新刊/近刊 オススメ本
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平成31年3月2日発売
十八歳で出家、天龍寺専門道場で修行した後、夢窓国師ゆかりの大阪松雲寺に住しながら、花園大学にて教鞭を執っていた著者。
大本山方広寺派管長就任の機会に、これまで季刊『禅文化』・大徳寺発行『紫野』・『京都新聞』などに連載された、禅エッセイを集成。 -
禅宗寺院で日常的に読誦される「大悲呪」。その「大悲呪」とは、どのようなお経なのか? なぜ、唱えるのか? そのご利益とは?「大悲呪」が載る『千手経』を読みながら、「大悲呪」のさまざまな疑問に答える、禅宗僧侶、必携の一書。 -
禅宗で誦まれる陀羅尼の効能を解く
本書は、既刊の姉妹書となる『ナムカラタンノーの世界』で扱った「大悲呪」と、追って刊行される「開甘露門」以外の陀羅尼、「楞厳呪」「仏頂尊勝陀羅尼」「消災呪」「却温神呪」を網羅し、各経典に口語訳、解題、訳注を施したものである。 -
ボサツ行の意義を解説する
『楞伽経』には四巻本、十巻本、七巻本の三種があるが、初期の禅宗ではこのうち四巻本楞伽経を所依の経典とし、達摩大師は慧可にこの四巻本を以てその心要であると伝え、日本の禅門でも最も読まれたのがこの四巻本である。本経の主題は「心意識を離れた自覚聖智を証得せよ」ということである。
常盤義伸( 花園大学名誉教授) 著
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住職の必携本。豊富な写真・図版によって、江湖の法式を指南する。 -
輝ききらめく禅者の悟りの智慧。
筆者が選りすぐった禅者の遺したおもしろい43話。 -
ロングセラー『雲水日記』がB6判になって廉価新装版で登場!
禅堂入門から僧堂生活の歳時記まで、平素は固く門を閉ざし俗人の入るのを許さない僧堂生活を、96枚の飄逸な画で活写します。 -
白隠禅師の“坐禅和讃”に込められた大慈悲を、著者が懇切丁寧にひもといた一冊。
禅語、坐禅の本と共に座右の書としてお勧めします。
*この本は、日本図書館協会選定図書に選定されています。
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臨済宗・黄檗宗の15本山を、開山禅師の生涯を中心に、各本山の歴史・文化財・年中行事などを紹介する。豊富な写真資料を通し、旅情豊かに学べる、これまでにないユニークな禅寺ガイドブック。 -
語録の王として珍重されてきた『臨済録』は、もともと禅門修行者のためのテキストで、その格調はすこぶる超俗的。それをいま、一般の方達のために説き、現代人の「自信」を喚起させようとする著者の細心が全編に漲る。