刊行物
禅文化研究所は、広く一般に、禅及び禅文化を普及する手段として、研究事業の成果を年間十数点、主に書籍として刊行しています。なかでも、年四回発行の季刊『禅文化』は、禅の思想と生活、及び文化・美術などに興味を持たれている読者のための教養誌として刊行を続けています。
※発行日が新しい順に表示されます。
最新記事のRSS
-
禅文化研究所発刊の紀要 第29号 -
2007年冬号
●人生の転機/松田高志 ●白隠ゆかりの地を歩く/芳澤勝弘 ●吊り橋を渡る 三余居窓話(五十六)/西村惠信 ●南無阿弥陀仏/安永祖堂 ●眼閉づれど心にうかぶ何もなし/佐伯裕子 ●私のスウェーデン禅紀行/松下宗柏 その他
-
禅宗で誦まれる陀羅尼の効能を解く
本書は、既刊の姉妹書となる『ナムカラタンノーの世界』で扱った「大悲呪」と、追って刊行される「開甘露門」以外の陀羅尼、「楞厳呪」「仏頂尊勝陀羅尼」「消災呪」「却温神呪」を網羅し、各経典に口語訳、解題、訳注を施したものである。
-
達磨大師は海を渡って日本にも来たと言われています。さまざまな伝説資料を発掘し、皆様にご紹介する一冊です。 -
2007年秋号
●碧巌録提唱(十) 第二十四則 鉄磨到潙山/山田無文 ●邂逅―禅と茶の世界/滝田栄 ●教育の前提としての三つの「信」/松田高志 ●ブラフト神父との四十年 三余居窓話(五十五)/西村惠信 ●孤独地獄/安永祖堂 ●グラビア 無窮子蔵近世禅林墨蹟 賢巌禅悦と古月禅材 ●わが夫が臭ひてはならぬに 森岡貞香の月光の歌/佐伯裕子 その他 -
絶版となった『引導法語大全』全三巻(定価31,500円)を一冊に凝縮し、さらに注釈に改訂を加えた上で、索引を再編成した待望の新版。 -
2007年夏号
●悠々飄々 暮雲軒近藤文光絶海老大和尚/山田宗敏 ●道釈人物画―禅宗の絵画 その二/金澤弘 ●阿弥陀窟参拝記/芳澤勝弘 ●参禅の日々/堀内宗心 ●朝靄から洩れてくる虫の音のように/安永祖堂 ●国際エコノミストから禅研究の道へ/水野隆徳 ●われにふるるな 築地正子の鳥の歌/佐伯裕子 その他
-
季刊『禅文化』161号・168号~202号に連載されたエッセイ。東京芸大の美術学部を出て出家した著者は、絵を描き、作曲もするという芸術的才覚を発揮し、またこのようなキラリと冴えた文章も書くという、異才の禅僧である。 -
-禅録の読みは絶え間なく変化している-
多くの禅籍の通読から、唐代禅の問題関心の推移と連関を読み取り、その脈絡のうえに個々の問答を位置づけ、それらを相互に結び付けながら読み解いてゆく。本書はその方法に則った唐代禅宗の思想史的素描の試みである。 -
古月禅材・ その年譜から近世禅宗史を読む。 -
2007年春号
【季刊『禅文化』二〇〇号記念特集(七・八六号より再録)】 ●談話 湘山老師と現代の禅/久松真一 ●「井戸」と「楽」/柳宗悦
●起信論研究ノート/古賀英彦 ●頂相―禅宗の絵画 その一/金澤弘 ●日本 達磨伝説―達磨の墓―/藤田琢司 ●お茶を教えるということ/堀内宗心 ●有時/平塚景堂 ●師匠とその弟子/安永祖堂 その他
-
移り変わる時の中で変ることなく存在し続ける龍安寺石庭。その石庭が織り成す四季折々の表情は非常に豊かで見る者を魅了する。あなたはこの庭をみて何を想うのか……。 -
京都国際禅堂などで、長年坐禅指導を続けておられる宝積玄承老師が、「誰もが自宅で正しい坐禅を体験できるように」と映像を通して《坐相》や《こころの状態》などをわかりやすく指導する、初心者のための入門DVD。
ビデオ「自宅で坐る」をDVD化し、廉価にて販売。 -
道元禅師の主著『正法眼蔵』の行持の巻を、原文に即して、全文を紹介し、全訳して、道元禅師の素材である出典を確かめたもの。
取り上げられる仏祖35名は、道元禅師にとって重要な祖師ばかりであり、詳細な解説を通して、道元禅師の祖師像が明確になっている。 -
2006年冬号
【特集 追悼 柳田聖山先生】
●柳田聖山先生の遺言/ウルス・アップ ●久嚮聖山/石井修道 ●白雲悠悠 追悼/上田閑照 ほか
●『碧巌録』雑考(十九) 天平和尚両錯 ⑦/小川隆 ●快川国師の生涯(十四) 恵林寺の兜卒橋完成/横山 住雄 ●沢庵禅師の茶の湯の素地一考/泉田宗健 ●白隠の蟹払子図 狂言『蟹山伏』のこと/芳澤勝弘 その他
-
中国禅宗祖師の列伝『五灯会元』を初めて完全訓読し、巻末には立伝者の索引を付しました。 -
2006年秋号
●語録の世界(下) 要説・中国禅思想史/伊吹敦 ●野の道を歩く 三余居窓話(51)/西村惠信 ●歯形の地蔵/安永祖堂 ●梁山泊の四季 秋―生きぬく 永田照喜治さん「トマト」/橋本憲一 ●あなぐま寺庭記 その二十一 マイ・パッチワーク/伊賀奎子 ●初めより二人なりしを 近藤芳美の妻の歌/佐伯 裕子 その他 -
2006年夏号
●季刊『禅文化』二〇〇号記念特集(三八号より再録)老婆心/森本省念 ●生死去来 真実人体 道友 堀尾孟さんに捧ぐ/上田閑照 ●松源黒豆法/泉田宗健 ●白磁の「うれい」/平塚景堂 ●梁山泊の四季 夏―やさしさ 灰谷健次郎さん「泊まり客」/橋本憲一 ●白隠の茶釜蟹図 渡唐天神と遠羅天釜/芳澤勝弘 その他 -
壇語・五更転・頓悟無生般若頌(顕宗記)・洛京荷沢神会大師語および塔銘を含む伝記三種の校訂と訳注!
巻末には、神会伝五本対照表・荷沢神会関係文献目録・語彙索引を収めた。
本書は、禅文化研究所唐代語録研究班によって10年をかけてなされた、神会の総合的研究の成果の一冊である。
- 禅文化研究所の最新出版物のDMパンフ(2022年秋号)はこちら(PDFファイル)からご覧いただけます。