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秋分の日は……




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暑さ寒さも彼岸までの言葉通り、この夏の猛暑もお彼岸に入るや、急になりをひそめて涼しくなった。
つい先日までエアコンがなくては眠れない夜が、急に肌布団を被らねば寒くて目が覚めるほどだ。
最高気温も27~8度とニュースで言われると、数字だけでも涼しい気になるが、私が子供の頃の気温で言えば、真夏の気温ではないか。

さて、今は秋の彼岸である。そのお中日といえば、「秋分の日」。秋分の日には例年、近隣のお寺の施餓鬼法要があり、私も出頭(僧侶として法要に参加)することになっている。
ところが、秋分の日には、私の住む田舎町にある4つの小学校では一斉に運動会が催されるのが常である。もう、うちの子供達は小学校を卒業して久しいので関係ないが、この小学校の運動会と施餓鬼の出頭とがバッティングして、スケジュールを調整するのが一苦労であったことを思い出す。

しかし、改めて考えるとじつはおかしな話なのである。

「秋分の日」は、国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条によると、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを趣旨としている。
つまり秋分の日は、我が国の法律で定めた、祖先に報恩感謝をするための日なのである。

運動会が悪いわけではないが、わが町に限らず、先祖供養など忘れはてて、運動会で我が子に声援を上げている人も少なくないだろう。
教育の場に特定の宗教を持ち出すのはタブーとなってはいるが、法律で定めてあるこの秋分の日の趣旨を理解し、小学校などでも「家族でご先祖様のお墓に手を合わせに行きましょうね」ときちんと教えることはできないものだろうか。
国内挙ってご先祖に報恩謝徳する日になれば、まだまだこの国も捨てたものではあるまい。

ちなみに春分の日は同条で「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨とする。これも、三界万霊に回向する彼岸施餓鬼会と通じる精神だと思う。

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芒種 ―二十四節気―




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本日は、二十四節気の第9番目、芒種です。梅雨ももうすぐ。一気に蒸し暑くなってきた感じですね。
朝の通勤時に受ける日差しも日に日にきつくなり、街路樹の影も濃くなってきました。
ホタルも飛び始めています。小満の時にはまだ緑だった麦の穂も、そろそろ麦秋を迎えています。これから一気に夏がやってきますね。
節電が叫ばれている夏、できるだけ原子力の手を借りないで乗り越えたいものです。

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さて、昨年の夏至から始めた、本ブログでの二十四節気ですが、おかげさまでこれで一まわり。実際の日付より、若干前後した記事もありましたが、なんとか一年間巡ってくることができました。
今まで、あまり意識していなかった節気もあり、記事を書く段になって調べたことも少なくなかったのですが、おかげさまで、語義を意識してみることもできました。
そして、それぞれの節気にあった写真をと思って、自分で撮りためた写真データを探ってみたり、新たに撮ったりもしたのですが、改めて日本の国の自然の豊かさを知りました。

画面右のカテゴリーで「二十四節気」を選択していただくと、このシリーズが一覧できると思います。よろしければ、通してご覧ください。

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小満 ―二十四節気―




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本日は、二十四節気の第8番目、小満。
国語辞典によると、「草木が茂って天地に満ち始める」という意。
そのとおり、山々は若葉の新緑で青々としてきており、秋に蒔かれた麦は穂をつけはじめてきています。
梅には青梅が鈴なりになり、収穫の時を迎えようとしているようです。
花が遅いと実がよくなると言われますが、今年は梅の開花がだいぶ遅かったこともあり、確かに梅の実は豊作ではないかと思われます。

『諸橋大漢和辞典』によると、「小満動三車」(小満、三車を動かす)という言葉があり、中国は蘇州地方の諺のようです。小満の日に三車(糸車・油車・田車)を動かせば、その年は良いということのようです。
わかりにくいですが、糸車とは糸つむぎをするもの。油車というのはよくわかりませんが、中国の俗語によると、食物油を搾るための道具で油を搾るもののようです。田車というのは水田で使って田植えしてすぐのころに、根の浅い雑草だけを取ることのできる道具です。これらの道具を、小満に使うと、よい一年が迎えられるということでしょうか。

青々とした自然の中で、生活の源となるものを作り始める頃、とても気持ちのいい季節ですね。


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立夏 ―二十四節気―

まずはお詫び。今年の立夏は5月5日子供の日で既に過ぎ去っておりまして、5日もたってから、立夏のことを書くのも憚られますが、先日書いたように連休中には授戒会に行っておりましたため、うっかり失念しておりました。まぁ、次の小満がくるまでは立夏の最中だということで、お見逃し頂ければ幸いです。

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さて、はや立夏です。夏を感じる季節になりました。水田に水が張られると、今までひっそりしていた田んぼでは蛙の大合唱が始まります。水田の上を滑空するツバメの親たちは、せっせと虫を捕まえてきては、雛に与えています。また筍のおいしい季節でもありますね。

この水田の上を風がわたって、涼風がやってきます。毎朝通勤で走る水田の中の畔道を自転車で駆け抜けると、まるで湖面を滑るように走っているような気分にさえなり、心も清々しく感じます。
カラリと晴れた青空、そこに吹く一陣の風。風に吹かれながらも、その風といっしょになって、何かを考えることさえも忘れ、とらわれることもない。つねづね、そんなふうに、心を自由にして生きていけたらと思います。

禅語にも「薫風自南来」という言葉が禅語があります。こちらも読んで頂ければと思います。

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穀雨 ―二十四節気―




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京都では例年より遅く満開を迎えた桜が散り始め、花見のシーズンもそろそろおわりといったところです。
本日は二十四節気の第6番「穀雨」。文字通り、農業では苗代の稲が発育するのにいい雨が降る頃ということでしょう。
苗代(なわしろ)といっても、ほとんどの農家は農協から苗を買っているのではないかと思いますから、近ごろはあまりみかけなくなりました。施された小さな田にビニールシートがかけられ、ぎっちりと密に新しく芽吹いた苗が生えていた様子は、ずいぶん前の光景ですが懐かしく思い出されます。
そしてゴールデンウイーク頃になると、この苗が水を貼った水田に植えられていきます。美しい日本の春の風景です。

しかし、東北の被災地では浮れてはいられません。田畑はまだこんな様子なのが事実です。冬が終わって清々しい気持ちになりたい季節ですが、これが現実なのです。

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これは陸前高田です。塩をかぶった土は削り取られているようですが、田んぼというのには程遠いです。
陸前高田市長の戸羽 太市長のFacebookでの投稿によると、この削り取った土は捨てるわけにもいかず、燃やすわけにもいかず、処分をどうするかも大きな悩みだと書かれています。もちろん福島には、寄りつくことさえもできない土地があります。とてつもなく大きな問題です。

震災と津波と、そして原発による被害のことを忘れないように、あえて書かせていただきました。
どうかこの穀雨が少しでも恵みの雨となりますように。

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晴明 ―二十四節気―




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暦の上で本日は、二十四節気の5番目、「晴明」です。花が咲き、お花見のシーズン……ということですが、昨日、日本列島は暴風にあおられました。京都でも雹が降り、雷が鳴り、強い雨と風で台風のようでした。
各地からの被害報告によると、3名の方が亡くなられたとか。富山ではトラックが何台も横転したり、東京では帰宅できない人が新幹線車内で夜を明かしたりと、大変な一日でしたね。

今年は全般的に花が遅く、梅もまだ咲き残っている中、桜はおそく、毎年だとピカピカの小学一年生の入学式の頃には、桜が散りかけている頃なのですが、どうしたことか今年はまだ桜が咲きはじめたばかり。京都でも昨日、やっと桜の開花宣言がありました。

晴明の時節になると、ツバメも南からやってきて巣作りを始めます。自坊の玄関にも毎年、ツバメがやってきて巣作りをし雛を育てて巣だっていきますが、今年もつい先日からやってきました。ちゃんと時節到来しているわけですね。

みなさんも、この文字通り、清く明るく、春の力を受けて益々気が満ちていきますように。

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春分 ―二十四節気―




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昨日3月20日は、仏教では春のお彼岸の中日にあたり、二十四節気の第4番目にあたる「春分」でした。
京都では日の出が6時01分と、だいぶ日の明けるのが早くなってきました。昼間と夜間の時間が等分になるのが春分であるということで、『暦便覧』には「日天の中を行て昼夜等分の時なり」と記されています。でも実際には、昼間の方がちょっと長いようですね。
お彼岸ということで、各地のお寺ではお施餓鬼が勤められていることだと思います。
私(あなた)が生かされているのは、両親のおかげ、代々に遡るご先祖のお蔭です。お彼岸はその恩に感謝する週間だと思います。

さて、最近、早朝に出勤するときにヒバリがピチピチといきのいい鳴き声で鳴き始めたことに気づきました。また、車で走っているときにトンビやサギが、巣作りのためか枝を加えて飛んでいるのもよく見ます。鳥達もちゃんと季節の変わり目を感じてるんですね。
先般お彼岸の法要に開教いただくため自坊においでいただいた布教師さんは、四国の宇和島からお見えになっていて、おっしゃることに、3月26日頃には、日本でいち早く桜が開花し始めるのが宇和島だとか。あっというまに日本全国桜前線到来もまもなくです。

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啓蟄 ―二十四節気―




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今日は二十四節気の第3番、啓蟄(けいちつ)です。今日からお彼岸のお中日である春分の日の前日までのことをいいます。冬眠していた虫が大地から這い出してくるころです。
「けいちつ」と読みますが、諸橋大漢和によると、もともと「蟄」という字は、「チフ」(ちゅう)とか「シフ」(しゅう)という音のようで、「チツ」と読むのは慣例読みです。虫類が土にかくれる、冬ごもりをしている虫を意味します。江戸時代に武士が刑を受けて「自宅に蟄居させられた」という時にも使いますね。
「蟄龍」なんて言葉もあるようです。これは、「かくれている龍、転じて、時を得ない英雄の喩」とあります。
つまり「蟄」には暗いイメージ、閉ざされた意味しかありません。

でも、啓蟄となると、暗い土ごもりから出てきて、春の光を浴び、さてこれから活動するぞという明るいイメージです。「啓く」というだけで、全く逆の世界が広がってきます。

明けない夜は無い、冬もいつかは春になる。
今、つらい悲しいどんぞこでも、いつか笑える日が来る。自然が教えてくれているようです。
もう春は目の前ですよ。

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雨水 ―二十四節気―




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昨日(2/19)は、二十四節気の第二、「雨水」でした。雪が雨に変わっていく時節ということです。ですが、一昨日には京都市内まで積雪し、自坊の付近も、こんなふうにまた雪で真っ白になりました。

今年は大雪の冬になってしまいましたね。各地でものすごい豪雪が記録され、除雪作業中の事故も沢山あったと報道されています。まだしばらく寒気によって雪が降ることでしょうが、そろそろ店じまいしていただき、早く春の陽のぬくもりを感じたい今日この頃です。

でも、一昨日の雪の一日から一夜明けるとカラッと青空がひろがって気持ちのいい朝がやってきました。そしてもうすぐ、こんなふうに春もやってきてくれるはず。

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節分会、そして立春 ―二十四節気―




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まずは自坊で満開の蝋梅から。
今日は節分。各地で節分会が行なわれていることでしょう。

禅文化研究所事務局長が宗務総長の重責を勤められる嵯峨・天龍寺でも、今日は節分会です。朝8時から午後5時までのようですから、お近くの方は参詣されては如何でしょう。
福笹・絵馬授与/ 大福豆撒き(午前11時30分ごろ・午後1時30分ごろ・午後3時30分ごろ)/節分大茶会(裏千家淡交会)/書道・絵画展(嵯峨・嵐山・広沢小学校、嵯峨中学校)/甘酒無料接待など、楽しそうな行事があります。
局長は後日、この大福豆を職員にも配ってくださるので私もいただくのですが、とても美味しい豆で、毎年元気をいただいています。

そして節分の翌日である明日は二十四節気の第1「立春」です。今年は西高東低の冬型の気圧配置が長く続き、東北から日本海側を中心に大変な大雪に見舞われているようですが、暦の上ではもう春。豪雪地帯の方々にはもう少しの辛抱ですので、どうか事故のないようにお過ごし頂きたいと思います。

立春の早朝に曹洞宗の禅寺では祈祷会を行ない、「立春大吉」と書いて三宝印を押した札を山門等に貼るようで、檀家さんにも配布したりされるようです。
この曹洞宗の風習は、道元禅師がある立春の日、五色の瑞雲を修行者たちと共に見られた時に、「大吉祥」と喜ばれた故事によるとのこと。どおりで臨済宗では見たことが無いはずです。

どうか、今年の春には、世界中に、災難のない、大吉祥なうららかな日々が訪れますように。

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大寒 ―二十四節気― 「かんずり」の雪さらしの頃




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本日は、二十四節気の第24番、トリの大寒です。小寒で寒の入りをして、この大寒の終わる立春前日までが一年中で最も寒い「寒のうち」ではありますが、実は蕗(ふき)のとうが芽を出すのもこのころですから、もう地面の下では春の準備が始まっているのですね。

さて、私が好んで使う調味料の一つに「かんずり」というものがあります。10年以上前に新潟の友人から薦められて知ったのですが、とうがらし、海の塩、柚子、糀を材料にして作られた赤い調味料で、いろいろな料理の隠し味にできます。

このかんずりは新潟の妙高高原付近でのみ作られるもので、3年かけて商品になるようですが、1年目の秋に塩漬けされたとうがらしを、大寒の時に雪の上に3~4日さらすのだそうです。「雪さらし」という作業だそうですが、白い雪と赤唐辛子の色合いがきれいなことでしょう。雪が唐辛子のアクを吸ってくれるのだそうです。その後熟成発酵して足掛け4年目にできあがった「かんずり」はとてもマイルドで、柚子の風味がするすばらしい調味料になっています。

WEBサイトからでも買えますが、近所のスーパーでも売っていたりします。まだ味わったことのない方、是非一度お試しあれ。精進料理でも使えますよ。

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新年辰歳のご挨拶と「小寒」 ―二十四節気―




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あけましておめでとうございます。
旧年中は我々日本人にとって忘れることのできない一年となってしまいました。
どうか今年は被災地の一日も早い復興とご多幸、そして災害のない年をと心から願うところです。
禅文化研究所は本日より通常通りの業務を行ないます。本年もなにとぞよろしくお願いいたします。

今年は辰年。
龍といえば臨済宗の本山の法堂の天井に書かれる大きな雲龍図が思い出されますが、龍は仏の教えをたすける八部衆の一つで、涅槃図にも人物に龍が巻き付いている難陀龍王や跋難陀龍王が描かれています。また龍神は水を司る神であるため、火災から護るという意味がこめられて、よくお寺に描かれているわけです。
そこで辰年に因んで、これら、禅宗寺院に描かれている龍を参拝して回っていただこうと、京都市内の禅寺で龍にまつわるものを見られるところをリストアップし、このブログや禅文化研究所のWEBサイトで、まもなくお知らせいたします。通常は非公開となっている軸などを見せていただける寺院もありますので、お楽しみに。春や秋ごろには龍巡りバスツアーも計画しています。
また辰年にあわせて、昨年秋にリリースした、スマートフォンアプリ「京都禅寺巡り」では、まもなく「龍巡りスタンプ」機能を追加します。各寺院の龍の画像を電子的なスタンプとしてスマートフォンに登録していくことができる機能です。是非、チャレンジしてみてください。

さて、本日1月6日は二十四節気の第23番「小寒」で、一年を通して最も寒い時期へ突入です。したがって古来より「寒の入り」といいます。明日は七草粥をいただく七日正月ですが、その七草に入れるセリがよく育つ頃でもあります。
子供の頃に聞き覚えた歌が思い出されます。
♪ 大寒(おおさむ) 小寒(こさむ) 山から小僧が泣いてきた なんと言って泣いてきた 寒いと言って泣いてきた ♪
ところが、この歌詞、童歌だけあって地方によって歌い方が違うようですね。あなたのおぼえている歌詞はどんなですか?
お正月あけ、どうか風邪を引かれませんように。

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冬至 ―二十四節気―




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本日は、二十四節気の第22番目「冬至」です。言うまでもなく、一年中で一番昼間の短いのが「冬至」です。
朝6時台、出勤でうちを出る頃には、まだ日の出の前です。先日も東の山の太陽が出てくる位置が、ずいぶん南の方になっていることにふと気が付き、そりゃぁ昼間が短いわけだと一人納得していたところです。

「冬至から畳の目ほど日が延びる」というように、今日からわずかずつ昼の時間が長くなっていくことから、生命力が復活する節目としてお祝いをする習慣が古くからあったようで、特にその日が旧暦の11月1日にあたった場合には「瑞祥」として宮中では祝宴が行なわれたといいます。
いまでも、冬至には南瓜を炊いて食べ、柚子風呂に入り風邪の予防にするのが古き良き日本人の習慣ですね。
実はもうすぐやってくるクリスマスの起源も冬至祭だったとか。洋の東西を問わず、冬至は特別な日なのです。

各地の僧堂では今夜、「冬至冬夜」という、一年に一度だけの破天荒で無礼講なオフィシャルどんちゃん騒ぎの夜で、厳しかった臘八大接心を終えたばかりの雲水たちはとても楽しみにしている夜です。
自坊でも今夜、檀家総代や世話役の方々の慰労をかねた忘年会を開きます。もう年の暮れです。気を引き締めて参りましょう。

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大雪 ―二十四節気― と 鈴木大拙館

本日は二十四節気の21番目にあたる「大雪(たいせつ)」です。北風がピープーと吹いて雪が降り始める頃ということです。
今年の京都は紅葉が遅かったので、まだ雪が降ってくるという感覚がないですが、二日ほど前からまた急に夜の寒気がこたえるようになりました。
時節はきちんとめぐっているようです。どうか、風邪など召されぬように。
各地の臨済宗の専門道場では、今日は臘八大接心の接了日です。命取りとも言われる不眠不休の大接心、明日朝の明けの明星をみて、ハタと開悟される雲水さんがおられるといいですね。

ところで唐突ですが、「たいせつ」⇒「だいせつ」という音で思い出すのは、偉大なる仏教哲学者・鈴木大拙博士です。
今年10月18日に、金沢市の大拙博士生誕地の近くに「鈴木大拙館」が開館しました。大拙博士の考えや足跡をしらしめ、来館者みずからが思索する場として開設されたということです。
さっそく先般訪ねてみました。兼六園などから程近い場所にありますが、ちょっと不案内だとわかりにくいところです。駐車場もありません。しかし、来館者は外国人も見受けられ、世界的に著名なDr. D.T.Suzukiならではでしょう。
館内の展示物はそれほど多くありません。どちらかというとあまりにアッサリしていて物足りなくさえ感じましたが、ここに務める知人である主任研究員I女史の話によると、ソフト面がこれから充実させていきたいとのことですから、楽しみにしていましょう。
学習空間には、弊所から出した関係書籍『鈴木大拙未公開書翰』や『相貌と風貌』、弊所・西村惠信所長の著作も並べられていて、自由に手にとって読むことができます。

来館者自らが思索するための場「思索空間」は、たしかに素晴らしい空間でした。館の大きな割合を占める水鏡の庭に面した思索空間には、禅堂の単(坐禅をする畳敷きの台)がおかれていて、時間が許せば水鏡に映る紅葉を眺めながら、ゆっくりそこに坐禅していたいほどでした。




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金沢を訪ねられる機会があれば、ぜひ時間をとって訪ねてみていたきたいと思います。
以前に紹介した「西田幾多郎記念哲学館」との交流協定も結ばれたようで、この点でも今後の展開が楽しみです。

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鈴木大拙館
〒920-0964 金沢市本多町3-4-20
TEL 076-221-8011

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小雪 ―二十四節気―




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今日は勤労感謝の日、また二十四節気の第20、小雪(しょうせつ)でもあります。
先日訪ねた金沢の町では、兼六園の松などの木々に、降雪の枝折れを防ぐための雪つりがほどこされていました。昨シーズンはよく雪が降ったように思いますが、今年はどうなることでしょう。
昨日は、日本武尊の神話ののこる伊吹山にも初冠雪したようですし、いよいよ冬将軍の到来する時節になってきました。

ちなみに、初冠雪というのは、その年の最高気温を記録した日以降で、山が雪に覆われたのを、その山の地元の気象観測所が観測したときに発表されるということで、麓から確認できたときが初冠雪であって、山頂で雪が降っただけであれば、それは初雪というようです。言われてみればなるほどの話ですね。

こちらは1週間ほど前に伊豆で撮った霊峰富士の朝焼けです。こちらも山頂は冠雪しています。なんとも美しい日本のお山です。

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さて、京都では紅葉が美しく色づいてきて、ますます観光客で賑わっています。
朝夕も冷えますし、風邪をひきやすい季節です。どうか気をつけてください。

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立冬 ―二十四節季―




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今日は二十四節気の19番目「立冬」です。
もうはや立冬、年内は残すところ、「小雪」「大雪」「冬至」でおしまいです。
子供の頃、立冬といえば、もうかなり寒いというイメージだった記憶があるのですが、このごろは、まだ秋に入ったばかりというイメージですね。
京都の紅葉も11月後半になってやっと楽しめるといったところでしょう。

しかし立冬は冬の気配がしはじめる頃をいいます。山茶花(さざんか)が咲き始め、大地が凍り始め、冬に元気に咲く水仙も、このころから咲き始めるということです。


さて、どんどん朝夕は寒くなってきます。お鍋料理や熱燗が楽しみになってきますが、風邪にはご注意を……。
私はここ数年来、鼻うがいをして風邪をひかなくなりましたので、ことある毎に推奨しています。
実際、以前は本当によく風邪をひいたものです。季節の変わり目になると必ずと言っていいほど。ところが、この鼻うがいを始めてから年に一度ひくかひかないかという状況が続いています。

私のやり方は簡単です。水でもいいのですが、できればちょっと温めの人肌程度のお湯を手のひらに貯めて、鼻でゆっくりと啜りこみます。強く啜ると鼻の奥に流れて居たいので、鼻孔の中に吸い込んだかなと思ったら、鼻から吹き出すのです。これを数回。
慣れてきたら、ちょっとでも鼻の奥に届くようにするのがいいようです。
外出して家に入ったとき、お出かけ中でもどこかのトイレで、という風に一日数度は鼻うがいをしています。
最初は痛いだけかもしれませんが、そのうち、効果を感じると思いますし、クセになったらもうけもの。
風邪の引きはじめに集中してやると、ひどくならずに終わったこともあります。

9%くらいの生理食塩水が一番痛くないと言われます。水やぬるま湯では……という方は、生理食塩水でためしてみてくださいね。

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霜降 -二十四節季-

いろいろな〆切に終われていたら、二十四節季の第十八番目、「霜降」が昨日10月24日でした。
いつも忘れないように気をつけるようにしていたのですが大失態です。季節を感じる言葉をお知らせしようとしているのに、見逃してしまうとは何とも……。

さて、気を取り直して。
霜が降り始めるというこの時候ですが、まさしく、昨日の朝、いつものように自転車で自坊を出たところ、角のカーブミラーが霜で曇っていることに気が付きました。そして、秋雨がしとしと降ったり、もみじや蔦が黄葉する時節です。

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それから、今はコスモスが満開で、自坊の付近では、色枯れた秋の景色の中にとても明るい色の絨毯のような田んぼを見ることができます。

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これからどんどんと紅葉も色づいて、美しい秋の季節ですね。京都もこれからますます賑わってくることでしょう。

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寒露 ―二十四節気―




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上の写真は、京都市北区の等持院(臨済宗天龍寺派)です。このごろ、研究所ですすめている事業に関わる仕事で京都市内の臨済宗・黄檗宗寺院を駆け巡っているのですが、先日訪ねた等持院にてスマートフォンで撮影したものです。真っ青な空が見事でしょう。

さて、明後日(10/9)は、二十四節気の第十七番目の「寒露」です。
昼はカラッと晴れて青空が澄み渡り、昼でも宇宙を感じるような空ですが、だんだんと太陽が西の山に落ちる時間が早くなり、日が短くなってきたなぁと感じますね。
雁が飛来し菊が咲きはじめコオロギが鳴き始めるのが、この寒露の時節です。
『暦便覧』では、「陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也」とありますから、露が凍り始めるといったところでしょう。

『三体詩』に「池上」(池のほとりの意味)という、ちょうど今頃をうたったのであろうと思われる白居易の五言律詩があります。
 嫋嫋涼風動、淒淒寒露零。
 蘭衰花始白、荷破葉猶青。
 獨立棲沙鶴、雙飛照水螢。
 若爲寥落境、仍値酒初醒。

『三体詩(三)』(中国古典選31・村上哲見著・朝日新聞社)の訳文を引用すると、
 そよそよと涼やかな風が吹き
 さむざむとつめたい露がしたたる
 蘭は衰えつつもやっと白い花をひらき
 はすの葉は破れ裂けたがなおも青い
 群をはなれてただ一羽、岸の砂の上に立つ鶴
 二匹つがいになって水を照らしながら飛び交う蛍
 どうすればよかろう、このわびしいとき
 しかも酒の酔いは今やさめてしまったとなれば


晩年、池のほとりに隠居して、人生の秋を感じていたであろう白居易の歌です。

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秋分 ―二十四節季―




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写真は、先日、秋の琵琶湖のしずかな夕暮れです。さざ波が立っている琵琶湖の向こう、比良の山に夕陽が沈んでいく様子を、しばし我を忘れてみておりました。

さて、明日は二十四節気の第16番目、秋分の日。台風12号につづいて、15号にも水害の爪痕を残された地域も少なくありませんが、皆さんは如何お過ごしになるでしょうか。
秋分の日は9月23日とお思いでしょうが、1979年までは9月24日だったり22日だったりしたのです。実は来年(2012)からは定気法の計算の結果により、9月22日の年が出現します。春分の日もおなじく固定されていません。
実はこういった、年によってかわる祝日は世界的にも珍しいようですよ。四季の豊かな日本さながらといったところでしょうか。

さて、今は秋のお彼岸ですね。もうお墓参りは済まされましたか? この3連休でお参りしようと考えておられるかもしれません。
しかし、ご存じの通り、東北の被災地では墓が流されてしまったお家も少なくありません。お参りするお墓がないのはそれはそれは寂しいことでしょう。心の拠り所として、毎年お彼岸にはお参りされていたであろうご先祖様のお墓まで流されて、途方に暮れていらっしゃる方もまだまだ少なくないと思います。
「♪私のお墓の前で泣かないでください……」という歌「千の風になって」は有名になりましたが、お墓のあった場所に佇んで涙を流している人の気持ちは、察するに余りあります。

幸いにして有難くも我が家のお墓は今は整ったままで、檀家さんたちがお花を供え、線香を手向け、手を合わされています。しかし明日は我が身かもしれません。

我々小さな人間は、とてつもない力をもった自然に畏怖の心を抱きつつ、それでも真摯に、今日、今を大切に生きていきたいと思います。

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白露 ―二十四節季―




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今日は、二十四節気の十五番目「白露」です。
『暦便覧』によると、「陰気ようやく重なりて露こごりて白色となれば也」とあります。ようやく暑気がさって涼しくなり、朝露ができて白くにごるころということでしょう。
田圃の上を飛び回っていたツバメたちも南の国に帰っていきます。
ススキの穂も出て虫が鳴き始め、秋を感じさせる頃合いです。
夏と違って風流になってくるためか、研究所のデータベースで調べてみると、夏の二十四節気と比べると「白露」を含む出典が大変多くなります。特に唐詩に沢山出てきました。
例えば王昌齡の七言絶句「重別李評事(重ねて李評事に別る)」という詩があります。

 莫道秋江離別難  道(い)う莫れ 秋江 離別難しと
 舟船明日是長安  舟船(しゅうせん)明日(みょうにち)是れ長安
 呉姫緩舞留君酔  呉姫(ごき)緩舞(かんぶ)して君を留(とど)めて酔わしむ
 随意青楓白露寒  随意なり青楓白露(せいふうはくろ)の寒(かん)

   秋の水辺での別れがつらいなどと言ってはいけない。
   君の船は明日になれば長安にとどいている。
   呉の美妓が舞って君をひきとめて別離の酒に酔わせよう。
   青き楓の葉についた白露の寒気など、勝手にさせておけばよい。

勝手にさせておけばよいといいつつも、そこに哀愁をそそる秋の気配を感じ、別れの辛さが余計に際立っているように思えますね。
秋は心に清い風が吹くような気がします。どうか、涼やかによき日々をお過ごしください。

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処暑 ―二十四節気―




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立秋も終わり、今日から二十四節気の14番目、処暑に入りました。
これから暑さがおさまっていき、稲穂が実るころとなります。
このところ、各地では秋雨前線の影響で、雨が降ったりして、少し涼しく鳴ってきましたね。
歴の違いもありますが、早稲などはもうすぐ刈り取りが始まることでしょう。

さて、京都など近畿圏では、今日から3日間は地蔵盆です。以前、このブログでも書きました。
地蔵盆と地獄絵

お地蔵様の縁日は8月24日ですが、昨今は土日にあわせてやるところが多くなって来ています。
自坊の地蔵堂は、今のところ、お地蔵さんの縁日にあわせてやるべきものだからと、未だに日にちを変えないで行なっていますが、役員の方や子供会の役の方にはご迷惑かもしれません。
でも、ただやればいいわけではなく、本来のご縁を忘れないようにしたいと思っているので、平日でも、ご無理をねがっています。
伝統文化をちょっと頑固に続けることも大事だと思いませんか?



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立秋 ―二十四節季―




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今日から立秋になりました。
夏が終わり、秋の気配がしだす頃をいう二十四節気の一つではありますが、実際の今は、秋という字が適わない夏真っ盛りで、これから関西ではお盆だというのに、秋などまだ実感できません。
ですが、あっと言う間に「カナカナカナ……」と哀愁を誘うヒグラシも鳴き、朝夕がぐっと涼しくなる日もそう遠くはありません。長かった日照時間もどんどんと短くなっていくことでしょう。

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大暑 ―二十四節季―




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暑中お見舞い申し上げます。

さて、この言葉を使えるのは、小暑から大暑の間(立秋の前日)までの暑中の間です。各地では花火大会も開かれていることでしょう。

二十四節気の第12番目の「大暑」は、今年は明日7月23日です。
中国の『俗語大辞典』に「大暑小暑、灌死老鼠」という俗語が載っています。
意味は「大暑や小暑の時節は雨水が多い」ということで、年寄りのネズミがおぼれ死ぬほどだというのでしょう。柳青という現代作家の長編小説『銅墻鉄壁』という書籍の中での用例も引かれていますから、現代中国語でもよく使われるのかも知れません。

先頃、7月にして大型な台風6号が日本列島を脅かし、四国南岸や紀伊をトレースするように牛歩で過ぎていきました。そのお蔭で、記録的な大雨に見舞われ水害を受けた地域も多いようです。まさしく、「大暑小暑、灌死老鼠」、それどころか犠牲になられた人までおられます。ご冥福をお祈りします。
今年はとくに、天変地異の怖さを目の当たりにしている日本列島ですが、本当に自然の脅威には抗えません。台風が近づいてきても、どうか、大きな被害を与えずに過ぎてくれと祈るばかりです。我々人間の力は、たったそんなものなのです。
ただ、幸いにも福島や東北には近づかずに太平洋へ離れてくれました。やはり龍神様がおられて、東北の方達を守ってくれたのだと言っている人にあったと、同僚から聞きました。
本来の日本人は農耕民族で、天を仰ぎ風を見て農業を営み、神仏にすがり、八百万の神と、現在過去未来の三千仏に畏敬の念を抱く、こういう民だったと思います。ところが、いつのまにか「Nuclear:原子力(核)」という手に負えない恐ろしいものを手にしてしまった。
今からでもまだ間に合うと思います。これ以上取り返しのつかないことにならないうちに、それをもとに返すよう、全力を尽くしていくべきだと思います。

さて、農家はこの時期、田の草刈りをし、害虫駆除もしなければならず、この猛暑の中を大変なことでしょう。どうか熱中症に気をつけていただきたいと思います。農家でなくても、全国で節電を心がけなければならない中、皆さんも健康に留意して生活してくださいね。
どうか、早く平和な日々が戻ってきますように。

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小暑 ―二十四節気―




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小暑は、文字通りちょっと暑くなってきたころを示すわけですが、新暦旧暦が違うことに加えて、もう既に暑さのピークといった今日この頃です。
熱い風が吹いて、蓮が咲きはじめる頃でもあります。

暑さ対策をしたいところではありますが、全国的に節電を促されている状況ですし、エアコンをフル稼働といったことはできませんね。ただ、とくにご高齢の方々には無理しないでエアコンをかけ、涼しい部屋で過ごしていただきたいと思います。
どうしても昔気質の方々は、このくらいの暑さ、じっとして団扇でも煽っていれば大丈夫と我慢をなさる傾向にあるかと思います。でも尋常な暑さではないですから、無理をなさいませぬよう。




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小暑になると暑中ですから、暑中見舞いが交わされ、お中元が飛び交う時節といったところでしょうか。
そういえば、私が子供の頃、当時は宅配便はなかったですが、郵便局のおじさんがお昼頃に自坊へ郵便配達に来られると、土間のある風通しのいい玄関の下段にどっかと腰をおろし汗を拭いて、鞄からお弁当を出して食べていかれていた記憶が、ぼんやりと浮かんできます。今はなき古き良き時代です。
それに比べ今どきの宅配便の人は暑いのに走って配達されていて、それどころではない様子です。酷暑の中を宅配の方々は本当にお疲れさまです。

さて、今夜は七夕でもありますね。今年は満天の星空が輝いて、東北の人たちを励ます光となればいいなと思います。

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夏至 ―二十四節季―




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二十四節気の中でも「夏至」を知らない人はないでしょう。国語辞典によると、古くは、「げじ」と濁って読んだようです。美しい花菖蒲の咲く頃です。
太陽が黄道上の90度の点を通過する日をいい、一年の内で一番昼間の長い日ですが、日の出が一番早く、日没が一番遅いというわけではないようです。日の出が一番早いのは夏至より一週間ほど早く、日の入りが一番遅いのは、夏至より一週間ほど遅いとのこと。
これは北半球だけの話で、逆に南半球では一日が一番短い冬至にあたるわけですが、そこは中国に発祥する言葉であるから仕方がないですね。話はずれますが、学生時代にオーストラリアに留学していた友人から、サンタクロースがサーフィンをしている絵のクリスマスカードを貰ったことがあり、ちょっと驚いた記憶があります。当たり前のようなことですが、丸い地球は不思議です。

今年の梅雨入りは早く、もう沖縄は梅雨明けしてしまっているというのに、花菖蒲は今年は少し咲き始めが遅かったようです。滋賀県北部にあるカキツバタの名勝地も今頃やっと開花していることでしょう。
ジメジメした梅雨が早くあけて、カラッと晴れた日が待ち遠しいところです。




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