刊行物
禅文化研究所は、広く一般に、禅及び禅文化を普及する手段として、研究事業の成果を年間十数点、主に書籍として刊行しています。なかでも、年四回発行の季刊『禅文化』は、禅の思想と生活、及び文化・美術などに興味を持たれている読者のための教養誌として刊行を続けています。
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禅の思想と生活、および文化・美術などに興味をお持ちの方のための禅の教養誌として、禅文化研究所発足以前の昭和30年6月1日に第1号が創刊されて以来、現在まで250号以上を数える季刊『禅文化』。10号ずつを1冊の目安として1号~100号までのバックナンバーをオンデマンド印刷にて復刻。 -
2019年夏号
【特集】枯禅の真髄 ―古月禅材―
●枯禅の真髄/道前慈明●古月禅と白隠禅 禅修行の諸問題再考/鈴木省訓●近世臨済禅の成立について/瀧瀬尚純●古月禅師 十四夜観月の偈頌/能仁晃道
●【新連載】『維摩経』が面白い/西村惠信●精進料理の魅力(五)/髙梨尚之●禅の言語論(上)/衣川賢次ほか -
2019年春号
【特集】鎌倉禅中興の祖・誠拙周樗禅師
●大用国師二百年遠諱に思う ―語録『忘路集』自讃を読む―/横田南嶺●誠拙禅師をめぐる人々/大下一真●大用国師 誠拙周樗禅師伝/鈴木省訓●誠拙周樗の鎌倉における禅の復興/舘隆志
●部分から全体へ 寺院建築入門(最終回)/佐々木日嘉里●禅における心身について (二十三) 腰を据え、気を充たす(十一)/佐々木奘堂 -
■ 映像を観て聞いて、禅に親しむ ■
社会の変化が激しい現代、我々はこれから何を捨て、何を大切にして生きていけばよいのか……。
自ら長く厳しい修行をし、また弟子を育ててこられた、禅宗を代表する高僧方に、その指標となる言葉をいただいた、DVD「禅僧が語る」シリーズ第12弾。
ご自身の生い立ちや、師匠のこと、雲水を接化される参禅のことなど、お話の内容はそれぞれにユニークで興味深い。
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平成31年4月11日発行
遠諱を記念して円覚寺より発刊された禅師の遺墨集を、制作編集した禅文化研究所から特別頒布(直販のみ)。
B4判/帙入上製本/262頁 -
平成31年4月11日発売
誠拙周樗禅師200年遠諱を記念して
その師・月船禅慧の偈頌集に、誠拙が書き入れをした円覚僧堂蔵の刊本を底本として訳注並びに現代語訳を付した。 -
禅文化研究所発刊の紀要 第34号 -
平成31年3月2日発売
十八歳で出家、天龍寺専門道場で修行した後、夢窓国師ゆかりの大阪松雲寺に住しながら、花園大学にて教鞭を執っていた著者。
大本山方広寺派管長就任の機会に、これまで季刊『禅文化』・大徳寺発行『紫野』・『京都新聞』などに連載された、禅エッセイを集成。
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2019年冬号
【特集】なぜ「禅宗」は祈祷をするのか
●臨済禅が化他の祈りを行なう理由 信仰への導入、そして仏道成就としての化他行/松竹寛山●禅宗における祈祷の歴史/竹中智泰
●ジャポニスム二〇一八:響きあう魂 「禅文化週間」レポート/細川晋輔●禅の見方、考え方 (十五)私とは何者か ―― 己事究明(十二)/古川周賢●愚中周及年譜と一笑禅慶『年譜抄』(下)/衣川賢次 ほか -
禅宗で誦まれる陀羅尼の効能を解く
本書は、既刊の姉妹書となる『ナムカラタンノーの世界』で扱った「大悲呪」と、追って刊行される「開甘露門」以外の陀羅尼、「楞厳呪」「仏頂尊勝陀羅尼」「消災呪」「却温神呪」を網羅し、各経典に口語訳、解題、訳注を施したものである。 -
禅宗寺院で日常的に読誦される「大悲呪」。その「大悲呪」とは、どのようなお経なのか? なぜ、唱えるのか? そのご利益とは?「大悲呪」が載る『千手経』を読みながら、「大悲呪」のさまざまな疑問に答える、禅宗僧侶、必携の一書。 -
2018年秋号
―特集 釈宗演老師壱百年遠諱― ●釈宗演老師を思う/横田南嶺 ●宗演老師の海外巡錫/西村惠信
●釈宗演と福沢諭吉の間/都倉武之 ●愚中周及年譜と一笑禅慶『年譜抄』(中)/衣川賢次 ●民俗学から見る仏教行事 (二)柳田国男の本邦固有信仰研究とは/明珍健二 ほか
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【表紙・春日局蔵(狩野探幽筆・江戸時代)】
西施が紅顔も猶お色を失い
貴妃が翠黛も更に娟を羞ず
(愚堂東寔「麟祥院殿、本来の面目の話を夢む」偈頌)
徳川の 世に身を応ず 観世音
和顔ほころび 愛語うるわし -
ボサツ行の意義を解説する
『楞伽経』には四巻本、十巻本、七巻本の三種があるが、初期の禅宗ではこのうち四巻本楞伽経を所依の経典とし、達摩大師は慧可にこの四巻本を以てその心要であると伝え、日本の禅門でも最も読まれたのがこの四巻本である。本経の主題は「心意識を離れた自覚聖智を証得せよ」ということである。
常盤義伸( 花園大学名誉教授) 著 -
薬師禅寺和尚の体幹育成メソッド。
禅の智慧で体幹を育て歪んだ身体を整えよう。
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この「DVD禅僧が語るシリーズ」は、一度見て終わりではなく、事ある事に繰り返しご覧いただきたいシリーズとなっています。
人生には様々な事があります。その時々の自身の状態により、響いてくる言葉は毎回違うはずなのです。ご覧になられた皆様が、様々な“気づき”を持たれる事を切に願いお届けしております。
是非ご覧になってみてください。感想もお待ち申し上げております。 -
住職の必携本。豊富な写真・図版によって、江湖の法式を指南する。 -
2018年春号
―特集 戦国武将と禅僧― ●太原雪斎と今川義元/小和田哲男 ●柳生宗矩と沢庵宗彭/船岡誠 ●追悼 大井際断老師 恩師大井令碩先生を悼む/西村惠信 ●深謝す大隠窟老漢/横江令澄 ●神会と敦煌本壇経の祖統説/古賀英彦 ●趙州云く、大宜は東北の角、小宜は僧堂の後/衣川賢次 ● 仏教界の覚醒と禅 (下之上)―要説・中国禅思想史53/伊吹敦 -
妙心寺派梵唄指導員の吹田良忠師によって収録し直した梵唄CD2枚と解説書。『江湖法式梵唄抄 全3巻』の別冊のみの単独発売。以前のカセットテープ版を加筆修正したもの。
- 禅文化研究所の最新出版物のDMパンフ(2022年秋号)はこちら(PDFファイル)からご覧いただけます。