公益財団法人 禅文化研究所

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刊行普及

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季刊 禅文化 251号
2019年冬号 1月25日発刊
定価:1,320円(税込)
発行日:2019/1/25
己事究明を旨とし、有為の功徳を願うことを決して良しとしない禅門であるが、おおくの禅宗寺院では、「修正会」や「節分会」などの年中行事や、授戒会や落慶法要の臨時行事において大般若祈祷会を行なっている。化他行ともいえる祈祷を行じるのは一体なぜなのか。その理由と意義を改めて整理する。

【特集】なぜ「禅宗」は祈祷をするのか
臨済禅が化他の祈りを行なう理由 信仰への導入、そして仏道成就としての化他行/松竹寛山
祈祷の陀羅尼・経典 ― なぜ禅門で祈祷をするのか ―/野口善敬
禅宗における祈祷の歴史/竹中智泰
仏教(密教)における祈祷/伊藤尚徳
無心の定力、魔外を降す 臨済宗の大般若会における「理趣分」読誦の意義/本多道隆


ジャポニスム二〇一八:響きあう魂 「禅文化週間」レポート/細川晋輔
❖ グラビア 一〇〇年遠諱記念 明治の禅僧 釈宗演Ⅱ
 グラビア「一〇〇年遠諱記念 明治の禅僧 釈宗演Ⅱ」釈文
変わる暮らしの中で今も色褪せない 精進料理の魅力 (三) 精進料理の歴史❷/髙梨尚之
禅の見方、考え方 (十五) 私とは何者か ―― 己事究明(十二)/古川周賢
― 病いはそのまま法の声 ― 「からだ様」は神様です 第十三回 純禅の時代ふたたび/樺島勝徳
禅における心身について (二十二) 腰を据え、気を充たす(十)/佐々木奘堂
愚中周及年譜と一笑禅慶『年譜抄』(下)/衣川賢次
睡猫庵歌話 (二十二)  吾唯知足の境涯 ― 橋本喜典『聖木立』を読む ―/大下一真
民俗学から見る仏教行事 ㈢ 祖霊信仰と山の神信仰の整合性 (上)奈良県の事例/明珍健二
善財童子の求道ものがたり (四十五) あらゆる如来・菩薩の生母である聖マーヤー王妃(前編)―菩薩道五十三次 釈尊の故都カピラヴァストゥ城市内 宮の宿駅―/小林圓照


表紙解説/福島恒徳
いっぷく拝見
編集後記《すずろごと》
『禅文化』バックナンバー
禅文化研究所の本
カット/平川功

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