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まえがき i
宝経巻一・第一章 本文訳と研究 1
宝経巻二・第二章 本文訳と研究 63
宝経巻三・第三章 本文訳と研究 119
宝経巻四・第四章 本文訳と研究 169
(梵文)Laṅkāvatārasūtram Sarvabuddhapravacanahṛdayam
1.「あるとき世尊がランカーの町に留まっておられた」 5
2.「マハーマティ・ボサツが世尊を偈でもって賞賛した」 7
3.「マハーマティが世尊に問いを提起した」 8
4.「以上のことを聞いてブッダ、世間を知る人々の第一人者は」 15
5.「百八句」 18
6.「諸識の生・住・滅には二種ある」 21
7.「存在の七種の自性と、七種の第一義」 24
8.「誰であれ、因としては存在しなかった実体が果として現われて時間的存在となりそのあと消滅すると主張するものは」 25
9.「もしも以前に存在しなかった諸識が三つの偶然に集まった縁が働くことによって生ずることが仮にあるとすれば」 28
10.「ボサツ大士は有と無とを離れた自らの最終的な見地、宗、に通じているべきである」 29
11―1.「四つの理由で眼識は生ずる」 30
11―2.偈頌 32
12.「向上の聖智の三相」 35
13.「聖智による事象の吟味」 36
14.「自心が対象化される流れを如何に清めるか」 39
15―1.「次第にであって一挙にではない事例」 39
15―2.「自心対象化の流れを一挙に如来は人々において清め除く」 40
16.「法性等流ブッダ、化作され化作するブッダ、および法性ブッダ」 41
17.「声聞乗の道標として区分される特徴」 43
18.「異教者たちの言う常住と不可思議と」 44
19.「声聞たちは涅槃を推量する」 46
20.「一切の存在の自性の特徴が不生だとは、自内証聖智の領域であって、無知な凡夫の分別の二の領域の自性ではない」 46
21.「五種の現証」 47
22.「声聞乗種の現証」 47
23.「独覚乗種の現証」 48
24.「如来乗種の現証」 49
25.「未定種の人」 49
26.「特別の種、すなわち解脱を求めるものたちが求めないあり方」 50
27.「ボサツ大士は現実の三つのあり方(自性)の特徴に通じているべきです」 52
28.「個人主体が無我であること」 53
29.「客体の無我の智」 54
30.「増益と損減との悪見を打ち砕いた智者たち」 55
31.「四種の事実に反する増益」 55
32.「ボサツは多様な様相を呈している」 57
33.「一切の現象の空性、不生、不二、無自性の特徴」 58
34.「七種の空性」 58
35.「あらゆるものは自性を離れている」 60
36.「すべての現象は不二」 60
37.「意味される事柄に徹すべきで、教説の言葉に捉われてはならぬ」 61