刊行物
禅文化研究所は、広く一般に、禅及び禅文化を普及する手段として、研究事業の成果を年間十数点、主に書籍として刊行しています。なかでも、年四回発行の季刊『禅文化』は、禅の思想と生活、及び文化・美術などに興味を持たれている読者のための教養誌として刊行を続けています。
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【表紙・縄衣文殊図(室町~桃山時代/十六~十七世紀)】
草衣雲鬢好風姿
汝を喚んで 誰か七仏の師と称す
一巻経を持して 何事をか説く
高声に問著すれども 曾て知らず
東渓宗牧「文殊」讃 -
2020年春号
【特集】 建仁寺両足院とその文物
●両足院略史―歴代住持の嗣法と足跡―/伊藤東文●両足院世代表 巻末●両足院の蔵書について/堀川貴司●龍山徳見の入元と黄龍派の再興/榎本渉●建仁寺両足院とその以酊庵輪番について/片山真理子
●禅の見方、考え方(二十)―私とは何者か 己事究明(十七)―/古川周賢●誌上提唱・修行者たちのために―東陽英朝『大道真源禅師小参』を読む(二)―/河野徹山 -
この現代語訳を読めば、770年前の鎌倉時代に渡来したばかりの、中国南宋禅の生々しい息吹を感じるに違いない
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近世臨済禅の巨匠 古月禅材の語録
初めての全訓注 -
美しいカラーの風景写真とともに、禅の日常性に親しんでもらいたい。
前編に倣って90の禅語を選び書き下ろしていただいた。
題して「向上編」とした。
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■ 映像を観て聞いて、禅に親しむ ■
社会の変化が激しい現代、我々はこれから何を捨て、何を大切にして生きていけばよいのか……。
自ら長く厳しい修行をし、また弟子を育ててこられた、禅宗を代表する高僧方に、その指標となる言葉をいただいた、DVD「禅僧が語る」シリーズ第13弾。
ご自身の生い立ちや、師匠のこと、雲水を接化される参禅のことなど、お話の内容はそれぞれにユニークで興味深い。 -
禅の思想と生活、および文化・美術などに興味をお持ちの方のための禅の教養誌として、禅文化研究所発足以前の昭和30年6月1日に第1号が創刊されて以来、現在まで250号以上を数える季刊『禅文化』。10号ずつを1冊の目安として1号~100号までのバックナンバーをオンデマンド印刷にて復刻。 -
禅の思想と生活、および文化・美術などに興味をお持ちの方のための禅の教養誌として、禅文化研究所発足以前の昭和30年6月1日に第1号が創刊されて以来、現在まで250号以上を数える季刊『禅文化』。10号ずつを1冊の目安として1号~100号までのバックナンバーをオンデマンド印刷にて復刻。 -
禅の思想と生活、および文化・美術などに興味をお持ちの方のための禅の教養誌として、禅文化研究所発足以前の昭和30年6月1日に第1号が創刊されて以来、現在まで250号以上を数える季刊『禅文化』。10号ずつを1冊の目安として1号~100号までのバックナンバーをオンデマンド印刷にて復刻。
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2019年夏号
【特集】枯禅の真髄 ―古月禅材―
●枯禅の真髄/道前慈明●古月禅と白隠禅 禅修行の諸問題再考/鈴木省訓●近世臨済禅の成立について/瀧瀬尚純●古月禅師 十四夜観月の偈頌/能仁晃道
●【新連載】『維摩経』が面白い/西村惠信●精進料理の魅力(五)/髙梨尚之●禅の言語論(上)/衣川賢次ほか -
2019年春号
【特集】鎌倉禅中興の祖・誠拙周樗禅師
●大用国師二百年遠諱に思う ―語録『忘路集』自讃を読む―/横田南嶺●誠拙禅師をめぐる人々/大下一真●大用国師 誠拙周樗禅師伝/鈴木省訓●誠拙周樗の鎌倉における禅の復興/舘隆志
●部分から全体へ 寺院建築入門(最終回)/佐々木日嘉里●禅における心身について (二十三) 腰を据え、気を充たす(十一)/佐々木奘堂 -
■ 映像を観て聞いて、禅に親しむ ■
社会の変化が激しい現代、我々はこれから何を捨て、何を大切にして生きていけばよいのか……。
自ら長く厳しい修行をし、また弟子を育ててこられた、禅宗を代表する高僧方に、その指標となる言葉をいただいた、DVD「禅僧が語る」シリーズ第12弾。
ご自身の生い立ちや、師匠のこと、雲水を接化される参禅のことなど、お話の内容はそれぞれにユニークで興味深い。 -
平成31年4月11日発行
遠諱を記念して円覚寺より発刊された禅師の遺墨集を、制作編集した禅文化研究所から特別頒布(直販のみ)。
B4判/帙入上製本/262頁
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平成31年4月11日発売
誠拙周樗禅師200年遠諱を記念して
その師・月船禅慧の偈頌集に、誠拙が書き入れをした円覚僧堂蔵の刊本を底本として訳注並びに現代語訳を付した。 -
禅文化研究所発刊の紀要 第34号 -
平成31年3月2日発売
十八歳で出家、天龍寺専門道場で修行した後、夢窓国師ゆかりの大阪松雲寺に住しながら、花園大学にて教鞭を執っていた著者。
大本山方広寺派管長就任の機会に、これまで季刊『禅文化』・大徳寺発行『紫野』・『京都新聞』などに連載された、禅エッセイを集成。 -
2019年冬号
【特集】なぜ「禅宗」は祈祷をするのか
●臨済禅が化他の祈りを行なう理由 信仰への導入、そして仏道成就としての化他行/松竹寛山●禅宗における祈祷の歴史/竹中智泰
●ジャポニスム二〇一八:響きあう魂 「禅文化週間」レポート/細川晋輔●禅の見方、考え方 (十五)私とは何者か ―― 己事究明(十二)/古川周賢●愚中周及年譜と一笑禅慶『年譜抄』(下)/衣川賢次 ほか
- 禅文化研究所の最新出版物のDMパンフ(2022年秋号)はこちら(PDFファイル)からご覧いただけます。