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弥彦神社 その2 -新潟-




美しい千羽鶴

お参りを済ませた後、弥彦神社の境内を散策してみた。
本殿に入るには、神門とよばれる門があるが、ここに絵馬がかかっていて、一緒にひときわ色鮮やかで美しい千羽鶴が奉納されていて目を引いた。

神門の両側には古さを感じる苔むした狛犬がじっと参詣者を見つめているようだ。
それから、こういった古い神社仏閣にお参りすると、灯籠も気になって、おもわずファインダーにおさめてしまう。この灯籠もなかなかいい形だ。

苔むした狛犬
苔むした美しい灯籠

ほかに境内には、武呉大神 (天五田根命)/草薙神 (天戸国命)/今山大神 (建筒草命)/勝神社 (建田背命)/乙子大神 (建諸隅命)/貳十二所社/八所神社/十柱神社といった、末社が整然と並んでいる。
伊勢神宮の境内にある別宮のような豪華なものではないが、ひっそりと並んで建つ末社にも、厳かさを感じざるをえない。

境内末社

弥彦神社を後にして、車で弥彦山スカイライン(無料)を走り、弥彦山の山頂に向かった。
山頂にはテレビ放送の送信所が林立しているのが残念で、これまたちょっと意味不明の展望タワーがあったが、それよりも周囲の景色が見渡せる別峰の山頂に歩いて登り、しばらく風に吹かれていた。

海の向こうにはどっしりとした佐渡島がかすんで見えていたし、反対側には越後平野が見渡せ、信濃川の分水もよく見えた。
良寛禅師や親鸞上人も、ここからこの景色を眺められたこともあるのかもしれない。

by admin  at 07:30
コメント
  1. 狛犬や灯篭についている苔を見ていると
    かなり古い建物(?)のようですね。
    写真が綺麗なので本当に、その場所にいて
    肉眼で見ているようになります。落ち着きますね。

    by マリー  2009年9月15日 11:06
  2. マリーさん、いつもコメントありがとうございます。
    いつごろの灯籠や狛犬かはわかりませんが、新しいものでないのは確かです。形も新しいのと比べると、とても味がありますね。

    なんだかんだいって、かなりあちこちの神社を巡っていることに気が付きました。

    by 禅文化研究所  2009年9月15日 12:35
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