶碗に生けてみました。黒いのは蟹の置き物です。水辺にちょろちょろと顏を出す沢ガニをイメージして添えました。

140603-4.jpg無文老師には、い草とユキノシタをお供え。

140603-5.jpg紫陽花も色づき始めました。これから約一ヶ月間だほど、生けるのが楽しみです。暑くなってゆくこの時期でも長持ちしてくれて、有り難い花です。

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今週の花

 

140520-1.JPG研究所の花のご紹介です。大好きな鉄線の季節です。今回はベル鉄線を生けてみました。

150520-2.JPG上司のご自坊より、花菖蒲が届きました。スッとした立ち姿、美しいですね。


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枝は、花蘇芳です。紫の花が終わり、芽をだした若葉がかわいらしいので、生け続けています。

150520-4.jpg姫りょうぶの良い枝ぶりを利用して。姫りょうぶは、どんな花にでも添える事ができ、他の花を引き立たせます。主張しないのに無くてはならない存在。人間もそうありたいところ・・・・・・。

150520-5.jpg無文老師には、カタバミとヒメジョオンを。
そろそろ、お花のもちが悪くなる頃ですが、その場の気が良くなりますし、なごみますので、毎日飾りたいものです。

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今週の花

 

140501-1.jpg今週の研究所の花。
山で採ってきた虫狩りに、友人宅の庭でみつけた貝母(バイモ)。
この季節、山に入れば、この虫狩りに三つ葉ツツジが満開です。

 

140501-2.jpg無文老師にはスノードロップを一輪お供えしました。

140501-3.jpg玄関には、上司の自坊より斑入りのなるこ百合が。可憐ですね。

140501-4.jpgおまけ。同じく山に入った折に採取した三つ葉あけびの花は自宅に飾っています。この枝振りを見て、あまりにかわいい花を眺めていると、自然の花とはそのままで完璧な美しさだな・・・・・・と思わされます。ちなみにこの花、天ぷらにしても美味しいのだと友人が言っていました。
研究所の花だよりでした。

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今週の花

 

140415-1.jpg愛らしい春の花が次々と開花する頃ですね。
今週は、我が家のベランダよりおでましの花々です。籠はリトアニアの手しごと。

140415-2.jpg玄関にはクリスマスローズを。ロンボク島(インドネシア)で求めた小壺に。この小壺、どんな花も受け容れて、花がよく映えますので重宝しています。下に敷いた布は、秦泉寺由子先生の竹染めです。

140415.jpg書架の空いたスペースには春の花色々を。難しい本ばかり、少し薄暗い研究所を明るくしてくれています。

140415-3b.jpg無文老師には椿を一輪。
研究所花だよりでした。


★おまけ
上司が自坊より持ってきてくれました椿。お釈迦様の誕生日にこのように咲いてくれました。

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春はあけぼの -早朝の天龍寺参拝-


140408-1.jpg朝の早い時間に、天龍寺さんにお邪魔してきました。
この時期の百花苑の桜を初めとする様々な花々は、まさに百花というにふさわしい華やかさです。

140408-2.jpgおよそ樹齢70年から80年くらいのしだれ桜がそれは見事。

140408-3.jpg柔らかな桜色が、青空に映えます。

140408-4.jpg百花春至為誰開。

140408-5.jpg百花苑の山を登ってゆくと、遠くに比叡山まで望むことができます。まさに絶景。

140408-6.jpg桜とお寺の屋根を上から眺むるという不思議。

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何度来ても感嘆のため息がもれます。開山夢窓国師作庭・曹源池庭園。雲水の修行の為にある庭。今も夜にはこの庭の前で雲水が夜坐をします。まさに、生きている庭です。夜に坐り、時間がたってくると、ぼぉっと浮き上がって見えてくるそうな。これは修行を経験した方にしかわからない特権ですね。

天龍寺さんは朝8時半から参拝できます。早起きは三文以上の徳。是非とも朝一番にご参拝なさってみてください。


追伸
本日はとてもおめでたい日ですので、花でブログを飾ってみました。

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京都の今

 

140401-1.jpg都の春。京都御苑にて。早咲きのしだれなどはもう満開です!
花を求めて集う人々を遠くから眺めるのを、今年は楽しんでいます。

140401-2.jpgと言いつつ、やはり近づいて写真も撮ってみたり・・・・・・。

140401-3.jpg本日より新年度。
どうぞ引き続き、禅文化研究所を宜しくお願い申し上げます。

 

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今週の花

 


140318-1.jpg自宅で花を生けてみましたが、せっかく咲いた花を摘んで、自然から恵みをいただいたからにはたくさんの人に見てもらおう・・・と、研究所に持参し、生けています。
上写真は、伊賀の土楽さんのお庭でいただいてきたお花。梅も椿も良い枝ぶりで、どの枝をいただこうかとワクワクします。地面を見ればぽこっ、ぽこっと、フキノトウが。

140318-2.jpgそして今朝、自宅のベランダでは小さな水仙が花を咲かせました。小さく可憐ながら、目を引く黄色で存在感アピールです。

140318-3.jpg無文老師には、上司が自坊より持ってきてくれた椿を。

140318-4.jpg応接室には、これも上司の自坊より、山茱萸と椿。香合はさぬき一刀彫の達磨さんです。
冬から春にかけて季節が移ろう時期の花を、存分に楽しませてもらっています。

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福森雅武 山の木と花 -冬を生ける-

 

140226.jpg以前ブログでもご紹介しましたが、岐阜県大垣市のお茶屋屋敷跡(慶長九年〈一六〇四〉頃、徳川家康が岐阜城御殿を移築させた将軍専用の休泊所跡)にある矢橋家別邸にて、「福森雅武 山の木と花 冬を生ける」(栄中日文化センター特別講座)が開催されましたので、お手伝いとしてお邪魔させていただきました。

とらわれの無い世界にいる人が生ける自在の花は、私の心まで自由へと解き放ってくれるようでした。
とらわれが無い分、素晴らしい器を見て感じたり(先生は、器がどう生けるかを教えてくれると仰います)、自然の中へ入って花を見て自然と一体になると、“生け方”というのは無限に可能性が広がり、先生の発想はこちらが思い及ばないものばかりで、ハッとさせられ続けました。
いつも真っ白でいらっしゃるからこそ、一期一会の新しい世界を見させてくださいます。

周りには笑いがたえず、先生が一番楽しんでいらっしゃるようなのですが、その楽しさに誰もがまた一緒くたに楽しくなってしまうひとときなのでした。
学び多き一日でした。

この花の会の様子はこちらに詳しいです。是非ご覧になってみてください。

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自坊の花だより

 


20140225-1.jpg今冬は関東にものすごい豪雪をもたらしましたが、自坊のある滋賀県は、かえって毎年より積雪が少ないようです。とくに我々は南雪というのですが、滋賀県北部よりも、南部の方が何度も積雪しました。だから雪質も水分の多いベタベタの雪でしたよ。
とはいえ、もう三月の足音も聞こえてきたこのごろですが、まだ寒い日はこたえますね。

研究所に持ってきた蝋梅や梅の枝はだいぶ前から咲き誇っていますが、自坊の庭ではやっと満開で、とてもいい香りを漂わせています。梅もやっとチラホラと花を咲かせ始めたばかりです。

20140225-2.jpg梅の枝には蓑虫が冷たい北風に吹かれてユラユラと揺れていました。まだぐっすりお休み中のご様子。

20140225-4.jpg蓑虫は雄は成虫の蛾になって飛び回りますが、雌はこのまま蓑の中にとどまっているんだそうですね。夏になると、梅の葉っぱをあっという間に食い荒らすので、ちょっと困りものなんですが。

境内には今、ほとんど花がありません。水仙だってまだほとんど咲いていません。もう少し暖かくなると一斉に咲き始めるんですが。唯一、雪が降ったころにかわいらしい花を咲かせた、スノードロップ。可憐な白い小さな花です。

20140225-3.jpgWikipediaによると、「スノードロップは聖燭節との関係が深く、修道院の庭でよく育てられていた」ということですね。まぁお寺で咲いて心を和ませてくれるのもよしとしましょう。

さて、明日からは豪雪で沢山の被害が出た山梨県へ調査出張に出かけます。きっとまだまだ雪が残っていることでしょうね。

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春の足音

 

140224.jpgちょうど一ヶ月前に上司が自坊より持ってきてくれました山茱萸。
その時には赤い実を楽しんで生けていました。

人間はここのところの寒波に「寒い寒い」と身を縮こめていますが、そんな中でもかすかに聞こえてくる春の足音を彼らは聞き逃しません。
少しずつ少しずつ黄色い顔をのぞかせ、花を咲かせてくれています。

我々人間も自然界の一部。感じる心を失わないようにいたいものです。

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土楽窯・福森雅武 花の会

 

140127.jpg取材では何度もお世話になっております、伊賀は土楽窯の福森雅武先生の花の会が、岐阜県で開催されます。
以前開催された時の事は、季刊『禅文化』でもご紹介させていただきました後、ブログでもご紹介しました。

実際に花を生けられるのを直に拝見する機会はなかなか無いかと思います。とらわれのない、自然と一体となった花をご覧になりたい方は是非どうぞ。

詳しい情報はこちらから。

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満開の冬


140124-1.jpgふとした瞬間に春の気配を感じる頃となって参りました。
ふきのとうも出没しはじめているとかいないとか?!

とは申しましても、まだまだいっぺんには春は来てくれません。花材も限られています。
そんな季には、この時期だけに楽しめるものを。

上司がまたまた自坊より運んできてくれました大ぶりの枝!
臘梅に椿、そして山茱萸の真っ赤な実です。
お寺での生活は大変な事もたくさんあるのでしょうが、こういう豊かさは心底羨ましいものですね。
研究所が花や実で賑わっております。

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冬の野

140121.jpgおはようございます。
日曜日、京都の町は銀世界。もう少し雪を楽しみたくて比叡山へ。
冬の野に出て花・・・ではなく、実のものを摘んで帰り、ピッチャーに飾って冬の山の気配を部屋でも楽しんでいます。
自然からのお裾分けは、こちらが意識して摘まずとも完璧な美しさですね。


*お詫び
いつもブログを読んでくださる方には心より感謝致しております。さらに、コメントをたびたびいただける事にも職員一同よろこんでおります。
ところが、先日判明したのですが、システムの異常により、2013年7月頃から12月中頃までのコメントが当方が確認できないままサーバーから消去されてしまい、検討してみましたが復旧もかないませんでした。
コメントをくださっていた方には、当方が無視しているような状況になってしまっており、誠に申し訳ありませんでした。現在は正常に動作していますので、改めてコメント頂ければ幸いです。また、何らかのお問い合わせをいただいていた場合など、メールにてこちらまでお問い合わせ下さいませ。
お手数をおかけし、誠に心苦しい限りですが、何卒宜しくお願い申し上げます。

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初春

140110-1.jpg昨年末に、上司が自坊より持ってきてくれていました梅の枝やロウバイの枝。
外よりは暖かな研究所内で年越しをなさり、見事花を咲かせてくれました(上司の自坊ではまだまだ蕾は固いとのこと!)。

この、蕾がほころび花が咲く・・・という一連の“はたらき”には、いつも新鮮な感動をいただく事ができます。
花一輪で、玄関や応接は初春をことほぐ雰囲気に満ちています。

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今週の花

 

131213-1.jpg枝にみのむしが!!!


上司が自坊よりロウバイの黄葉した枝、梅の枝、侘助(椿)、すすき、ウィンターコスモスなどなどを持ってきてくれました。

先週の花もこの季節ですのでもちがよく、まだ元気でいてくれて、秋から冬へと移るもの寂しい季節ですのに、花ざかり!となっている研究所です。
持ってきていただいたものは全て使い、残ると家に持ち帰ってまた生けます。素人は素人なりに、楽しく生けています。ありがたいことです。

131213-2.jpgちなみに本日はまた違う上司が白菜を持ってきてくれました。
職員皆、今夜はお鍋でしょうか?!
お寺ならではの自然からの恵みに、感謝の一日です。

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開花

 

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蕾がぷっくりと膨らみ、まさに開花せんとする時、一番強い力を感じますね。
まだかまだかと待ちわびていましたら、先週末に開花しました。

こんな小さき花にも宿る神仏のはたらきに、感動しています。

咲く前の様子はこちら

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今週の花

 

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ほんとうは山へ分け入り、生ける草花を採取!が夢なのですが、都会ぐらしではままならぬ為、花屋へでかけます。
京都には比較的、野山の枝もの、和花などを扱う店が多く在り、店の主から色々と教えていただく事も多く、助かっています。
まず、研究所玄関には、寒桜の一枝と椿を。花器は西岡義弘作。


131203-2.jpg書架のあいた箇所には、なごりの老爺柿(ろうやがき)を。備前の小西陶古窯の花入れに。
そして家には、ゆく秋を惜しみ、冬を迎える気持ちをこめて、老爺柿と椿を生けています。
花器は土楽窯・福森道歩作の徳利です。

131203-3.jpg花はその場の気を変えてくれます。
私にとっては、日々のくらしに三度の飯と同じくらいになくてはならぬものです。

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山の花

131016.jpg自然界には不自然がありません。

お隣までは何キロか先・・・という山の中、大自然に囲まれた地に住まう長野の友人宅にお邪魔し、朝のさんぽで摘んだ草花です。
「あ、かわいいな・・・」と目にとまったものを、何も考えずに少し山から分けていただいただけなのに、それだけで完璧に美しい。
それもそのはず、この季節に、同じ山で育ったものを集めたのだから、不自然になるわけもないのです。
各地からやってくる花屋に並んだ花を、頭で考えてみて、「あの花とこの花を合わせよう」とまとめたのとは、わけが違うのですね。

福森雅武先生のように、山に入り木を切り花を摘み、床に生ける生活、長野の友人のような山の中での生活。憧れもしますが、私には私のくらしがあります。
都会に住み、家に飾る花はたいていお花屋さんでいただくしか無い日常であっても、賢人のくらしぶりに触れさせていただく事は、知らず知らずのうちに私に大きな影響を与えてくれています。
お花屋さんでの花選びも、何らか変化が出るかもしれませんね?!と、またまた頭で考えているうちはダメでしょうか。

いずれにせよ、最近私が気になる方、大好きで尊敬する方達は皆、職業や立場は違えども、“自然から学んでいらっしゃる”という共通点があります。私も都会育ちと雖も今からでも遅くはない!今以上に、意識的に自然の中へ入ってゆき、そこから学ばせていただくという機会を増やしてゆきたいと考え中です。

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秋 -研究所の花-

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研究所の玄関です。

ススキと栗の木が来訪者の皆さんをお迎えです。
秋ですねぇ。

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三時草

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三時草が、午後三時をお知らせします。

デスクに飾っていた三時草(爆蘭 ハゼラン)。
午後3時の茶礼で、皆にお茶とお菓子を出し終えて戻ってくると可憐な花を咲かせてくれていました。

いつぞや、お茶の先生に「三時になったら咲くから、三時草よ!すぐ覚えられるでしょ」と教わり、近くの空き地に群生していたので、摘んできて生けていました。
なごみます。

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今週の花

 

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この時期になりますと研究所周りの花壇にも花が少なくなり、毎日木槿が登場です。

たまには違う花をと持参しましたコヒルガオ。
淡い淡いピンクがなんとも涼しげでかわいらしく、こんなに繊細ですのに水もあがりやすく持ちが良いのです。さらに、生けてからも次々と花を咲かせてくれます。そんな強さに、やはり夏の花なのだな……と思います。

研究所にはどこからやってきたのか今や不明な花瓶がたくさん。その中にガラスの涼しげなものがありますので使ってみました。少しでも涼を感じられますように。

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ベランダ花便り

出勤前。
五月晴れの空のもと、少しの時間でも花と触れ合う時間を取ると、良い一日のスタートが切れます。
たとえ小さなベランダの一角でも、毎日の植物の変化には一喜一憂。

暖かくなるにつれ毎日ぐんぐんと蔓を伸ばして来たジャスミンが、甘い香りを漂わせて咲いたのを皮切りに、以前旅した小豆島のハーブ園で購入したシナモンゼラニウム(とても良い香なのです)が開花。小さいながらも存在感抜群。なかなかに強烈なピンクです。

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そして、多肉植物ばかりを寄せ植えしたこちらからは、にょきにょきと茎が伸び、黄色い花を咲かせた子をご紹介。鈴なりで、自然の形とはどうしてこうも美しいのかと思わされ、根本に近い花から順に開花してゆく姿を毎日うっとりとしながら眺めています。

130517-2.jpg最後に、あまりに可憐な山紫陽花の鉢植えが最近仲間に加わりましたので、山から少し分けていただいたガマズミと一緒に、少し剪定して古染付の蕎麦猪口に。

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叡山すみれ 命の循環

小さきものにも確実に存在する、命の循環。

130516-1.jpg我が家の小さなベランダでも、精一杯に咲き、可憐な花を楽しませてくれた叡山すみれ。

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花が終わると、ぷっくりと種を抱えるようになります。
いつはじけるかな?!と楽しみに待っていますと、昨日の朝、はじけていました!なんとも豪快なはじけっぷりです!より遠くへと種を飛ばそうとするのですね。
友人たちにも、種をもらってもらいましょう。

130516-3.jpg今日是非ともご紹介させていただきたかったのは、こんな小さな命の輝きを写真に撮り続けて来た、埴沙萠(はに・しゃぼう)さん。
NHKで彼の事が放送され、今大注目ですね。昨日の朝は、沙萠さんきどりで撮影してみました(もちろん、沙萠さんのようにはじける瞬間は撮れませんが……)。
沙萠さんのサイトには、小さな命の輝きがいっぱいに詰まっています。そこから学べる事は大!是非とも探検してみてください。
こちらから

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散りゆく桜




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1週間前の休日の事ですが、このような桜を拝んでおりました。
本当に今年は咲き始めるのも散るのも、早かったですね。
散りゆく桜を惜しまず、そこに心とどめず、今は今を楽しもうと思ったのでした。

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氷室神社の桜 -奈良-




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奈良市内、ちょうど奈良国立博物館の前あたりにあります氷室神社の枝垂れ桜が、それは見事でした。
どの角度から観ても、えもいわれぬ見事な美しい枝ぶり。ことばはいりませんね。

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法金剛院 -京都市・花園駅近く-




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昨日の"寄り道"にひきつづき、今度はお昼休みにお邪魔してきた法金剛院さんのご紹介。

そう、花園駅すぐ近くにあるこのお寺、お昼休みに拝観に行って帰って来る事が可能です。
なんと優雅な昼休みでしょうか。昼休みにも、やはり"お寺"です。

京都では珍しく、唐招提寺に属する律宗のお寺。
藤原璋子・待賢門院が復興に尽力した寺で、平安時代ならではの極楽浄土を模した庭と、四季折々の花が美しく、"関西花の寺第十三番霊場"となっています。
花ばかりか、数多く残る仏像もそれは見事で、本尊阿弥陀如来、文殊菩薩など、平安時代の仏を拝み、この庭を眺めれば、しばし平安貴族の世にタイムスリップです。
そして、十一面観音巡礼をしている私としては、こちらにおはします観音様の瓔珞の美しい事にしばし昼休みである事を忘れて拝んでいたのでした。蓮の台座にまで瓔珞が......。荘厳です。

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もちろん、桜も枝垂れはもう満開。待賢門院を深く思慕したと伝わる西行さんも、このお寺へはよくおいでになったとか。その頃の桜はどのようであったか...と、桜を愛した西行さんをも思います。

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ここの所、曇りや雨の日が続いていますが、晴れましたら次はどちらへお邪魔しようかと楽しみにしています。

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平等の春




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我がマンションの小さなベランダにも、春は平等にやってきてくれます。

昨年購入したすみれから採れた種を植えていましたら、ちゃんと芽が出てこのとおり、小さな花を咲かせてくれました。
なんと嬉しいことでしょう。

  不審花開今日春

この小さな自然がどれだけこちらの力となり、癒しとなることか。見る度に感動してしまいます。
緑に囲まれた環境に住んだり、身を置く事ができればどれだけ素敵だろう……とも思いますが、都会のマンションにでも、市中の山居をつくる事は、心がけ次第で可能ですね。

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そして、お隣で花開いた雲間草に目を向ければ、なんと一枚の花びらが真紅に!
紅白になり、これは吉祥の兆し!と、勝手にポジティブ思考な私です(まぁ、恐らくは、白い花によく見られる先祖がえりだったりするわけですが、それにも何らかの力が働いているわけですよね)。

桜も咲き始めました。さぁ、いよいよ本格的に春の到来ですね。良き週末を!

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是什麼 -今週の花-




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是什麼
これなんぞ   天龍寺派前管長 平田精耕老師


日本水仙の美しい季節ですね。
さざんかの蕾とあわせました。
まさに開かんとする蕾より、生命のシャワーを浴びたいもの。

花器は、岸野寛さんの黄瀬戸竹花入です。

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京都御苑の春




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昨日も少しご紹介しましたが、京都御苑の春の訪れです。
蝋梅は満開でかぐわしく、梅も花開き、寒桜の姿も。

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梅林が満開になれば、桃林の桃も花開き、それが終わる頃にはいよいよ桜の出番。
春の気配を感じながらも、一年で一番寒さの厳しい2月。
今のような暖房器具の無い時代の人々は、どれほど春を待ち焦がれた事でしょう。
一つ一つ春の花が順番に開花してゆくのに励まされたのでしょうね。

毎年楽しみにしている近衛邸跡の枝垂れ桜も、花は確認できずとも、なにかがむらむらとうごめくような気配、内なる躍動を感じずにはいられぬ頃となって参りました。
明らかに、11月や12月の頃の桜と、今の桜は違いますね。
蕾を観察するのではなく、少し離れて全体を感じるようにすると、桜の木の気が伝わってくるような心地が致します。

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東風ふかば




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渡宋天神画賛 禅文化研究所蔵

東風吹かば にほひおこせよ梅の花
              あるじなしとて 春を忘るな   菅公


梅が咲くと思い出します菅原道真公の歌。
そして、禅宗寺院でこの季節によくみかける軸が、『渡唐天神画賛』ではないでしょうか。

天神が無準師範(ぶじゅんしばん/1177~1249)に参禅したとの中国の伝説が、日本においては菅原道真公が参禅したとされ、掛物にも登場します。
禅文化研究所に所蔵されているのが、上の軸です。

梅の花をみるにつけ、道真公は太宰府でどのように都を懐かしみ暮らされたのか、はたまた都に天災をもたらすほどの怒りを持って暮らされたのか、その心をいくら推し量ったとてわかるところではありませんが、梅の花をみれば、ただ美しく馥郁たる香りを楽しむのみならず、一種独特の感慨をもってしまいますね。

お軸の詳細はWEB墨蹟展(実はそんなコンテンツがHP内にあるのですよ!)にてどうぞ。

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京都御苑の梅 随分花開いていました
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成人式 そして冬の花




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成人式の三連休、いかが過ごされましたか?
半世紀も生きると、初々しかったわが20歳をもう思い出すことも難しくなってきました。しかし、はちきれんばかりの新成人たちを見ていると、寒空の下でも、こちらまで暖かな気分にゆるんでいきます。

さて、冬には花が少なくて、境内や畑に本尊にお供えする花もなくて困ってしまいます。
そんななか、そろそろかなと思い畑にいくと、やはり蝋梅が花をひらきつつありました。


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そのとなりの梅林は?と見てみましたら、小さな蕾をのぞかせています。

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ほかにも花がないかなと、畑の中をうろうろしていると、秋に切るのを忘れられた薔薇の小さな花が、まるでドライフラワーのようになっていました。なんとかわずかに薔薇の気品を保ちつつがんばって花を残していました。

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一方、葉牡丹は元気一杯にきれいなマットのグラデーションを見せてくれています。

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自坊では、椿や水仙はまだこれからですが、こうして畑や庭を歩いていると、春が来る兆しを感じますね。また春がやってくる。冬は寒くて凍えそうでも、春が来ると思うとがんばれそうな気がしませんか。

成人を迎えた若者たち。これからは大人の一員として、自分のために、人のため、そして社会のために、自覚を持ってがんばるべし!

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今週の花




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こんなに小さな花も、そこにあるだけで大いに心を和ませてくれます。

下が灰色で無愛想な場所に見えますが、書架のあいている段に置いている為です。あるのと無いのとでは大違いです。

*ちなみに、この花入れの高さは8センチ弱の可愛らしいもの。花の直系は7ミリほどです。小さきものは愛しいものです。

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今週の花




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今頃の季節に?!ですが、大きな紫陽花の花とススキを生けています。
本日は紫陽花をアップで。花入れは、岸野寛さん作の黄瀬戸、竹筒花入れです。

紫陽花は6月に花が終わると、次の年にもたくさん花を咲かせるよう大胆に剪定するのが常ですが、剪定しないままにこの時期までほったらかしておくと、花も葉も紅葉して、ドライフラワーのような、アンティーク調の色になり、ススキと生けても違和感が無いので生けてみました。

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今週の花




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玄関

家より、矢筈すすき・ホトトギス・ハナミズキの紅葉した枝を持参しました。




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廊下

サルビア・ガラニチカ。このようなお花も山野草ぽく生ける方が好みです。

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今年の白花ホトトギス




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先般、6年も前に本ブログで書いた「白花ホトトギス」の記事にコメントをいただきました。
育てていらっしゃった思い出のある白花ホトトギスを、植え替えの際にあやまって枯らせてしまったとのことで、上記のブログをみてコメントをいただき、私が買った店をお知らせしたところ、大変に喜んで頂けたというわけです。詳しくは上記のコメントのやりとりを見ていただければお分かりいただけましょう。
そこでお約束しましたので、今年もたくさんの花をつけた、自坊の小さな庭にある白花ホトトギスを掲載させていただきます。
ただ、今年は猛暑のせいか、葉が焼けてしまって、あまりきれいではありませんが、花は美しく咲かせてくれました。

今年の白花ホトトギスの続きを読む

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今週の花




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すすき・女郎花_花入・備前松園 

すっかり秋めいてきましたね。今週のお玄関の様子。

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藪蘭_一輪挿し/土樂・福森道歩

人知れず咲いていたりしますね、藪蘭。この花の後、実がなった姿もかわいらしいのですよ。
少し涼しくなってきて、花の持ちも良くなるので嬉しい今日この頃です。

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梅花藻 -滋賀県米原市-




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水温14℃前後の清流にしか育たないと言われる梅花藻を見に、滋賀県は米原市の地蔵川・醒ヶ井へとでかけてみました。
なんとも清らかな流れの中に、咲いています咲いています、楚々とした可愛らしい白い花。

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梅花藻

このあたりの生活は、この川と共にあります。スイカだってこのとおり。

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福森雅武の花 -季刊『禅文化』225号より-

日々の生活で出会った素晴らしい様々な“技”を、季刊『禅文化』にてご紹介しています。
本ブログでもご紹介させていただきます。
その他の記事はこちらから。


季刊『禅文化』225号より
“福森雅武の花”  川辺紀子(禅文化研究所所員)

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 満開の桜のころ、岐阜県大垣市のお茶屋屋敷跡(慶長九年〈一六〇四〉頃、徳川家康が岐阜城御殿を移築させた将軍専用の休泊所跡)にある矢橋家別邸で、「福森雅武 山の木と花 春を活ける」(栄中日文化センター特別講座)が催された。
 福森先生は山に分け入り花を探し、竹を根から引き抜き、あっという間に花入れも作られる。心底楽しそうな先生の周りでは、笑い声が止むことなく、なんだかわからないままに、だれもかれも一緒くたに幸せになってしまう。
 「器から花を習う。その場の空気が変わるくらいの花でなくてはいけないんだね。概念や形から入るんじゃないんです」。
 “ぴったり”というのは、自分と自然、己と他との境界がなくなるのよ、といつか先生は言われた。
 花が先生か、先生が花か。
 辺りの世界が“福森雅武の花”で、がらりと変わった。

【福森雅武氏】
昭和一九年生まれ。伊賀・圡樂窯七代目。食卓で愛用される器や土鍋、さらに茶器、花器なども制作。自ら花を生け料理を作る。そのもてなしは、故白洲正子を始め、各界の著名人に愛されている。
著書に『圡樂食樂』・『圡樂花樂』など。



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以下で、季刊『禅文化』では掲載しきれなかった花の写真等をご紹介します。
お楽しみください。

福森雅武の花 -季刊『禅文化』225号より-の続きを読む

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今週の花




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夏といえば芙蓉に木槿。毎日次々に花を咲かせてくれます。
こちらはシミ一つ無い純白の芙蓉。
暑さも吹き飛ぶ清らかさです。

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今週の花




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玉簾。またの名をレインリリー。
様々な呼び名があるようですが、この2つあたりが個人的に好きです。
自然界の色とは何とも不思議。梅雨明けしましたが、雨を吹き飛ばしてくれたかのような鮮やかなピンクなのでした。

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今週の花




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上司が自坊の花自慢をしておりましたので、それなら研究所に持ってきていただきたい!とお願いをしましたら、たくさん持ってきてくれましたので研究所は花ざかりです。

玄関には上のとおり、私が持参しました大好きなクレマチス。あっちが咲いたりこっちが咲いたりしますので、花が咲くたびに向きを変えたりします。
花器は掛花入で、友人からの誕生日プレゼント。丹波閑心窯の大杉康伸作です。美しい窯変が良い景色で、細長い花器ですので、垂れ下がるような草花を生ける時によく使います。
少し葉を処理してあげて、残ったものは下のように遊んでぐいのみ(伊賀土樂窯・福森道歩作)に生けたりします。陶器の人形は石原稔久作、お盆はミャンマーを旅した時に求めたキンマ(ミャンマーの伝統的な漆工芸品)です。

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「看脚下」なのに、涼しげなやまぼうしの花に心奪われてしまいますね。

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梅雨時の白い花

個人的に白い花が好きなもので、庭に植えたものにも白い花が目立ちます。
冬枯れの時にはなにもなかった庭に、梅雨時になって、こんないろんな白い花が心を和ませてくれます。

まずは沙羅双樹。前に本ブログで書いたとおり、日本ではお釈迦様の涅槃の時に咲いたサラノキとは違う、ナツツバキが沙羅として愛でられています。なかでも妙心寺塔頭の東林院さんが有名ですね。
自坊にも3本の沙羅樹がありますが、今年は花のつきが遅くて、それも一度に咲かないというちょっと不思議な現象になっています。

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次は柏葉紫陽花。紫陽花の種類は沢山ありますが、中でもこの紫陽花が好きなのです。文字通り、葉が柏の葉っぱのような形をしているのですが、花がこういう砲弾型に咲くのも特徴です。昨年は1つしか咲かなかったのですが、今年はこの大きな花の他に小さなのがいくつか咲いて楽しませてくれました。

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それから……

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今週の花




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紫片喰(ムラサキカタバミ)。
本当にどこにでも生えていて、可愛らしい花を咲かせていますね。

カタバミといえば、家紋にもよく見かけます。繁殖力が高い事から、子孫繁栄の願いも込めて多く用いられたようです。
なんだか今では“雑草”のように扱われている感が否めませんが、昔の人の視点を見習いたいものですね。この形に愛らしさを感じ、その繁殖力に敬意を表して紋に用いたのでしょうか。
“カタバミ 紋”で検索すると様々な素敵な紋が紹介されていますので、是非検索してみてください。

花器に使っているのは私物で、夏の菓子や夏らしいあえ物を入れると良いな…と思って買ったものです。木工作家さんとガラス作家さんのコラボ商品だったような記憶があります。単独でも使えるものなので重宝しています。

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今週の花




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この銀彩のボウル(磁器と陶器の合いの子・安藤雅信作)には、絶対に紫陽花を!と思いました。
と言いつつ、紫陽花でなくともよく映るだろうな……とは思うのですが。
もう少し暑くなりましたら、白い花と鮮やかな緑の山野草なども涼しげでよさそうですね。
普段はサラダを盛ったりしています。

香立ては研究所にころがっていました(探せば、色々なものが発掘されます)。
お香は個人的に大好きな、京都市上京区の材木屋さんの“曼殊”。香りがお届けできないのが残念です。

手作りの銀彩鉢、紫陽花の青紫、そして曼殊の気高い香りで、梅雨のじめじめが吹っ飛ぶ感がいたします。こうったものからいただくパワーとは、大きいものですね。

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東林院の沙羅双樹




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妙心寺塔頭の東林院は、沙羅双樹の花を見ることができるので有名です。
ちょうど今、梅雨のさなかに白い花を咲かせ、一日でポトリと落ちてしまう沙羅の花は、平家物語の一説でもよく知られていますね。

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今年は毎年より1週間ほど遅めの開花のようですが、毎日、いくつかの花を咲かせては、緑でやわらかな苔の上にポトリとまた一つ花を落していっています。
近年まで太い古木があったのですが、残念なことに枯れてしまったとのこと。これも盛者必衰のことわリですから致し方有りません。

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今週の花




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今週のお花は、紫露草です。梅雨のお花は紫陽花だけじゃあありません。
花器は私物で、西岡義弘さん作。7年前くらいに求めたのですが、磁器っぽいのにあたたかみがあるなぁと思い、ギャラリーの人に伺うと、土とガラスを混ぜて作っているという事だったと思います。

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そして今の時期によく山などでみかける蛍袋。蛍が入ってくれたら…と思うのですが、なかなかにそういう場面には遭遇しませんね。
花入れは研究所が昔売り出していたらしい?!垂撥で、天龍寺派前管長・平田精耕老師による、「日々是好日」です。よくここにも花を一輪生けたりしています。

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今週の花




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今週の研究所玄関の花です。
花器は、いつぞや我らがボスが、どちらかにお招きいただいた時にいただいてきた物(適当ですみません。以後、箱の中にきちんといつ何時の記念品かメモを入れておく事にしましょう)。
京都の土渕善丕氐氏による耳付き花入れです。
緑がよく映えて、この季節の花が涼しげに入れられますね。

この季節、紫陽花の一輪一輪の異なった色や形を見ては、「不思議だなぁ、美しいなぁ……」と、それぞれの個性を楽しんでいます。

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研究所玄関の花




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今週のお花

できる限り、研究所にもお花は飾りたいなと思っています。
やはり、心にそっと寄り添うような山野草、日本らしい花が好きです。
研究所にある、遠忌記念でいただいた花器や、自宅から色々と持ってきて生けています。
今は私の友人で、伊賀の土樂窯・福森道歩さんが作っているカレー皿を花器にしています。
小さな剣山があれば、何でも花器になりますよ!
家のコップに、雑草だと思って生けようなどと思わなかった草花を生けても、とても心なごむものです。
是非お試しになってみてください。



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先週のお花

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山村御流 奉花会 -奈良・円照寺-




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年に一度、山村御流(華道)のお家元、円照寺にて執り行なわれる奉花会に、今年もお邪魔して参りました。
いつもは、尼門跡に相応しい可憐な桜が楽しめるのですが、今年はやはり寒いのかまだ咲いてはいませんでした。

毎回、お邪魔する度に様々な事を思い、自身を省みる、花を生けるとはどういう事なのかという事を考えさせられる機会をいただいていますが、今回は、私も茶の湯においては流派に属して稽古をさせていただいている身ですので、流派というものに属する事についてあれこれと考えていました。

人間が集団となると、様々な人がそこへ集い、中には「この人は本当に道のお稽古をされているのだろうか」と疑いたくなるような方に出会ったりもします。初期仏教のお釈迦様の集団においても、現在の宗教団体においても同じ事が言えるかもしれません。
民芸運動の創始者である柳宗悦などは、茶人に対して辛辣な評価を下したりもしていました。

また、ハイセンスな方は、自身のセンスで花を生け、自身のお茶を楽しまれていて、「茶道なんてものは習わなくても良い。あのような人達の中に交わりたくもない」とまで仰るような方も時々いらっしゃいます。

ですが、はっきりと申し上げたいのは、流派の中に入らなくてはわからない事が絶対にあるのだという事です。それを知らずに批判めいた事を言う人には、私は少しがっかりしてしまうのです。
批判したくなる気持ちもわからなくもないのですが、道の稽古を励むという事は、その者自身の事であって、どんな人がいようとも、茶の湯の精神や真理が腐るわけではないと思うのです。

自身のセンスにおいてなさるのは自由ですし、何も申し上げる事は無いのですが、それに加えて、道の稽古や流派の事を批判するのは、その人の価値を下げてしまいかねないなと私などは思います。

流派に入ることによってのみいただける、自身へと流れ込んでくる流祖の悟りや教えがあり、人から人へ、連綿と受け継がれてきた尊い精神があるというものです。

このように思えるのも、たまたま私が素晴らしい師匠との御縁に恵まれているからであって、そこを忘れてはならないなと思う次第です。

何を学ぶにつけても、良き師匠との出会いを!

2010年奉花会の記事はこちら

-山村御流 華展の御案内-
近鉄百貨店 奈良店にて、5/31(金)~6/3(月)。
心にそっと寄り添う花に出会えます。
お近くの方は是非おでかけください。

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不審花開今日春




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春夏秋冬、日本には何らかの花が咲いているわけなのですが、春が近づき、梅の蕾がほころび出すと思い出す禅語があります。

不審花開今日春(いぶかし はなひらく こんにちのはる)

不審とは、いぶかしく思う心、不思議だなぁ……と思う心なわけですが、花が一輪開くのを見て、生命の、大自然への畏敬の念を持つ心、今という時を大切に思う心、その心を、尊いなぁと思います。

この、生命への尊厳を忘れぬ心を我々一人でも多くの者が持っていられたなら、自然環境を傷つける事も無いのだろうなと思います。

そんな事、あんな事に思いを馳せながら、禅文化研究所から皆さんに色々と禅に関すること、ものをお届けしています。

日本人の精神性の深いところに影響を及ぼしてきた禅の哲学、世界観。
この度4月より、活動の公益性が認められ、公益財団法人となります。

響く人、響かない人、響く時、響かない時、それはもう色々でしょうが、「継続は力なり」。
発信し続けてゆきたいと思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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山村御流 いけばな展 -高島屋大阪店-




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本年も友人より便りが届きました。山村御流のいけばな展です。

私にさまざまの事を思い起こさせる、“野にあるやうに”の花。
ひそと生けられている花がこちらに思わせる事の多い事に驚かされます。
自分の心と向き合い、静かに対話させてくれるからこそ、花を生ける“道”を歩むよろこびもひとしお。


そんな山村御流のいけばな展、皆さんはどうご覧になられるのでしょう。


平成23年7月20日~25日
高島屋大阪店7階グランドホール(入場無料)

*余談ですが、山村御流といえばお家元は大和の尼門跡寺院、円照寺。ちょうどこの間ご紹介しました『東福門院和子の涙』(宮尾登美子著/講談社文庫)には、もちろん登場人物の中に梅宮さまが。楽しみに読み進めています。

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蓮の花




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立本寺の蓮の花が今年も開花しました。
日の光をうけて輝く花びらに、朝から照りつける厳しい日差しを忘れたひとときでした。

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根性




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根性あるなぁ、頑張っているなぁ…と勝手に思いましたが、それは勝手にこちらが思う事で、当の本人はごくごく自然。
とある農園でのひとときです。

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畑(はた)のしだれ桜 -信楽(滋賀県)-




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地元の方の話では、昔は訪れる人もほとんど無く、お弁当を広げてゆるりと花見を楽しんだというこの場所。
この季節、枝垂れ桜が満開のMIHO MUSEUMとあわせて訪れる人も増えたためか、このようにブログで紹介する人が多くなったからか、現在では信楽の名物となり訪れる人が後をたちません。17日に訪れましたが、ちょうど満開でした。

多くの桜の木が植わっている所を観にゆくのも良いものですが、ぽつりと1本の大木が立派に花を咲かせる様は圧巻。やはり格別です。




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旧有栖川宮邸の枝垂れ桜




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京都市上京区のにある、旧有栖川宮邸の枝垂れ桜です。
毎年この季節になると、地下鉄丸太町駅から我が家へ帰る途中に私の目を楽しませ、心を華やかにしてくれます。

あまりに立派なこの枝垂れ桜。1952年に堂本印象画伯の提案で、醍醐寺三宝院内の実生の枝垂れ桜を移植したものとして有名です。
かの秀吉の「醍醐の花見」の桜の孫にあたるそうです。
今も昔も人の心は変わらず、、でしょうか。

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蝋梅




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“この冬一番の冷え込み”という言葉を何度耳にしたかわかりませんが、ここ2~3日はまた殊の外寒かったように思います。
それでもやはり着実に春は近づいているようで、仕事を終えて帰る頃には真っ暗だったのが、少し明るくなり、気がつけば蝋梅は満開に。
いつも楽しみにしている京都御苑の梅林の蕾もかなり膨らみ、気の早い木などはもう花を咲かせ、通りすがりの人の心を我がモノとしています。
古来から人間は、このような素晴らしい自然の移ろいに、人智をこえたもの、何らかの存在を感じてきたのですね。

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釈尊涅槃の時に咲いた沙羅の花

仏教ではお釈迦様にまつわる3つの植物を三聖樹として大切にされています。

お釈迦様がご誕生になった所に咲いていた無憂樹(むゆうじゅ)、お釈迦様がお悟りを開かれた所にあった菩提樹(ぼだいじゅ)、そして、お釈迦様が涅槃の時に香り高く咲いたといわれる沙羅樹(さらじゅ)です。

今回は、その中で沙羅樹(サラノキ)をご紹介します。


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「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす……」の平家物語冒頭のことばでも出てくるので知られている方も多いことでしょう。
自坊にも沙羅樹を植えていますが、じつは日本で沙羅樹とされている樹木は、ツバキ科のナツツバキや、エゴノキ科のハクウンボクという木を沙羅樹に見立てていることがほとんどで、本来のフタバガキ科の沙羅樹とは異なるものです。
日本では、滋賀県草津市の琵琶湖岸にある「草津市立水生植物公園みずの森」にある1本のサラノキだけが花を咲かせているそうです。
この木の樹高は約6m、樹齢は約17~18年と推定されています。2003年4月に日本で初めて開花したそうです。冬に半落葉となり、2月半ば過ぎに新葉が展開してその先に花芽が出で、房状に蕾がつき、花は下垂して咲きます。2.5cmほどの小さな白黄色の星型の花はジャスミンティーのような芳香があり、1枚づつ舞い落ちます。花後には羽根突きの羽根に似た大きな翼のある種子がたくさんなります。花の見頃は3月中旬~4月中旬とのこと。
この「みずの森」にはサラノキだけではなく、無憂樹や菩提樹もあり、釈迦三聖樹をすべて見ることができます。さらに、美しい睡蓮もたくさん咲き、眼を和ませてくれることだと思いますよ。一度訪ねてみては如何でしょうか。

  
 
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朝顔の種の収穫




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きれいな花を咲かせ、家族を楽しませてくれた朝顔も一通り咲き終え、今度はぷっくりと膨らんだ種房がたくさんできました。
その中から茶色く乾燥して今にもはじけそうなものを摘みとり、種房から種を取り出します。

ひとつの種房に入っている種の数は様々で、これはいくつ種が入っているかな?次のは大きいからたくさん入っているだろうと予想しながら楽しく収穫しました。

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季節の色




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少し元気の無かった日、行きつけの大好きな花屋さんにて、元気をもらいたいと黄色いミニブーケをお願いした。
相変わらず最高にかわいい出来栄えなのだが、何かが違う。
そう、もう秋がそこここへ来ているというのに、この真夏のような元気な黄色が自分の中でえらくちぐはぐなのだった。来たる季節を意識して模様替えした部屋の雰囲気からも随分浮いている…。
花屋内は秋の色であるし、私もなんとなく日本人的発想なのか「いくら暑くとも、もう真夏っぽい格好はなんとなく嫌だな。少なくともサンダルはやめよう」などと思ったりするわけで…。

そんな事を思うと、花(の色)を選ぶ時は、着物を着る時の色の選び方とだぶるという事にきづいた。どちらも季節を大切にするわけであって、日本人はやはり四季と共に生きているのだから。
私がとりわけ気をつけたいと思う難しい季節は、季の変わり目、具体的に言うならば、ちょうど料理屋などで“はしり”のものが出されて喜ばれる頃である。
過ぎゆく季節の名残を存分に残しすぎるとやぼったく、えらく遅れている気がするし、かといってあまりに迎える季節を意識しすぎると、それはそれで早すぎて重く、昨今の日本の気候事情を考えると、見た目上よろしくない気もする。
周りの人間がそんな事を気にしていようがいまいが、自分が気になるのであればやはり気をつけつつ生きてゆくべきで、こんなにうるさい事を言って人に疎まれようと、私は気にせずあーだこーだと持論を繰り広げるのである。

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朝顔の開花




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以前、このブログに書きました“手入れを怠っていた朝顔”が無事に開花しました。
一度に咲く花の数は少ないですが、緑のカーテンに毎日きれいな花が咲き、家族を楽しませてくれています。
来年は手入れを怠ることなく、今年以上にすてきな朝顔を育ててみたいと思います。

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朝顔




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5月中旬に朝顔の種を購入し、早々にも種まきをしようと思いながらも、なんだかんだと時間は過ぎてしまい、6月下旬にようやく種まきを行ないました。
その後も、毎日の水やりとネットの設置だけは行なうものの、そのほかの手入れを怠っていたら、このようなお恥ずかしい状態に成長しました。
先日には二輪ほど花が咲きましたが、綺麗な花が手前にある葉で隠れてしまうという事態になりました。
ずいぶんと遅くはなりましたが、次の休日を利用して、綺麗な花が見られるよう手入れを行ないたいと思います。

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紫陽花




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あぁ、雨だ。通勤が面倒くさい。憂鬱…。
身体にまとわりつくような湿気を帯びた空気。
それにしても、じめじめとうっとおしいなぁ。

自分の気持ちが浮かないと、そんなこんなが頭の中をぐるぐるめぐるこの季節。

そんな時に庭に目をやると、家人が丹精込めて育てた深い深い海のような色の紫陽花がこっちを向いている。
晴れ渡った雲一つ無い日よりも、雨の日や曇りの日が似合うこの花。
何も言わずに咲くこの花に、心癒され、この季節と現状を乗り越えてゆくパワーをもらう。

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瓔珞筒アナナス




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我が実家で咲いた瓔珞(ようらく)筒アナナス。
ブラジルからアルゼンチンにかけて分布するというパイナップル科のこの花、非常に強く、ほったらかしにされていても必ず花をつけてくれ、株分けしなくてはならないほどに増えている。

名前がわからず私が調べて父にこの名をつげると、「観音経にも瓔珞…と出てくるよ」と。調べれば瓔珞とは、(1)珠玉や貴金属に糸を通して作った装身具。もとインドで上流の人々が使用したもの。(2)仏教で仏像の身を飾ったり、寺院内で、内陣の装飾として用いる(三省堂『大辞林』)とのこと。

昭和の始めごろに日本に入ってきたというこの花に、一体誰がこのような美しい名前をつけたのだろう。
南米生まれのこの花をグロテスクという人もいるのだが、我が実家では茶花よろしく掛花入れに一輪入れて飾るのだが、なかなかに珍しく面白いものである。

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続・ソメイヨシノ

昨日アップした「ソメイヨシノ」に、お叱り?のコメントを頂きました。

もしもお気にさわったのでしたら申し訳ないことで、決して本意ではございません。皮肉を込めた挑発的な文章にしたまでのことですが、いささか「反体制」がすぎたのかもしれません。ひねくれ者をお許しください。

わたしも決してソメイヨシノに恨みを持っているわけではありません。むしろ可愛そうだと思っているくらいなのです。

ソメイヨシノは花に特化して作られた品種です。ほかの部分ではあまりよい性質は持っていませんが、花はたしかにきれいで見栄えがあります。それゆえソメイヨシノは、特に戦後の復興期から高度成長期にかけて、そこかしこに植えられることになります。しかしそれは、自然破壊のカムフラージュと、手っ取り早い名所作り・人集めのために利用された部分が大きいのです。

わたしたちも、にわか愛桜家よろしく花をわずかの期間もてはやしたあとは、桜の木のことなどすっかり忘れて見向きもしません。むしろ夏は毛虫が多いだの秋は落ち葉が大変だのと厄介者扱いし、道路建設で邪魔になったら寿命だの何だのと理屈をつけて躊躇なく切り倒します。桜の花だけがクローズアップされる結果、桜の木自体はむしろよそよそしいものになってしまっています。

一見華やかには見えますが、本来病気に弱く寿命も短いはずのソメイヨシノの「異常繁殖」には、現代日本人のご都合主義が集中的に現れているような気がして、わたしには無邪気に肯定することは出来ないのです。

日本のそこかしこにある、桜の名所と称されている場所のソメイヨシノ一色の景色は、むしろ日本の桜文化を薄っぺらくしているように思われてなりません。ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヒガンザクラ、ヤマザクラ…。人にそれぞれ特徴があるように、桜にも品種によって大きな違いがあります。花、葉、枝ぶり、樹皮の様子、木材の性質など、同じ桜でもこれほどまでに違いがあるのかと驚く程です。

わたしたちは、「桜」とは、花も、葉も、枝も、幹も、皮も、根も、木材としての利用も、人間との関わりも、すべてをひっくるめて「桜」であることを忘れがちです。花だけが桜ではありません。

せめて他の品種と混植すれば、花も長く楽しめて、今のようにあわただしい開花シーズンを過ごさずに済むでしょうし、何よりもそれぞれの桜の特徴も一目瞭然で、日本の桜の世界ももっと奥深く豊かになると思うのです。

なお、私のヤマザクラ讃は、何も本居宣長のマネをしているわけではなく、全く私の個人的な趣味、もっと言えば身内贔屓に過ぎないのであります。

私の実家の敷地の守り神のとなりには、ひともとのヤマザクラが佇んでいます。相当な古木ですが、今でも毎年花を咲かせます。私はそのどっしりとした幹と、鷹揚な枝ぶりと、えんがわに散りかかる花びらと、花と共に芽生える赤い葉と、夏の日差しを遮る濃い緑陰を眺めて育ちました。

それゆえ、いずこのソメイヨシノの大群も、わが一本のヤマザクラには及ばないと思ってしまうのは、どうしようもないことなのです。

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ソメイヨシノ




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どこもかしこもソメイヨシノ。

確かに花は美しい。しかし花以外はこれといってとりえのない木。開花時期の数日間に全てを賭け、夏・秋・冬は無残な姿を晒し続ける。

病気や害虫に弱く古木はほとんどない。若木なのにそこかしこが朽ちて穴が開いている。樹皮は黒く醜く、枝ぶりもよくない。満開の桜の中、焼けぼっくいのような真っ黒な幹や枝が目障りだ。

葉もよろしくない。夏には毛虫の大群に襲われる。紅葉も赤・茶・黄色のまだらで何となくきたならしい。

日本の風景に登場したのは江戸末期という新参者。今では日本中にはびこって生物多様性を損なっている。材もこれといった利用価値はない。

春の桜、秋の紅葉という。しかし樹木全体の美しさという点では、ソメイヨシノは逆立ちしたってカエデにはかなわない。

古より日本人が愛でてきた桜は何と言ってもヤマザクラだ。ヤマザクラにはソメイヨシノにはない素晴らしい特徴が数多く備わっている。

洪水のようなソメイヨシノを見て日本美の代表だと思ったら、それは大間違いだろう。

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京都市北区の桜




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所用で、京都市営地下鉄烏丸線の最終駅、京都国際会館駅まで。
駅から地上へ上がると、比叡山の近い事!
「山笑う」の時期をまさに迎えんとする新緑がキラキラと眩しく、終わりに近づいたソメイヨシノは花びらの絨毯を作り、そして今が盛りの八重桜に迎えられた。
御所近くの中心部で見る桜も京都らしく風情あって良いものだし、だいたい京都市内からはどこからでも山が見える。だが、より山に近づき、遮るもの無く広い空のもとで見る桜もまた格別であった。

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山村御流 奉花会 -奈良・円照寺-




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大和三門跡寺院の一つ、現在は臨済宗妙心寺派の禅寺である円照寺。
普段公開はされていないこのお寺にて、こちらの住職を家元とする華道・山村御流が年に1度、4月の第一日曜に、法要・奉花会と免状授与式を行います。

道の世界に精進する者が集う晴れやかな場でもありますし、禅寺で……という事もあり、厳かでもあるこの1日を楽しみにお邪魔させていただいています。
花展の時より作品数は少ないのですが、教授者の方などが生けられた何点かの作品を目にする事もできます。
花は野にあるように…という生け方は、ごくシンプルなだけに、そのときどきに心に浮かぶ思いは、自分を写す鏡のようにも思えます。“花を見る”とは、自分を見る事なのだなぁ……と、このように思わせてくれるこちらの流派が大好きです。
ちょうど前日、神戸の香雪美術館にて開催中の堀文子展-生命をいつくしむ-に足を運び、あらゆる生命への畏敬の念を新たにしたところで、野に咲く花を大切に扱うこの流派のお花を見る機会を与えられるというのは、今の自分に必要な事だったのであろうと、導きや縁といったものを感じずにはいられませんでした。

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京都御苑の枝垂れ桜




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朝、研究所に出勤する前に京都御苑へ桜を観に……。なんて贅沢なんでしょうか。一人じめできるかな?と思いましたが、早朝でもないのに期待しすぎでした。8時頃から観光バスまで来るほどの人気ぶり!!!
夜の誰もいない時間帯の桜の気配、月明かりのみで見るシルエットも美しいものです。
学生時代、友と語り合ったり、ぼ~っと諸々の考え事をする場所と言えば、非常に美しい校舎や庭でしたが、京都にいる今は、京都御苑がその場所になっています。
皆さんにはそんな、心の帰る場所、宿る場所がありますか?

第9回西村惠信所長といく“禅と文化”の旅、参加者募集中です!

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京都御苑の桜




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3月14日の写真です。
早い品種がもう咲き始めていました。既に今は満開のようです。
これから約1ヶ月間ほど、様々な品種の桜が順に花を咲かせる京都御苑内。
今から心待ちにしています。

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京都御苑の梅 鴨川沿いの柳




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京都で梅といえば、北野天満宮
あちらの梅林もそれは見事なものですが、京都御苑内の梅林や、到るところに咲く梅もそれは見事で、通り抜けする者の目を楽しませてくれ、また、梅林に近づくとそれはなんとも言えない良い香りもするのです。

真冬の頃はひとっこ一人歩いていない日もある御苑内ですが、この時期からはカメラ片手に梅見を楽しむ人でにぎわいます。
梅にも色々な種類があり、満開を迎え散り始めているものから、まだ蕾も固いものまで様々です。
これから、桃も咲き始め、その後は待ちに待った桜の季節に…。百花繚乱の御苑内となりますが、春はいっぺんにはやってきてはくれないもの。
新芽が芽吹き、花が咲き、大地にパワーがみなぎるこの季節、我々も自然の一部であって、心身もこの変化についていけず不調をうったえる事があります。
三寒四温のこの季節、どうか皆様ご自愛下さい。

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鴨川沿いの柳の芽が出始めていました。もう少したつととても美しい緑の芽を楽しめる事でしょう。
柳にゆうれい…などと絵に描かれますが、新芽の頃の柳はとても清々しく美しいですよ!

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ガーデニング




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2月とは思えないとても暖かな休日、自宅の門柱の下に花を植えることにしました。
さっそくホームセンターでお気に入りの花を選び、帰宅してすぐにガーデニングに取りかかります。
今回植えた花は左から、桜草、ヘリクリサム コルマ、カーネーション、クモマグサ、花かんざし、スズランエリカです。
花を植え終わったら次は観賞タイムです。綺麗に咲く花に心が和みます。
この日はとても天気が良く、気持ちの良い作業が出来ました。
翌日から毎朝、花の様子はどうかなと確認する楽しみが一つ増えました。

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春を呼ぶ菜の花




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去年の春先にもご紹介したが、滋賀県守山市の琵琶湖湖岸では、寒さに強い菜の花「カンザキハナナ(寒咲き花菜)」が、もう花盛りだ。
対岸にうっすら見える比良山では、今年は毎年よりも雪が多いようなので、スキー場も賑わっているのではないだろうか。
去年のブログ⇒見渡す限りの菜の花畑 -カンザキハナナ-



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梅花の咲きはじめ




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紅梅が、雪の中でかわいい蕾を開き始めている。暖かい御地では、もう満開のところもあるだろう。

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弊所が事務局を兼ねている臨黄ネットの法話のなかに「梅花の咲くころ」という法話がある。
それによると、春が来るから花が咲くのではなく、厳しい冬の中にあっても耐え忍び、そして自ら花を咲かせることによって、春をもたらすのだとか。
なるほど、この菜の花たちも、寒い中で耐え忍びつつ花を咲かせて、春を呼んでいるのだ。

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まず咲くから万作




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春にまず咲くことから万作(まんさく/満作とも)と名付けられたらしいこの花が、満開です。
上司のご自坊にて。寺には四季それぞれの草花が多く、羨ましい限りです。
遠目に見たり、薄ぐらい茶室で主となる花に添えられていたりすると「あぁ、いいなぁ」と思うのですが、アップで見るとどうも何とも言えないなぁ……と思う私なのでした。海の中にいる生物のよう…。不思議な花ですね。
紅花常磐万作…なんていう赤い花もあるそうです。こちらは黄色い万作と違って、葉も残っているのだとか。
それにしましても、先週は雪が降り、この写真からもわかるように雪の中で花を咲かせているわけですが、寒い中にも着実に季節はめぐっているわけで、それを毎年一番に知らせるこの花を見て、自然界の営みに畏敬の念を抱かざるを得ません。
これから梅も盛りを迎え、桃に桜にと様々な花が咲く季節、楽しみですね。
また寺院の花だよりをお届したいと思います。



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木瓜の花




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我が家では、大好きな花屋さんで買ってきた木瓜が花盛りを迎えています。
なんともいえない色。見ていると癒されながらも、よくもまぁこのように咲くものだ……と、不思議な気持ちになります。
まさに-不審花開今日春-。
「不審庵」というと、表千家の茶室、代々のお家元の号でもあり、また、屋敷全体を指して使われますが、この禅語から来ています。
これは、利休さんが参禅の師である古溪宗陳に求めてつけられたとの由。
今でも家元の茶室、不審庵には、古溪和尚による扁額が掲げられています。

と、話がずれましたが、木瓜の花、花が咲いている時はうっとりと眺めていますが、その後をあまり知りません…。
実は、実がなり、その実は果実酒に使われたり、ジャムにもできる上に、疲労回復などの効能もあるそうな。美しいのみならず、きちんと仕事します!
花言葉は、色々調べてみると、「先駆者」「指導者」「平凡」などなど様々。先駆者と平凡の花言葉を同時に持つとは如何に?!?!「先駆者」・「指導者」は、梅よりも早く春一番に咲くから…といったところでしょうか。
季節の花も、見るのみならず色々と調べてみると面白いものですね。

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水僊(水仙)




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この季節に咲く花で最も好きな花、水仙。今年も研究所横の花壇にたくさん花を咲かせています。
あの可憐で清楚な姿からは、日本人としてはどうも納得がいかない花言葉-うぬぼれ・我欲・自己愛・神秘-などにぎょっとしたものですが、ギリシア神話から来ていると言われると閉口。
ナルシストの語源にもなった美少年ナルキッソスのお話は御存知でしょうか(諸説あります)。
日がな水鏡に映る自分を見て過ごしていたナルキッソスですが、自分の美しさを鼻にかけ、言い寄ってくる相手を邪険に扱い恨みを買うなどしていました。
そんなある日、復習の女神が、ナルキッソスが自分しか愛せないよう呪いをかけ、彼は水鏡に写る自分に恋をしてしまったのです。もちろん、水面に写る自分に恋したところでその思いが遂げられるはずもありません。憔悴したナルキッソスはそのまま死んでしまいます。その後には水仙が咲いていたそうです。また、水面をのぞきこむようなナルキッソスの姿と水仙が似ているという事もあるようです。
そんなこんなで-自己愛-というような花言葉がついた水仙…。

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一面のコスモス畑




コスモス畑にて1

今年の秋は、安土城から程近いJR琵琶湖線の近江八幡駅近くに、こんなコスモス畑がお目見えした。
およそ減反政策によるために、この地区の農業組合がコスモスを植えることにしたのだろうが、毎朝、通勤電車からきれいな景色に感嘆していたのだ。
いちど行って観てみなければと思っていたので、安土城に登ったついでに、足を伸ばしてみた。

子供連れの方や、デイケアの老人が、車でやってきて、のどかな景色を楽しんでいた。

クリックすると大きい画像でご覧いただけます。
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コスモス畑にて4 コスモス畑にて5 コスモス畑にて6
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伊吹山登山 2

伊吹山登山の目的は、以前、夏に登ったときの花畑の美しさに魅了されたからだった。
ところがじつは、この時期の頂上付近の花畑には、もう花など咲いていなかった。残念。
ただ、登っている途中、折々見ることのできた小さな野花や植物を、ファインダーにおさめてきたので、お見せしたい。

リュウノウギク
リュウノウギク


オオハナウド
オオハナウド


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山村御流 いけばな展 -大阪高島屋- 2009夏

山村御流 いけばな展

大阪(なんば)高島屋の7階グランドホールにて7/22(水)~7/27(月)まで開催されていた、-山村御流 いけばな展-にでかけてきました。
今回は親友が出展する事もあり、父と共にお祝いにかけつけました。
初めて御流の花を目にする父が、どのような感想を持つのかも興味深く思っていました。

最初、いくつかの作品を見て「これならお父さんにも生けられるんじゃないか」と、素人にありがちな感想でしたが、1つ1つの作品を丁寧に見てゆくと、次第に「この流派は、色々なものを花器に使って生けられるぶん、花器選びのセンスが重要だ。でも、花器を探す(見立てる)のもまた楽しいものだ」、「花器にあう花を選ぶセンスも必要だ」、「なかなかに難しいな、でも真似して自分で帰ったら花を生けてみよう」と、次第に心が花に寄り添っていったようでした。

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山村御流 いけばな展 -大阪高島屋-




山村御流 花展
山村御流いけばな展 案内状より

奈良の由緒ある門跡寺院、円照寺(現在は臨済宗妙心寺派)を家元とする華道の流派、“山村御流”の華展が下記のとおりございます。

「花は野にあるように」の山村御流。暑い盛りにどのような涼を運んでくれるのかと、今から心待ちにしています。今回は特に親友が出品するので、いつにも増して楽しみです。

ごくシンプルに楚々と生けられた草花に、素人目には「お、簡単?!」とうつるかも知れないこの流派の花ですが、シンプルなほど、生ける者の人格そのものが出てしまう気がしてこわいものですし、また、一旦お花の向きや生け方を迷ってしまうと、ついに、自分の心も花も定まらなくなってしまう…というこわさもあります。
華道の流派にも色々ありまして、あまりに不自然だったり、人間のエゴを見せつけられるようで疑問を抱く事もあります。が、こちらの花は、心から「はぁぁぁ(感嘆)。いいなぁ…」と、見ていて和む事ができ、季節と人の心にそっと優しく寄りそうように生けられるので、私は大好きです。

会期中無料にてご覧になれます。是非お運び下さい。


大阪(なんば)高島屋 7階グランドホールにて
7/22(水)~7/27(月)
入場無料
*7月24日(金)、27日(月)は午後5時閉場

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蓮の開花 -日蓮宗・京都立本寺-



立本寺の蓮_携帯で撮影

仕事が休みの日曜日、「せっかく5時半に起きたのだから…」と、蓮の花を見に行って来ました。
京都市の上京区七本松通にあるここ立本寺では、この時期、本堂前の蓮の花が見頃を迎えます。
解放されており、訪れる人もまばらで毎年楽しみにしています。

今年はどこからか噂を聞きつけた?のか、三脚を利用するカメラマンが何人かいて、美しい花の真ん前に陣取りなかなかその場を離れず少し興醒めでした…。
写真がお好きなのは良いのですが、少し他の方の事も考えて欲しいものでした。
若者の無礼を嘆くお年を召された方は多いかと存じますが、この朝のカメラマンさんは平均年齢70歳といったところでしょうか…。
年齢は関係ないなぁ…と思った朝でした。

立本寺の蓮
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岐阜の寺には大山蓮華?!




大山蓮華

愚堂東寔禅師の墨蹟撮影の為、何軒かの岐阜のお寺(全て臨済宗)にお邪魔していました。
そこで「ほ~(感心)」と思ったのは、この季節に山奥にひっそりと大輪の気高い花を咲かせる大山蓮華が、多くの寺で見られた事。それも、それなりに昔から植わっていたであろうかなり立派な木なのでした。
京都の禅宗寺院にも多々訪れていますが、例えば住職などが茶人で、この花を茶会にと植えたりする以外には、あまり庭に植わっているのをみかけない気がします。
私の大好きな花の1つです。奈良の霊場大峰山あたりに古くから自生していた事からこの名がついたのだとか。一度群生地を見に行きたいものです。

彼方の山を借景
岐阜・大仙寺の本堂前からの眺め。素晴らしい借景。
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銀竜草 -天龍寺-

銀竜草

5月はじめ頃から、天龍寺の庭園「望京の丘」に向かう階段横に、初めて見る草を発見。
図鑑によると、「銀竜草(ギンリョウソウ)」との事。

「うろこのようなもので包まれた白色の体全体を竜にみたてたもの。花・茎・葉の体全体が純白、根は茶色で短かく先が丸い。8~15cm。先端に下向きの花を1つつける。暗い森の中の落ち葉の積もった所に生える。落ち葉などから養分を得て生活(腐生植物という)。湿った空気、たくさんの落ち葉、安定した森の中でないとできない微妙な環境条件のもとで育つ」
とあった。
天龍寺では、これらの条件をあまり満たしていない気もしますが、毎日庭を巡回している中で時々このようなめずらしいものに出くわします。
銀竜草、別名をユウレイダケ。天龍寺に毎年お目見えとなると、名物になりそうで楽しみです。

銀竜草
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天龍寺 百花苑 -京都嵐山-



サンザシ

天龍寺の“百花苑”は、今非常ににぎやかです。
牡丹・山吹・石楠花・鍾馗空木(ショウキウツギ)・黒老梅・都わすれ・紫蘭・大手毬・花水木等などが咲きそろっているからです。
専門道場近くでは、山査子(サンザシ)が見頃。竹藪には筍がニョキニョキと出没し、春を満喫しています。

山査子

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天龍寺の躑躅



白花三葉躑躅_天龍寺

今、関西ではいたる所で躑躅が満開です。
京都では長岡京市の長岡天神がことに有名です。

ここ天龍寺も、赤・白・黄と目を楽しませてくれています。種類が多く、山・満天星(どうだん)・大柴・三葉・白・蓮華・餅・霧島など、10~15種類が庭内に咲き揃っています。
つつじの名称は、次々に咲くことから、「つづき咲き」、花が筒状なので「筒咲き」から来ているそうです。また、漢字で書くと“躑躅”ですが、中国で毒性のあるつつじを羊が誤って食べたところ、足踏みをしてもがき、うずくまってしまったところからこのような字が使われるようになったと言われています。

天龍寺の躑躅 霧島躑躅

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根来寺 -和歌山-




根来寺 大塔と伝法堂

紀州の観音霊場、紀三井寺と粉河寺参詣のあと、根来塗発祥の地である根来寺にお参りした。
新義真言宗の総本山である根来寺は、その巨大勢力を危ぶんだ秀吉の焼き討ち、いわゆる「根来攻め」にあうまでは、寺領2万石、山内に450もの末院を有して僧兵が1万人もがいたような、一大寺院、というより一大宗教都市であったようである。後に紀州徳川家の庇護を受け一部復興をとげたという。
上の写真の左の大塔は焼き討ちからは逃れたもので国宝に指定されている。日本最大の多宝塔ということであるが本当に美しい建物である。内部は円形の内陣があり大日如来を中心に十体ほどの仏像が取り囲むように配置されている。薄暗い内陣に外からの光が差し込み、息を飲むほど美しい情景にひとときみとれてしまった。

となりの伝法堂には、本尊三尊像(大日如来・金剛薩埵・尊勝仏頂尊)が安置されている。大きな仏像だったが、とても静謐な空気が漂っており、参詣者は多かったが誰もが静かに坐って御本尊に見つめられていた。
尊勝仏頂尊という仏様にははじめてお目にかかった気がするが、実際、とても珍しい仏像だという。

根来寺境内に咲くシャガ
根来寺境内に咲くシャガの花。 広大な境内には清流があって、新緑のもみじが美しかった。
新緑の根来寺境内
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建仁寺の芍薬と石楠花


建仁寺の芍薬

先日、仕事の為に建仁僧堂を訪れました。
在家の私のような者(しかも女性)にとっては、禅文化研究所に勤めていなければ訪れるご縁も無いような所なので、仕事ながら心から楽しみにでかけました。

これまでに私は、いくつかの僧堂にお邪魔した事があります。もちろんそれぞれに、凛とした修行道場の雰囲気が漂うのですが、僧堂によってカラーがあり、瀟洒な感じがそこはかとなく漂う僧堂もあれば、まるで幼い頃に観た映画、ジャッキー・チェンの『酔拳』のごとく、ここは昔の中国か?!と思わされるような僧堂もあります。
各僧堂の雰囲気から、僧堂を束ねる老師の息遣いを感じ取れるような気がして、いやらしいとは思いながらも、きょろきょろと観察をし、色々な事を感じ、一人狂喜乱舞しています。
私の祖父も、とある2つの僧堂で修行をしていましたが、約70年ほど昔の僧堂の写真と、今の僧堂がさして変わりなく在り続ける事にもびっくりさせられます。

季節の話題を…と思いましたのに、話が逸れていました。
建仁寺を訪れて、あまりに芍薬が美しかったので皆様にご紹介を。
僧堂前には、石楠花が植えられ、これもまた美しい花を咲かせていました。
桜が終わって、なんとなく寂しい気もしていましたが、寂しさなんて感じている暇も無いようでした。
四季ある国に生まれた幸せを思います。

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京都御苑の桜と、京都御所春季一般公開のおしらせ



御苑の八重桜

先日(4月12日)訪れました京都御苑の桜です。
早咲きの枝垂れ桜は、現在満開の桜に目を奪われていると、もう誰も桜と気がつかない程に緑のみずみずしい葉を勢いよく身にまとっていますが、八重の桜や紅枝垂れが満開の見頃を迎えていました。
約1ヶ月にわたり我々の目を楽しませてくれた桜も、もうそろそろ終わりをつげる頃でしょうか。
なんとなく心寂しい気もしますが、そんな思いも束の間、このところの暖かさで、もみじなどの新緑がまばゆいばかりです。

さて、下記の日程で、普段は固く門を閉ざされている御所内が一般公開されるようです。
日本文化の真髄がここに…と思える御所内は、細やかに手入れされた木々1本の美しさを見るにつけても価値がある…と思えるくらいに素晴らしいものです。屏の外から見ていても、松の立派な枝ぶり、木々の手入れの素晴らしさに感動するほどです。宜秋門などの檜皮葺きを見ても、こういった事ができる職人さんがいらっしゃる事を思い、嬉しくなります。
日本人である事の喜び、日本の誇り、文化への理解をいま一度。是非お運び下さい。

【京都御所春季特別一般公開】
4月23日(木)~29日(水) 午前9時(開門)から午後3時30分(閉門)まで

本年は、天皇皇后両陛下御結婚満50年記念という事で、普段公開されないような御殿なども特別に公開され、御結婚に関連した展示などもあるようです。楽しみです。

秋の一般公開の記事はこちら

ぼんぼりのような桜 紅枝垂れ
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桜 借景の山にまた桜 -天龍寺-



天龍寺の桜

先週、4月7日に仕事で訪れました嵐山・天龍寺です。
嵐山・亀山を借景として取り入れた曹源池庭園が有名ですが、山内どこにいても山に咲く桜が見られ、すぐ近くに咲く桜と共に何倍もの楽しみを与えてくれます。
「なんて贅沢なんだろう…」。と、しばし仕事を忘れ感慨にふけっていました。

山の木々も新芽を出してもこもこと、その中に桜の色がかわいらしく。
お茶の席で使われる主菓子のきんとんを思い出します(花より団子でしょうか…)。

桜 借景の山にまた桜 -天龍寺-の続きを読む

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不審花開今日春 -京都・霊鑑寺の椿-


月光椿

今年もありがたい事に、3月28日~4月5日まで、別称“鹿ケ谷比丘尼御所”・“谷御所”とも呼ばれる門跡寺院・霊鑑寺(臨済宗南禅寺派)が公開されていました。
ブログでも何度かご紹介しておりますが、春と秋・椿と紅葉の美しい時期に限り1週間ほど特別公開されるのです。公開日程がわかった時点で、ブログや禅文化研究所のメールマガジンでもお知らせしておりますので、是非お心に留めておいていただき、春や秋に京都を訪れる際は、ご参拝なさってみて下さい。

さて、私が毎年こちらを訪れていて思うのは、「不審花開今日春」という禅語です。
表千家不審庵の号もこの語から来ているのですが、幾重にも美しく重なった衣笠(椿の種類)の花びらや、言葉では表現しきれぬ美しい白い色、京都市の天然記念物にもなっている日光・月光椿、黒椿のドラマティックな真紅の蕾、どれをとっても人智を超えたものとしか思えず、じっと見入るにつれ「あぁ、不思議だなぁ。どうしてこのように咲くのか…」と心から思い、人間のわかる事なんて微々たるものだ、おごってはいけないな…と思い知るのです。
道端に咲くたんぽぽを見てもそう思うべきですがなかなかそうもいかず、いつもこちらの椿を見に行くと心新たに気づかされるのです。

08年の霊鑑寺
07年の霊鑑寺

哲学の道の桜
哲学の道 満開です!
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嵯峨 桜守・佐野藤右衛門邸の夜桜



佐野藤右衛門邸の夜桜

創業天保年間、代々御室御所に仕えた植木職人。現当主で16代目を数える嵯峨の桜守、佐野藤右衛門氏のご自邸へ、夜桜を見にでかけました。
ちょうど桜の花の良い時期、たくさんの種類の見事な桜の木が植わっているご自邸のお庭を、一般に無料で開放され、夜にはかがり火も焚かれライトアップされます。

青いビニールシートに、花より団子の団体が陣取り、桜が泣いているようにしか見えないライトアップには興醒めしてしまう為、夜桜見物はあまり好きでは無かった私も、ここは無論別格。
そういった花見の客は来ない為、静かに夜桜を楽しめます。
ほぅっ…とため息をつくほどに魅せられてしまいました。
傘のようにひろがった見事な枝ぶりに、ありったけの1年の力をふりしぼって見事に咲かせた満開の花。それが妖しいまでに美しく、ライトアップされるとさらに幽玄の世界へと誘われるようで、まるでお能の舞台を見ているかのごとくでした。

「桜の花は、桜の木にとって一年の最後の集大成! 1年のすべてがこの花に出るんや。花が終わってまた新たに1年が始まる」とは16代藤右衛門氏のお言葉。
何日かの花のために1年を通して桜を守る桜守。見事な桜の花の裏にあるその愛情と細やかな配慮、地道な毎日の手入れにどれだけの人が思いをはせるのか…と思った夜桜見物でした。

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霊鑑寺の特別公開

今年も椿で有名な尼門跡寺院、霊鑑寺の特別公開が始まっています。
>3月28日~4月5日まで。

京都へおでかけの際は是非こちらへもお運び下さい。

08年の霊鑑寺
07年の霊鑑寺

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京都 臨済宗本山の桜



南禅寺_法堂
南禅寺 法堂と桜

禅文化研究所は、臨済宗黄檗宗連合各派合議所(臨黄合議所)の事務局も兼ねています。
ですから、禅文化研究所のお仕事と、臨済宗黄檗宗関連のお仕事、どちらもさせていただいております。
本日(3/30)、臨黄ネットの広報活動として拝観寺院や美術館博物館でお配りしている“栞いろは歌”を納品する為、京都のいくつかの本山にでかけていました。
平日とはいえ春休み、そしてこの陽気のおかげで桜も種類によっては満開!という事で、京都中観光客でにぎわっていました。
おでかけの際のご参考までに、本山で撮った写真等をご紹介。

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天龍寺の枝垂れ桜

天龍寺のしだれ桜

京都嵐山にある天龍寺(臨済宗大本山)。
百花苑の枝垂れ桜がそれは見事(3/26の写真)です。
花冷えする日でも、ひと目美しい花を…、禅寺の空気を…と、たくさんの参拝客で賑わっていました。
これからの季節、嵐山に咲く桜と併せて我々の目を楽しませてくれることでしょう。

天龍寺のしだれ桜 天龍寺のしだれ桜

天龍寺での坐禅会などの情報は、臨黄ネットトップページのおしらせに掲載されています。
ご参考になさってみて下さい。

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京都御苑の桃と桜

京都御苑 小川の糸桜

今年も京都御苑内の“小川の糸桜”が満開になりました(3/25の写真です)。
例年より少しばかり早いような気がします。
毎年見ていても、毎年新たな気持ちで感動します。
神か何かが宿っている…と思わずにはいられないこの木なのです。

御苑の桃園
色とりどりの桃も満開で、この時期の御苑は賑やか!

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セイタカアワダチソウ -青木新門『納棺夫日記』より-

セイタカアワダチソウ

「ススキが全滅しそうで、セイタカアワダチソウは好きじゃない!」と長い間思っていたのだが、何年か前、こんな文章に出会った。


「こちらへ来る途中見かけたのですが、セイタカアワダチソウ、すごいですね?」
「ああ、あの草ね」
「日本中、まっ黄色になるのじゃないですか?」
「いや、大丈夫ですよ」
「えっ、どうしてですか?」
「繁殖すると自分で出す分泌物で自家中毒を起こして自滅してしまう。一つ所に永く定着できない可哀相な植物なのです」
                          青木新門『納棺夫日記』より

それ以来、ススキに混じってセイタカアワダチソウが群生しているのを見ると、お友達というか、ちょっと知り合いに会ったみたいな気分になる。
上記の会話は、青木新門さんが、『納棺夫日記』で地方の出版文化功労賞を受けたとき、同じく農業に関する著作で受賞したある大学教授とのやり取りである。青木新門さんというのは、死体をお棺に入れる仕事をしていた人で、『納棺夫日記』を読んだときには隣りに座ってじっくり肉声を聞いたような不思議な気分だった。ちょっとした地主の息子さんだったのが、文学に走って(?!)身を持ち崩し、死体処理という凄まじい仕事をして、突き抜けられたのだと思う。「『仏は不可思議光如来なり、如来は光なり』と断言する親鸞は明解であった」とも書いておられる。
                           
「おくりびと」という納棺夫を描いた邦画が、米国アカデミー賞「最優秀外国語映画賞」にノミネートされたので、『納棺夫日記』のことを思い出し、それからセイタカアワダチソウのことを思ったのだった。

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ススキに寄生 -南蛮煙管-

美しいススキ_瑞峰院

先日、お茶会で大徳寺の塔頭、瑞峰院さんを訪ずれました。
すると、美しく穂をひろげたススキの前で、着物のご婦人方が何やら下をのぞきこんでいます。
はてさて何事かと一緒になってのぞいてみると、なんとも不思議な花が…。
親切なご婦人が、「ススキの養分を吸って生きている、南蛮煙管(ナンバンギセル)という花よ」と。
なるほど!花が煙管の形そのもの!おもしろい!にしても、ススキに寄生とは…。
少し調べてみますと、葉緑素を持たないこの花は、ススキやミョウガ、サトウキビの根などに寄生し、養分を吸い上げて生きているそうな。
葉緑素…そういえばむか~し理科で習いました。確かにお日様をたくさん浴びてもあまり意味のなさげなそのお姿。したたかに生きているのですね。
と言いつつふと我を振り返り……、人間はえらそうにしているけれど、自分で養分を作れるわけでもなく、同じく地球に生きている命をいただき、地球を汚してなんとか存在している事を思うと、南蛮煙管のことをえらそうに言えないではないか!と思うのでした。

南蛮煙管

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大和し美し -浄瑠璃寺付近の風景-

美しき国 日本

先日ブログにてご紹介しました、MIHOミュージアムの展観-大和し美し-ですが、浄瑠璃寺近くにはそんな日本の美しい-風景-がそこかしこに残っています。
人工建造物などはいっさい見えない、なだらかな山と田畑。とても美しいです。

花おくら

珍しい花おくらです。おくらの花と同じような色形ですが、数倍大きい!
そのまま食べられます。

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蕎麦の花

蕎麦の花が満開

蕎麦の花が満開の時期となりました。
滋賀の自坊近く、日本の美しい風景です。

白鷺


土を耕しているお百姓さんの後ろをついて歩く白鷺。たくさん収穫がありそうです。
なんとも微笑ましく、心和ませてもらいました。

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御苑の百日紅

御苑の百日紅

4月には見物客で賑わいを見せる、京都御苑内の“小川の糸桜”あたり。
この桜の印象が強すぎて全く気づいてもいなかったのですが、隣にこんなに立派な百日紅が。
夏の御苑内を通ると、「こんなにも百日紅が植えられていたのか…」とびっくりするほど、あちこちでこのこの花が見られます。
猛暑にもマケズ、突然のゲリラ豪雨にもマケズ、立派に花をつけ夏に彩りを添えてくれる花に、ありがたみすら感じました。

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百日紅(さるすべり)

鮮紅色の百日紅
真夏の花というと、蓮・向日葵・朝顔と、この百日紅が代表格だ。 花に関する漢字は非常に蘊蓄(うんちく)がある。馬が酔う木と書いて「あせび」と読んだり、木の瓜と書いて「ぼけ」と読んだり…。その字から花の特徴がわかるようだ。

百日紅は夏の暑いさなか、百日も咲き続けるとも言われている。
『広辞苑』によると、

さる・すべり【猿滑・百日紅・紫薇花】(幹の皮が滑らかなので猿もすべるの意)
①ミソハギ科の落葉高木。中国南部の原産。幹は高さ数メートル。平滑でこぶが多く、淡褐色。葉は楕円形で四稜のある枝に対生。秋に紅葉する。夏から秋にかけて鮮紅色または白色の小花が群がり咲く。庭木としてわが国で古くから栽培。材は緻密で細工用。云々……

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勧修寺 -京都・山科-

勧修寺

山科にある門跡寺院で、真言宗山階派大本山、勧修寺(かじゅうじ)を訪れました。
このお寺の建立は昌泰3年(900年)で、由緒も歴史も随一。
蓮と睡蓮の咲き誇る氷室の池を中心とした庭園も圧巻です。平安時代には、1月2日、この氷室の池に張った氷を宮中に献上し、その厚さで五穀豊穣を占ったとか……。

勧修寺 勧修寺


この素晴らしさとは裏腹に、京都市内中心部からは少し離れた山科区にあるからか、訪れる観光客もまばらで、京都の人にもさほど知られていなかったりします。
かくいう私も、東京出張の際に新幹線のホームにて、「そうだ、京都いこう」のポスターを見て知ったのでした…。

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雪の下

花壇のユキノシタ

今年も咲きました。
研究所前の花壇にて。さほど手入れされているわけでもなく、冬はどこに行ったのか?!と思うほどに印象の無いこの花なのですが、この時季になるといつのまにか可愛らしい蕾をつけ、花が咲きます。
茶花としても使えますし、一輪挿しに飾っても、楚々としつつも非常に雰囲気ある花です。
繊細なように見えて、意外と水揚げもよく、長持ちします。

一輪挿しに

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08年さくら その2

昨日に引き続き、桜の写真です。この2枚は京都、上品蓮台寺の桜です。紅しだれがとても立派です。

上品蓮台寺

上品蓮台寺

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08年さくら その1

京都御苑 小川の糸桜

今年もたくさんの桜を楽しめました。なぜか今年は初めて桜に夢中でした。むろん毎年綺麗だなぁと思って見ているのですが、どうしてでしょうか。現在の心境?年齢?でしょうか…。
なかなか綺麗な写真が撮れましたので、皆さまにご紹介を。
来年のお花見のご参考にどうぞ…。 上の写真は京都御苑の小川の糸桜、下は吉田神社です。

吉田神社

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坐禅草の群生地 -滋賀県高島市-

坐禅草

研究所の出版に関する仕事で、滋賀県高島市にあるお寺に墨跡撮影に伺いました。
その帰り道、看板に「坐禅草群生地」とあり、これは!と少し立ち寄ってみました。
坐禅草を見て「圧巻」という言葉も変かもしれませんが、すごいです。なかなかこのような群生にはお目にかかれないことでしょう。
琵琶湖の水は美しく澄み、少し寄り道するとこのような場所があり、また白洲正子さんが訪れた隠れ里も点在するこのあたり。またプライベートで訪れたいと思いました。

ちなみにこの坐禅草。いまだかつて茶席で出会った事はありませんが、茶花としても使えます。
どのようなお席でどのような時に使おうか…考えを巡らせるとなかなか楽しいものです。

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霊鑑寺の春 哲学の道

有名な月光

特別公開中の霊鑑寺(左京区鹿ケ谷)を訪れました。
毎年、椿の見頃と紅葉の美しい頃、公開されます(今年は4/6まで)。
昨年も参りましたが、やはり今年も心洗われる美しい椿を拝みたい。椿参拝です。
あまりに美しい椿を見ていると、不思議だなぁ…という気持ちになり、お釈迦様が金波羅華一輪をお示しになられた事を思い出します。

尼門跡寺院といえば、前回の禅と文化の旅にて、奈良の円照寺(後水尾天皇の第一皇女、梅宮さまが開山)を拝観させていただきましたが、こちらは同じ後水尾天皇の皇女、多利宮さまが開山です。
明治維新まで皇女などが入寺されたため、「鹿ケ谷比丘尼御所」「谷の御所」とも呼ばれます。
代々皇女が入寺された寺は、どことなく雅な感じが漂い、凛としつつも女性らしい優しい空気が流れているような気がします。
それでは、今年の椿を是非皆さまに…。

哲学の道も桜は満開。そして、水仙、ミツマタ、クリスマスローズ、レンギョウ、雪柳、石楠花、あらゆる花が咲き誇っていました。

秋の霊鑑寺
昨年の椿

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百花苑 -天龍寺-

馬酔木

この冬の京都は雪が多く、ここ天龍寺の庭にも春の気配が感じられるようになり、百花苑の花々が目を開き始めました。これからの庭内散策が楽しみです。

現在、天龍寺では下記のものが楽しめます。
椿・坐禅草・馬酔木・山茱萸・桃・木瓜・梅

これからは…
桜・木蓮・海棠桜・辛夷・芍薬・牡丹・平戸躑躅・満点星躑躅・石南花・五月などが楽しめます。
ところでみなさん、これ全て読めますか?!

坐禅草

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蕗の薹(フキノトウ)

蕗の薹

墨跡の撮影ででかけたお寺にて、蕗の薹をみつけました。
雪解けの、ようやく顔を出す頃とは違って、これだけ暖かくなってくるとかなり成長しています。
ほろ苦い春の味、てんぷらにして食べたら美味しいよなぁ…と一人しみじみ眺めます。

春の寺には、最近都会の道端ではとんと見なくなったすみれやいぬふぐり、ホトケノザなどの小さなかわいい花や、沈丁花の香りも満ち、木蓮のつぼみもどんどん大きくなって、春の知らせがそこここに。発見だらけで楽しいものです。

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京都御苑の梅と宜秋門檜皮葺きの葺き替え

京都御苑の梅 満開の木は主役!

3月8日(土)の京都御苑の様子です。
少し寒かった頃に比べて、だいぶ梅見の人々でにぎわってきました。
ただ、やはりまだ頑なに蕾を閉じたままの木も多く、満開となるにはもう少しかかりそうです。
今週のこの陽気に反応して、蕾がほころぶ事を期待しつつ…。

3月11日には自宅近くで、研究所に向かおうとしている時にうぐいすの初音を聞き、まだあどけなく、うまく鳴けないそのさえずりも可愛らしく、心和む一日の始まりとなりました。

080313-2.jpg

尾形光琳の描いた梅の画を思い出します。京都御苑の木々は、剪定や手入れも素晴らしく、散歩していて飽きません。梅の木も下手に剪定してしまうと、うまく花が咲きませんよね。
ちなみに御所は宮内庁、御苑は環境省の管轄だそうです。

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京都御苑の梅

八重紅梅

毎日のように雪が降る京都です。
京都御苑内にある梅林では、まだ頑なに蕾のままの木もあるものの、春の訪れを敏感に感じて咲き始めている梅もあり…。
そんな梅の木には写真愛好家達が集い、まだ春の色乏しい御苑内でもにぎわいを見せていました。

白梅

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まつがおか日記 -鎌倉東慶寺より-

秋を生ける


季刊『禅文化』の206号より、東慶寺の寺庭婦人井上米輝子さんに、自然の彩り鮮やかな、鎌倉は松岡山にある東慶寺の四季の移ろい、季節ごとの喜びや楽しみなどをご寄稿いただいています。

実は、ご寄稿いただく前から、寺庭婦人さんのブログ、-まつがおか日記-をいつも楽しみに拝見させていただいていました。
ことに茶の湯をたしなむ者には、この東慶寺境内の山野草、茶花の豊富な事に心ときめかせつつ、季節ごとに掲載されるその可憐な花々を写真で楽しんでいた次第です。
畑などで採れる季節の恵みは、スーパーで買うのとはまた違って、自然からの恵みに対する感謝の気持ちへと直結しているような気がします。だからこそ、東慶寺で饗される精進料理の美味しさはいかばかりかと…。
近くに住んでいれば、茶会や坐禅会、朗読の会など、あしげく通いたいお寺です。

お月見の供え物

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天龍寺 秋の花

白杜鵑草

急に秋らしくなってきた昨今。
今年の8月、9月は猛暑にて思考回路が分断していた。漸くそれも接続されたが、あの夏の暑さは地球温暖化の影響か?はたまた自分の老化か…と悩む。

庭にはやはり秋はちゃんと来ている。様々な種類の杜鵑草が咲き、金木犀のオレンジ色の花・銀木犀の白い花からはかぐわしい香りが「秋」を知らせてくれている。

山路杜鵑草

珍しい山路杜鵑草でしょうか。

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杜鵑草 -ほととぎす-

杜鵑草

様々な種類があるこの杜鵑草。
この花を見ると、「あぁ、また秋がやってきた」と思います。
夏のまだ暑い頃から、かすかながらも秋を感じているのかたくさんの蕾をつけ、もう今は満開になっている株もあるくらいです。
日本では、この斑点模様がホトトギスの模様と似ているとして、風情ある名前で呼ばれています。
イギリスでは、トード リリー(toad lily/ひきがえる百合?!)、中国では油点草。う~む、そのままですね。
やはり、-杜鵑草-と呼びたいものです。
さてこの杜鵑草、実は葉がとても焼けやすいのです。写真でも、葉の先が茶色く焼けてしまっているのがおわかりかと思います。
昨今の異様なまでにギラギラした太陽の日差しには耐えきれないのではないだろうかと、見る度に心が痛みます。
この花一輪にも、環境問題を真剣に考えなくてはと思わされるのです。

話は変わりますが、家の食器類で使わない蕎麦猪口や片口、とっくりなどはございませんか?
そこに一輪生けて飾るだけで、なぜかその部屋はとっても秋っぽいしつらえに変化を遂げるのです!(おおげさでしょうか・・・)
こういったかわいらしい山野草あふれる秋、皆様も是非お楽しみ下さい。

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花は野にあるように -高島屋 山村御流華展-

花は野にあるように

いつも(年に2回)楽しみにしている、京都高島屋での山村御流の華展にお邪魔した。

華道の流派は数えきれないほどあり、自分が習っている流派はもちろん好きで習っているのだが、この「山村御流」の花というのはまた格別な存在なのだ。
誰にも何にもこびず、ただ-花は野にあるように-をモットーに、決して派手でも華やかでもないのだが、日本人が古来から持つ小さきもの、美しきものを慈しむ思い、季節への感謝、感動をほんの少しの草花で思い起こさせてくれる。
いつも無料で開催されるので、是非一度自分の目で見て感じていただきたい。
(全国何カ所かの高島屋にて開催されるはずです。是非お調べ下さい)

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伊吹山 5 夏の雲

「雲はわき 光あふれてー♪」 大会歌にある全国高校野球大会は今年も終わった。
わきおこる雲をみて、この歌を思い出して、思わず口ずさんでしまった。
伊吹山のお花畑もさることながら、私は雲をみていてもしばらく飽きなかった。

雲はいつも天空にあるものだが、自分が高い位置にいると、目の前や下に雲があることにふと気が付く……。


夏雲

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伊吹山 4 山野草Part3

通常のトラノオとはうってかわって、ごくごくかわいらしいイブキトラノオ。


イブキトラノオ



イブキトラノオ


こちらはルリトラノオ。瑠璃色が美しいです。こちらも茶花としてよく用いられます。


ルリトラノオ

ルリトラノオ

これはイブキアザミ。


イブキアザミ

最後にキンミズヒキ。黄色い花がとても涼しげです。


kinmizuhiki.jpg

どれもこれも愛らしい山野草。
こういった山野草の中には、絶滅の危機に瀕しているものも数多いのですが、心無い登山客に根ごと掘り起こされたり、摘み取られたりする事もあるようです。
家で大事に育てる、飾るにしろ、それは決して花を愛でる、自然を愛でる事にはならず、人間の傲慢な私利私欲から来る行為に他なりません。
自分が摘み取った品種が絶滅すれば、その原因の1つに自分の行為があるかもしれないという所まで想像が必要です。
地球環境でも何でもそうです。「まだ大丈夫だろう」との慢心が、物事の手遅れへと導くのでしょう。

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伊吹山 3 山野草Part2

本日も伊吹山の草花の紹介。

これはカワラナデシコ。 茶花としてもよく用いられるかわいらしい花です。


カワラナデシコ


黄色いのは菊科のメタカラコウ。白い泡だった花は、シシウド。シシウドは山でよくみかけますね。


メタカラコウとシシウド


ヤマアジサイ。大きく咲き誇るあじさいの花もいいですが、こういった山野に咲くつつましやかな紫陽花にも、心惹かれます。


ヤマアジサイ


シオガマギク。秋の花ですが、すでに花を咲かせつつあります。実は、この花が何なのか調べるのに、ちょっと苦労しました。


shiogamagiku.jpg

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伊吹山 2 山野草Part1

冬は雪に閉ざされる伊吹山であるが、春から秋にかけて、とても沢山の花が咲き乱れる。
これから何日かに亘って、伊吹山の草花を紹介したい。

8月に訪ねると、まずはシモツケソウが一番きれいに目立つ。
調べて知ったのだが、シモツケソウとシモツケはよく似ているが別の花。
花はよく似ていても葉が異なるのだ。さらに、シモツケソウと京鹿子(キョウガノコ)は葉っぱもよく似ているが、これも違う花のようだ。
これは、シモツケソウ。


シモツケソウ

時折、ひときわ目立って咲いているのは、コオニユリ。
自然界の色とは、人智を超越したかのようななんとも不思議なものである。


コオニユリ

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伊吹山 1 百花繚乱のお花畑

かの関ケ原の合戦があったあたり、滋賀県と岐阜県の県境にある標高1377mの山が伊吹山である。
日本百名山の一つでもあるこの山は、ヤマトタケルノミコトに関する神話があったり、『源氏物語』の「関屋」の巻にも出てくるので、伊吹山は歌枕にも使われる。
この山は薬草でも知られるが、様々な野草が自生しているお花畑があり、登山客や観光客の目を楽しませてくれる。

何かと忙しくて避暑とまではいかないが、伊吹山ドライブウェイを使えば、車で8号目まで登れるため、まさしく百花繚乱のお花畑を容易に楽しむことができるのだ。

伊吹山頂 夏雲が広がる

夏真っ盛りでも、雲が眼下に見えるほどだから、風はとても涼しい。

百花繚乱のお花畑

お花畑

次回は花にクローズアップ。

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合歓の木

合歓の木

緑濃くなっていく6月頃から徐々に山道などでちらほらとみかける合歓(ねむ)の木。
9月頃まで見られます。緑多い山あいなどで、このピンクの刷毛のような花はとても目立ちます。

奈良の方でしたでしょうか、七夕の夜に合歓の木と大豆の葉っぱを川に流して邪気を払ったりするようです。
オジギソウの葉と合歓の木の葉はそっくりです。オジギソウは手で触れるとすぐに閉じてしまいますが、合歓の木は閉じません。
夜になるとゆ~っくり閉じるのだそうですよ。

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朝鮮あざみ-アーティチョーク-

直径は10センチ以上はあります

背丈が2mもあろうかと思われる巨大な薊(あざみ)です。夏によく見られます。
朝鮮あざみ、またの名をアーティチョーク(こちらの方が知られているかもしれません)。

濃縮エキスやハーブティー、サプリメントなどもあり、健康食品として売られています。
イタリアンやフレンチレストランで使われているのをご覧になる機会もあるでしょう。
コレステロール値を正常にする事から、ヨーロッパでは薬草として用いられてきたようです。
食用としては、花の付け根の膨らんだ蕾部分を用います。
個性的な花束を作ってくれる花屋さんなどでは、花材としてもたまにみかけます。

はてさて、最初にこの蕾を食べたのは如何なる人物でしょうか。
私から見ると、薊とはとげとげしく、少しおどろおどろしく、野の花として小さな種類の物を生けるのはよしとして、食べようとは…。先人に感謝です。

見上げる高さ!

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百日紅

木登りの上手な猿も滑りそうな木だから「さるすべり」と呼ばれる百日紅。
また百日間ほど花を紅の花を咲かせることから、この「百日紅」と書かれるのであろう。
猿が上るほど大きな木ではないが、自坊にも5本ほどの紅白とりまぜた百日紅があり、今年もお盆が近づいた今頃から、きれいに花をさかせはじめた。


百日紅

百日紅について、弊所の季刊誌『禅文化』85号(昭和52年夏発行)に、歌人の松本仁さんが書かれた「わが花物語 百日紅」という文章があるので、以下に全文を転載しておこう。

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この花の季節

木槿

暑くなってきたなぁ、梅雨だなぁ・・・。
と、なんとなく心が晴れない季節。

ふと気づくと咲き始めているのがこの花、木槿(むくげ)。
天を向いて、厳しい日差しも梅雨の雨も何のその。
花が少なくなってくる真夏にも、茶室で大活躍。
毎日毎日、誰に頼まれなくとも新しい花を次々と咲かせます。
そんな木槿の花を見て思う。『日新日々新』。

木槿

自然の模様、色ってすごい。歌舞伎役者も舞妓さんも顔負けの美しさ!
と思ってしまうのは私だけでしょうか・・・。

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今週の花

研究所の玄関

研究所玄関の今週の花。
桧扇(ひおうぎ)水仙、河原なでしこ、九蓋草(くがいそう)。
豪華な花よりも、なんとなく心を和ませてくれるこんな花が落ち着きます。

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未草-ひつじぐさ-

ひつじぐさ

未草(睡蓮)の季節ですね。
朝開いて、夕方には閉じる事から、エジプトでの花言葉は、「復活」です。国花でもあります。
太陽信仰があり、水を大切に思う人々にとってはまさに、慈しむべき花であったのでしょう。
ツタンカーメン王の墓の中にも、ブルーの未草が敷き詰められていたと言われていますし、壁画やパピルスに書かれている絵にも、この未草が見られます。
エジプトを旅される方は、色々な所で遭遇する機会があるでしょう。

そんな未草、アジア諸国、むろん日本でも愛されていますね。
そういえば皇室では、紀宮様のおしるしが、未草でした。
あらゆる種類があり、水面に浮かぶ神秘的でありつつもかわいらしい花には、しばしみとれてしまいます。

写真でもおわかりのように、水面に葉も花も浮いているようにあるのが未草(睡蓮です)です(ただし、熱帯性のものは水面より茎が伸びて咲くそうな)。
もう少しすると蓮も満開ですね・・・(蓮は、葉も花も水面より上に伸びています)。

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半夏生(はんげしょう)の季節

半夏生

「夏至から数えて11日目(現在は、天球上の黄経100度の地点を太陽が通過する日となっているそうだ)、だいたい7月2日~七夕頃までの間の日を、半夏生と言ってね、この花は、その頃にちょうど花を咲かせて、花のすぐ下の葉が白くなるから、半化粧とも言われるのよ。お化粧してるみたいでしょ!」と、お茶の先生から習った半夏生。

毎年毎年、この時期になると必ずと言っていいほど、茶室の床にお目見えし、「不思議・・・」と、1枚だけ白くなった葉をまじまじと見つめる。
小さな茶花の、たった一枚の葉っぱに、涼を覚えたりもする。

「半夏生」は、私にとっては、「これからさらに暑くなるなぁ、あ、もうすぐ祇園祭か・・・」と、季節の到来を知らせてくれる花の一つだ。
毎年、変わらずこの時期になると葉っぱが白く・・・。なんとも不思議な自然の営みなのである。

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斑入りどくだみ

斑入りどくだみ

北鎌倉東慶寺さんの事を書いたブログにて、八重のどくだみをご紹介しました。
本日は斑入りどくだみのご紹介。
観賞用園芸用の物であるためか、普通のどくだみほどに匂いはきつくありません(植え替えなどする時はさすがに独特のかおりがします!)。
観賞用らしく鉢植えにしています。「先祖返り」する事もあるようで、緑一色の葉っぱになってしまう事もあるようです。ならない為には日陰よりも日が当たるところの方が良いなど色々言われるようですが・・・。もともと日陰を好む品種なのに?!

庭に苔などを育てたい方には、地植えしてしまうと天敵?!になってしまうかもしれません。
生命力強く、根は縦横無尽にひろがり(なんて書くとまるで怪物のようですが・・・)増えて行きます。

どくだみ茶としては解毒作用もあり、おできなどにも効き、乾燥させると脱臭効果もあると聞きます。
水草として育てる事が可能だとも聞いた事がありますが、どなたかご覧になられた事はありますでしょうか?! 非常に気になる私です。
とりあえずは、小さな瓶や器に生けて、そのかわいらしい姿を愛でる事に致しましょう。

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三室戸寺の紫陽花

三室戸寺 本堂

西国観音霊場第10番札所、三室戸寺を訪れた。
どなたでも、あじさいの寺としてこの寺の名前はご存知であろうと思う。
ただ、その寺の縁起となると私も全く知らなかった。
実は本山修験宗の別格本山だそうな。約1200年前に、三室戸寺の奥、岩淵より出現された千手観音菩薩を御本尊とし、光仁天皇の勅願により創建されたとの事。
天皇・貴族の崇拝を集め、霊像の霊験を求める庶民の参詣で賑わった・・・との事であるが、はてさて、はるか昔の賑わいと今の賑わい、その人の心の内はどのように変化しているのでしょうか。

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北鎌倉 東慶寺

御地蔵さん

臨済宗円覚寺派、松岡山東慶寺を訪れてきました。

研究所発刊の季刊誌『禅文化』に、今年の10月秋号より4回に亘って、東慶寺の寺庭婦人さんのエッセイが連載される予定です。 そんなご縁もあって、寺庭婦人さんによるブログ「まつがおか日記」がある事を知りました。
その日記には、お寺の茶室で行なわれる月釜や、境内で咲く花の様子などが紹介されており、少なからず茶道に関心があり、茶花が大好きな私は、毎回の更新を楽しみに拝見し、この時期に訪れたくて仕方が無かったのです。
学生時代に、小林秀雄氏の墓を拝みに訪れたのは冬であったから、ブログを拝見していると、この季節はだいぶ境内の様子は違うようなのです。
そんな折、ちょうど鎌倉出張が! 
仕事に支障をきたさぬよう、早めに京都を出て向かうは北鎌倉東慶寺!
十時前には着いたものの、この時期の紫陽花やその他様々な花を観ようと、境内は既にすごい賑わいでした。

鎌倉の自然豊かな地に位置する東慶寺の土地は、山野草・茶花と言われる花々にはうってつけのようで、様々な花が元気よく咲いており、植木鉢で育てるのとはわけが違うその瑞々しさ、はかない小さな花であっても、その力強さに、一歩進むごとに立ち止まりつつなかなか先へ進めないほど。

東慶寺へ

北鎌倉 東慶寺の続きを読む

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雪の下 咲く

ユキノシタ

研究所前にある花壇の雪の下が咲きました。
まだほんの少ししか咲いていませんが、これが群生して咲くと、雪が降っているようです。

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雪の下

雪の下の蕾


研究所前の花壇にある雪の下です。
もう少しであのかわいらしい花を咲かせます。
雪の下は、茶花としても用いられる他、その葉は天ぷらにして食べられたり、
火傷にはりつけたりと、様々に使われて来ました。
花が咲いたら、またご紹介致します。

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新緑の蓮華寺

戸を開けると緑の世界

かれこれ8年ほど前、紅葉の三千院に行こうとしたのが、あまりの混み様に、八瀬の紅葉を楽しめれば充分か・・・と、バスを降りた。
その時に偶然みつけたお寺、蓮華寺。
まさに紅葉真っ盛りで、その当時はまだ観光雑誌などにもさほど掲載されていなかったせいか、拝観す者は私を含め、数人であった。
それから何度かこのお寺を訪れているが、きっと今の時期、緑の海のようだろう・・・と期待し、久々に訪れてみた。
筆舌に尽くしがたく、あとは写真をお楽しみいただきたい。

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世に聞く吉野の桜

本ブログでは、桜の話ばかりが続く感がするが、日本一の桜の名所ともいわれる、奈良県は吉野山に行ってきた。
奈良県吉野郡吉野町。
ここから和歌山にかけて繋がる紀伊山脈は、「紀伊山地の霊場と参詣道」として、2004年に世界文化遺産に登録された。
この吉野の山には、下千本、中千本、上千本、奧千本と呼ばれる4つのエリアにわたって、約1カ月かけて桜が咲き乱れていくそうで、でかけた日は上千本が満開になりはじめた頃である。
というわけで、桜も満開ならば、人も多いことこの上ない。


世に聞く吉野の桜

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哲学の道の春

-哲学の道-といえば、春の桜ばかりが取り上げられるが、近所の方々が植えていらっしゃるのか、元々ある花なのか、様々な春の花を楽しむ事が出来るのだ。
下ばかり向いてないで、上を向いて歩こう・・・とはよく言うが、桜桜と、上ばかり向いて歩かずとも、下にも花はたくさんなのだ。

石楠花

石楠花(しゃくなげ)。 実はこの花、昨年私が訪れたブータンの国花なのだ。
山中は石楠花だらけ。見頃を迎えると、それはそれは美しいそうな。

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奈良 円照寺

奈良 円照寺

後水尾天皇の第一皇女、文智内親王(梅宮さま)が開山の門跡寺院。
法華寺、中宮寺と並んで大和三門跡寺院の一つで、現在は臨済宗妙心寺派の寺院、本尊は如意輪観音である。

花の好きな後水尾天皇の影響を受けてか、開山の梅宮さまも、奈良の豊かな自然の中、野にある花を摘んでは生けておられたという。また、母、明鏡院の菩提を弔う為、添花会を催したとも伝えられる。
このような事から、「花は野にあるように」を流儀とする山村御流が興り、代々の住職が、山村御流の家元となられるのだ。

普段公開はされてないこのお寺。年に一度、4月の第一日曜(今年は第二でした)に、法要と免状授与式が行なわれる時に、山村御流の門下生が参詣する。

桜も満開を迎えた4月8日、今年はこのお目出度い日がお釈迦様の誕生日と重なり、修練に励んだ門下生が本堂にて免状を受け取る姿も晴れ晴れと、見ている者の心にも感動が湧き起こった。

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小学校のさくら

小学校のさくら


入学式といえば桜が似合いますね。家の近所にある小学校の桜も鮮やかなピンク色の花を咲かせています。現在は5分咲きといったところで満開になるのが楽しみです。

桜の木の根元に目を向けると淡い紫色の小さな花が咲いていました。これは「花にら」というユリ科の植物です。ちなみに花言葉は「別れの悲しみ」、見た目の可愛らしさからは想像できません。いったいどのような由来でついたのでしょうか。

花にら

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亀岡運動公園の桜

桜並木をひとりじめ

京都府亀岡市にある亀岡運動公園の桜です。3分咲き程度の開花で、まだまだこれからといったところです。

桜の本数は有名スポットに遠く及びませんが、人が混み合うこともないので、じっくりと桜を楽しむことができます。のんびりと散歩したり写真を撮ったりと、私にとっては大切な穴場スポットです。

この日はあいにくの空模様、これではあざやかな桜色も映えません。さらにポツリポツリと雨が…。バーベキューを楽しまれていた方々は大丈夫だったでしょうか。来週こそは、青空の下で見る満開の桜を期待しています。

えもいわれぬ色

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霊鑑寺の椿

衣笠

待ちわびていた霊鑑寺(臨済宗南禅寺派)の特別拝観。
鹿ヶ谷の傾斜を利用して造られた池泉観賞式庭園は、敷地を巧みに利用しており、尼門跡寺院の格式に相応しく、寺の境内としては広いとは言えない中にも、趣深く凛とした姿をみせている。
緑の海のような苔の中、椿を愛でつつ庭を歩いていると、徐々に拝観する者の心の汚れを流してくれるかのようだ。
さらにあまりに白く美しい椿、「衣笠」を見ていると、自分の中の醜い部分があらわになるようで、悔い改めねばと思わされる・・・。
「何色」とはいえない花の色の美しさに、人智をはるかに越えていると思わせる自然の力を見て取れた。

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木蓮

一気に春になりつつあるこの頃である。
今年も自坊の白木蓮(はくもくれん)がきれいな花をさかせている。


白木蓮の木

ところが、いわゆる木蓮と白木蓮は別種なのだそうである。
雨上がりの朝、花びらを濡らせて、その白を一層引き出させている気がした。

雨に濡れた白木蓮の花

自然の色は、なんとも言えず美しい。

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御所の百花繚乱

御所のしだれ桜

先日、お天気の良い日に御所へと散歩に。
ここ最近、寒い日が続いている為、まさかまだだろうと思いつつ見に行くと、立派なしだれ桜が咲き始めていました。

満開の桃

桃が咲き誇っています。
梅は終わりかけではありますが、まだ咲いているものも・・・。

野の花

足もとにも、確実に春はやってきます。春は千林に入る 処々の花・・・かな。
たんぽぽ、おおいぬのふぐり、ホトケノザの共演です。

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霊鑑寺の椿

霊鑑寺


鹿ヶ谷にある南禅寺派の霊鑑寺は、ことに椿で有名な寺である。
1654年に、後水尾天皇が皇女多利宮(第一皇女梅宮は、奈良円照寺の開山)を開山とし創建された寺である為、その後も代々皇女が入寺されていた門跡寺院だ。
秋の紅葉、春の椿が美しい時期にのみ公開されるのだが、それがまもなくだということで、心待ちにしている。
後ろの山を借景し、鳥のさえずりが絶え間なく、現在も静寂の内にひっそりと佇んでいる。

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菜の花畑と比良の雪山

先日、京都にも雪が舞ったばかりであるが、暦の上では節分が過ぎ立春を迎えた。
何か春を感じさせる場所がないかなとネットを探していたら、琵琶湖畔の菜の花畑が見頃であることを知って出かけてみた。


菜の花畑と比良の雪山


場所は守山市のなぎさ公園の菜の花畑
12000本もあるという菜の花がちょうど見頃で、花の香りと肥料の匂いでむせ返るほどだ。
湖周道路の傍にあるので、通りがかりの人たちが車をとめて立ち寄っている。ファインダーを覗いている人も多い。
琵琶湖の向こう側には、ちょうど雪を載せた比良山系がきれいに見えたので、ああ、冬と春との邂逅だなぁと思い、自分もシャッターを切った。

その後、湖周道路を南に向かうと、草津の矢橋帰帆島の附近で、葦(よし)の刈り入れをしているのにも出会った。この辺りは昔からの有数の葦地帯であるらしい。


葦の刈り入れ

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謹賀新年

南天


あけましておめでとうございます。

皆様、どのようなお正月をお過ごしになられた事でしょうか。
研究所職員のお坊さん達は、お年賀にいらっしゃる檀家さんやその他お知り合いなどの接待で忙しく、在家の者は、のんびりいつも通りの良い正月を、思い思いに過ごさせていただきました。

-お正月らしさ-が急速に消えつつありますが、お正月には、伝統文化に因んだ物が溢れています。その一つ一つの意味を大事にし、後世に伝えていき、家族揃って迎えられるお正月のめでたさ、有難さを見直していきたいと思う昨今です。 

それでは、どうか今年も宜しくお願い申し上げます。

追伸:写真を掲載しましたが、この南天も、難を転ずる(難転)として、鬼門に植えられたり、縁起のよい植物とされています。 食べ物を進物する時、お料理屋さんでお弁当を頼んだ時など、よく南天の葉が添えられていますね! 食中毒の難を転ずるという意味もあるのでしょうが、微量発生するシアン化水素の殺菌効果で腐敗を防ぐ!とも言われているようで、昔からしてきた事の裏には、きちんとした理由があるようです。

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京都嵯峨野 霊亀山天龍寺

今年の紅葉は全国的に遅いようだが、このところの1週間で、京都の各地も、急に色づいた感じがする。嵯峨野に用があったので、沢山の人で賑わう嵐山の天龍寺を訪れた。
夢窓疎石を開山とする、いわずとしれた、臨済宗の大本山の一つである。

先日、松島瑞巌寺へ行ったときに、平日なのに沢山の人が観光に訪れていて驚いたが、天龍寺はそれどころではなく、朝10時には、広い駐車場も満車状態の賑わい。
先週土曜日の朝、ズームイン・サタデーで、この紅葉を生中継報道されたらしいから、それを見てきた人たちもこの中に何割かいるのかもしれない。

紅葉に染まる曹源池庭園

天龍寺の中には曹源池という池をめぐる回遊式庭園があり、内部の木々の紅葉だけでも美しいが、さらに紅葉した嵐山をも借景にして、壮大な美しさである。
時々、このブログにも寄稿してもらっている、上司であるT師は、この天龍寺の職にもつかれているので、お願いして茶室に入れてもらった。

天龍寺には祥雲閣という広間の茶室と、甘雨亭という小間の茶室があり、通常、一般には公開されていない。
読者諸氏に悪いので、許可を得て、この茶室から見える庭の風景を・・・。
まずは、祥雲閣から見た庭である。


天龍寺の茶室、祥雲閣から見た庭

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八重のコスモス

八重のコスモス

珍しい八重のコスモスです。
秋のコスモス畑、なんとも言えない風景ですね。
この名前、-宇宙-を意味するスペイン語のCOSMOSに由来するとか、ギリシャ語の、美麗(KOSMOS)に由来すると言われています。
コスモス畑の美しさが、星空のように美しかったからこのような名前なのでしょうか。
和名は秋桜(あきざくら)。明治頃伝わったようで、メキシコ原産です。

美しい花ですが、河川などに植えるのは禁物!
外来種が日本の草花の存在を脅かす事になりかねませんのでご注意・・・。

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白花ホトトギス

白花杜鵑

ちょうど今頃、9月から10月に咲く、ユリ科の多年草のシロバナホトトギスです。
まだ小さいのですが、この前、山野草の店で見つけて庭に植えたばかりです。
案外、このシロバナホトトギスは手に入りにくいのだそうです。
買ったときには花は無かったのですが、たぶん白い花が咲くはずだと言われて買ってきたのです。
つい最近、白いかわいらしい花を咲かせました。
まだ切って使うのはかわいそうなので、このまま庭で花を咲かせておこうと思っています。
野生なので、きっと増えるのではないかと期待しておきましょう。

白花杜鵑


ほかにも一緒に買った赤白金の三色の水引草もすくすくと伸びて来ています。
ただ、ときどきチェックしないと、毛虫が葉っぱを食い荒らしていたりします。
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花札も真っ青!-天龍寺-

美しい萩の花_天龍寺

私の住む、嵐山天龍寺は、今萩が満開です。
百花苑には、白・ピンク・混合とそれはそれは美しく群生しています。
萩は一株では花が小さくあまり見映えが良くは無いかもしれませんが、大きい株がいくつもあるとそれはそれは見事です。
今年は、中秋の名月ごろが一番美しいとのことです。

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蕎麦の花 けやき

蕎麦の花

滋賀県多賀町を通りかかったら、蕎麦の花がとてもきれいに咲いていた。
今までこのあたりではあまり見かけなかったし、普段は水田である場所らしいから、どうやらこれも転作の一手段らしい。


蕎麦の花

蕎麦の花のきれいなところを探して、車でうろうろとしていると、ふと、なにやらいわれのありそうな大樹がある。


多賀大社のケヤキ


近寄ってみてみると何やら看板がたっていわく因縁が書かれているようだ。

蕎麦の花 けやきの続きを読む

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お彼岸 -彼岸花-

故郷の曼珠沙華

お彼岸ですね。
この時期になると田んぼのあぜ道などに彼岸花-曼珠沙華-が咲きます。
幼い頃、きれいな花だと思い家に持ち帰ると、「火事になるから飾るのは駄目!」と言われたものです。 球根に毒があり、あぶないからそのように言うようになったのか、あの花の燃えるような色にそう言うようになったのか・・・。
曼珠沙華というからには、信仰と強い結びつきのある花で、あえて田んぼのあぜ道などに植えられたとする説など、いろいろないわれがあるようです。

なんにせよ、彼岸花が咲く時期にお墓へ参るからか、この花を見ると御先祖さまに思いを馳せるのです。
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おくらの花

おくらの花をご存知ですか?
葵や芙蓉の花に似ていて、淡い黄色のとても美しい花を咲かせるんです。


おくらの花


この花の後におくらがお日様向かって大きくなるんですよ。
まさかおくらが上へむかって大きくなるとは、私もつい最近まで知りませんでした。
ネバネバした物を食べる国は、世界でも限られるそうですが、納豆に山芋、おくらも、ネバネバした物は健康にも良いですね!
太陽をいっぱい浴びて育った季節の恵みで、暑すぎる夏を乗り切りましょう!
(N.K Wrote)


おくらの実

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芙蓉と木槿

芙蓉と木槿_研究所玄関

今年も“芙蓉”と“木槿”の季節がやって来ました。
研究所横の花壇にも、毎日元気に咲いています。
今朝、研究所の玄関にも飾ってみました。

花の少ない夏には、茶会に欠かせぬ花となります。
茶室の小間にてたった一輪、涼しげな籠に生けられた真っ白な芙蓉などは、えもいわれぬ風情です。

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