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讃岐うどん

禅の修行道場(僧堂)での食事は、本当に質素なものだ。その中で一番の御馳走は何か?と聞かれたら、迷わず「うどん」と答える禅僧が一番多いのではないだろうか。
僧堂で食べるうどんは「湯づきうどん」。一般的には釜揚げうどんと呼ばれるが、湯立てたうどんを、ツケだれですするのである。普通は音を立てずにもくもくと食べるのが僧堂の食事の様子なのだが、こと、うどんの時には、ずるずると音を立てることが許され、お変わり自由食べ放題といったところだ。

さて、そういったことから、私自身もうどんは大好きな部類に入る。
椎名誠氏の小説にも出てきて、以前から一度現地で食べてみたかった讃岐の生醤油うどん。遅めの夏休みをいただいて、ちょっとした旅に出たので、高松に行って食べてきた。

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日本の次に好きな国

マニ車をまわす僧侶

約6年前にネパールを訪れた際、同じようにバックパッカーとして旅をする人たちから、「ブータンに行きたいけれど、入りにくいしお金が無いから無理だ」という言葉を何度か耳にした。
それを聞いてから、なんとなく旅をする事を想像し難い国、けれども、是非一度行ってみたいと憧れる国であったブータン。

今年はふと、猛烈に行きたくなった。
行くと決めてからも、本当に自分があの国へ行くのかと、ブータンに降り立つまで信じられない気持ちだった。

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事務室改装

明るくなった事務室

先週末、当研究所の事務室と応接室の内装工事を行なった。壁紙と床を貼り替え、天井を塗装し、カーペットや窓の洗浄を行なうというもので、比較的仕事量の少ないこの時期を選んで行なった次第である。しかし事務室を空っぽにする作業はなかなか大変で、ロッカーや机を移動するために詰め込んだ書類は段ボール箱90個にもなり、また元に戻すことを考えると、少々気が重くなる。

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おくらの花

おくらの花をご存知ですか?
葵や芙蓉の花に似ていて、淡い黄色のとても美しい花を咲かせるんです。


おくらの花


この花の後におくらがお日様向かって大きくなるんですよ。
まさかおくらが上へむかって大きくなるとは、私もつい最近まで知りませんでした。
ネバネバした物を食べる国は、世界でも限られるそうですが、納豆に山芋、おくらも、ネバネバした物は健康にも良いですね!
太陽をいっぱい浴びて育った季節の恵みで、暑すぎる夏を乗り切りましょう!
(N.K Wrote)


おくらの実

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光悦寺

光悦寺の参道

光悦寺を訪れた。
茶庭のような境内と静かな佇まいが大好きで、年に何度か訪れる。
いつも変わらず、光悦の墓には白い菊が供えられている。
数年前までは、秋の紅葉の時季にも訪れる人はまばらで、穴場であった。
NHKで『宮本武蔵』が放映された折、本阿弥光悦が武蔵の人生に深く影響を与えた人物として出てきた。

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寺の大樹 その2

7月15日のブログで書いた寺の大樹のその後である。
お盆もすぎ、京都近辺で行なわれる、地蔵盆を明日に控えた8月22日、ついに筆者の自坊の欅の枝部分の伐採が行なわれた。もちろん事前にお経一巻あげて、欅にお礼のお勤めをしておいた。


欅横にクレーン到着


16tの大型クレーンが、4輪操舵のタイヤを駆使して、自坊の裏の狭い路地を曲がって、欅の近くにたどり着いた。

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逸翁美術館 -青蒼の美-

逸翁美術館

実業家、小林一三翁の所蔵品を展示する美術館、逸翁美術館を訪れた。
去る8月13日まで開催されていた、『青蒼の美 -染付のうつわ-』の展示だ。
暑い夏に、中国・オランダ・日本その他の染付の様々な器を眼にするのは、それだけで暑さも少しやわらぐような感覚を覚えた。
毎回訪れて思うのは、逸翁の-とらわれずにお茶を楽しむ心-だ。
ここに来れば、茶道具として作られた千家十職やその他日本の職人によるものはもちろんの事、さらに茶道具に使えそうな世界の雑器に出会える。
旅をすれば、茶道具として使えそうな物を持ち帰ったという逸翁。
私に、「見立て」の楽しみを教えてくれたのは、逸翁だと思う。

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寂しいポスト君

研究所のポスト君

研究所の玄関横に、デッカイポスト(郵便受)がある。 15年ほど前に新調、ガッシリした郵便受だが今は使われていない。時々請求書が寂しく入っている。
それにしても、最近の郵便局のサービスぶりには目を見張る思いだ。 民営化の波は彼らを本気で働かせているようだ。

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堀内長生庵での撮影

お盆も終わってしまったが、以前にも「ブログ禅」に書いたとおり、堀内宗心宗匠の御執筆中の本のグラビア写真のために、お盆前の8月9日には釜座の堀内長生庵に、10日には嵯峨野にある宗匠のご自宅に撮影に出向いた。


晴れてきてしまった後ではあるが美しい長生庵の庭


ちょうど台風が日本列島に近づいて心配していたのだが、うまく避けてくれたおかげで、9日の午前中は曇天の中、好条件で長生庵の路地や茶室外観の写真を撮ることができた。晴天だと日向と影のコントラストがつきすぎて、案外いい写真にならないのである。

我々スタッフが写真を撮るために、宗匠のお弟子さんのYさんが庭に水をまいたり、落ち葉を拾ったり、こまごまとしつらえてくれたおかげでもある。Yさんは、信州の妙心寺派の寺の徒弟で、僧堂を出た後にここで釜座のお弟子さんとして修行されているのである。

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樂美術館

樂美術館

言わずと知れた、千家十職の職家、樂家の美術館。
と言っても、茶道をしない者には縁遠い美術館かもしれない。
なにせ樂焼ばかりが展示されている美術館であるから・・・。
だが、茶を学ぶ者のみならず、誰が来てもいろいろな趣向で我々を楽しませ、学ばせてくれる美術館だ。

現在は夏休みという事もあって、『シリーズ 樂ってなんだろう 親子で見る展覧会 樂焼の七不思議』と題して、展示がなされている。
樂茶碗一つずつに、子供たちでもわかるように説明がされ、しかし、子供対象であるからといって、ごまかさない、丁寧なわかりやすい解説をし、大人でも楽しく勉強できる。
今回の展示でも説明があったのだが、樂家の代々は、3代前の当主が見つけ出し、それをねかしておいた土を使う。つまり、当代が探し求めた土は、当代が使うのではなく、3代後もしくは4代後の当主が使うのだ。今も当代は土を探し求めていらっしゃるという。
また、樂家では、一子相伝でありながら、一切子供にその技法を教えない。むろん、釉薬の調合についてもしかり。

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「沖縄病症候群?」

「沖縄病」という病気があるらしい。ちなみに今日(8月8日現在)、「沖縄病」をGoogleで検索した結果、「116,000」件にものぼり、この数値は「ニコチン依存症」を検索した「94,500」件よりも多い。

この「沖縄病」とは、インターネット百科事典の「ウィキペディア日本語版」によると、「この言葉を最初に使用したのは、茅誠司と言われる。1960年に沖縄教育研究中央集会の講演で、『沖縄のことを考え続ける沖縄病』という表現をしたことに端を発」し、「沖縄の魅力に取り付かれ、高い飛行機代をものともせず通う人や、果てには移住してしまう人を指」しており、その代表として宮本亜門等の芸能人があげられている。

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ブラックブラックガムの香り

先日、岡山県の蒜山高原にある蒜山ハーブガーデン・ハービルを訪れた。庭園には様々な種類のハーブが咲いており、その先には紫色に染まったラベンダー畑が広がっていた。さらに丘へと進むと蒜山三座が一望できるとても気持ちの良いところだった。
庭園へと進むと案内係の方が「このハーブの葉の裏を指でこすって香りをかいでください。ブラックブラック(ガム)の香りがしますから」と来園者に説明していた。私もその説明を聞きながら、実際にハーブの葉の裏を指でこすって香りをかいでみた。すると、たしかにブラックブラックガムの香りを感じた。
しかし、よく考えてみるとおかしな話だ。

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京都国立近代美術館 生誕120年 富本憲吉展

代表的な作品_羊歯模様の壷

何年か前に実家にあった図録を見て、その模様の精緻というだけではない、暖かさと美しさに見入った事があった。
その後何度か人間国宝展やその他で本物を目にする機会を得て、奈良の「富本憲吉記念館には是非行かなくては」とずっと思っていた。

そんな折、京都国立近代美術館で8月1日から-生誕120年 富本憲吉展-があると知り、さっそく足を運んだ。

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タチマイリ

私が住む丹波地方は両墓制がある地域である。両墓制とは、埋め墓(埋葬地)と詣り墓(建碑地)が別々にある墓制である。埋め墓には遺骸が葬られるが石塔を建てない。詣り墓は遺骸の埋葬がなく、石塔を建てる。遺骸を埋める所と霊を祀る所とを別にする習俗が、両墓制なのである。しかし、火葬が取り入れられてからは、埋め墓にも石塔を建てるようになり、かつての習俗を失いつつある。

私の地域では詣り墓のことを「ラントウ」と呼んでいる。ラントウという呼称は僧侶の墓塔である卵塔を想像するが、歴住塔のある寺の墓地に隣接して詣り墓があるためにそう呼ばれてきたのかもしれない。
さて、ラントウでは、お盆の前に「タチマイリ」という各家の墓に僧侶が読経を行う行事がある。お盆には、精霊を迎えるが、ラントウはオショライさんが一時待機する所と考えられており、先祖の霊はあの世からラントウまで戻り、タチマイリをして家に迎えられるのである。

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お盆雑感

蓮

今年もお盆の季節がめぐってきた。
八月十五日前後の日本が、なんとも言えない不思議な雰囲気に包まれるのを感じるのは、私だけではないであろう。これは、終戦記念日も含めて、日本が、死者とともにその数日間を生きるからに違いない。
田舎出身の私にとって、祖母とともに盆棚の飾りつけをしたり、迎え火を焚いたりしたことは、しみじみとした忘れられない思い出になっている。その祖母も、数年前に死んだ。
早くに死んだ祖父の戒名の横に、真新しく彫られた祖母の戒名を見たとき、ふと思った。 「ああ、祖母が先に通ってくれたのだ。死出の道を。私も将来、誰も通ったことのない道を行くわけではないのだ」

人は死ぬときは一人だ、誰も身代わりになることはできない。そういう実存的な考え方に支配されていた私を、不謹慎だが、妙な安心感へ導いてくれたのを憶えている。
思えば、祖父母も、その父母も、そのまた先祖たちも、同じように死出の旅路を通っていった。そして我々の先祖もこれまた同じように、死んだ先祖が帰って来ると信じて、この行事を愚直に何百年と繰り返してきたのだ。
昔の人は孤独であっただろうか。孤独であったとしても、よるべき共同体のない現代人とは、また違ったものであったのではなかろうか。
(T.F Wrote)

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お墓つれづれ(その二)-中峰明本禅師墓塔-

西天目山

今年もお盆が近づいてきた。このころになると、中国の西天目山で出会った農民たちを思い出す。
去年の夏、日本で我が家の墓参りを済ませてから、中国浙江省杭州市の西に位置する西天目山へ登った。
目的は、山の中腹にある中峰明本禅師(一二三六~一三二三)のお墓にお参りすることであった。
山頂から少し下ったあたり、中国では珍しい、直径1mほどもある杉(中国名は“柳杉”)が立ち並ぶ森の中に作られた林道をしばらく歩く。登山客の通る山道から鬱蒼と草の生い茂った脇道へ入り、しばらく草を踏み分けて行くと、少し小高いところに、杉樹に囲まれるように中峰明本禅師(一二三六~一三二三)のお墓が現れた。

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土用干し

以前に、ここのブログで書きましたが、自坊で収穫した梅で梅干しを作っています。実際に作っているのは母なのですが。
私は毎年の光景で見慣れていますが、梅干しは街ではふつうスーパーで買うから、家で作っているというと案外珍しいと思う人もいるようですね。


土用干し


ちょうど今は「土用干し(どようぼし)」の状態。
本当は7月の下旬、ちょうど、梅雨のあけた時期に3日間、お天道様にさらすのですが、今年は梅雨明けがおそかったので今頃になってしまいました。
ネットでは梅を味わってもらうことができないですが、その色と風景だけでも楽しんでもらいましょう・・・。
(E.N. Wrote)

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婆子焼庵_『五灯会元』より

ただいま小衲、『五灯会元』全二十巻の全文訓読を進めています。

現在巻第二十、いよいよ終わりに近づきました。が、八月盆に忙殺され、最後の二十人が終わりません。因みに、立伝者に通し番号を付けてみました。なんと、最後の徳山子涓禅師は、2039番でした。

ところで、『五灯会元』は、よく整理された文献で、有名な公案が目白押しです。「婆子焼庵」という、余りにも有名な公案がありますが、これは、『五灯会元』巻六の「亡名道婆」五則のうちの一則です。


庵_西村惠信画



あの故山田無文老師の名調子をお借りすると、

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近江のかくれ里

近江の里

最近ふと読み返そうと思い読んでいる本がある。
白洲正子著『かくれ里』。

大好きな京都のお隣であり、歴史深い地でありながら、最近まで全く興味の無かった「近江」に興味を持ち始めたからだ。
彼女が紹介している場所を、本を読んだからといってそのまま訪れるのはいささかおこがましい。
白洲さんにも、「自分の足で探しなさい」と言われそうだ。
だが、白洲さんを10年ほど前に知り、『かくれ里』も読んだはずなのだが、京都ばかりに注目し、見向きもしなかった滋賀に着目するまでには10年近くかかったのだ。そこまでたってやっと心の底から、
「あぁ、滋賀を知らなくては」
と思った。自然と思うに至ったのには、「そろそろ行っても良いだろう」との御許しが出たのだと勝手に自分なりに解釈したい。

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MIHO MUSEUM -和ガラスの心-

夏期特別展_和ガラスの心

信楽にある桃源郷、MIHO MUSEUM(ミホ ミュージアム)を訪れた。
2000年に開催された「白洲正子の世界」で初めてここを訪れてから、幾度も足を運んでいる美術館だ。 信楽の山の中の、はっきり言ってかなり不便な場所にある。しかしその空間の開放感と、企画展のおもしろさ、四季折々の風景に会いに行こうと思うと、少々時間がかかっても行く価値は大いにある。

今回は夏らしく、大山崎山荘美術館に引き続きガラス展だ。
ガラスと言っても、古代オリエントや中国、日本の古墳などから出土した物から、薩摩切子、昭和初期の薬や化粧品のガラス瓶などまで、幅広くガラスの世界を楽しめた。訪れる人の年齢によっては、みかん水やニッキ水のガラス瓶などは子供時代を彷彿させる物であろう。

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博客と禅客

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「ブログ」は、“web log”の略語からきているという。最近、始めて知った。
中国語では、“博客[bo2ke4]”と書いて「ポォクォ」と発音する。音訳語である。これから連想するのが“黒客[hei1ke4]”(ヘィクォ)で「ハッカー」の音訳語。
「客」には、他郷を転々と仮住まいして渡り歩き、専門の技能や職業を行う者のことを表わす意味がある。
「説客(ぜいかく)」「刺客(しかく)」「剣客(けんかく)」などなど。
忘れてならないのが、我が禅宗の祖師方が「禅客」と呼ばれ、師を求め諸方を行脚されていたことだ。道を求めて、時には命懸けで諸方を巡るさまは、まさしく「客」というにふさわしい。
かたや、現代の「博客」「黒客」は、何を求めてさまよい歩くのか?
(Y.K Wrote)
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中国のお寺つれづれ(その一)-出家者の条件-

仕事の関わりで、中国の仏学院について、HPの情報を渉猟していたら、中国仏学院入学要項なるものにたどり着いた。これまで、明文化したものを見たことが無かったので、抜粋訳を紹介しておく。


中国の僧院

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中国仏学院学生募集要項
一、応募資格:
(1)高校卒業以上の学歴あるいはそれと同等の教育程度を持ち、一定期間の出家生活を経験し、敬虔な信仰心を持ち、学業品行ともに優れ、積極的に仏教活動に従事できる青年僧であること。
(2)未婚者あるいは恋愛関係のない者に限る。
(3)年齢は、満19~25歳までとする。
(4)顔立ちが端正で、心身共に建康で……。(以下省略)
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相国寺 承天閣美術館

美術館へ

 

烏丸今出川近くにある相国寺の山内に、承天閣(じょうてんかく)美術館がある。相国寺ゆかりの宝物などが展示されている美術館だ。
相国寺の隣には同志社大学もあり、なかなかにぎにぎしい界隈であるが、山内に入ると非常に静かで、町の喧騒はどこへやら。
そんな山内の一番奥まった所にこの美術館はある。相国寺といえば、金閣寺や銀閣寺を末寺として持つ事もあり、その所蔵物には目を見張るものが溢れていた。

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