カートは空です
事業活動
事業活動
Activity
研究中
哲学研究班
大蔵会(講読会)
班長・班員:〔幹事 森 哲郎〕秋富克哉/位田佳永/井上克人/今泉元司/岩本明美/大井和也/大塚幸子/大橋良介/岡田勝明/香西克彦/小嶋 孝/小林圓照/小林 恭/齋藤義一/清水大介/垂谷茂弘/花岡永子/藤田正勝/森下温美/吉江孝美/吉田叡禮
『大乗起信論』講読研究会を引き継いで、関係研究者の自由参加を大幅に認めた形で、平成7年度より『大蔵会』という名称ではじまった、宗門に関する基本書を購読する研究会です。 現在は、『華厳五教章』を講読しています。 約20名の参加者は、大学教員、大学院卒業者であり、若手の仏教専攻の研究者がチューターとなり、テキストの解読・解釈のみならず、狭義の学会を超えた現代世界での「仏教」(修行)の意義などをめぐって討議が重ねられています。 『華厳五教章』の講読研究を経て、現在は、継続して『成唯識論』に取り組んでいます。チューターは大井和也氏が務め、参加者は十数名ですが、現象学関係の研究者も含めて、各自熱心にとり組んでいます。大橋良介氏の協力で日独文化研究所が研究会の場所を提供してくださっています。
事業活動
海外交流
事業活動
展覧会・展示会
事業活動
講演会・セミナー
禅文化研究所が主催、あるいは共催で行なう、講演会・講座、サンガセミナー(実践講座)の情報です。
研究中
マルチメディア研究班
マルチメディア研究会
印刷物をはじめ、音声、映像、ホームページなど、多様なメディアを通して現代人に禅をわかりやすく伝える方策を研究しています。本年度は、特筆すべき大正と昭和の禅僧の生きざまを現代人に知らしめるために、季刊『禅文化』のバックナンバーや関連書籍をあたり評伝を集め、刊行できるように準備を行なっています。令和2年度には、禅のこころを生かしたミニ・カレンダーである「2021 年禅語こよみ」(建仁寺派両足院所蔵品より)を刊行したほか、「童謡 禅のこころを歌う」「維摩経ファンタジー」などを刊行した。令和5年度より、Youtubeなどの動画共有プラットホームを活用した広報・普及活動を開始。
研究中
中国禅宗史・禅語録研究班
俗語言研究会
班長班員:衣川賢次・西口芳男
禅宗研究の推進を目標とし、禅宗の言語、禅宗の歴史と思想、禅宗文献の研究を主題とする論文、書評等を掲載する。平成5 年~10 年にかけて、日中の中国語学研究者に呼びかけて刊行した雑誌『俗語言研究』を中国四川大学が主(経費負担を含む)となって復刊する。禅宗研究の推進を目標とし、禅宗の言語、禅宗の歴史と思想、禅宗文献の研究を主題とする論文、書評等を掲載する。日本側は監修として参画。
現状
研究中
詳細
平成5 年~10 年にかけて、日中の中国語学研究者に呼びかけて刊行した雑誌『俗語言研究』を中国四川大学が主(経費負担を含む)となって復刊する。禅宗研究の推進を目標とし、禅宗の言語、禅宗の歴史と思想、禅宗文献の研究を主題とする論文、書評等を掲載する。日本側は監修として参画。
班長班員
衣川賢次・西口芳男
研究中
日本禅宗史・禅語録研究班
『延宝伝灯録』研究
班長:藤田琢司班員:阿部理恵
日本の禅僧・居士ら約千人の伝記である、卍元師蛮が撰述した『延宝伝灯録』の訓注を行ないます。本書は江戸時代までの日本禅僧の伝記の集大成として位置づけることができますが、歴史学の成果に加えて難解な禅語の知識が不可欠であったため、従来訓読等が刊行されたことはありませんでした。 令和2年度は内容見直しのため休止としたが、現在、令和7年3月の刊行に向けて作業を行なっている。
研究中
哲学研究班
西谷研究会
世話役:森 哲郎
西谷啓治先生の著作を輪読してその哲学を研究します。夢窓国師の『夢中問答』を継続輪読した後に、西谷先生の後期の作品の講読研究として『大谷講義』(著作集第24巻)を輪読継続中。大学院生など若い人々の参加が多くなりつつあります。
研究中
禅宗経典研究班
臨済宗経典研究
講師:吹田良忠班員:中川弘道
現代の臨済宗で常用されている経典について、その声明や経本を中心に整理し、現代人に受け入れやすいものを考え、一般に普及するような方策を考慮して制作することを目的としています。平成22年度には、平成7年に雛僧教育研究会の監修により刊行された『新修 臨済宗勤行聖典 全三巻』の内容について再検討し、一部の修正と再編成を行ないました。その成果として『新修第2版 臨済宗勤行聖典 全三巻』を刊行する準備を行ない、平成23年3月に刊行しました。また、臨済宗で一般的に読まれている経典の挙経の仕方や経の読み方、また磬の打ち方や回向文の読み方、仏壇の標準的な荘厳方法などについて不定期に講師から指導を受けました。この標準的な方法をひろく一般に知らしめる方策についても検討し、CD媒体にして公刊するべきであるという結論に至ったため、その標準的な読み方を講師に録音していただきました。その結果、『臨済宗檀信徒経典CD』として公刊しました。現代人に受け入れやすいものを考え、一般に普及するような方策を考慮して制作することを目標としています。
研究中
中国禅宗史・禅語録研究班
『神会語録』研究会
班長:西口芳男班員 衣川賢次(花園大学教授)/中島志郎(花園大学教授)/北畠利信(花園大学非常勤講師)/松岡由香子(山水庵庵主)/千田宗琢(花園大学非常勤講師・国際禅学研究所研究員)/久保讓(禅文化研究所研究員)
敦煌写本禅宗文献の中で最も重要なものの一つに神会関係のものがあります。神会の語録の校訂本には、つとに、胡適氏、鈴木大拙氏のものがありますが、敦煌博物館本やいくつかの断片写本が出揃うと、従来の校定には限界のあることがわかり、新たな定本、正確な訳文、詳細な注釈の作成が待たれていました。本会ではこの点を重視した読解を進めていきます。令和2年度はコロナ禍のために休会。 ※本研究会は、以前は「唐代語録研究B班」と称し、入矢義高先生を講師にして進められてきました。研究対象となった語録は以下のとおりです。『馬祖語録』(昭和55~58年度)『玄沙広録』(昭和59~61年度) 『玄沙広録』上・中・下として公刊。『南泉語録』(昭和61~平成1年度)『睦州語録』(平成1~3年度)『百丈語録』(平成4~5年度)『達磨三論』(平成6~8年度)平成9年度より、神会研究を行なっている。平成18年6月、『神会の語録 壇語』を公刊。