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2016春 湯島麟祥院  ―春日局と峨山慈棹―展

皆さまおはようございます。
本日は、花園大学歴史博物館と禅文化研究所での共催、4月2日より開催致します「2016春 湯島麟祥院 ―春日局と峨山慈棹(がさん・じとう)―展」のご案内です。

何度かご紹介させていただいておりますが、禅文化研究所では、花園大学の調査チームと共に、寺院の宝物調査をさせていただいております。
さらにその後、このように結果報告といたしまして、花園大学歴史博物館にて展覧会ならびに展示にちなんだ講演会を開催し図録を作成、さらにデジタルアーカイブス事業も展開しております。
*禅文化研究所デジタルアーカイブス事業


160323.jpg今回は東京は湯島の麟祥院。春日局の菩提寺です。
ちょうど昨年の今頃から4回、13日間にわたり調査に入らせていただきました。

私どもとしましても、ご寺院の貴重な宝物に出会える瞬間は大変喜ばしい事で、お仕事ながら楽しませていただいております。
麟祥院さんには様々な種類の椿の垣根があり、それも私にとりましては、休憩時間の楽しみでした。

160323-2.jpg今回出展されますそのほとんどが未紹介作品。東京大空襲の災禍をくぐりぬけた宝物たちです。調査をしていても、歓声があがる事しばしば。是非皆様にもご覧に入れたい作品ばかりです。

期間中のお運びをお待ち申し上げております。宜しくお願い致します。

展覧会情報についてはこちら
講演会情報についてはこちら



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方広寺宝物調査

おはようございます。
先週のことになりますが、臨済宗の14ある大本山の一つ、静岡の方広寺さんへ宝物調査にてお邪魔しました。

160218-1.jpg花園大学歴史博物館館長・福島恒徳先生と研究員の方2名、禅文化研究所より2名の調査隊、おなじみのチームです。

160218-2.jpg今回はほぼ、軸物の調査ならびに撮影でしたが、私自身は殊の外、お軸の表具(の裂地)に関心があります。
「本紙より表具かいっ!」という関西流のつっこみがいつもどこかから入りますが、いえもちろん本紙がメインです。ですが、そのメインたる本紙がどれだけ所有者に愛され、大切にされたかは表具に出ます。

もちろん、廃仏毀釈の時代や戦時中など、お金や物が無かった時代に、良い職人に良い裂地を使って表具をしてもらうのは不可能な事があったやもしれませんし、所有者のセンスにも左右されます。

ですが、ほぼ間違い無く、本紙が素晴らしいものであれば、表具もそれに添った物が多いのです。
本紙を見ずとも、軸物を掛ける途中で見えてくる表具で、「ハッ、もしやこれは本紙もすごい物かもしれない」とわかってしまうわけなのです。

また、そんな良い裂地を使う職人は、本紙をひき立てる為の裂地の合わせ方や色のセンスも抜群、まるでピシッとした1枚の布であるかのごとく表具を仕立てます。「あぁ、良い職人さんだなぁ……」と、そういう仕事(職人の技と心)を目にするのは、たまらないものがあります。

160218-4.jpg庶務部長さんが生けられた葉蘭のお生花。素敵でした


と、私の趣味趣向の話に走ってしまいましたが、このように有難い調査を重ね、その成果を、宝物調査に入らせていただいたご寺院のご協力を得て、花園大学歴史博物館にて、展覧会という形で発表させていただいております。
昨年秋には、「武蔵野の禅刹 平林寺 ―伝来の書画名宝展―」を開催。

次回の展覧会は、昨年調査に入らせていただきました、東京の麟祥院さん(春日局縁の寺)の宝物展を予定しております。展覧会にあわせて、講演会も開催しますので是非ご参集くださいませ。詳しくはまたご案内させていただきます。


160218-3.jpgさて、今回の方広寺さんの調査ですが、宿坊に泊めさせていただき、夜は精進料理をいただきました。朝は境内をお散歩。なんとも気持ちの良いものでした。
一般の方もご宿泊(一泊禅寺体験)可能、精進料理もいただけますので、是非静岡へお参りの際は命の洗濯を!

 

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御挨拶

明けましておめでとうございます。皆様つつがなく新春をお迎えのことと存じます。
禅文化研究所は本日6日より通常業務が開始となります。
年末年始の休業中はご迷惑をおかけしました。

 

160106.jpgさて、これまでご紹介してきましたように、今年は臨済禅師1150年・白隠禅師250年の遠諱の年です。
3月に大本山東福寺で大法要と全国の雲水(修行僧)が集まっての報恩大接心がで行われるのを始め、春と秋に15本山や宗派寺院の貴重な宝物を集めての特別展が京都と東京の両博物館で開催されます。その他、坐禅会や国際学会、訪中旅行など一年を通して関連事業が行われ、臨済禅一色の年になりそうです。

当研究所もこれらの事業を主催する臨黄合議所の事務局としての役割を果たすと共に、より多くの方々に禅文化に触れていただけるよう、出版やイベントなど様々な活動を行なってまいります。

今年も本ブログとのおつきあいのほどをよろしくお願いいたします。

事務局長 中川弘道

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謹賀新年

 

160101.jpg本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



禅文化研究所は、1月6日より通常業務を開始させていただきます。
ご迷惑をおかけ致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

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講演会「平林寺の伽藍と境内」 松竹寛山老師(平林僧堂師家)

中興開山鉄山宗鈍禅師400年遠諱記念 「武蔵野の禅刹 平林寺 ―伝来の書画名宝展―」の会期を記念しまして、一昨日(11月18日)、講演会(於:花園大学教堂)が開催されました。

151120-1.jpg 今回は、平林寺住職・平林僧堂師家の松竹寛山老師におこしいただき、平林寺の伽藍や境内について、興味深いエピソードも交えつつ、詳しくご説明いただきました。

151120-2.jpg最後に設けました質問コーナーにて質問された御方が、以前学長講座で老師のお話を拝聴し、感銘を受けたのだと仰っておいででした。
私もよく覚えています。老師が包み隠さずご自身の悩み苦しみをお話しになられ、修行していくうちに、その悩みや苦しみといったものがどう変容していったのか、詳しく真っ直ぐにお話しになられた時の事かと存じます。

松竹老師は、以前からよく禅文化研究所にはお越し頂いており、ご住職として平林寺を継がれる前は、妙心寺派東京禅センター長として、私どもも「松竹さん」と普通に呼ばせていただいておりました。
さすがに今は、「松竹さん」とはお呼びいたしませんが、それでもその頃とお立場が変われど、全く変わらない松竹老師の人間そのもの。研究所一同いつも有難くお付合いさせていただいております。

151120-3.jpgこの日はさらに、老師より平林寺の新たな写真集(写真展も開催されるようです。詳細はこちら〈PDF〉)と、来年のカレンダーを抽選でプレゼントされ、当選した皆様はたいそうお喜びでした。


そろそろ平林寺さんも紅葉が見頃かと(上は新緑の頃)。是非、埼玉県新座市の平林寺へお運びください。
ついでといっては何ですが、私も大好きな、松平信綱公の生涯が綴られた『知恵伊豆に聞け』(文春文庫・中村彰彦)をお読みになってから行かれると、さらに充実した参拝となること間違いなし!です。

平林寺公式サイトはこちら

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禅文化研究所オンラインショップ


151106.jpgおはようございます。

いまさら、あえてですがご紹介。禅文化研究所の書籍は、オンラインショップにてお求めいただけます。

さらに、春と秋に会員の皆様にお送りしておりますDMも、PDFファイルにてご高覧いただけます。

ブログはほぼ毎日、禅関連のニュースや、職員のつれづれを掲載させていただいておりますが、Facebookにも同時にアップさせていただいております。どうぞよろしくお願いいたします。

それにしましても、朝晩冷えるようになりましたね。だからこそ紅葉も美しく、、、ですが、お風邪など召されませんようお気をつけください。

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9月

 

150901.jpg皆さまおはようございます。
8月中はお盆のお休み、その他職員の出勤も不規則な事から、ご迷惑をおかけ致しました。
本日より通常通りお仕事させていただいております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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武蔵野の禅刹 平林寺-伝来の書画名宝展-

 


150821-1.jpg9月24日より、埼玉にあります平林寺(平林僧堂)の珠玉の宝物をご覧にいれます展覧会、【武蔵野の禅刹 平林寺-書画名宝展】を、花園大学歴史博物館にて開催させていただきます(博物館と禅文化研究所共催)。

150821-2.jpgそのため、花園大学の調査チームの先生方と禅文化研究所の職員が、宝物の数々をお借りする為、平林寺へお邪魔しておりました。



150821-3.jpg展示予定のお軸がならびます。

150821-4.jpg一つ一つ確認作業をさせていただきます。

150821-5.jpgこちらに写っている3幅は、全て14世紀のものだとか。お楽しみに。

150821-6.jpgそしていつも有難く、欠かせない存在。日通の宝物輸送スペシャリストの方々!

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この平林寺は、関東以外の方はあまりご存知無いかもしれませんが、13 万坪におよぶ境内林に囲まれた静寂な空間のなか、開山・石室善玖(直指見性禅師、1294~1389)はじめ中興開山・鉄山宗鈍(霊光仏眼禅師、1532~1617)等の法灯が連綿と受け嗣がれています。
また、広大な平林寺境内の景観は武蔵野の面影を今日にのこし、多くの人々に親しまれています。

150821-8.jpg“知恵伊豆”として知られた名君、松平信綱公(平林寺の檀越・大河内松平家代々の墓があります)が着手し、開削された野火止の用水路は、歴史上の大事業(全長24キロ)としても有名ですが、そんな江戸時代初期の出来事を彷彿させる地でもあります。
この事業によって土地が潤い、人々の生活も豊かになったのだとか。詳しくは、『智恵伊豆に聞け』(文春文庫/中村彰彦)を是非お読みになってみてください。 

150821-9.jpg本展覧会では、歴世住持および中興開基・大河内松平家の関係資料のほか、平林寺にゆかりある黄檗僧・独立性易(1596~1672)の品々や、松永安左エ門(耳庵、1875~1971)の遺愛品をご紹介します。

また、平林寺の永い歴史のなかで蓄積された多彩な美術作品のうち、元時代に遡る中国絵画はじめ中世絵画や近世の禅画などの優品の数々をとおして、武蔵野に華開いた禅文化の魅力に迫ります。
また、記念講演会も開催致しますので、是非ご来場ください。


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【前期】9/24~10/31 【後期】11/2~12/12
於・花園大学歴史博物館 開館時間10:00~16:00/日曜休館

【記念講演会】 於:花園大学教堂

2015年10月14日(水)13:00~14:30
「平林寺に関わった名僧」 竹貫元勝先生(花園大学名誉教授・正眼短期大学副学長)

2015年11月18日(水)13:00~14:30
「平林寺の伽藍と境内」 松竹寛山老師(平林僧堂師家)

入場無料・申込不要 先着150名

 

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おはようございます。



150817.jpg皆様どのようなお盆をお過ごしになられましたでしょうか。
本日より、通常通りではないのですが、一斉休暇は終了しまして、書籍のご注文の承りや発送など、再開させていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。

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夏期休業のおしらせ



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おはようございます。

誠に勝手ながら、下記の期間を夏期休業とさせていただきます。
ご注文いただきました書籍等は、17日(月)以降、順に発送させていただきます。

ご不便をお掛け致しますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

【休業期間】2015年8月11日(火) ~ 2015年8月16日(日)

*ブログも8月は不定期更新とさせていただいております。
残暑厳しうございますが、どうかご自愛いただきお過ごしくださいませ。

 

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8月

とうとうやってきましたね。
何が?という感じでしょうが、“お盆の月”が・・・です。
関東では7月盆が多いようですが、関西はだいたい8月かと思います。

150803.jpg禅文化研究所は所員の約半分がお坊さんですので、8月はいつものような勤務体制でというわけにも参らず、お盆あたりの一斉休暇に加え、職員によってはお休みいただいている事もしばしば。

ご注文いただきました書籍の発送も、通常より遅れる可能性もありますのと、一斉休暇中は下記のとおりとなります。

 

【休業期間】2015年8月11日(火) ~ 2015年8月16日(日)

※書籍のご注文は、8月10日(月)の午前10時までにいただきましたら、10日中に発送させていただきます。それ以降のご注文につきましては、17日(月)以降、順に発送させていただきます。

ブログも不定期更新となります。
どうぞご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

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麟祥院 -東京都文京区-

 

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こんにちは。

本日よりまた、東京都文京区にあります、麟祥院さんにお邪魔しています。

東京はすでにソメイヨシノが満開です。

 

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今年度最後のサンガセミナー

色々な講座を開催し、皆さまにご報告もさせていただいておりますサンガセミナー
今年度最後のセミナーが、1月28日(水)に、2講座開催されます。

1、まずは、お寺さん向けセミナー「寺院の活動と寺院規則と法律」。

大企業で働いた経験後、雲水修行に憧れ出家。 行政書士の資格も持ち、実際に様々な案件に関して寺院や檀家さんより相談を受けられている、田口誠道和尚(臨済宗妙心寺派・長野県長昌寺住職)におでましいただきます。

寺院の様々な活動の可能性について検討し、それにともなう宗教法人法や関係法令や判例なども学ぶ講座です。

150115-nehan.jpg涅槃図 岐阜・少林寺藏

2、涅槃図お絵解き講座 ~お釈迦さま最後の旅~

個人的にもとっても楽しみにしています。お釈迦様最後の旅・・・。
このブログをご高覧いただいている皆さまなれば、「涅槃図」というものをご覧になられた事はあるかと存じます。
お釈迦様が涅槃に入られたお姿が中央に、そしてその周りに生きとし生けるもの全てが嘆き悲しんでいる姿が描かれたあの画です。
見た瞬間に「あぁ涅槃図ね」と誰でもわかる構図なわけですが、その細部までご存知でしょうか?
こちら(臨黄ネット内)で、その様子や、登場人物(動物?色々ですが)が誰なのかなどを解説させていただいておりますが、お絵解きとして一度お聴きになってみませんか?

涅槃図お絵解きで全国を行脚されていらっしゃいます、長野県の真言宗・長谷寺の寺庭さん、岡澤恭子さんにお願いしております。

まだ受け付けておりますので、ご関心おありになる方は是非いらっしゃってください。
最終のごあんないでした。どうぞよろしくお願い致します。

 

お申し込み・詳しくはこちらから

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所長・西村惠信より皆さまへ


150106.jpg明けましておめでとうございます。皆さんにはお元気で、新しきよき年をお迎えのことと思います。

今年もまた当研究所のブログをご覧いただく皆様に対して、何らかのお役に立ちたいものと、所員一同思いを新たにしているところです。因みに昨年はわが研究所の設立50周年に当り、いささかの記念式と祝宴を開催しました。
そして今また新しく、更なる半世紀の歩みの緒に就いたばかりであります。今後も皆様方から倍旧のご後援を頂きますよう、衷心よりお願い申し上げる次第であります。

禅宗では年頭の書簡に、「開暦祥瑞、千里同風」などと書くのが習いとなっています。いまこの地球上のどこのお家も、新しい年のカレンダー掛けて、気分を一新されていることでしょう。そう言えば昨年末、台湾の国立師範大学における「世界宗教芸術論壇」に招かれ、「禅芸術の本質と形態」と題する基調講演をさせて貰いましたが、やはりあの国のあちこちには、早々と新しいカレンダーが並んでいました。それを眺めて私は、文字通り千里同風の感を得た次第でした。

さて「未」(ヒツジ)という動物がどうして十二支に一つに入ったのか。辞書によりますと、その昔中国の十二宮に、それぞれの獣を充てたのにもとづくとあります。また「未」に通じる「羊」という字は、この動物が正面を向いているときの象形文字ですが、それの熟語を見ると、どれもあまり目出たいとは言えない意味ばかりですね。
それでも「説文」四上に、「羊は祥なり」とありますから、どうやら羊の字も「祥」とか「善」、或いは「翔」という字になると、ようやくめでたい意に用いられるようになるのは、彼らにとってさいわいと言うべきでしょうか。

『謌林拾葉集』五二一によると、神や皇帝の備え物となるため屠殺場へ連れていかれる羊は、自分が一歩々々と死に近づいていくことを知らないはかなさを、世間の無常迅速なるに譬えて、「羊歩」と言うとあります。そうなると羊年の正月こそ、まさに一休さんよろしく「冥土の旅の一里塚」というべきかも知れません。お互いに一歩一歩、脚下を看て進もうではありませんか。

禅文化研究所長 西村惠信

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一年を振り返って


141226.jpg今年も余すとことあとわずか。本日を持ちまして年内の業務は終了となります。 本年、当研究所は創立50周年という節目の年を迎えました。
通常の事業に加え、春の所蔵品の企画展に始まり、講演会や記念出版などの記念事業を行ない、10月10日には創立50周年記念式典を無事円成することができました。
この50年に行なった禅の学術研究や禅文化普及などの活動は、宗門をはじめ多くの方々より一定の評価を得られてきたと自負していますが、これからも社会に向けて禅文化の発信に努めてまいります。


さて、平成28年の臨済禅師1150年、翌29年の白隠禅師250年の遠諱に向けて、27年より記念事業が本格化し、臨黄合議所の事務局を担当する当研究所にとっても忙しい一年となります。
今回の遠諱では、全国規模の坐禅会や東京・京都での特別展、講演会や学術シンポジウムなど、一般に向けた事業も展開されます。本ブログでもご案内させていただきますので、この機会にぜひご参加ください。

本年もお世話になりありがとうございました。 どうぞ皆様ご健勝で良い年をお迎えください。

事務局長 中川弘道

*来年は1月6日より業務を開始致します。何卒宜しくお願い申し上げます。

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冬期休業のおしらせ


141219-1.jpg皆さまおはようございます。
京都は昨日より雪景色。
今はもう随分溶けましたが、お寺や町家の瓦の上に雪が残る姿は、風情があり美しいものです(すみません、上写真は滋賀県での写真です)。

そろそろ、気持ちばかりが焦る頃となって参りましたが、一つ一つやるべき事をこなしましょう!(自分に言い聞かせています)

さて、研究所は、26日までお仕事させていただきますが、書籍その他のご注文は、25日の夜12時までにご注文いただきました物は年内に、それ以降のご注文は来年6日より順次お送りさせていただきます。
12月27日より、1月5日まで、冬期休業とさせていただきますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

カレンダーのご準備は是非年内に!

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「不立文字 -禅の書画と典籍・六〇〇年-」展開催

 

不立文字展

禅文化研究所創立50周年記念所蔵作品展として、4/2より花園大学歴史博物館にて「不立文字 -禅の書画と典籍・六〇〇年-」展が展観開始されました。
本展覧会では、当研究所における禅宗関係資料の収集・保存活動によって、今日までに蓄積された28,000点を超える作品・資料のうち、室町時代から現代に至る墨蹟をはじめ、書画および典籍の優品約100点をご紹介します。
当研究所所蔵優品資料が一挙に公開されるのは本展が初の試みです。時代が異なれば、種類や画題も様々です。またとない機会に、研究者のみならず広く皆さまに鑑賞いただき、禅の文化と美術に親しんでいただけましたら幸いに存じます。

展示品一覧

会期は平成26年4月2日(水)~6月7日(土)、開館時間は10:00~16:00(土曜日は14:00まで)、日曜と5月5日(月・祝)は休館です(但し、大学行事により臨時休館する場合があります)。入場は無料です。是非お立ち寄り下さい。
また、会期中に記念講演会を二回開催いたします。詳しくはこちらをご覧下さい。

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事務局だより

 

140228.jpg

まもなく3月。年度末を迎えるこの時期は事業や予算の作成など、次年度に向けての準備作業に追われます。
さて、今年は創立50周年にあたり、研究所所蔵墨蹟展や講演会などの関連事業が4月から始まります。従来の事業でも、一般や寺院向けのセミナーや勉強会の開催などを計画しています。
また、臨黄合議所(事務局は当研究所)が行なう臨済禅師・白隠禅師遠諱事業も、今年より一般に向けての講演会などの記念事業がスタートします。
詳細は本ブログ上でもご案内しますので、禅に関心のある方はどうぞご参加ください。

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我が師を語る -東福寺管長・円覚寺管長-

140213.jpg研究所が毎年作らせていただいているカレンダー。
来年2015年は、小池心叟老師の書画カレンダーを制作予定です(昨年末には撮影の為、東京の白山道場(龍雲院)にもお邪魔してきました)。

そんなご縁から、小池心叟老師を得度の師とされるお二方、東福寺管長・遠藤楚石老師と、円覚寺管長・横田南嶺老師に、先日東福寺にてお話を拝聴しました。

老師方がご自身の師匠について語られるのを直接拝聴できるのは、私にとりましても、多くの学びや気づきが訪れる至福の時間となります。
「老師のお側近くにはべる事は、大自然の中に身を置いた時の学びと似通っているなぁ・・・・・・」と思いました。老師ご自身がまさに大自然そのもののよう!

この対談のようすは、少し先になりますが、季刊『禅文化』の秋号(2014年10月25日発刊予定)にて掲載予定です。おたのしみに!

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所長よりの年賀状

 

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皆さん明けましておめでとうございます。

昨年は何かと多難な年でしたが、人々がこぞって大晦日の鐘を聴き、一年の間に溜まった煩悩をすっかり洗い去られたことでしょう。そしてまたお互いに、こうして清々しい気分で新しい歳の出発点に立ちえたことは、まことに貴重な気分刷新の機会ですね。できれば毎日毎日がこのように、「吐故納新」(古いものは吐き捨てて新しいを入れる)の連続であって欲しいものです。

今歳の干支「甲午」(きのえうま)に因んだ禅語を探していましたら、「木馬金梯に上る」(もくばきんていにのぼる)というのがありました。
木で作った馬が、金の梯子を駆け登るということでしょうが、そんなことあり得ないですね。回転木馬のように電気仕掛けでグルグル回るというのなら分かりますが、この木馬はスウェーデンのお土産に貰うような木で作った飾りの馬ですから、動くわけがないのです。
それがこともあろうに、金の梯子を駆け登るというのですからあり得ない話です。金の梯子というのが面白いですね。これが木の梯子だったらまだしも木馬との連想は可能ですが、木と金ではあまりにも異質ですし、だいいち金の梯子などどこにもありません。
よく知られている禅語に「東山、水上を行く」とあるのも同じこと。東山が鴨川を渡るというようなイメージですが、これもまた何のことやらさっぱり見当が付きません。 禅語にはこのように、常識を突破した語がいっぱいあります。

このような禅語を特に、「本分の機語」と言います。本分は悟りの世界で、われわれ凡俗の住む世界ではありません。もちろん禅者といえども、われわれと同じ日常生活を送っています。しかし、かれらは日常生活の底を流れる、もう一つの世界を知っているのです。そして皆にもそういう世界に気づかせてやりたいという慈悲心から、このようにとんでもない言葉をぶっつけてくるのです。

そうです、このような本分の機語はわれわれを焦げ付いた常識から開放しようとする禅者の鉄鎚なのです。固定観念に囚われて窮屈に暮らしているわれわれ凡人の常識を粉砕してやろうというわけです。意味を理解しようとしたら、また新たな鉄槌が下るでしょう。

お正月早々からびっくりするような話になりましたが、少しでも旧年のマンネリズムから脱出するヒントになれば幸いです。今年もまた研究所のホームページをお楽しみくだされば幸いです。

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無事

buji.jpg無事是貴人 大道文可 (禅文化研究所蔵)


-本年もありがとうございました-

今年も残りわずかとなりました。
当研究所は本日が仕事納め、新年は6日から業務開始となります。
この一年を振り返り、皆様はどんな年だったでしょうか。

京都では9月に台風18号による水害に各地が見舞われ、自然災害が少ないとされる京都市内でも多くの被害が出ました。繰り返し映像で流れた嵐山の様子は記憶に新しいところです。
自然の猛威とそれを引き起こす地球環境の問題について改めて考えさせられました。

さて、昭和39年に発足した当研究所は、来年創立50年という大きな節目を迎えます。秋には5年ごとに行なっている禅文化賞の授賞式をはじめ、記念講演や記念出版などを企画しており、これからも禅文化普及のためさらなる活動を展開してまいります。
皆様にも禅に関する様々な情報を発信してゆく予定です。

本年もお世話になりありがとうございました。
どうぞご健勝で良い年をお迎えください。

事務局長 中川弘道

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「禅僧が語る」 嶺興嶽老師

 

131219-1.jpgシリーズ10作目となる「禅僧が語る」。その撮影に同行するため名古屋市の徳源寺に伺った。今回出演いただくのは、来年4月より妙心寺派管長に就任される同専門道場師家、嶺興嶽老師である。この日の京都は今冬一番の冷え込みだったが、名古屋市内も同様で寒さをしのぎながらの撮影となった。
午前中は老師へのインタビューを中心に収録し、午後からは老師が諸堂を案内する様子や揮毫する場面の撮影となった。インタビューでは出家の動機から師である松山萬密老師との思い出、ライフワークにもなっている中国の祖跡巡りの話、さらに社会問題への所見など、2時間にわたって語っていただいた。

131219-2.jpg揮毫いただいたのは布袋図と画賛だが、カメラマンの注文に少し戸惑われた様子。よく絵を描く理由は、書では師に到底及ばないからだとか。布袋の姿は老師ご自身を表すような趣きあるものであった。

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禅文化研究所曝涼展のおしらせ

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花園大学歴史博物館で行なわれている企画展期間中に、禅文化研究所曝涼展を開催しています。
4点ずつ2期にわけて展覧しますが、今回は、室町期ごろの墨蹟をご覧に入れます。

平成25年11月4日~12月13日
日曜(11月17日は開館)
10:00~16:00(土曜日は14:00まで)

春浦宗煕の「大燈國師遺誡」などは必見!!!
是非、お運びください。

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慈照寺の花

 

130927-1.jpg季刊『禅文化』の10月号(230号)より4回にわたり、“慈照寺の花”を取材し、ご紹介させていただく予定です。
本日も、来年1月号の取材の為、慈照寺研修道場にお邪魔していました。

私自身、慈照寺花方・珠寶先生から、花や自然から、そして脈々と受け継がれてきた日本文化の礎ともいえる東山文化から、さまざまなことを学ばせていただき、毎回感動をいただく、とても楽しく有難い取材となっています。
心底そのように思えることを、皆さまにお伝えできる幸せ。
うまくお伝えできるとよいのですが・・・・・・。 季刊『禅文化』をお楽しみに!

【おしらせ】
*珠寶先生による初めての花の書が発刊されました。
『造化自然』
先生の花やことば、厳しさの中にある慈悲の心が見えたとき、目から鱗なのでした。
私の心にまっすぐに飛びこんできた、先生の印象深いお言葉があるのです。
ここでお知らせしてしまうと皆様の気づきや楽しみを奪ってしまいますのでお伝えしませんが、ぜひとも手に取ってご覧になり、感じてみてください。

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夏期休業のおしらせ

 

130731.jpg早いもので、本日で7月も終わりですね。
いよいよ8月のお盆の季節を迎えます(地方によっては7月で終わりますが、関西はおおむね8月です)。

毎年ご迷惑をおかけしておりますが、本年もまた、職員の半分が僧侶という我が研究所は、8月の勤務体制が不規則になります。
お電話やご連絡をいただきましても欠勤の場合などございますが、どうかご了承下さいませ。

8月10日~18日の間は完全に夏季休業とさせていただきます。
書籍につきましては、9日の午前10時までにいただきましたご注文は、9日中に発送させていただきます。
それ以降、18日までにご注文ただきました書籍に関しましては、19日より順次発送させていただきます。

お盆休み中にお勉強を、読書をと思っていらっしゃる方は、是非ともお早めにご注文くださいませ。

ご迷惑をおかけ致しますが、どうぞよろしくお願い致します。

 

*8月のブログも、夏季休業中はおやすみ。さらにその他の日につきましても、不定期更新とさせていただきます。

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季刊『禅文化』229号が発刊されます!

 

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早いものでもう7月なのですね。
季刊『禅文化』229号(2013年7月25日刊行)の制作も、
終盤に差し掛かっております。

 

今回の特集は「美濃の名刹・大仙寺」。
中興開山である愚堂東寔(ぐどうとうしょく)禅師の遠忌に因み、
名刹の歴史や文化財などを、多彩なグラビアと共にご紹介しています。

また、「禅」をわかりやすく紐解く従来の連載はもちろん、
ふだんの暮らしに活かしていただける記事も豊富に収録しました!

寺院建築の特徴を、歴史を追って学ぶ新連載
「部分から全体へ 寺院建築入門」は、
これからのお寺巡りがちょっと楽しくなりそうな8ページ。
建物の形に隠された意味だけでなく、工法の解説から
史料で読み解く当時の人々の思い、最新の研究報告まで、
あたかも現地で先生の解説を受けているかのような臨場感を
お楽しみください。

ほかにも、夏の宗教行事の由来や表具の修復技法、
簡単な精進料理のレシピなどなど、
読み応えたっぷりの160ページとなっております。

今夏の読書計画に、ぜひ加えて頂きたい一冊です。
ご予約承り中! こちらからどうぞ。

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中国僧の来日 -日中臨黄友好交流協会-

 

130626.jpg日中両国の禅僧らが修行を通して相互理解を深める、第10回日中禅僧交流(過去の交流についてはこちら)のため、6月23日、河南省少林寺、白馬寺などから4名の中国僧が来日した。

本交流は研究所が事務局を務める日中臨黄友好交流協会と日中韓国際仏教交流協議会(事務局・清水寺)が共催で行なうものである。

一行は2班に分れ、岐阜県虎渓僧堂と京都府円福僧堂で日本の雲水(修行僧)とともに修行体験を行ない京都に集合、比叡山延暦寺で一泊の修行体験をしたのち、京都で報告会を行ない、7月2日に帰国する。

翌24日、2名の中国僧を連れて虎渓僧堂へと向かった。到着後、山門で香を焚き山内へ。山内寺院、世話方の雲水と共に茶礼、打合せを行なったのち、諸堂を見学、最後に禅堂に安単した。終始穏やかだった中国僧の顔も、禅堂に入ったとたん、緊張した面持ちに変わった。
5日間の体験の成果を上げてくれることを願いつつ、寺を後にした。

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「大圓寶鑑國師350年遠諱記念 大仙寺展」 開催中!




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花園大学の歴史博物館において、「大圓寶鑑國師350年遠諱記念 大仙寺展」(花園大学歴史博物館、禅文化研究所共催)が始まっています。

無料です! 退蔵院さんで「そうだ、京都、いこう!」の桜をご覧になった後は、こちらにも是非お立ち寄り下さい。

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会期:平成25年年4月2日(火)~6月8日(土)
※会期中、作品の展示替を行います。
1期:4月2日(火)~5月4日(土・祝) 
2期:5月7日(火)~6月8日(土)

休館日:日曜日、5月6日(月)
※但し、大学行事により臨時休館する場合があります。
会場:花園大学歴史博物館(無聖館4階)
開館時間:10:00~16:00(土曜日は14:00まで)
入場料:無料

詳しくはこちらから。

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新年




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あけましておめでとうございます。

年始をどのようにお過ごしでしょうか。

一休さんは、正月元旦に、しゃれこうべを竹に挿し持って、
「ご用心、ご用心」と言ってまわったのだとか。


どうか本年も、宜しくお願い申し上げます。
皆様のご多幸を、お祈りしております。

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円覚寺管長 横田南嶺老師のDVD撮影




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去る6月10日、禅文化研究所で刊行してきているDVD「禅僧が語る」シリーズの第9段として、若き円覚寺派管長・横田南嶺老師の撮影に同行しました。
鎌倉はちょうど紫陽花が見ごろで、紫陽花で有名なお寺などに多くの拝観者が訪れるため、鎌倉市内はかなりの混みようでした。

円覚寺派管長ではありますが、円覚寺専門道場師家でもある老師は、務めて雲水たちと一緒に生活することを好まれているということで、そういった様子も撮らせていただきたいと願い出たところ、ご快諾いただき、なんと朝3時からの僧堂での生活もビデオに収めることができたようです。

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その後、まだ拝観客が訪れる前に、山内の中を管長にお出ましいただいて撮影。インタビュアーの金子あいさんに境内をご説明いただきながら歩いていただきました。
普段、一般の方は入れない僧堂内部や、開山堂もご案内いただき、雲水さんたちが作務をしている隣で、撮影は続きます。

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薪割り作務の後には、こんな井戸できんきんに冷やされた麦茶が。さぞ美味しいことでしょう。

この後の撮影の中でも老師が仰っていましたが、福島原発の事故があって、我々はこのままでいいのか、今一度、立ち止まって考えるべき時にあるのではないか。そうしたとき、修行道場で行なっている、薪を割ってご飯を炊いているような生活が役に立つということを、震災後にボランティアに出向いた雲水達は自分たちで気が付いた。だから一般の人にも何か気づいたり感じたりしてもらうことがあるのではないか……というのですということでした。

そういわれてみれば、亡くなられた永源寺派管長の篠原大雄老師も、そのDVD撮影の時に、Back to the basic ということを仰っていました。今から思うと、扱いきれない文明のもたらした事故と、原発に頼らない生活を予測したような言葉であったようにも思います。

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さて、こうして撮影したDVDは、7月20日~23日に円覚寺で行なわれる夏期講座に間に合うように制作し、講座に参加される人たちに手にとって頂けるようにしたいと考えています。
おたのしみに。

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臨済禅師・白隠禅師遠諱事業




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写真は昭和41年に行なわれた臨済禅師1100年遠諱の風景(於:東福寺)


平成28年に宗祖臨済義玄禅師1150年遠諱、同29年に宗門中興の祖・白隠慧鶴禅師250年遠諱を迎えます。遠諱というのは、祖師の遺徳を偲んで寂後に行なわれる法要で、通常は50年ごとに営まれます。
当研究所が事務局を持つ臨済宗黄檗宗連合各派合議所(臨黄合議所)では、両遠諱の実行委員会を立ち上げ、中国から日本へ脈々と継承されてきた宗旨を挙揚し、禅のこころが私たちの生活の基盤となるような遠諱を目指し、行事や事業を計画しております。

メインとなる遠諱法要と全国の専門道場から雲水を集めての報恩接心を、平成28年3月に京都東福寺で行なうほか、一般を対象とした全国規模の坐禅会、東京・京都の博物館での特別展覧会や、記念出版やシンポジウムの開催など、多彩な事業を展開いたしますので、是非この機会にご参加いただきたいと思っております。

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事務局雑感




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公益財団法人としてスタートして数日が経つ。関係者への通知をはじめ、公共機関や取引先との変更手続きを行なっているが、その面倒なことに閉口している。公益の2文字が入っただけなのにと思うが、組織変更となると簡単にはいかないようで、今月中は雑務に振り回されそうである。

当研究所の旧所轄庁は文化庁文化部宗務課で、先日送られてきた報告書によると、1月31日現在で内閣府へは申請予定者の6割が申請済みで、宗務課が所管する60の法人のうち、一般法人への移行、公益法人への移行、解散がほぼ3分の1ずつの割合になっており、まだ方針の固まっていない法人もあるようだ。宗教法人が設立したものが多いだけに、最終的には残余財産を含め設立母体に帰属するとみられる。

何れにせよ、移行期間の終了する平成25年12月には全ての法人の行き先は決まっているわけだが、制度の抜本的な見直しといわれた今回の改革が、社会的にどう評価されるのか、当研究所にどのような効果がもたらされるかがわかるのは、まだ先の話である。

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「公益財団法人 禅文化研究所」に




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禅文化研究所は、内閣府より、今まで行なってきた事業の公益性を認められて公益財団法人の認定を受け、本日(平成24年4月1日)付けで「公益財団法人 禅文化研究所」と名称を変更いたしました。
これからは今までにも増して、「禅及び禅文化の振興・普及」を公益目的事業とした我が国随一の研究所として、役員・職員一同、禅文化の研究と普及に貢献すべく努めてまいりますので、みなさまの越格なるご支援ご鞭撻を賜わりますよう、謹んでお願い申し上げます。

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龍沢寺調査行




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昨年秋に、花園大学の歴史博物館と共催で「遂翁展」を開催しました。これは、禅文化研究所の公益事業の一つの墨跡展覧会として開催したものです。
来年度には、秋に「東嶺展」(仮称)を開催するべく計画をしており、その取材調査として、先週の初めに静岡県三島市にある龍澤寺専門道場に行ってまいりました。
実は私はここで雲水修行をさせてもらったので、法要斎会があると可能な限りお手伝いに来ているのですが、今回は禅文化研究所の仕事として、普段入ることのできない宝物庫や書架に入らせていただいたのです。
また花園大学国際禅学研究所の芳澤教授による、白隠禅師の書画に関する調査も併せて行ないましたので、二日間で、白隠禅師の書画30点以上と、東嶺禅師の書画も同数ほど見せていただき撮影をさせていただきました。白隠禅師のものはもちろん、東嶺禅師の場合には禅師らしく神道に関係するものも多くあり、またその筆致に圧倒されるばかりでした。
書籍に関しても、東嶺禅師自筆本の重要書籍が多くあり、いずれ、これらはなんらかの形で公刊されることになるのではないかと思いますが、非常に興味深いものでした。

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調査に行くときに、自坊ではまだ梅の花は咲いていませんでしたが、龍澤寺の沢山の梅花はどれも咲き誇っており、暖かい静岡県を堪能してきました。
帰りに東名高速を走っていると、それまで雲にかかって姿がみえなかった富士山が見えてきました。おもわず富士川サービスエリアにて、絶景の富士山をも満喫。

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“駿河には過ぎたるものが二つあり 富士のお山に原の白隠”
今回の取材では、この両方+東嶺禅師の書画まで見ることができ、多少の疲れも吹っ飛んだ次第です。

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公益法人禅文化研究所

お知らせでも既報のとおり当研究所は、4月1日より公益財団法人禅文化研究所として新たなスタートを切ります。現在事務方では、登記をはじめ新法人への移行手続きのための書類の整備を進めているところです。

役員会で新制度上の公益法人への移行を決定してから2年あまり。慣れない書類作成に苦労はしたものの、公益認定の要件をクリアしていく作業は、開所以来、半世紀にわたる研究所の活動実績を再認識することでもありました。

これまで禅文化研究を中心とした研究会の開催をはじめ、禅関係の資料蒐集や図書・雑誌の刊行、講演会や諸宗教との交流など、多様な活動を行なってきました。
とりわけ図書の刊行は、その多くが所員の忍耐の要る地道な作業の成果であり、これに公益性が認められたことは嬉しい限りです。

今後、禅と禅文化の普及に向けてさらなる活動を展開してまいりますが、皆様のご理解とご支援をお願いいたします。

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絵解き涅槃図




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来たる2月15日は、各地のお寺にて、お釈迦様が涅槃に入られた日を記念して行なわれる涅槃会の日です(旧暦により3月15日に行なわれるお寺もあります)。

涅槃会には、本堂に涅槃図という大きな軸がかけられます。涅槃に入られ、北枕で右脇を下にして安らかにおやすみになるお釈迦様の周りを、菩薩や羅漢、そして動物など、お釈迦様から教えをさずかったものたちが沢山集まって、涅槃を悲しんでいる絵が、この「涅槃図」というものです。
ただ私自身、そこに描かれているどの人が誰かといったことを、ほとんど知らずにおりました。

そんな折、先般、私は「涅槃図絵解き」というものを拝聴してきました。これは日本三大長谷寺の一つ、長野長谷寺の寺庭夫人・岡澤恭子さんが、真言宗智山派総本山の智積院にて、智積院専修学院の学院生にむけてされた講座でしたが、縁があって、一緒に拝聴させていただくことができました。
今のようにテレビや映画がない時代には、「絵解き師」という人が全国を回って、こういった涅槃図だとか地獄絵などを絵解きして歩いていたとのことで、今はそういった人たちがほぼいなくなってしまっているとのことでした。岡澤さんは、少しでも絵解きができる人が増えてくれればという思いと、自ら絵解きをして多くの人に、その絵に対して、あるいは絵に描かれている人のことを好きになるようにと思って活動されているとのことでした(交渉すれば、各地に絵解きにお越し頂けるようです。詳しくお知りになりたい場合は、禅文化研究所:西村までお尋ねください)。

そしてもう一つ、先頃、禅文化研究所はこの涅槃図をデジタル画像にして、妙心寺派教化センターと花園大学国際禅学科との三者共同事業にて、そこに描かれている人や動物、器物を解説し、そしてそれに関しての妙心寺派布教師による法話をリンクした、「WEB版 絵解き涅槃図」を構築し公開いたしました。

その場にいるだけでまるで涅槃のその場に居合わせるような気持ちにさえなってしまう絵解き師による絵解きには遙かに及びませんが、少しでも涅槃図のことがわかっていただければと思います。どうぞご利用ください。

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ありがとうございました。




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小豆島

本日をもちまして、今年度の業務を終了とさせていただきます。
年始は、1月6日より業務再開とさせていただきます。

今年は本当に、皆それぞれが自身の生き方をみつめ、考え直した年であったかと存じます。
先日訪れました香川県の小豆島にて、海と山の豊かさどちらをも併せ持つこの島に、日本の縮図を見たような気がしました。

豊かさも享受できる反面、自然の厳しさも時に否応なく受け入れなくてはならないこの国。
そんな地理的条件から、日本人は他の文化も寛容に受け入れ、独自の文化へと発展させるほどに柔軟性があるのでしょうか。
経済発展もピークを過ぎ、そればかりを追い求めるのではなく、新しい時代が到来するのではないかと思える今、日本の良い面を伸ばしてゆけるよう、祖先達がどのようにこの国で暮らし、ものごとを考え、生きてきたのか、いま一度学ぶべきかなと思う年の暮れです。

この思いを来年へと繋げ、研究所からは、禅の教えより、皆様に様々なことを発信してゆけたらと思っています。
本年もお世話になり、どうもありがとうございました。
来年も禅文化研究所を、どうぞ宜しくお願い致します。

皆様、くれぐれも御身おいといいただきまして、どうか良いお年をお迎え下さいませ。

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「遂翁元盧」展 記念講演会




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既に本ブログでご案内しておりますとおり、現在、花園大学歴史博物館にて、2011年秋季企画展「遂翁元盧 禅画と墨蹟」を開催しております。
本展覧会では、丈山文庫・永明寺(いずれも静岡県)の所蔵する、白隠慧鶴の高弟・遂翁元盧(1717~89)の禅画、墨蹟を展観しており、10月の展示分は入れ替えを行ないまして、只今は中期の展示内容となっております。

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10月にお越しになった方でも展示内容が変わっておりますので、また改めて足をお運び頂ければと存じます。

なお、明日10日午後には、本展覧会の記念講演会を開催いたします。入場無料・申込不要ですが先着順150名までとなっておりますので、お早めにお越しください。

[日程]2011年11月10日(木)
[講演]
  13:00~14:30
   ◆「白隠と遂翁」 芳澤勝弘(花園大学国際禅学研究所教授)
  14:40~16:10
   ◆「白隠の禅」  玄々庵老大師(瑞泉僧堂師家) 
[会場] 花園大学 教堂(入場無料・申込不要・先着150名)


大きな地図で見る

 お問い合わせは、(財)禅文化研究所 まで
    〒604-8456 京都市中京区西ノ京壷ノ内町8-1 花園大学内
    TEL 075-811-5189 FAX 075-811-1432

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スマートフォンアプリ「京都禅寺巡り」リリース開始

京都禅寺巡り Android版(バナー)

禅文化研究所は、日本システム技術株式会社と(株)和合舎との三者共同で、Androidスマートフォン用のアプリ「京都禅寺巡り」を本日よりリリースしました。
アンドロイドマーケットにて、「京都禅寺巡り」を検索していただくか、下記のQRコードをお手持ちのスマートフォンで読み込んでアンドロイドマーケットにアクセスし、ダウンロードしてご利用ください。
これは今、ものすごい勢いで利用者の増えているスマートフォンにおいて、京都市ならびに京都近郊にある臨済宗黄檗宗の70ケ寺を超える寺院について、参拝情報やアクセス情報はもちろん、各寺院の歴史、開山の生涯、建造物や宝物の紹介を一般に紹介するものです。
多岐にわたる検索キーワードを備えているので参拝したい寺院を見つけやすく、また、GPS機能を使った「スタンプラリー」や、100問からランダムに出題される「禅クイズ」、臨黄ネットの禅語や法話の解説なども閲覧できる、なかなか楽しめるAndroid用アプリです。
料金は、ほとんどの部分が無料ですが一部有料のコンテンツもあります。但し、11月はリリース記念につき無料でお使いいただけます。
詳しくはこちらでも御覧いただけます。どうぞご利用のうえ、ご喧伝いただければ幸いです。


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ホームページリニューアルのおしらせ




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おはようございます。
本日、禅文化研究所のHPをリニューアルオープン致しました。
事業計画に基づいて、禅文化普及事業(公益目的事業)である「調査研究(調査研究ページ)」「広報普及(刊行普及ページ)」「資料収集・公開(資料収集ページ)」、また収益・共益等事業である「ソフト開発・販売(ソフトウェアページ)」の大きく4つに分類し、禅文化研究所の諸活動がよりよくわかっていただけるようなWEBサイトを目指しました。
新サイトには、各種SNSの[いいね]ボタンも各ページに設置しております。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

禅文化研究所HP
http://www.zenbunka.or.jp/

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東西霊性交流




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禅僧と修道士とが双方の修行生活を体験することにより、互いの宗教を理解することを目的とする東西霊性交流(事務局:禅文化研究所)に参加する修道士たちが、9月17日に来日した。
今回で12回目を迎えるこの交流は、臨済宗・曹洞宗の各専門道場で禅堂生活を体験し、10月4日に花園大学で行なわれる報告会を経て帰国する。

来日したのは、ベルギー、イタリア、米国の各修道院から派遣された5名の修道士、修道女たち。旅の疲れも見せずにこやかな表情で到着した彼らは、早速最初の訪問地である岡山曹源寺へと向かった。

短期間ではあるが、文化や習慣の違い、そして全く異なる修行形態の中で、彼らが体験を通して禅仏教をどう理解してゆくかを見守りたい。


(写真)来日した一行。右端は通訳のT・カーシュナー氏

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遂翁展のご案内




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この秋、禅文化研究所では、花園大学歴史博物館との共催にて、2011年秋季企画展「遂翁元盧 禅画と墨蹟」を開催いたします。
本展覧会では、丈山文庫・永明寺(いずれも静岡県)の所蔵する、白隠慧鶴の高弟・遂翁元盧(1717~89)の禅画、墨蹟を展観します。遂翁の作品のみで構成された展覧会は本展が初となります。
詳しくは、パンフレット(PDF)を御覧ください。
なお、会期中2度の展示替えがあります。ほとんどの展示品が入れ替わりますので、繰り返しのご来場をお待ちしています。

◇遂翁元盧 -禅画と墨蹟-   丈山文庫・永明寺所蔵作品◇
  会場:花園大学歴史博物館
  入館料:無料
  会期:平成23年10月3日~12月20日
  開館時間:10:00~16:00(土曜日は14:00まで)
  休館日:日曜/全学休講日
  お問い合わせ:花園大学歴史博物館・花園大学企画広報室
         電話:075-811-5181(代)


また、会期中の11月10日(木)13:00~16:10、花園大学教堂にて、記念講演会(禅文化研究所主催)を開催します。こちらも入場無料で申込不要ですが、先着150名に限ります。
予定しております講演は下記の通りです。

 ■「白隠と遂翁」 芳澤勝弘 教授(花園大学国際禅学研究所教授)
 ■「白隠の禅」  玄々庵老大師(瑞泉僧堂師家)

併せてご来場をお待ちしております。
記念講演会についてのお問い合わせは禅文化研究所(電話:075-811-5189)まで。

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8月




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8月といえば研究所でまず思い浮かぶのが“お盆”です。
職員の半数を占めるお坊さん方が大忙しです。

弊所では、8月は変則的な勤務体勢となっております。故に、ブログの更新も平日毎日ではなく、おやすみさせていただく事もございますが、ご了承くださいませ。

なお、8月10日~17日は一斉休暇をいただいておりまして、この期間にご注文いただきました書籍は、18日より順次発送させていただきます。ご迷惑をおかけ致しますが、何卒おゆるし下さいませ。

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禅の書画什物のデジタルアーカイブ




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ここ数年、禅僧の書画図録を作成する仕事が続いている。
ごく最近でも、東陽英朝禅師、雲居希膺禅師、愚堂東寔禅師といった高名な禅師方の書画を、関係寺院に出向いては、撮影させてもらってきた。
ほかにも、ご縁があってご寺院を訪ね、御所蔵の書画什物を資料として撮影させていただく機会も増えてきた。

こうして蓄積されるデジタルアーカイブをデータベースとして保存していくことは、禅文化研究所としてやるべき事業の一つではないかと感じている。
そんなことから、禅文化研究所の本年度の事業には、「禅の至宝(禅文化財目録整備事業)」とともに、「一般寺院什物データベース」を企画している。
将来的には、これら2事業をまとめあげた、「禅文化のバーチャル博物館」をインターネット上に公開したいと計画している。

ところで、冒頭にあげたような図録の作成の場合には、主にその寺院の開山様であることで、その当時からずっと所蔵されている書画である場合が多い。しかしながら、長い歴史の中で収集などされて集まった書画を、寺院什物として所蔵されている寺院も少なくないのである。
そういった寺院を探して訪ね、そのデジタルアーカイブを研究所で保存させてもらうことをお願いし、それとともに所蔵目録となるようなデータベースを作成して提供できるというような事業である。

つい先頃、上記の一環で訪ねたご寺院では、主に白隠下の東嶺・遂翁・霊源・卓洲・隠山をはじめとする多くの禅僧書画をご所蔵されていて、なかなか圧巻であった。
冒頭の写真は、その中の1点で、遂翁画賛の「四睡図」ある。

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静岡県三島市・沼津市へ




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駿河には 過ぎたるものが二つあり 富士のお山に原の白隠

先日、静岡県東部の三島市と沼津市へ出張してきました。
普段あまり行くことのない土地に趣くのはとても楽しい事です。

ご当地には、臨済宗中興の祖といわれる白隠禅師が、多くの修行僧を指導接化された松蔭寺(臨済系単立)があり、お弟子の東嶺禅師に創建させ、自らは勧請開山となった龍澤僧堂(臨済宗妙心寺派)もあります。天気の良い日には霊峰冨士の御山を眺める事ができます。
特に三島市では豊富に湧き出でる富士山の伏流水の恵み豊かな土地で、昔は家に水路からの水を引き入れて、野菜を洗ったりなどなどしていたそうです。
三嶋大社では、名残の枝垂れ桜が楽しめました。

傑出した禅僧、白隠さんを生み出した土地という事、その白隠さんが開山である名刹・松蔭寺や龍澤寺がある事、皆様も記憶にとどめておいていただければ……と思います。




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臨済宗檀信徒経典CD




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以前より、『臨済宗檀信徒経典』という一般檀信徒向けの日課経本を頒布しているが、このたび、その中に掲載されている経典のほとんどを網羅して読経する、『臨済宗檀信徒経典CD』(予価1000円・税別)を制作し、5月半ばより販売することになった。

収録されている内容は下記の通りである。
 1. 小磬三声 続いて 般若心経
 2. 消災呪
 3. 本尊回向
 4. 世尊偈
 5. 大悲呪
 6. 開甘露門
 7. 先祖回向
 8. 坐禅和讃
 9. 舎利礼文
 10. 延命十句観音経
 11. 四弘誓願
 12. 普回向
 13. 小磬三声
また、CDをおさめているトールケースの中には冊子が入っており、勤行作法などについての解説が記されている。
読経の声は、妙心寺派の法式梵唄講師の吹田良忠師(妙心寺塔頭・慧照院住職)である。

ただ、このCDは、臨済宗檀信徒の方々がご自宅で読経されるときの手ほどきとなるよう制作したものであって、CDを流したからといって、ご先祖の功徳になるわけではありませんから、お心得違いのないように。
朝の一日の始め、あるいは一日の終わりとなる夕べに、自らお仏壇の前に静かに座って、ご本尊さまとご先祖さまに報恩感謝の心で読経することを日課としてはいかがでしょう。

発売を開始する時点でまたご案内します。まずはお知らせまで。

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ティク・ナット・ハン京都講演 受付終了のおしらせ




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4月24日(日)に開催予定のティク・ナット・ハン京都講演ですが、多くの方にご参加のお申し込みをいただき、心より御礼申し上げます。

また、大変心苦しいのですが、受付・キャンセル待ち共に締めきらせていただきました。ご希望される全ての方にご参加していただきたい思いはあるものの、会場の運営上、受け入れ人数にどうしても制限があります。
どうかご理解の程宜しくお願い申し上げます。

講演の様子などは、どのような形で皆様にお伝えできるかはっきりと決定していませんが、また職員の感想などもブログでご紹介したいと思っております。

なお、横浜での講演やリトリートにつきましては、下記URLからどうぞ。

ティク・ナット・ハン2011 来日事務局

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新しい公益法人制度への移行

既報の通り禅文化研究所は、新制度の施行に伴い公益財団法人へ移行すべく、今年の秋に申請書を提出するための準備を進めている。
先日、内閣府にある公益認定等委員会まで移行に関する窓口相談に行ってきた。
相談事項は事業の公益性と定款の内容が中心であったが、研究所の目的である禅および禅文化の普及は公益性が認められるものの、個別の事業についてはチェックの入るものもあり、申請までには検討すべき課題も多い。
全国の公益法人数(今回の対象は財団法人と社団法人)は2万5千で、そのうち申請を行なっているのがまだ1割ほどである。23年度と24年度に集中するようだが、公益法人と一般法人のどちらに移行するか未定の法人も2割程度ある。人員の豊富な大規模法人ならいいが、小規模法人では事務処理の負担が躊躇する要因の一つとなっているようである。
研究所も小さな組織ではあるが、スタッフ一人一人が公益という意識を持って仕事をしている。課題をクリアしつつ目標に向けて進んでゆきたい。

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携帯向け「中陰忌年忌早見表ツール」のご紹介

臨済宗黄檗宗連合各派合議所の公式HP(臨黄ネット)の携帯向けサイトに、亡くなった日から中陰忌日と年忌の一覧をさっと閲覧できる「中陰忌年忌早見表ツール」が公開されましたのでお知らせします。
それでは、携帯向け「中陰忌年忌早見表ツール」の使用方法をご紹介します。

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【中陰忌年忌早見表ツールの開き方】
携帯電話のWEBブラウザから http://rinnou.net を開きます。下記のQRコードを読み取って開くことも可能です。

臨黄ネット携帯向けサイトURL(パソコンからも閲覧できます)
http://rinnou.net

臨黄ネット携帯向けサイトQRコード

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禅文化研究所HPリニューアル(予定)

今年の夏頃のリニューアルを目指して、研究所所員で「ああでもない、こうでもない」と話し合いをしています。

私のように、在家でありながらも強く禅の世界、哲学に惹かれる者とお坊さんとでは意見の相違もあったりします。
一般の、さほど禅に興味の無い方が、何等かの検索で「禅文化研究所」というHPに辿り着いた時に、どういった印象を持ってもらう事ができれば、新しい世界への扉を開いていただけるのだろう…と考えています。

やはり、寺の伽藍や雲水の修行姿、坐禅姿の写真など、わかりやすいイメージが受け入れられやすいのかもしれませんが、私が思う禅の世界の素晴らしさは、そういったビジュアル的なものであまりにわかりやすく表現してしまうのは惜しすぎる気がするほどにかっこ良い世界です。
ただそれを、「ここに見せてみろ」と言われた時に、「これです!」と言えるものがなかなか…。自分のイメージを言葉やモノに置き換えて相手にわかりやすく伝えるというのは、難しいものですね。自分本位に「これだ!」と言った所で、相手に伝わらなければ意味が無いわけで。
と、毎日色々考えていますが、なかなかに楽しいものです。
皆様もご意見ありましたら、お聞かせ下さいませ。

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ティク・ナット・ハン 宿泊リトリートの御案内




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こちらのブログでも何度か御案内しました、ベトナム人禅僧、ティク・ナット・ハン師の来日。京都では講演会のみですが、横浜では宿泊リトリートが開催されます。

今私は師の著書である『小説 ブッダ いにしえの道、白い雲』を読んでいますが、その随処に、今回のリトリートのテーマにもなっている“今を生きる-マインドフルネス(気づき)-”や、“ともに生きる-インタービーイング(相互依存)-”が、お釈迦様の言葉や行動としても出てきます。

様々な情報が溢れ、時代に流され呑まれて、本当に自分がしたい事や生き方がわからなくなっている人々が増えている昨今。隣人や他人、さらには我が子への無関心から起こった数々の悲劇的事件。
今回の講演もそうですが、特にリトリートなどは、このような現代の多くの闇を照らす光となる機会と心得ます。

私自身、参加したい気持ちになってきました。どちらに行こうか検討中です。

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今年はどんな歳になるでしょう

皆さまあけましておめでとうございます。

本日6日より、禅文化研究所は通常通り仕事を始めさせていただいております。
年末年始の休暇中におきましては、ご迷惑をおかけ致しました。

過去の兎歳には、景気がよくなったことが多いようです。
今年は、どんよりと曇った空に明るい陽が差し込んで、兎がピョンと跳ね上がるような、明るい歳になるといいですね。

さて、公益法人改革によって、これまでの財団法人は2013年の12月までに、一般財団法人か公益財団法人へ、あるいは解散という三者択一をしなければなりません。
財団法人である当研究所も、現在、以降手続きのための諸準備を行なっており、今年の秋には内閣府に申請書類を提出し、来年の春にはその結果を受けて新しい法人となっていることかと思います。
そのためにしなければならないことも多く、今年は正念場を迎えます。

また、今年は、担当するスタッフが長年かけてきた学術研究書も、ようやく発刊の運びとなりそうです。
春には、ベトナム出身の禅僧、ティク・ナット・ハン師の京都講演もあります。
5年後に迎える臨済禅師の1150年遠忌に向けての事業計画も決まり、臨黄合議所を中心として、本格稼働がはじまることでしょう。
もちろん、寺院向けや一般向けの刊行物も計画しております。

どうか、今年も、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

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「雪後に梅を得る」―新年のご挨拶―

新年、明けましておめでとうございます。お正月早々から、私たちのブログを開いてくださっているあなたとのご縁に感謝します。この一年もまた、当研究所との親交を、さらに深めてくださるよう、所員一同とともにお願いいたします。

毎年のことながら、元日の朝のこの瑞気は、まさに千里同風ですね。一歩門を出ると、もうその辺りが大晦日の夜と、まるで打って代わったように新鮮に思われるのは、何とも不思議な人間の心理と言うべきですね。

昔から禅門では、人生に疑問を抱き、これを解決しようと艱難辛苦の修行を積んだ人は、あるときふとした機縁によって、その大疑団がガラリと瓦解氷消したとき、思わず欣喜雀躍の大歓喜を味うものだと説いてありますが、その新鮮な悟りの心境はちょうど、昨日までとは全く異質な、元日の朝を迎えたときの、この気分爽快に似ていないでしょうか。

表題の一句「雪後に梅を得る」は、そういうときの歓びを述べたものでしょう。つまりよほどの苦労をしたものだけが、雪の中に咲く「梅」を手にすることが出来るというわけです。少し待てば百花爛漫の春がやってくるのですが、そんな気怠い春の季節に、大勢の人とともに花を眺めても、どれほどの歓喜を味わうことができましょう。

「曾て雪霜の苦に慣れて、楊花の落つるにも也(ま)た驚く」という語があります。雪や霜を踏むような修行の苦労を通ってきた人は、たとえ暖かい春がやってきて柳の花が転げ散るのを見てさえ、ハッと驚くというのです。苦労が身に染みた人の憐れみを、讃えた句でしょう。

ましてまだ雪のある中で蕾をつけ、ふくよかな匂いを四辺に漂わせる梅の花。それは「万花の魁(さきがけ)」と讃えられ、古人は禅の修行の苦しさと、その結果手にし得る悟り悦びの象徴として、ここではこれを尊んでいるのです。

暖かさの中で育った温床の花は、環境の変化に遇えば、すぐに萎れてしまうでしょう。人間の幸せもまた、苦労をくぐり抜けてこそ、初めて香り高い花を開くのです。

私たちも新しい年の初めに、新しい年の安易な幸せを願うばかりでなく、あえて試練に立ち向かおうとする決意を、新たにしては如何でしょうか。

禅文化研究所長 西村惠信

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愚堂東寔遺墨選はじまる




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ブログですでにお知らせしたように、花園大学歴史博物館で、昨日9月21日(火)より、愚堂東寔遺墨選が開催されている。
午前10時に開場されると、妙心寺管長河野太通老師にお出ましいただき、オープニングセレモニーとして、岐阜の大仙寺様より会期中ご遷座いただいた愚堂禅師木像の開眼誦経がおこなわれた。
管長猊下は誦経の後、陳列されている禅師の遺墨や頂相などを一点一点興味深くご覧になられた。
350年遠諱は10月1日に大本山妙心寺にて勤修される。




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今回の展示品の中には、所蔵寺院において、狩野探幽画と伝わる禅師の頂相が二点展示されているが、同博物館の福嶋主任のよると、画風からも探幽のものに間違いなく、探幽の描いた人物画の中でも出色のものであると言われる。

愚堂東寔禅師の『年譜』承応3年(1654)の項に、愚堂禅師が狩野守信(探幽)に道称を与えたという記述があることから、おそらく探幽は愚堂禅師に参じていたのではないかとも思われるし、当時、愚堂禅師が大きく関わられて完成した妙心寺法堂の天井には、探幽が蟠龍図が現存しておることからも、禅師と探幽の関わりは深かったものと考えられる。




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 展覧会は10月末日まで開催され、途中一度だけ展示替えが行なわれることになっている。
 ご都合の付く方は是非お出でいただきご覧いただきたい。

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ベトナムの禅僧 ティク・ナット・ハン師のこと




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去年の暮? いや今年に入ってすぐであっただろうか。
ベトナムの禅僧で、主にフランスで活動されている、ティク・ナット・ハン師が、来年(2011)4月末から5月に来日され、日本でリトリートを行ないたいという希望があり、その受け入れをしてくれる団体を探しているという問い合わせが入った。
著書を読んで感銘を受けた私は、できることならという思いをもったが、大人数によるリトリートを行なうのに、残念ながら当方では受け入れに対応することができないということで、結果的に、曹洞宗総持寺が受け入れられることになったようだ。

ティク・ナット・ハン師といえば、実は日本ではまだ知名度が高くないのではあるが、フランスやアメリカでは、あのダライ・ラマとならぶほど知られている人で、なおかつ臨済僧なのである。海外では多くの著作が発刊されており、日本でも宗教書の充実した書店などでは著書を認めることができる。
写真をみてもわかるように柔和な面持ちで、その声も穏やかであり、翻訳書をみても、とても優しくゆったりと禅の智恵を中心に、仏教の教えを説かれている。

そんな師に直接お目にかかれたらという思いが叶わないかと残念に思っていたのだが、7月になってから、来年の訪日の際に京都も訪ねたいという要望があがってきた旨が伝わってきた。そこで再度、所内でも検討をし、来年4月23~26日に京都にお出でいただけることになり、現在、その日程で、妙心寺や花園大学での行事を計画している。
なお、ティク・ナット・ハン師については、季刊『禅文化』219号(2011年1月発行)にて、紹介記事を掲載する予定。
日程の詳細については、また正式に発表することになるので、どうかお楽しみに。

ちなみに、香港ではこの11月4日から8日のリトリートがあり、既に一般参加は満員だが、出家者用スペースはまだ空いているとのこと。参加費は不必要。日本語の同時通訳もうけることができるという。
参加希望の方がおられたら、弊所までメールでお尋ねを。

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所長出演番組 テレビ放映情報




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弊所所長・西村惠信出演予定のテレビ番組の御案内です。
是非ご覧ください。

-比叡の光-

★第1週目「親子の絆①」

7/17(土)8:45~9:00 東京メトロポリタンTV
7/18(日)7:45~8:00 びわこ放送
       8:45~9:00 京都放送

★第2週目「親子の絆②」

7/24(土)8:45~9:00 東京メトロポリタンTV
7/25(日)7:45~8:00 びわこ放送
       8:45~9:00 京都放送

★第3週目「親子の絆③」

7/31(土)8:45~9:00 東京メトロポリタンTV
8/1 (日)7:45~8:00 びわこ放送
       8:45~9:00 京都放送

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白隠禅師仮名法語の板木




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禅文化研究所で、平成7年から7年間にわたり行なっていた、「特別事業 『白隠禅師自筆刻本集成』」。

白隠禅師みずからの筆跡を梓に刻んだ仮名法語本は、残された原版本も少なく、散逸の危機に瀕していたため、現存する最良の版本を元に、旧来の伝統的な木版技術によって忠実に模刻し、長期保存に耐え得る和紙に刷り、禅師の息吹を伝える往時そのままの木版本として完全に復元したのが、この事業であった。
当時、最良とされる版本のコピーを取り、それにホワイトを塗って汚れを消すという肩の凝る作業を、長い間やっていたことを思い出す。汚れを取ったコピーは、中国に送られ、中国にて木版を作るということだった。日本人でも読めないような変体仮名の法語を中国人が刻るというのだから、なかなかスリルのある仕事であった。
さて、その結果は上々で、日本で丁寧に製本され、出来上がった版本は、特別事業賛助者に頒布されたのである。
その折に使われた版木は、全冊の印刷完了後に日本に送られてきたので、ずっと弊所で保存していたのだが、保存場所としていたところが使えなくなってしまうため、このたび花園大学の国際禅学研究所で預かっていただくことになった次第。
国際禅学研究所には、当時、禅文化研究所で、この事業を中心となって牽引されていた、芳澤勝弘教授がおられる。白隠研究の第一人者だ。


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予算編成雑感

新年度に向けた本格的な予算編成の作業を行なっている。
公益法人に課せられた義務なのだが、国や地方公共団体からの助成金で運営している法人と違い、当研究所は特定の寺院からの補助はあるものの、収入の殆どは出版を中心とした事業の収益で運営しなければならない。営利企業と変わらない自助努力が必要なのである。
事業計画に基づき予算書を作成してゆくのだが、収入の見通しは不透明なところが多く、経費を切り詰めるにも限度があり、事業規模の小さな法人とはいえ頭を悩ますことになる。
加えて公益法人制度改革に伴い公益財団法人への移行を目指すことになり、新年度に公益認定に関する書類を提出するための作業も行なわなければならない。この制度改革は、天下りを抱えた公益法人の不祥事が発端となっているのだが、移行認定までの厖大な資料の作成や、認定後も毎年行なわれる審査基準のクリアなど、小さな法人にとっては事務負担も多く、余計な仕事を増やしてくれるなと行政に文句の一つも言いたくなる。
しかし、認定されれば現在税務上では収益と見做されている出版事業が公益事業と判断されることや、会計を含めた情報公開によって法人の実態を広く一般に知ってもらい、活動への支援者を獲得できるなどの利点は大きい。
何かと面倒だなと思いつつ仕事をこなす毎日である。

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本年も宜しくお願い申し上げます。

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皆様こんにちは。
本日より禅文化研究所は通常通り業務を行っております。
本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、皆様はどのような年の暮れ、お正月を過ごされましたでしょうか。
今年の目標!はお決まりになられましたか?

私は昨年、同年代の女性で、とても素敵な生き方をされているな……と、元フジテレビアナウンサーの深澤里奈さんのブログを拝読し始めました。
ある日のブログで、「変化することを恐れない生き方」に感銘を受けました。
中でも、

歴史の中で「生き残ることができるもの」とはなんだったのかを紐解いてみると、それは強いものでも、美しいものでもなく、『変化できるもの』なのでした。
変化し、進化し続けるものだけが、生き残れるのです。


こちらの文章にハッとさせられました。それまでは、自分の中に、「美しいものこそ」というとらわれのような観念があったのです。
そういえば、京都には「美しいもの」はたくさんあり、伝統文化を守り続ける方々がたくさんおられます。
一見、古いものをただただそのままの状態で守り続けているかのように思われがちですが、身近に接していると、確かに変化を恐れない、柔軟な考えに遭遇し、何度も驚かされる事がありました。

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加藤正俊先生 逝かれる




加藤正俊先生 遺影

禅文化研究所の学術顧問をお願いしていた、花園大学名誉教授・加藤正俊先生が、去る9月8日夕刻4時48分、心不全により鬼籍に入られた。享年80だった。
先生は、昭和4年、京都府与謝郡加悦町にお生まれになり、花園大学を卒業後、立命館大学大学院日本史学科修士課程を修了。その後、禅文化研究所資料室勤務、花園大学教授を歴任され、退職後は、禅文化研究所学術顧問として、今日まで研究を続けてこられた。
専門は日本禅宗史である。
著書は、『近世禅林墨蹟』臨済編1・2(思文閣出版)、『白隠和尚年譜』(同)、『円相―禅の究極―』(毎日新聞社)など、禅宗史に関わるものから、書画解説の類のものが特に多数あり、また『国史大辞典』(吉川弘文館)や『禅学大辞典』(大修館書店)の辞書執筆にも関わられた。
その功績は膨大なものであり、今更ながら、この学術分野における第一人者を失ったことは残念でならない。

研究所の仕事上においても、我々に判読できない諸々の墨蹟の解読などを、気軽に引き受けてくださった先生である。
ご冥福をお祈りする次第である。

なお、葬儀は下記の通りの予定で行なわれる。
 通夜 9月10日 午後6時~
 葬儀 9月11日 午前11時~
いずれも、先生のご自坊の嵯峨嵐山の金剛院にて。
葬儀などについてのお問い合わせは、花園大学 企画広報課(tel 075-811-5189)まで。

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お盆明け



ひつじ草

ご無沙汰をしております。夏季休業中はご迷惑をおかけいたしました。

さて、お盆休みが終わり、本日からお仕事を再開された方も多い事と存じます。
お盆には、ご家族揃ってご先祖様をお迎えになられましたでしょうか。
“今、ここ”を当たり前と思わず、日々感謝して生きるには、やはり連綿と受け継がれて来た命のリレーに思いをはせる時間が必要なのではないでしょうか。
-大いなるものに対し、手を合わせる心-というものを、忘れず生きていきたいものです。

今年も残るところ4ヶ月と少しですね。
まだまだ残暑厳しい毎日が続きますが、これから少しずつ訪れる秋の気配を見逃さぬよう、日々を楽しみましょう!

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お盆の休暇

咲く花あれば散る花あり

本日より16日まで、夏季休業とさせていただきます(ブログもお休みします)。
この間にご注文いただきました書籍につきましては、順次休み明けに発送させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
それでは皆様、暑い日が続きますが、どうかご尊体ご自愛下さいませ。

禅文化研究所

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2009  東京国際ブックフェア



東京国際ブックフェア


昨日より、東京のお台場ビッグサイトにおいて、東京国際ブックフェアが開催されています。
>12日、日曜日まで。
禅文化研究所は、昨年に続き本年も出展させていただいております。
お近くにお住いの方、この土日に東京近辺にいらっしゃる方、是非遊びにいらしてください。

約800社の出版社の本が一度に閲覧でき、しかも2~3割引でお買い求めいただけます。


東京国際ブックフェア
禅文化研究所のブース

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図書の寄贈を受けました



寄贈された書籍

去る3月上旬に、妙心寺山内天祥院閑栖、釈浩堂師より図書の寄贈を受けました。主に和装本で25点131冊、内容は四書五経などの古典類が多数を占めています。また、今回ご寄贈いただいた図書には、釈師の学問の師である加藤恭道師(1881~1940)の旧蔵本も数点含まれています。

釈師は『晦堂集』(大心院、昭和16年)の編者として名前を載せておられますが、ご自身が専修学院に入学されてから加藤師が亡くなるまでの、約20年の長きにわたって親炙されていたとのことです。

加藤師は、大正より昭和初期にかけての臨済宗門を代表する学僧であり、妙心寺派普通学林中学部を卒業して、相国寺の橋本獨山老師の鉗鎚を喫し、また寺西乾山氏に師事して漢学を修め、宗旨に明るく且つ文字の使い方に練達した、詩偈の権威として認識されていたとのことです。同時代には、小畠文鼎師が相国寺長得院におられ、当時の宗学の双璧として、荻須純道師に言わせると、「『五山に小畠、妙心に加藤』とは何人と雖も異口同音に讃えた」方だったとのことです。

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京都 臨済宗本山の桜



南禅寺_法堂
南禅寺 法堂と桜

禅文化研究所は、臨済宗黄檗宗連合各派合議所(臨黄合議所)の事務局も兼ねています。
ですから、禅文化研究所のお仕事と、臨済宗黄檗宗関連のお仕事、どちらもさせていただいております。
本日(3/30)、臨黄ネットの広報活動として拝観寺院や美術館博物館でお配りしている“栞いろは歌”を納品する為、京都のいくつかの本山にでかけていました。
平日とはいえ春休み、そしてこの陽気のおかげで桜も種類によっては満開!という事で、京都中観光客でにぎわっていました。
おでかけの際のご参考までに、本山で撮った写真等をご紹介。

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禅文化研究所HP 読みものの紹介



ラウォ湖
写真 李建華 季刊『禅文化』より チベット ラウォ湖


禅文化研究所のホームページには、今まで発刊されてきた本の中から抜粋し、公開している文章があります。是非お時間のある時に、お好きな物を読んでみてください。
こちらから

今回は、季刊『禅文化』より、客員研究員の李建華氏の【川蔵北路を歩く(2)】を新たに掲載しました。
旅に出て自分の目で見るには難しいチベットの広大な風景、こと細かに旅の模様が綴られた旅行記を楽しんでいただけます。

チベットの人々

※写真の無断転載・利用はお控え下さい。

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弥勒仏はお酒を飲んだ? 実は布袋さんだった!

萬福寺 布袋さん
萬福寺の布袋さん -臨黄ネット-
より

日本の語録の訓注の仕事を続けていると、おもしろい説話に出くわすことが多い。これもその一つである。
「渠(かれ)は是れ真の弥勒、酒は元と米汁より成る。人に飲ましめて共に快楽、一酔、無生を悟る」。
これが、現在訓注している、愚堂東寔(ぐどうとうしょく)禅師の偈。しかも、婦人にあたえた引導の法語である。さて、この偈に注を付すのが、小生の仕事である。余程、中国文学に精通していないと、この偈の意味と典拠は分からないと思う。小生も、一読で分かるわけではない。いろいろな作業を踏んで調べて行くのである。

まず、「弥勒」と「米汁」とをキーワードに、パソコンのデータを駆使して検索する。すると、運敞(うんしょう)の『谷響集(こっこうしゅう)』巻3に、「弥勒仏好飲米汁」という項目があることが分かった。『谷響集』本文のデータはないので、すぐに、和本を見る。あった、あった。

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萬福寺文華殿 秋期展の講演会

萬福寺

秋期展のテーマ『伝道布教最後の旅・・新黄檗の開立・・』にちなんだ講演会にて、弊所職員の能仁晃道が講演をさせていただきます。
秋の宇治を訪れる方は、是非黄檗宗本山、萬福寺に是非お立ち寄り下さい。

演題:『明僧渡来と本朝臨済禅の覚醒』
講師:兵庫松谷寺住職、禅文化研究所所員 能仁晃道禅師
日時:11月9日(日)午後2時より
場所: 黄龍閣別館 真空の間 受講料無料。参加自由ですが、電話予約が必要です。
    ※ただし、入山料と文華殿入館料(200円)が必要。

●萬福寺文華殿 TEL:0774-33-1199(専用)

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東京国際ブックフェア

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先日、出張で久々に東京に行ってきた。八重州口に降り立ち、昨年出来たばかりの大きなツインタワーを見上げながら、東京は行くたびによく風景が変わるものだと感心する。のどかな田園に囲まれた寺を出て、約3時間後には大都会の真っただ中にいるわけだから、田舎者にとってはそのギャップは甚だしい。
午前中書店での営業を済ませ、午後に有明にある東京ビッグサイトに向かう。毎年7月にここで東京国際ブックフェアが開催されるが、今回のフェアに当研究所は初めて出展するのである。本日は出展者向けの説明会があり、分厚いマニュアルを手渡されスピーディーな説明を受けてきた。
小さな研究所が単独のブースを作り出展するのは少々冒険かもしれないが、書店、図書館、そして来場者の方々への当研究所の活動や出版物のアピールには格好の場になると思う。
どうか多くの方々のご来場をお待ちしたい。


第15回東京国際ブックフェア
会期 2008年7月10日(木)~13日(日)
会場 東京ビッグサイト

今回は人文社会系の出版社の出展は過去最大になるそうです。
このブログをご覧になって、ご関心のある方に招待券を進呈します。
禅文化研究所ホームページ左下「お問い合わせ」ボタンより、「東京国際ブックフェア招待券希望」と書いて、住所電話番号などご記入漏れの無いようにお申し込みください(但し数量に限りあり)。

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永源寺を訪ねて

新緑の頃の永源寺山門

禅僧のことばのDVDシリーズ収録も、第一弾の予定は、残すところ大本山永源寺管長、篠原大雄老師だけとなった。 先日、その事前打ち合わせの為に、撮影監督の映像工房サンガの児玉氏とともに、冬の永源寺を訪れた。

永源寺派の本山である、瑞石山永源寺は滋賀県東近江市、名神高速八日市インターから車で約10分の山間にある。新緑の季節、あるいは紅葉の季節には、とても多くの拝観客が来られるこの永源寺ではあるが、この冬の時期には、附近の民間駐車場や土産物屋も閉ざされており、境内には文字通り人っ子一人見えない。

管長老師との約束の時間より少々早く到着したので、誰もいない山内を散策した。何度も永源寺には来たことがある私だが、この季節、そして人のいない境内を歩くのは初めてのことだった。
やはり禅寺はこうでないと......、きれいに掃き清められている上に、誰もいない深閑とした冷たい空気。
開山の寂室元光禅師は、この山紫水明な仙境をことのほか愛されたというのがわかるようである。
何度か兵火にかかり、伽藍は焼失して再建されているが、江戸期に建立された山門は美しく、文化財に指定されている。

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謹賀新年

ねずみ_西村惠信

雪舟等楊が備前宝福寺の小僧さんであった頃、和尚さんに叱られて本堂の柱に括りつけられたとき、涙で描いたネズミの絵があまりにもリアルであったので、和尚さん思わず「しっ、しっ」と追い払ったという話がありましたね。
私は子供の頃、お寝便して本堂床下の道具部屋に閉じ込められたとき、ふとこの話を思い出して真似してやろうとしたのですが、涙も枯れ果ててさっぱり絵にならなかったのです。そのうち師匠が心配して本堂にやってきて、扉の外から呼びかけたのですが、私はジッと黙って無言の抵抗をし続けました。すると和尚は驚いて鍵を外し扉を開こうとしたので、私は素早く飛んで出て難を逃れました。
あれからすでに七十年、そしてふとあの時描きたかったネズミの絵を今描いてみようと思ってこんなのを描いてみたのですが、さあ私の創作「窮鼠猫を噛む」、はたして師匠を驚かせ得たかどうか。どうぞ皆さん今年もひとつ、こんな気魄で一年を過ごしませんか。

所長 西村惠信

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この一年、ありがとうございました

2007も暮れ行きますね

本日12/26より新春1/6まで、禅文化研究所は冬期休業に入らせていただきます。
この一年も、禅に関する事のみならず、職員のつれづれ日記のようなこのブログをご覧いただき、誠に有難うございました。感謝申し上げます。

この一年を振り返りますと、我が国日本は、あまりにも様々な事件が起こりすぎて、1つ1つを思い出すには心苦しいほどですが、それも全ては一人一人の「気」・「こころ」が原因となって、大きな問題へと発展しているように思われます。
『~の品格』という本がベストセラーとなるあたり、国民も何らか不安を抱き、このままではいけないと思う気持ちが確かにあるのでしょう。
禅文化研究所としては、初代所長の山田無文老師の著作にもあるように、改めて『自己をみつめる』事が必要なのではないかと考えます。
文明の発達した国の民が、社会の価値観、周りの価値観に囚われて、自己をみつめる事無く流されて生きた時、物質的には充たされていても、何だかわからないままに空虚感・喪失感を抱くのではないでしょうか。
日々常々、自己をみつめつつ、ものに囚われず、真摯に生きていきたいものだと思います。

さて、次回ブログ更新日は、1月7日となります。
少し間があきますが、どうかお忘れ無く、来年もご高覧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

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年末年始休業について

年末年始のお知らせ

禅文化研究所は、12月26日から1月6日までを年末年始の休業といたします。
1月7日より通常通り業務を行ないます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

なお、書籍等は25日14時までにご注文いただきましたら、年内に発送させていただきます。
お急ぎのご注文はお早めにお願い致します。

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教育とは 季刊『禅文化』より

秋の実り

社会や家庭における様々な事件が連日報道され、人々の心の荒廃が浮き彫りになっている昨今。
「教育とは」という事を議論し、子供達のためにと考えぬいて「ゆとり教育」というものが実践されてまだ数年。しかしそれももう立ち返って見直される必要性に迫られているとか。

「生死事大、無常迅速、時人を待たず、謹んで放逸すること勿れ」。禅仏教は生死を第一番の大問題にとらえています。そして、その大問題に取り組むために、禅門には師弟間の厳しい教育が存在します。
禅文化研究所でも、この禅仏教がもつ教育方法や人生観をふまえた上で、禅と教育といったテーマで提言していかねばならないところです。
そこで今回、季刊『禅文化』206号には、職員Kの大学時代のゼミ担当教授で、教育哲学が専門であられる松田高志先生に、-教育の前提としての三つの「信」-をご寄稿いただきました。

松田高志先生は、以前に禅文化研究所の哲学研究会にも所属されており、研究所ともご縁が深く、次号以降にも御自身と禅との関わり、京都大学学生時代の居士会(智勝会/於:相国寺僧堂)などについてをお書きいただく予定となっております。
松田先生は、「あぁ、そうなんだ」…と、当たり前のようであってなかなか気付かない事に気付かせてくださいます。しかも、その真理をつく文章は、深く温かくやさしく、素直に心にストンと落ちてくるのです。
是非皆様にご紹介したく、ブログにてとりあげました。

以下、季刊『禅文化』206号より抜粋--

 そもそも教育は、親や教師が頑張れば頑張るほどうまくいかないということが少なくありません。逆に、とても教育(あるいは教師)とは思えないのに、子どもは生き生きと育つということがあります。これは、「教育の逆説」と言ってもよいものですが、特に今の時代は、そういうことが多いように思います。しかしそうであれば、教育としてどこに力を入れていいのか分からなくなります。
 これまで教育についていろいろ考えてきましたが、このような「教育の逆説」を受けとめると、結局教育のやり方よりも、教育以前の、教育の前提となるものが先ずもって大事なのではないか、という気がしてきました。それは、安心して力を入れていいものであり、それが満たされると教育はやりやすくなり、又力を入れてもいい教育(の方向)が見えてくるが、それが満たされないと、教育はやればやるほどおかしくなる、そういう前提です。そしてそういうものとして、少なくとも三つ位あるのではないか、と思うようになりました。それらは、いずれも「信」と言えるものですが、具体的には次のようなものです。…(以後は本誌にて)
-教育の前提としての三つの「信」- 松田高志(神戸女学院大学名誉教授)

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西村惠信所長といく“禅と文化”の旅 ご案内

禅と文化の旅_秋

恒例の、【禅文化研究所 日帰りバスツアー】のお知らせです。
今回は、秋の奈良へ皆様をお連れしたいと思います。
非公開の禅の寺を見学したり、惠信先生のお話を拝聴し、共に学びましょう。
詳細は下記のとおりです。

日時    :平成19年11月9日(金) 午前9時~

集合場所 :JR京都駅八条口1階 観光バスプール脇コンコース(通路)

集合時間 :午前8時45分(同時に受付)

参加費   :お一人様 16,000円 (後援会員様は13,500円) 

募集人数 :先着40名(最少催行30名・店員に満たない場合、中止の場合あり)

申込方法 :こちらの申込フォームから

コース   :(9:00)京都駅八条口===(10:30)奈良:円照寺〔所長の講演〕
        ===(12:30)菊水楼(昼食)===(14:00)大和文華館
        ===(17:00頃)京都駅八条口
        ※時間はおおよその予定です。交通事情その他により変更となる場合があります。

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研究所の蔵書

研究所の蔵書1

当研究所には、寄贈を受けたり購入したりした蔵書が相当数ある。近代以降の洋装本が主であるが、江戸時代を中心とする和装本もかなりの量にのぼる。

江戸時代の出版物は、当時の物価から考えても、かなり高価なものだったようだ。それにもかかわらず、さまざまな書物の出版がなされ、需要もあったことを考えると、江戸時代の文化水準ははなはだ高かったと感じざるを得ない。
 
明治以降あまり顧みられることのなくなった文献も、江戸時代の人はその価値を見抜き、苦労して出版した。そして実に丹念に読んでいる。

それは、行間の書き込みなどからもうかがえる。昔の学者の解釈には、現在の研究水準から見ても全く遜色ないものも多々ある。 

仕事上、これらの和装本のお世話になることが多い。江戸時代の出版者や学者の恩恵を肌身で感じる毎日である。

研究所の蔵書2

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お盆休み -夏期休暇のおしらせ-

お盆

本日、8月10日(金)より19日(日)まで、夏期休暇とさせていただきます。
この期間中に、オンラインショップより本をご注文いただきましたお客様には、誠に申し訳ございませんが、発送させていただくのが20日以降となります。ご了承下さいませ。

研究所職員には、禅宗の僧侶、その他在家の者もおります。
お坊さん達はこの猛暑の中、檀家さんのお参りなどで大忙し。この夏に何キロも痩せてしまう人も。
在家の者は在家の者で、家庭においてご先祖さまをお迎えする準備にかかります。
皆さんの地域では、どのようなお盆をお過ごしでしょう。
関東やその他では7月にお盆を終える地域もあるようですね。
地域の風習は違えど、ご先祖さまをお迎えする心は同じことでしょう。
また、御地の事など色々お聞かせ下さいね。

ブログは休暇中もいつもどおり発信(平日のみ)いたします!
ご高覧下さいませ。

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無文老師のことば

無文老師

仏教、禅のことを勉強したい。
禅ってなに? 仏教って?  信仰って?
本を読んでみたいけど何から読めば・・・。

なんとなぁく、仏教、あるいは禅のことに触れてみたいな・・・と思われた時、その時の行動が後々自分の行く末や考え方、人生を変えるきっかけになるかもしれません。
ですが、自分が何から手をつけたらいいかわからない・・・。
そんな時はまず、無文老師のことばを読んでみて下さい。
“良いもの”に出会って下さい。

「第一歩」として、研究所HPの「読む」の欄には、無文老師のお話を掲載しています。
非常にわかりやすく物事の真理をお話し下さるため、力強いことばながらもとても優しく暖かく、読み進めやすく、心にじーんと響きます。是非。

こちらからどうぞ
無文老師のことば

「わたくしは坐禅をするようになってから、坐禅こそ真のいのりであると思うようになった。絶対者の前に正しく自己をすわらせること・・・」
「甘いものを食べすぎると虫歯になるように、甘い教育を受けて育った人間は、精神的に虫ばまれてしまいます・・・」
「われわれの人生も永遠に途中であって、もうこれでいいという終点はないと思います。お互いの人格も、いかに修行をしてみても、もうこれでいいという終点はないでしょう」
「何もすることがないという人間などございません。人間は死ぬまで何かができる、何かを作っていかねばならん」

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栞いろは歌「禅のことをもっと…」

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禅文化研究所は、「臨済宗・黄檗宗連合各派合議所(臨黄合議所)」の事務局も兼ねています。 例えば、浄土宗であれば、総本山知恩院といって、浄土宗をとりまとめる頂点ともいえる本山があるのをご存じですよね?

じつは、よくお尋ねになる方もおられますが、我が臨済宗・黄檗宗には総本山というものはありません。
臨済宗には大本山が14、黄檗宗には1つあり、あわせて15の本山があります。
しかしどこも同じ臨済禅の本山であり、修行僧(雲水)は別の本山の下にある道場においても修行することが認められていますし、各地方では、本山の異なるお寺同士でも密接におつき合いがあるということも少なくありません。
そこで、これらの本山の横の連携、つながりを持つ為に構成されているのがこの臨黄合議所なのです。

各本山についてはこちらから
臨済宗・黄檗宗本山
この、臨黄合議所の公式HPを、-臨黄ネット-といいます。いわば、臨済禅の公式サイトです。
禅宗寺院を訪れる皆様に、より広くこのサイトをお知りいただきたい、また、拝観した寺院にて、建物や庭の他に、より禅というものに触れていただきたいという思いから、各派本山と一部拝観寺院において、拝観された皆様に小さな栞をお配りしております。
この栞、一昨年の秋には「いろはにほへと ちりぬるを」の12種類であったものが、さらに「わかよたれそ つねならむ う」の12種類が加わり、全24種類となりました。
栞の裏には、それぞれの頭文字から始まる禅語とその説明が書かれています。
特に外国の方には珍しい写真が多いようで、わざわざこれが配られている事を目当てにお寺に訪れる方もいらっしゃるほどだそうです。
全て集めると、24種類の写真つきの禅語集のようになりますよ!
*この栞の写真は、写真家、水野克比古さん・水野歌夕さん・田口節さんらによるものです。

詳細についてはこちら。
栞いろは歌「禅のことをもっと…」

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西村惠信所長といく -禅と文化の旅-

吾唯知足

恒例の、【禅文化研究所 日帰りバスツアー】のお知らせです。

紅葉で混み合う京都を避け、今回は滋賀(甲賀・信楽)を訪れます。
京都と同じく歴史深い近江の里で、美しい自然と美術に触れ、禅の寺にて
西村惠信先生のお話を拝聴し、共に学びましょう。
詳細は下記のとおり。

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