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承天閣美術館 -京都・相国寺-




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相国寺内にあります、承天閣美術館
現在、館内所蔵の屏風絵展が開催されています。

一時、俵屋宗達や本阿弥光悦に強く惹かれ、色々な美術館を巡っていました。
もう10年以上前になるでしょうか、大阪の萬野美術館にて観た記憶のある「蔦の細道図屏風」が、いつの間にか承天閣美術館に。
萬野美術館が閉館するのに伴い、その所蔵品の大部分が承天閣美術館に移ったようです。

この、「蔦の細道図屏風」の修復記念も兼ねた館内所蔵の屏風の逸品たち。日本を代表する絵師達の作品に数多く触れられる機会です。

昨日ご紹介しました、法堂龍図や開山堂の拝観と共に、是非お運びください。

by admin  at 07:30
コメント
  1. ブログ禅御中
    ◎「蔦の細道図屏風」。

    『事業と美術と・萬野裕昭自伝』(非売品)という書物があります。そのP.202に、

    俵屋宗達の「蔦の細道図屏風」(重文)は昭和三十年前後に手にしたもので(中略)当時としては十分大金と考えられる一千六百万円を払った(中略)ちなみに、そのころの一千六百万円といえば一五〇〇トンの船一隻の値段であった。

    と記されています。この書物は、足立全康さんの『庭園日本一・足立美術館をつくった男』(日本経済新聞出版社)と並ぶ痛快な自伝だと思います。

                          東北寺 藤田吉秋

    by 藤田 吉秋  2012年2月29日 08:57
  2. 東北寺 藤田先生

    いつもありがとうございます。

    昔の実業家の豪胆で磊落な感じが伺えますね。
    全く存じませんでしたので勉強になります。

    今後ともどうぞよろしくお願い致します。

    by 禅文化研究所  2012年2月29日 09:30
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