活動一覧

事業活動

事業活動

Activity

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『景徳伝灯録』研究会

班長 西口芳男班員 衣川賢次(花園大学教授)/松岡由香子(山水庵庵主)/久保讓(禅文化研究所研究員)/三浦國雄(大阪市立大学名誉教授)/土屋昌明(専修大学教授)/下定雅弘(岡山大学名誉教授)/末木文美士(国際日本文化研究センター教授)/齊藤智寛(東北大学教授)/石野幹昌(名古屋大学大学院博士課程)/亀 滋廣(静岡沼津臥雲寺副住職)/岡部 恒(株式会社 恒英 代表取締役)/中西久味(新潟大学名誉教授) 禅語録中、最も基本的かつ重要な文献である『伝灯録』全30巻を、近年の日中両国の中国口語史研究の成果を踏まえて、千八百の古則公案といわれる問答の一つ一つの意味を解明することに重点を置き読解を進めています。
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『元亨釈書』研究

班長:藤田琢司・能仁晃道・阿部理惠 虎関師錬による日本最古の仏教通史『元亨釈書』の訓注を行ないます。『元享釈書』のテキストとしては今までは国史大系本が使用されることがほとんどでしたが、本研究ではそれを一新し、著者自筆本の含まれる東福寺本を底本として使用しました。また全文影印の書き下し文を附し、さらにほぼ全ての固有名詞に辞典風解説を付す作業を行なっています。 現在、訓読文および事項注釈が完成し、正確を期するため更なる内容検討を継続中です。また校正・索引の作成を開始しました。平成23年11月21日に成果刊行『訓読 元亨釈書』全二巻を発表しました。  
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『楞伽経』研究会

班長:常盤義伸(花園大学名誉教授)西口芳男(禅文化研究所主任研究員・花園大学非常勤講師)、小嶋孝(花園大学科目等履修習生)、種村辰男(塾講師・FAS協会会員)、 水野和彦(花園大学国際禅学科博士課程1回生) 禅文献と深い関わりをもつ『楞伽経』研究は、学界の未開分野とも言われ、長い間、十全な研究がなされてきませんでしたが、常盤義伸教授は、『楞伽経』四巻本を基に、南条文雄博士校訂梵文を再構成し、世界で初めて完全英訳・和訳を成し遂げました。  本研究会は、常盤教授を班長に、再構成梵文、漢訳とその訓読を改めて校訂し、英訳・和訳ともをチェックするものです。

刊行事業

禅文化研究所では、禅及び禅文化を広く一般に普及する手段として、研究事業の成果を書籍やDVDとして刊行しています。なかでも、年四回発行の季刊『禅文化』は、禅の思想と生活、及び文化・美術などに興味を持たれている読者のための教養誌として刊行を続けています。
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マルチメディア研究班

印刷物をはじめ、音声、映像、ホームページなど、現代において益々進化、変遷する多様なメディアを通して、現代人に禅をわかりやすく伝える方策を研究しています。 特に近年は、ハイビジョン撮影による禅の庭や禅僧の映像撮影や、スマートフォンアプリによる禅寺院の紹介など、より新しい媒体を通しての普及を研究しています。
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中国禅宗史・禅語録研究班

当法人は、設立以来語録研究班を組織し、禅文献のうち最重要とされる中国唐宋代の禅語録を継続して会読している。これらは禅の語録を、唐代・宋代の中国語の口語研究を踏まえ、語彙や文体の変遷と思想史の脈絡にしたがって読解してゆくものである。その成果は、唐宋の思想史解明に新たな観点を提供するもの となり、また、唐宋の口語研究に寄与するものとなる。  参加メンバーは仏教学、哲学、文学、中国語学などの研究者や学生、一般からの参加者などで構成され、学際的な雰囲気の中で研究が行なわれている。
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日本禅宗史・禅語録研究班

近年すすめられてきた研究の一つに、日本禅宗史や日本の禅僧の語録の訓注解読がある。日本臨済宗中興の祖とうたわれる白隠慧鶴禅師の自筆刻本をもとにすすめられた、仮名法語の研究は、既に成果も発表されています。今後も全国の由緒寺院より研究依頼された祖師方の語録研究などを中心として、我が国における禅宗史ならびに語録研究を進めていきます。
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哲学研究班

本研究班は、上田閑照先生(京都大学名誉教授)を班長に、昭和58年より発足しました。研究の目的は、現代世界における、また現代世界に対する禅の意義を探ろうとすることにあります。禅が哲学にとってもち得る積極的な意義、および哲学が禅にとってもち得る積極的な意義を見出すこと、また、それによって東西を一つに含む世界の根本原理を見出そうとすることです。
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禅宗経典研究班

禅文献に関わる経典類のうち、これまで未開のものについて独自の研究を進めると共に、臨済宗で常用される経典についても、現代に即した内容や形態は何かを究明し、一般に普及する方策を考える。
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その他の研究班