2013年春 「大圓寶鑑國師350年遠諱記念 大仙寺展」
日付 | 2013/4/2 |
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場所 | 花園大学歴史博物館(無聖館4F) |
詳細 | 禅文化研究所では、花園大学歴史博物館と共催にて、平成25年度春に、下記の通り、「大圓寶鑑國師350年遠諱記念 大仙寺展」を開催します。 臨貊ケ山(りんこざん)大仙寺(だいせんじ)(岐阜県加茂郡八百津町)は、妙法山(みょうほうざん)正眼寺(しょうげんじ)および虎渓山(こけいざん)永保寺(えいほじ)とともに美濃三道場のひとつに数えられる美濃の名刹です。 大仙寺は、寛正2年(1461)ごろに創建された不二菴を前身とし、明応10年(文亀元年・1501)、聖澤(しょうたく)派祖・東陽英朝(とうようえいちょう)(1428~1504)が再住した際に、「大仙寺」へと寺号が改められました。以後、当寺は多くの傑僧を輩出し、美濃における妙心寺派拠点寺院のひとつとして興隆しました。近世にいたっては、愚堂東寔(ぐどうとうしょく)(1577~1661)が大仙寺を復興し、新たな展開をみます。 大仙寺には、開創以来の寺史資料のみならず、東陽や愚堂をはじめとする歴代住持の墨蹟から美術資料まで、その由緒を伝える数多くの文化財が蔵されています。しかし、これまでに大仙寺の文化財がまとまって展観されたことはありません。 本展では、大仙寺所蔵文化財のうち、寺史資料のほか墨蹟および美術資料の優品を中心に展観し、大仙寺の歴史と美濃の地に華開いた禅文化をご紹介します。 開催内容
東陽英朝像 自賛 室町時代・明応10年(1501)
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