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《解説》
一、禅宗におけるお経の誦み方
(一)はじめに
(二)陀羅尼の中のキーワードによる分類
(三)呉音と唐宋音による分類
(四)挙経による分類
(五)挙経の違いの理由
(六)木魚と読経のリズム
(七)木魚の有無による分類
(八)おわりに
二、なぜ禅宗で陀羅尼を唱えるのか
(一)はじめに
(二)追善回向としての読経
(三)陀羅尼の功徳
(四)陀羅尼を唱える回数
(五)功徳の実例
(六)おわりに
《訳注》
凡 例
一、「楞厳呪」の経典 ―修行の完成を目指して―
〔呪の口語訳〕
〔解題〕
(一)はじめに
(二)経典とその末釈
(三)禅門における『楞厳経』と「楞厳呪」
(四)「楞厳呪」は何故長いのか
(五)「楞厳呪」の効果
(六)おわりに
〔付記〕
〔経典訳注・『楞厳経』巻七〕
二、「仏頂尊勝陀羅尼」の経典 ―悪道からの回避―
〔呪の口語訳〕
〔解題〕
(一)はじめに
(二)経典とその内容について
(三)中国唐代における流行
(四)中国明末における錯誤
(五)日本における流行
(六)おわりに
〔経典訳注・仏陀波利訳『仏頂尊勝陀羅尼経』〕
三、「消災呪」の経典 ―星への祈り―
〔呪の口語訳〕
〔解題〕
(一)はじめに
(二)経典と訳者
(三)末釈と「消災呪」の流行
(四)特色と問題点
(五)おわりに
〔経典訳注 『仏説熾盛光大威徳消災吉祥陀羅尼経』
『仏説大威徳金輪仏頂熾盛光如来消除一切災難陀羅尼経』〕
四、「卻温神呪」の経典 ―伝染病の魔除け―
〔呪の口語訳〕
〔解題〕
〔経典訳注・『仏説却温黄神呪経』〕
《付録》
一、禅宗(臨済・曹洞・黄檗)の経典・陀羅尼の誦み方
(1)お経の始め方(木魚無しの読み方)
(2)木魚の有無による誦み方の違い
二、禅宗陀羅尼の拍数
《楞厳呪》/《仏頂尊勝陀羅尼》/《消災呪》/《大悲呪》/《卻温神呪》