新刊/近刊 オススメ本
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2023年冬号
【特集】仏教における「食」考察
●いま振り返る道場の工夫 修行生活における食/山﨑紹耕
●食とは何か 〜仏陀が語った「食」〜/山本和彦
●仏教における「食」の変化 ―インドの戒律から中国の清規へ/柳幹康
●『典座教訓』の撰述意図を探る/髙梨尚之
●修行における食の習俗 ―臘八の五味粥と紅糟―/小川太龍
●「萬人講」の想い出 ―ご縁によって深まる味―/桐野祥陽
ほか -
❝それは、フランシスコ・ザビエルから始まった❞
西洋人はいつ、どのようにして仏教を「発見」したのか?
その「発見」はヨーロッパにどのような衝撃をもたらしたのか?
ウルス・アップによる最新研究を紹介しながらその謎に迫る -
2022年秋号
【特集】禅門の入院(じゅえん)
●南禅寺での晋山開堂/田中寛洲
●入院式の次第と内容ー中国・日本を通してー/尾崎正善
●嗣法拈香 開堂儀式の花/野口善敬
●中国・日本における入院について/舘隆志
●宋元代の禅籍にみる住持の素養ー入院後に何が求められたのかー/本多道隆
●現代妙心寺派における開堂ーその意義ー/丸毛俊宏
ほか -
禅宗は、精神の自由を求めた「アウトロー」たちから始まった。
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永源寺の中興開山として知られる一絲文守(仏頂国師、1608~46)の語録にはじめて訓注を施した。一絲の語録としては簡略版ともいえる『仏頂国師語録』が広く流布するが、本書ではより多くの作品を収録する『一絲和尚語録』を底本とした。 -
季節の禅語と、禅の優品を味わうカレンダー
各月に、季節に合わせた自性寺の優品と、禅語・詩を掲載しています。
2023年、大好評の禅語こよみを、さらに使いやすくリニューアル!
年末年始のごあいさつ。檀家様やお得意様への配布品としてもどうぞ。 -
2022年夏号
【特集】僊厓(せんがい)―洒脱と禅―
●「渋柿」時代の仙厓義梵―洒脱以前の身心行脚―/玄侑宗久
●禅修行からみる仙厓―『十牛図』を手がかりとして―/松竹寛山
●仙厓 無法の禅画と笑い/中山喜一朗
●風俗画に見る教訓/八波浩一
●幻住菴と仙厓和尚/山根玄眞
❖図版 仙厓 無法の禅画と笑い
ほか -
2022年春号
【特集】禅と観音
●禅門における『観音経』/横田南嶺
●大乗仏教における観音菩薩/竹村牧男
●海と観音と禅―無学祖元の観音信仰―/山藤夏郎
●三十三観音の造形とイメージの源泉としての白衣観音/藤元裕二
●【グラビア】禪の書画―禅文化研究所蔵 高僧遺墨名品展―
ほか
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2022年冬号
【特集】黄檗の禅 後編
●長崎興福寺と隠元禅師来日/松尾法道
●隠元禅師三五〇年大遠諱を迎えて/田中智誠
●黄檗文化とは何か/林觀潮
●重要文化財萬福寺法堂ほか六棟修理事業報告/竹下弘展
●黄檗文化の日本仏教への影響について―対聯を中心に考える―/中野正堂
●普茶料理と煎茶~江戸料理書が教えてくれること~/東四柳祥子
●世語を楽しむ(一)/重松宗育
ほか -
2021年秋号
【特集】黄檗の禅 前編
●隠元禅師三五〇年遠諱を迎えるに当たり/荒木將旭
●隠元禅師来日のいきさつと黄檗山萬福寺の開創/木村得玄
●隠元禅師のこだわり 新しい禅のかたち/楠井隆志
●礎石としての隠元禅師墨蹟/丸山猶計
●黄檗という異物/陳継東
●叢林を語る 第四回 妙興僧堂/稲垣宗久
ほか -
祖師の語録にきらめく、禅心のハタラキとは。
大胆不敵かと思えば如法綿密。随処に現われるナニモノにも囚われない自由闊達さ。中国・日本における数々の禅録の中から、そういった場面をピックアップして、仏心そして禅心をやさしく解説する。
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隠元の黄檗派はいかにして“黄檗宗"へと至ったのか。
360年以上に及ぶ黄檗宗の歴史を、史学の手法を用いて網羅的に描く禅宗史の第一人者による初の本格通史。付録に略年表を収録。 -
世界的な大ブームが続く「禅」。禅は人生をどのように捉えるのか? 禅僧はどんな修行をしているのか? そこから私たちが学ぶべき「いのちの知恵」を、厳しい禅の修行で知られる岐阜県正眼僧堂師家、山川宗玄老師が語る。放映時より大きな反響を呼んだシリーズ全6話をDVD 3枚に収録した。 -
禅宗は、精神の自由を求めた「アウトロー」たちから始まった。
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禅文化研究所発刊の紀要 第35号 -
2021年春号
【特集】在家禅 居士と大姉
●在家禅指針/後藤榮山●「居士」とは何か/柳幹康●居士たちの中世仏教―鎌倉武士から有徳人・キリシタン大名まで―/芳澤元●居士たちの逸話(『禅門逸話選』より)
●リレー連載・叢林を語る 第二回 梅林僧堂/東海大玄
●誌上提唱・修行者たちのために―東陽英朝『大道真源禅師小参』を読む(六)/河野徹山●怪異の歴史学へ ー其の一 《瑞獣と怪異》/西山克
ほか -
これはオモシロイ!
摩訶不思議な小部屋(丈室)で維摩居士が説く、ブッダの教えを根本にした大乗仏教のボサツ道。
ブッダから見舞いの指示をうけた多くの弟子や菩薩たちが、病に伏した維摩居士のところへ行くのを頑なに断わるその理由とは……。