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実践講座「サンガセミナー京都講座」 平成26年度

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日付 2014/4/21
場所 法輪寺(妙心寺派/JR嵯峨野線円町駅より徒歩5分)

東林院(妙心寺塔頭)

その他
詳細

開講主旨

現代社会の中で宗教や寺院の役割を考えたとき、僧侶の果たすべき役割は非常に大きいと思います。また、寺院の公益性もますます求められるなか、檀信徒だけでなく、地域社会の中でのお寺という立場において寺院を活性化していくためにも、より踏み込んだ知識や技能を身につけておく必要もあろうかと思います。
禅文化研究所では、昨年より始めました実践講座「サンガセミナー」につづき、今年度も京都にて7講座を開設することにいたしました。
各教団でも住職研修会は定期・不定期で開催されてはおりますが、より実践的な講座をと考え、また住職だけでなく副住職や寺庭婦人など寺族、あるいは一般の方も参加できるような講座内容も設定しました。
開講日には2講座をまとめて受講でき、遠方からでの参加も負担を少なくしております。もちろん、1講座だけでも、1日だけでも参加できます。
どうかお誘い合わせの上、積極的なご参加をお待ちしております。
 

【第1回】 6月24日(火)

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ブログ禅 報告記事

1.禅の庭入門講座 -室町・鎌倉編

時間: 10:00~15:40
受講料:9,000円

講師◆町田香
(まちだ・かおり/京都造形芸術大学非常勤講師)
  • 北海道大学工学部建築工学科卒業。
    京都造形芸術大学大学院芸術研究科博士後期課程修了。
    博士(学術)。
    ○『別冊太陽 栄西と臨済禅』禅の庭 執筆
    ○季刊『禅文化』223号~226号
    禅の庭について、4回に亘り連載
    ○共著に『すぐわかる日本庭園の見方』 等

「禅の庭」とはどのような庭を指すのでしょうか。枯山水を思い起こされる方が多いのではないでしょうか。禅の庭は時代によってさまざまな姿で生まれ、周辺の自然環境をも含めて“禅の庭”といえるほどヴァリエーションとスケールに富んだ存在です。この講座では、日本庭園の流れのなかで禅の庭がどのように発生してきたのか、禅の庭が時代毎にどのように展開してきたのか、そして現地見学によって実際に各時代の禅の庭を体験したいと思います。

〈鎌倉時代-天龍寺〉
鎌倉時代の禅の庭は、夢窓疎石(国師)の作庭に代表されます。天龍寺や西芳寺に見られるように、天皇の離宮や浄土庭園を土台に、新たに禅の庭を特徴付ける石組を加えた点が、鎌倉時代の禅の庭の特徴といえます。
このたびは、国師の庭を理解する上で最も重要で、一番に挙げられる天龍寺の曹源池庭園を訪れ、学びたいと思います。

〈室町時代-真珠庵〉
室町時代になると、枯山水という日本庭園の様式が確立し、枯山水による禅の庭がつくられます。水を使わずに水を表現する枯山水は、後の禅の庭を特徴付けるものとなりました。そんな、室町時代の禅の庭を代表する真珠庵を訪れます。


〈来年度の講座、-江戸から現代の庭-へのアプローチとして、芳春院を特別拝観〉
【スケジュール】
*天龍寺・友雲庵に、9時45分に集合。
看板を立ててありますので、そちらをご参考におこしくださいませ。
10:00~11:30 座学で講義
11:40~12:40 天龍寺直営精進料理店「篩月」にて昼食(料金は参加費に含みます)
12:45~13:30 天龍寺 曹源池庭園&百花苑参拝
→大徳寺へ移動(タクシーを利用・料金を含みます)
14:15~15:00 真珠庵参拝
15:10~15:40 芳春院参拝
 

【第2回】 9月18日(木) 会場◆法輪寺(だるま寺)

2-1 法式声明講座 -基本発声法とその応用-
時間:10:00~12:00
受講料:3,500円

講師◆吹田良忠(ふきた・りょうちゅう/妙心寺塔頭慧照院 住職・妙心寺古文化研究所梵唄室長)
  • 昭和26年徳島県生まれ。妙心寺塔頭慧照院で得度出家ののち、三島・龍澤僧堂で修行、昭和55年より慧照院住職となり現在に至る。妙心寺責任役員、禅文化研究所評議員。禅文化研究所より発行の『江湖法式梵唄抄』別冊CD版の監修、『臨済宗檀信徒経典CD』の読経をお願いした。
今回は「基本発声法とその応用」というテーマで、臨済宗の声明を基礎からご指導いただきます。また、導師や維那の基本動作についてもご指南いただきます。三拝の仕方など今一度見直してみてはいかがでしょう。当日は略衣でも結構ですが、七条袈裟をお持ち下さい。受講は僧侶のみ。
 

2-2 引導法語講座
時間:13:00~16:30
受講料:4,000円

講師◆能仁晃道(のうにん・こうどう/禅文化研究所所員)
  • 1957年佐賀県に生まれる。花園大学卒業後、禅文化研究所所員。曹洞宗松谷寺住職。『清骨の人 古月禅材』(著)、『白隠門下逸話選』(編著)、『訓読近世禅林僧宝伝』全二巻(訓読)など、多数の刊行物に携わる。
禅文化研究所の刊行物を多く編著、語録訓読で定評のある講師に、引導法語の基本を教わる講座。今回は、禅文化研究所発行の『引導法語大全』を参考に講義をします。ご購入済みの方は、当日お手持ちくださると便利です。当日、会場にて特価頒布も致します。
 
 

【第3回】 11月26日(水)     会場◆東林院(大本山妙心寺塔頭)

3-1 精進料理講座

定員に達しましたので募集は締め切りました

時間:10:00~13:00
受講料:4,000円

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講師◆西川玄房(にしかわ・げんぼう/妙心寺塔頭 東林院 住職)
  • 昭和14年岐阜県生まれ。岐阜・瑞龍僧堂で5年間修行し、老師に仕えて料理を覚える。昭和59年、東林院住職に就任。「精進料理は禅の心を知る一つの道」として、著作やテレビ・ラジオ出演、自坊での精進料理教室開催を通じ、精進料理の心を広める活動に力を注ぐ。
精進料理を作ることは修行の一つです。肉や魚を使わないばかりでなく、野菜や果物も大切に調理することを心がけ、2~3品の調理をしていただき、講 師の調理した料理とあわせて赤膳で召し上がっていただきます。定員先着16名。申込多数の場合は別途日程も設定検討いたします。

3-2 色は引き出す ~色を知り、人を知る~
時間:13:30~15:30
受講料:4,000円

講師◆村田真彌子(むらた・まみこ/EVERGREEN・とつきとおか主宰)
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    神奈川県横浜市生まれ、湘南育ち。
    予防医学、健康長寿の世界的なパイオニアである有川清康医師の随行秘書として、講演・セミナーで全国を巡る。ロンドンでアロマセラピーと出会い、同時にアーユルヴェーダー・英国式カラーセラピーを学び、東京にて東邦大学名誉教授・鳥居鎮夫氏、他各氏に習業しながら益々色と香り、植物の恵を補完療法とできる自然療法に興味を深くする。
    着物モデルの活動の中でメークアップ、スタイリングに触れ「本来の美しさとは何か?」を探し始め、心が身体にもたらす影響の大きさ、インナービューティーの重要性を痛感する。その後、エネルギー専門の新聞社に勤務し「人の健康だけでなく、体の置き場所=環境=の大切さ」をエネルギーの視点からも考えるようになる。記者として国内外でのセミナー・視察の企画運営、取材、執筆に携わる。情報誌「KURA」「NaO」のライター、大学勤務を経て、現在EVERGREEN/とつきとおか主宰。

コミュニケーション、人材育成にも活かせる魅力ある色彩心理。
想像以上に色は心身に影響があります。感情、体の器官、食材の栄養素、音、香り、数・・・など多くのものと連動を持っています。
心地良い人間関係、個性を伸ばす人材育成、そして目指す思いを叶えるにはまずご自身のココロとからだのメッセージを色からキャッチしてみましょう。
幸せになるそのヒントを色にみつける、生きる選択肢に加えていただきたい本能に響く講座です。
 
 

第4回 1月28日(水) 会場◆法輪寺(だるま寺)

4-1 寺院の活動と寺院規則と法律
時間:10:00~12:00
受講料:4,000円

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講師◆田口誠道
(たぐち・せいどう/長野県・長昌寺〈妙心寺派〉住職/行政書士)
  • 平成元年、専修大学法学部卒業。大塚製薬㈱入社。在職中より臨済宗の雲水に憧れ、平成9年退職し得度。同年、平林寺専門道場へ掛搭。平成12年、 妙心寺派長昌寺住職。平成19年行政書士試験に合格、行政書士登録。遺言、相続を中心に実務経験を積む。平成23年仏教徒向けエンディングノート『宝珠』 を刊行。禅宗向けエンディングノートを角川書店より刊行。平成26年「寺院による終活支援マニュアル 葬儀・法事の向こう側」を青山社より刊行予定。
2012年、経済産業省は「死に対する意識」「生前準備に関する意識と行動」「人生の終末期に関する新たなサポートについて」などの項目で幅広くアンケート調査を実施しました。その中に「両親と死別した場合、家族以外で相談するであろう人、頼るであろう人」という質問があり、回答としては「葬祭業者・葬祭関連サービス業者」が23.8%と最も多く、以下、医療関係者(9.7%)、行政機関(8.7%)、弁護士・司法書士・行政書士など(8.1%)と続き、「宗教関係者」と回答した人はわずか5.7%でした。なお、「わからない・考えたことがない」という回答が36.5%あり、「相談したい人・頼りたい人はいない」も17.6%でした。「寺離れ」などと世間でささやかれる傾向が見えます。あらためて、寺院のできることを見直し、世間に寺院の魅力や仏教のすばらしさに気づいてもらう必要を感じます。

寺院(宗教法人)は、「教義を広め、儀式行事を行い、信者を教化育成する」ことを目的としています。その目的に反しない範囲で、事業を行うことができます。

寺院の事業は、①本来の宗教活動、②公益事業、③公益事業以外の事業(収益事業など)に分類されます。たとえば、霊園の経営などを行われている寺院は多いと思いますが、「檀信徒用」か「宗派問わず」であるかによって、事業の種類が変わります。どの事業になるかによって、寺院規則の変更が必要かどうかも変わってきます。 ところで、霊園経営に関して、平成26年春に注目すべき高裁判決が出されました。寺院が「無縁墓」と判断して遺骨の改葬と墓石の撤去を行ったところ、損害賠償を命じられたというのです。法律で定められた手続きに基づき、立て札などで使用者からの連絡を求め、市長から改葬許可を得ていたにも関わらず、裁判所は「寺には過失がある」と判断しました。 これは、管理者側が墓地埋葬法関係だけを注意していて、永代使用契約の解除についての民事上の責任を充分検討しなかった結果と言えます。

この講座では、寺院の様々な活動の可能性について検討し、それにともなう宗教
法人法や関係法令や判例なども学んでみたいと思います。
 

4-2 涅槃図お絵解き講座 ~お釈迦さま最後の旅~
時間:13:00~15:00
受講料:4,000円

2014-0402.JPG講師◆岡澤恭子
(おかざわ・きょうこ/長野市長谷寺(真言宗智山派)寺庭)
  • 昭和44年愛知県生まれ。平成5年立命館大学大学院日本文学研究科博士前期課程修了。「平安時代の女性と仏教」を研究テーマとする。
    平成8年長野市長谷寺に嫁ぎ、平成10年に長谷寺所蔵の大涅槃図の修復を機に絵解きを復興。平成13年より毎年真言宗智山派総本山智積院(京都市)にて、2月15日の涅槃会を前に絵解きを実演。以来、長谷寺を中心に、全国各地の寺院での法要(涅槃会・施餓鬼会)や、僧侶講習会、檀信徒研修会、寺庭婦人会、各種教育機関、公民館行事等で絵解きをおこなっている。
涅槃会の際に本堂に飾る涅槃図。檀家さんや信者さんから質問を受ける事はありませんか?その際疑問に答えられるでしょうか?! 各地で絵解きをおこなっている講師に、さらに詳しく涅槃会の事を学んでみましょう。もちろん在家一般の方にも、楽しんで釈迦涅槃図に関して学べる講座です。
 

【お申し込み要領】

  • お申し込みは、お申し込みフォームより各回開催日の二週間前までには必ずお申込ください。 (受け付けを終了しました)追って、受講申込完了書と会場案内書、受講料振替用紙を送付しますので、期日までにご入金をお願いします。
  • 講座によって教材費用が別途必要な場合があります。
  • 原則として申込者のご都合によるキャンセルの場合は返金はいたしかねます。
  • 申込人数により、開講不可能となったり、開講中止となる場合があります。あらかじめご了承ください。