
|
- 鎌倉時代禅僧喫茶史料集成
- 舘 隆志
- 舘 隆志 著
A5判 784頁 2023/2 勉誠出版発行
ISBN978-4-585-31014-3
- 発行日:2023/2
- 禅僧たちの記録からよみがえる 鎌倉時代の喫茶文化。
茶の文化は禅と深く関わるものであり、近年はその価値への世界的評価の高まりとともに、研究も盛んになっている。
なかでも茶を日本に伝えた栄西をはじめ、鎌倉時代の禅僧たちの史料は、禅と茶を語る上で避けては通れない。
しかし、禅僧による史料は膨大であり、かつ難解なものが多く、これまで体系的な研究がなされてこなかった。
鎌倉時代の禅僧の史料を博捜し、喫茶史料を抽出、書き下し・現代語訳および訳注、解説を付す。
禅と茶の研究に新たな視座を提供する決定版史料集。
****************
・鎌倉時代の禅僧の喫茶史料を収集して、難解な史料に対して読解
と研究の手掛かりを提示。
・書き下しを行ない、できる限り語注を付け、読解に資するように詳
細な注記を付した。
・訳文を付けているので、研究者のみならず、鎌倉時代の禅と茶の関
係を知りたいと思う人にも読むことができるものとなっている。
・収集した史料を、禅僧の寂年を基本として順に配することで、鎌倉
時代の禅と茶の歴史をたどることができるように試みている。
|
コメントを投稿する