季刊「禅文化」258号発刊のご案内

k258_w260.jpg今年最後の季刊「禅文化」を発刊いたしました。今回は、瑞巌寺第100世・洞水東初禅師(1605~71)の350年遠諱に合わせての特集となっております。

伊達政宗親子やその重臣、親族らから篤い帰依を受けた洞水禅師は、言葉や行為に跡をとどめぬ「没蹤跡(もっしょうせき)」を信条とされました。このため、その生涯は師である雲居希膺禅師ほどには目立ったところがないと言われてもいますが、実際のところ妙心寺には三住されており、12を数える寺院を開創、18名もの法嗣を育て上げた名僧であられます。

そんな禅師の心を表現するのは、頂相に描かれた「靴」だと瑞巌寺宝物課主任学芸員の堀野真澄先生はおっしゃいます。絵を見ていただくと、たしかに靴の向きが揃っておらず、ばらばらです。これがいったいどう禅師の心と結びつけられるのか、先生には表紙解説で詳しく述べていただいております。

本号では、堀野先生をはじめ4名の先生がたに洞水禅師や雲居派のことをさまざまご紹介いただきました。綿密なフィールドワークの成果を本誌で発表いただくなど、最新の研究も掲載が叶っておりますので、ぜひこの機会に禅師の禅風に触れ、先人をお偲びいただければ幸いです。詳細・ご注文はこちらから。宜しくお願い申し上げます。

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妙心寺三門懺法

IMG_0566_325.jpg秋晴れの10月16日、妙心寺の三門懺法が執り行われました。
本来は毎年6月18日に行われるのですが、今年はコロナ禍により延期となったのです。
今回、妙心寺法務部が儀式をアーカイブス映像として残すということで、撮影に立ち合わせていただきました。

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三門楼上には観世音菩薩と十六羅漢が祀られ、極彩色鮮やかに飛天や鳳凰、龍の図が柱や梁に描かれています。
懺法会は、自らの過ちを懺悔する儀式ですが、午前8時30分、山内僧侶30名ほどが出頭し、鼓鈸(くはつ)の合図と共に厳かに始まりました。古来から伝わる法式に則り3時間に及ぶものでした。

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妙心寺では、世代が変わるたびに儀式を伝えるのが難しくなってきており、映像で残すことの必要性を感じるとのことでした。
伝統的な儀式の保存というのもアーカイブスの重要な役割といえるでしょう。

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高台寺 秋の特別展

令和2年高台寺秋の特別展_概要小_ページ_02.jpg

新型コロナの収束は見通せない状況ですが、京都の社寺の拝観者数は戻りつつあるようです。
東山の高台寺では、下記の日程で秋の特別展「観音妙智力 -智慧と慈悲の光(ひかり)」が開催されます。
観音菩薩は詳しくは観世音菩薩ともいい、世間の人々の声(世音)を観察し(観)、その求めによって自在にお姿を現し、あらゆる苦悩から救済してくださる慈悲の菩薩です。
観音菩薩の慈悲と救済を説いているのが、『観音経』ですが、高台寺が所蔵する「三十三観音像」(室町時代)は、この『観音経』をベースに各場面と二十七の観音、そして六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)の各境涯に対応する六観音を加えた三十三幅で構成されています。
今回はその中から観音菩薩の智慧と慈悲を余すことなく伝えるべく厳選された十二幅を公開されます。
この機会にご覧になられてはいかがでしょうか。


会期:10 月23 日(金)~12 月13 日(日)
時間:9 時~22 時(21 時30 分受付終了)
拝観料:大人600 円 中高生:250 円 ※特別展の別途料金なし
所在地:京都市東山区高台寺下河原町526 番地

 

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オンラインサンガセミナー開催について

 

brog_MG_9777.jpg一気に秋めいてきたこの頃ですが、如何お過ごしでしょうか。

先日、弊所の顧客の皆様方にダイレクトメールを発送致しました。高覧の上、新刊や、来年の「禅語こよみ」のご案内などもございますので、なにとぞごお買い求め頂ければ幸いです。

また、以前にお知らせしましたとおり、今年度はコロナ禍のために「実践講座 サンガセミナー」のご案内ができないまま、今日まで過ぎて参りました。
しかしながら、諸々の検討をいたし、Zoomミーティングというオンラインミーティングアプリを使った「サンガセミナー オンライン講座」を秋から冬にかけて開催していく事にいたしました。これについてのご案内もダイレクトメールの中に同封しております。

くわしくはこちらをご覧下さい。

講座は、現時点で以下の5講座を予定しております。

  • 禅の美術鑑賞入門(福島恒徳先生)
  • 地獄絵絵解き講座(西山 克先生)
  • 腰痛改善のためのエクササイズ講座(島林亜依先生)
  • 日々の花講座(雨宮ゆか先生)
  • 一眼レフデジカメ講座 初心者編(柴田明蘭先生)

現時点で、日程が不確定のものもありますが、座学有り、実践有りです。

また、Zoomミーティングなどやったことがないという方には、事前に「Zoomオンライン講座の受講の仕方」として、無料でZoomのトレーニングの講座を4回予定しております。お気軽にお試し下さい。なにしろ、こちらもまだ不慣れな部分もありますので、一緒にトレーニングいたしましょう。

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新刊『童謡 禅のこころを歌う』(重松宗育 著)

 

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まずは非常に強い台風10号によって被害を受けられた、とくに九州や沖縄地方の皆さん、お見舞い申し上げます。

暑い暑い夏が終わろうとしています。ながらくブログ禅も更新しないまま日を過ごしてしまいました。少なからずコロナ禍の影響はありまして、思うところはありながらもなかなかブログに書くのがおっくうな状況です。

さて、そんな中を発刊に向けてきた書籍のご案内です。

『禅林句集』などの英訳出版により欧米への禅の紹介に力を注ぐとともに、日本でも『星の王子さま、禅を語る』、『モモも禅を語る』、『アリス、禅を語る』(筑摩書房)などを著わしてこられた、静岡県承元寺(臨済宗妙心寺派)住職の重松宗育先生が、長年あたためてこられた原稿がついに上梓されます。その名も、『童謡 禅のこころを歌う』。

「しゃぼん玉」「虫の声」「からたちの花」「うみ」「ふるさと」など、親しみのあるなつかしい童謡が誘う、しみじみ、ほのぼのとした禅の世界。各章冒頭に歌詞を掲載し、さわやかなこころに出会う珠玉の一冊となっています。

なにげなく唱っていた童謡にはこんな意味が隠されていたのかと気がつく事でしょう。

横田南嶺老師(臨済宗円覚寺派管長・花園大学総長)からも、「どの童謡を読んでも、メロディーが浮かんでくる。思わず口ずさみたくなる。私には懐かしい紀州の山河も目に浮かんでくる。忘れていた童心に帰る。そんな心で、重松先生の深い解説を読むと、一層心に染みてくる。読み終えて、心地よい禅の風が吹き渡るのを感じることができた。」という言葉をいただきました。

お手元に一冊、いかがでしょうか。シニアの方への癒やしの一冊にもなろうかと思います。

2020/10/13新発売、定価1300円(税別)。ご注文はこちらからどうぞ。

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