公益財団法人 禅文化研究所

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刊行普及

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季刊 禅文化 252号
2019年春号 4月25日発刊

定価:1,320円(税込)
発行日:2019/4/25
この春、200年の遠諱をむかえた誠拙周樗禅師(大用国師、1745~1820)。
遠諱記念の遺墨集制作の依頼を受け調査を始めたところ、禅師の生縁の伊予地方、偉業をなされた鎌倉はもとより、各地に遺る墨蹟の多いことに驚きが隠せなかった。今号の特集として「鎌倉禅中興の祖」として採り上げるものの、その実、京都五山の相国僧堂や天龍僧堂の開単をも果たされてもいる。この遠諱の機に、禅師が近世禅林にて果たされた業績を改めて顕彰し、その魅力に迫りたい。

【特集】鎌倉禅中興の祖・誠拙周樗禅師
大用国師二百年遠諱に思う ―語録『忘路集』自讃を読む―/横田南嶺
誠拙禅師をめぐる人々/大下一真
大用国師 誠拙周樗禅師伝/鈴木省訓
誠拙周樗の鎌倉における禅の復興/舘隆志

部分から全体へ 寺院建築入門(最終回)/佐々木日嘉里
民俗学から見る仏教行事(四)祖霊信仰と山の神信仰の整合性 (下)滋賀県の事例/明珍健二
❖ グラビア 大用国師二〇〇年遠諱記念 誠拙周樗 ―鎌倉禅中興の祖―
  グラビア「大用国師二〇〇年遠諱記念 誠拙周樗 ― 鎌倉禅中興の祖 ―」釈文
龐居士曰く、好雪! 片片別処に落ちず/衣川賢次
禅の見方、考え方 (十六) 私とは何者か ―― 己事究明(十三)/古川周賢
善財童子の求道ものがたり (四十六) あらゆる如来・菩薩の生母である聖マーヤー夫人(後編)―菩薩道五十三次 釈尊の故都カピラヴァストゥ城市内 宮の宿駅―/小林圓照
― 病いはそのまま法の声 ― 「からだ様」は神様です 第十四回 「事事無碍法界」と自家製水素水/樺島勝徳
禅における心身について (二十三) 腰を据え、気を充たす(十一)/佐々木奘堂
世界大戦終結後の中国と禅(上)/伊吹敦
変わる暮らしの中で今も色褪せない 精進料理の魅力(四) 精進料理の歴史❸ 尊い修行か面倒な雑事か/髙梨尚之


表紙解説/志水一行
いっぷく拝見
編集後記《すずろごと》
『禅文化』バックナンバー
禅文化研究所の本
カット/平川功

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