「禅文化財COLLECTION」に作品を追加しました。

書画・典籍データベース「禅文化財COLLECTION」に、当研究所が所蔵する作品の中から、新たに誠拙周樗や弘巌玄猊の書画等、5点を追加公開しました。

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「虎渓三笑図」を新たに公開しました。当サイトのトップページの画像にも使用しているものです。ちなみに、この作品は担当が落款を読むのを苦労していました。
「虎渓三笑」は、日本・中国画の画題で、中国の故事を扱ったもので、好画題としてさまざまな画人たちによって絵画化されました。
中国での浄土教の開祖である慧遠法師は来客を送る際、精舎の下の虎渓という谷川のところで足をとめ、そこを渡ることをしない戒律を守っていました。
しかし慧遠法師は、訪れた二人(陶淵明と陸修静)を送る途中、話に夢中になるあまり、気づいたときには虎渓を数百歩出てしまっていて、そのとき三人手を打ち大いに笑ったといいます。
ある物事に熱中するあまり、他のことをすべて忘れてしまうことのたとえとして、現代では四字熟語で使われています。


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猷禅玄達(東海猷禅)の墨梅図も公開しました。
猷禅玄達は、梅画に長じた画僧として知られています。
こちらの作品は、とても力強く勢いのある筆使いが魅力的な作品です。
太く力強い幹と、細く伸びる枝の描き分けが見どころではないでしょうか。

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花園大学歴史博物館にて
「松雲室100年遠諱記念 見性宗般 ―圓福寺・見性寺所蔵遺墨―」展
が開催中ですが(詳細はこちら)、それにちなんで宗般玄芳(見性宗般)の墨蹟も新たに追加しました。
曲がりくねったユーモラスな字に芸術性を感じます。


「禅文化財COLLECTION」は、こちらから閲覧できます。ぜひご覧ください。

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季刊「禅文化」267号 特集:僊厓(せんがい)―洒脱と禅―発刊のお知らせ

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7月25日、季刊『禅文化』を発刊いたしました。
「僊厓」って誰?と思われた方もいらっしゃると思うのですが、
「博多の仙厓さん」と書けば……おわかりいただけますでしょうか。
今季は、禅味あふれる絵画で知られる江戸後期の傑僧・センガイに迫りました!

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安山世代牒(聖福寺蔵)

「センガイ」の漢字表記は自署でも何パターンかあるのですが、今回はセンガイさんが住持された聖福寺(福岡市博多)細川白峰老師のご教示により、特集タイトルは「僊厓」表記を用いています。
センガイ研究の第一人者が作品の味わい方をご案内くださっているほか、禅僧がたに「禅者としてのセンガイ」について綴っていただけたことは、禅の雑誌である本誌ならではの特長だと思います。

センガイの人間像を掘り下げ、読後にふと「センガイ和尚に会ってみたいな」と思っていただけるような一冊を目指しました。よろしくお願いいたします。

僧堂師家みずから道場をご紹介いただく連載「叢林を語る」は六回目。今季は永源僧堂の道前慈明老師のご登場です。未来の禅僧へのメッセージを、ぜひご一読くださいませ。


詳細はこちら

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「禅文化財COLLECTION」サイト公開のお知らせ

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この度、2022年5月31日付で「禅文化財COLLECTION」を公開いたしました。禅文化財COLLECTIONは、当研究所が管理・運営するサイトで、禅(臨済宗・黄檗宗)を中心とする作品がご覧いただけます。

公開時点では、当研究所が所蔵する作品 30 点を登録しています。今後は作品や画像を追加し、また著作権・二次利用条件の整備など、利活用の円滑化を進める予定です。よりいっそう内容を充実させていく予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

こちらからアクセスしていただけます。どうぞご覧ください。

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茶の湯にかんするウェブセミナーのご案内

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本日は、この6月~7月にかけて開催される国際的なセミナーのご案内です。

サンフランシスコ州立大学主催「サンフランシスコ茶の湯と茶文化国際会議(SFICCTC )」は、茶の湯について最新、あるいは重要な研究を紹介する学会。今回は弊所単行本「新・坐禅のすすめ」にて《坐禅の変遷》をご紹介くださった舘隆志先生(駒澤大学仏教学部講師)も登壇されます(先生の発表テーマは「禅語を通して僧侶の心を理解する」です)。

研究者向けではありますが、茶の湯とこれにまつわる文化に興味をお持ちの方にとって心動かされる発表が多いのではないでしょうか。リモートで実施(要登録)されますので、ご自宅で最前線の研究成果に触れられる貴重な機会でもあるかと思います。今後の発表者も募集中とのことですので、ぜひ下記より詳細をご覧下さい。

茶の湯と茶文化に関する第8回お茶ざんまいサンフランシスコ国際会議
テーマ:「日本のお茶の伝統における展示の芸術」
実施日時:(日本時間)2022年6月12、19、26日、7月3日/午前10:00~

詳しくはこちら

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季刊「禅文化」264号発刊のお知らせ

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季刊『禅文化』264号発刊のお知らせ

若草の季節ですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。弊所は本日、季刊『禅文化』264号を刊行いたしました。今回の特集は「禅と観音」です。

禅宗は自らの内に仏性を自覚することを重んじる宗教であり、特定の本尊を立てません。にもかかわらず、『観音経』を日常的に唱えるなど観音様と密接に関係しているのはなぜなのでしょう。

「大乗仏教の象徴としての観音像」を考えながら、そのルーツにはじまり、教えに基づく意義まで理解していただける特集となっています。ぜひ宜しくお願いいたします。

詳しくはこちらから

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