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パロ・ゾン -ブータン-

パロ・ゾンの少年僧


唯一の空港がある町、パロにあるゾン(城・要塞)を訪れた。
以前にも書いたが、ゾンは半分が政治・半分が宗教の場となっている。
日本でいう、市役所と寺が合体したような感じだろうか・・・。
旅行者にいろいろな制約のかかるブータンでは、ゾン内にはブータン人ガイドがいなくては入れないようだ。実際、旅行者のみが勝手に観光している姿を1度もみかけなかった。
このパロ・ゾンのもととなった寺は、伝説によれば、チベットから帰った僧により15世紀に建てられたとの事。ただ、火災などにより、現在の建造物は1907年に再建されたものだそうだ。

このパロ・ゾンと、川にかかるカンチ・レバー橋(写真下)は、キアヌ・リーブス主演の『リトル・ブッダ』のロケ地である。

bhutan_296.JPG

まさに要塞

このように見上げると、まさに要塞のようだ(逆光ですみません)。


国立博物館を望む

はるか上に見えているのが、前回のブータン記事にて紹介した国立博物館だ。

パロ・ゾン内の石の階段

印象的な階段。

光と影の妙味

光と影。

ブータン版、「陰翳礼讃」か・・・。

中から見た風景

建物内部から外を見る。何でこんなに安心する風景が・・・。日本大好き!な私が、帰りたくもなくなるわけだ。

by admin  at 07:30
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