2016春 湯島麟祥院 ―春日局と峨山慈棹―展
日付 | 2016/4/2 |
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場所 | 花園大学歴史博物館 |
詳細 | 湯島麟祥院 ―春日局と峨山慈棹― 春日局(1579 ~ 1643)の菩提寺として名高い麟祥院(りんしょういん)。寺号は春日局の法名に因んでのものであり、この麟祥院を寺号とする寺院は全国に二ヶ寺あります。 東京湯島の天澤山(てんたくざん)麟祥院(東京都文京区)と京都花園の妙心寺塔頭麟祥院(京都府京都市右京区)です。 両寺とも臨済宗妙心寺派に属す禅刹であり、春日局の名とともに興隆しました。いまも春日局を慕う人々が足繁く訪れています。 本展覧会では、2009 年に開催しました、京都花園・麟祥院の文化財を紹介する展覧会「春日局ゆかりの寺 麟祥院展」につづき、東京湯島・麟祥院に蔵される文化財を紹介します。同寺は昭和20 年(1945)3月の東京大空襲により、諸堂宇とともに多くの寺宝が失われたといわれています。しかし、その災禍をくぐり抜けた文化財も数多く遺っており、今日にまで護り伝えられています。これらの文化財がまとまって寺外にて展観されるのは本展が初の試みであり、その大半が未紹介作品です。 同寺に伝来する品々は実に多彩です。春日局に関する資料はもとより、白隠慧鶴(1685 ~ 1768)門下の傑僧として名高い麟祥院11 世・峨山慈棹(1727 ~ 97)の遺墨をはじめとする禅画の数々。そのなかには、白隠とその門下による初公開作品が含まれます。さらに、永い歴史のなかで蓄積された、同寺ゆかりの美術作品が蔵されています。 本展は、禅文化研究所デジタルアーカイブス事業との共同調査の成果として、これまで紹介されることがなかった絵画作品にも注目し、その優品を紹介します。また、禅に帰依した春日局の姿とともに、春日局菩提寺としての麟祥院の魅力に迫ります。 会期:2016年4月2日(土)~6月4日(土) ※会期中、大幅な作品の展示替を行います。 前期:4月2日(土)~5月7日(土) 後期:5月9日(月)~6月4日(土) 開館時間:10:00~16:00(土曜日は14:00まで) 休館日:日曜日、5月5日(木・祝)・6日(金) ※但し、大学行事により臨時休館する場合があります。 主催:公益財団法人 禅文化研究所・花園大学歴史博物館 協力:麟祥院(東京都) 入館料:無料 *会期中に記念講演会を二回開催いたします。詳しくはこちらをご覧下さい。 *お問い合わせは、花園大学歴史博物館・花園大学入試課広報担当(TEL 075-811-5181・FAX 075-811-9664 )まで。 ◆ちらしPDFはこちらからどうぞ |