今年の紫陽花は花が少ないのでは
2019年も半分が過ぎてしまいました。如何お過ごしでしょうか。
先週末に鎌倉円覚寺を日帰りで訪ねてきました。昨年より勤修されてきた釈宗演老師と大用国師の遠諱事業もほぼ終わり、これらの記録本作成のための打ち合わせのためです。
円覚寺には境内にたくさんの紫陽花があって、この時期には目を楽しませてくれるのですが、どうも今年は花が少ないのではないかと思いました。ひょっとしたら、もうピークは過ぎているのかも知れませんが、実は自坊の紫陽花も然り、京都の紫陽花で有名な某寺院も然りといったわけで、ひょっとしたら、気温の低さや雨の少なさが影響しているのかも知れませんね。
ところで、円覚寺に行くときには、新幹線の新横浜から乗り継いで、横浜駅に出て、そしてJRの湘南ラインで北鎌倉に向かうのですが、この電車、15両編成なのです。
関東の方にはよく知られているからなんのことはないでしょうが、関西ではJRであんなに長い列車はないと思います。せいぜい12両まで。そして、北鎌倉駅の改札口は、ホームの一番端にありますので、15両目になんて乗ろうものなら、降りるのに駅から出るのに延々と歩かねばなりませんね。
これは帰路に撮ったものですが、北鎌倉の改札口から入って6両目くらいまで歩いてきたところです。が、これでもまだ先にこんなにホームが続いているでしょう? いかに東京や関東の電車は乗降客が多いかがこれをみてもわかるかと思います。
自坊では今、大好きな半夏生が咲いています。半夏生は、葉っぱが半分おしろいをつけたようなので「半化粧」とも書いたりするらしいですが、私は、夏至から数えて11日目にあたる「半夏生」の頃に咲くからつけられたこの字が好きですね。
最近は半化粧で電車に乗ってきて車内で調えられる?女性もおられますが、公衆の面前に出られるときには、全化粧か素顔がいいですよね。
半夏生、綺麗に咲いていますね。
毎年この時期に咲く半夏生を愛おしく思います。
もうすぐ祇園祭、真っ白な木槿の祇園守りがスタンバイしていてこちらも愛おしい限りです。
今日はお茶のお稽古で七夕の葉蓋点前で梶の葉を山へ探しに行っても無かったので京都市内の花屋さんに分けて頂きました。
梶の葉と笹百合持ってお稽古へ行ってきます。
Mimozaさま
コメントを頂き有り難うございます。半夏生、いいですよね。そういえばもう祇園祭。このところ連休と重なっているので、通勤帰りに宵山に寄るということがここ数年できていなかったのですが、今年は行って来ようかなと思っています。
梶の葉ですか。うちの境内をさがせば、どこかにあったような気もしますが。^^;
梶の木、きっとお寺の何処にあるだろうなと思って見てました(^^)
お茶人さんの庭にはよくあるそうで私が花屋さんから分けて頂いたのも花屋さんのお知り合いの方からのものでした。
午前中、お稽古したのですが水指しの蓋が梶の葉に変わるだけで見た目に涼しくとてもいい感じでした。
私も梶の葉、植えようかなと思います。
梶の木、見つかったら教えてくださいね。