Feb 13
2007
パロ・ゾン -ブータン-
唯一の空港がある町、パロにあるゾン(城・要塞)を訪れた。
以前にも書いたが、ゾンは半分が政治・半分が宗教の場となっている。
日本でいう、市役所と寺が合体したような感じだろうか・・・。
旅行者にいろいろな制約のかかるブータンでは、ゾン内にはブータン人ガイドがいなくては入れないようだ。実際、旅行者のみが勝手に観光している姿を1度もみかけなかった。
このパロ・ゾンのもととなった寺は、伝説によれば、チベットから帰った僧により15世紀に建てられたとの事。ただ、火災などにより、現在の建造物は1907年に再建されたものだそうだ。
このパロ・ゾンと、川にかかるカンチ・レバー橋(写真下)は、キアヌ・リーブス主演の『リトル・ブッダ』のロケ地である。
このように見上げると、まさに要塞のようだ(逆光ですみません)。
はるか上に見えているのが、前回のブータン記事にて紹介した国立博物館だ。
印象的な階段。
光と影。
ブータン版、「陰翳礼讃」か・・・。
建物内部から外を見る。何でこんなに安心する風景が・・・。日本大好き!な私が、帰りたくもなくなるわけだ。
by admin at 07:30
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