公益財団法人 禅文化研究所

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実践講座「サンガセミナーオンライン講座」 令和2年度

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日付 2020/9/14
場所 オンライン講座
詳細 お申し込みはこちらから

僧侶も一般の方も一緒になって学ぶ場。それがサンガセミナーです。

禅文化研究所では、平成25年度より毎年開催しご好評をいただいております実践講座「サンガセミナー」ですが、今年度はコロナ禍の影響をうけて、開講どころかご案内さえできないままとなっておりました。秋に収束していれば、それからでもとも考えましたが、簡単にはいかなさそうです。
そこで今年度は、講座数をしぼって、講師方にもご協力いただき、Zoomを利用したオンライン講座として開催します。
なお、本オンライン講座に必要なインターネット回線やパソコン(WEBカメラやマイクを含む)・携帯端末などについては、ご自身でご用意をお願いします。お申し込み、ご入金を確認した後に、オンライン講座のログイン情報をお知らせします(その後はキャンセルや返金処理をお受けできません)。
寺院の公益性もますます求められるなか、檀信徒だけでなく、地域社会の中において寺院を活性化していくためにも、仏法のもとに集う仏教徒の集まりである僧伽(サンガ)を大切にしたいと考えます。皆さまのご参加、お待ち申し上げております。
 

【お申し込み要領】

  • お申し込みは、それぞれの講座の注文フォームより、開催日の10日前までにお願い致します。クレジットカードでお支払い以外の場合は、お申し込み後、受講料振替用紙を送付しますので、期日までにご入金をお願いします。
  • 注文フォームに必ずメールアドレスを入力願います。決済後のご連絡は、原則としてメールで行ないます。なお携帯端末のメールアドレス(@docomo.ne.jp、@au.comや@softbank.ne.jpなどのアドレス)の場合、こちらからのメールが迷惑メール扱いとなって受信されない設定になっている場合があります。あらかじめ@zenbunka.or.jpというドメインについては受信可能なように設定変更をお願いします。詳しくは、下記をご参照ください。
    docomo携帯の場合はこちら
    au携帯の場合はこちら
    SoftBank携帯の場合はこちらの「MMS」のタブ
  • 講座によって教材費用が必要な場合があります。
  • ご入金を確認し、こちらからZoomミーティングのURLをお送りした後はキャンセルや返金はできません。ご了承下さい。
  • 10日前をもって申込人数が5名に満たない場合は開講中止とし、ご返金申し上げます。
  • 受講料は税別価格です。
  • 弊所賛助会員、後援会員の方々は、どの講座も500円引きで受講頂けます。

【Zoomオンライン講座の受講の仕方】

決済が終了し、講座日程の数日前ごろになりますと、オンラインセミナーのURL(アドレス)を、メールにてお知らせします。当日はそのURL(アドレス)にアクセスしていただくことで受講できるという仕組みです。
ただし、サンガセミナーのオンライン講座は、禅文化研究所としても初めての試みですし、受講の皆さんも初めての経験であるという方も多いかと思います。パソコンやスマホを前にして、いったいどうしたらいいのか不安になる方もおられると思います。
そこで、本講座に先だって下記の日程でZoomの使い方セミナー(無料)をいたします。2時間の間ずっといていただく必要はありません。随時参加し、退出いただければ結構です。
また下記の日程ではどうしても参加できないという方や、下記のセミナーを受けてからもzoomの利用に不安が残る方は、禅文化研究所宛にメールか電話(075-811-5189)でお知らせ下さい。できる限りご希望に添うお時間に対応させて頂きます。

すでに5回開講しました。現在、予定をしておりません。ご希望の場合はお知らせ下さい。 




 


 

本講座は令和2年10月中旬以降から開始します。下記の講座日時は1から順番に開催するわけではなく、講師の御都合にあわせて決定していきます。日程は決まり次第表示していきますので、ご注意下さい。



1 禅の美術鑑賞入門

日時: 令和2年10月16日(金) 10:00~11:30
受講料:2,000円(税別) この講座は修了しました福島先生.jpg

講師◆福島恒徳先生(ふくしま・つねのり/花園大学文学部教授・花園大学歴史博物館長/美術史)
  • 山口県立美術館勤務を経て、現職。花園大学奉職と同時に同大歴史博物館の運営にも携わり、2014年より同館館長をつとめる。専攻は日本美術史。特に中近世の絵画史、なかでも明兆や雪舟など禅僧画家の研究を専門とする。

美術の世界において、禅の周辺では特に優れた作品が多く生み出されてきましたが、なかには中国美術との関係が深いもの、難解な文学と競演するものなど、従来とは異なる新たな価値を持つものがあり、それらはいまも貴重な文化財として大切にされているのです。
本講座では、受講者の禅宗美術鑑賞の助けとなるよう、基本となる作品のみかた・よみかたについて話してもらいます。いまでは理解することが難しいものとなっているものも多い禅宗周辺の美術ですが、今回は、実作の写真などを上映しながらの講義で、基礎的なところから学びながら、鑑賞する力を高めるよい機会となるでしょう。




2 地獄絵絵解き講座

日時: 令和2年11月18日(水) 10:00~11:30

受講料:2,000円(税別) この講座は修了しました

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講師◆西山 克先生(にしやま・まさる/京都教育大学名誉教授/日本中世史)
  • 歴史学の視点から怪異を読み解き、王権・聖地・怪異・巡礼・地獄をキーワードに、日本の中世社会を生きた人々の心性を明らかにしようと努める。著書に、『聖地の想像力――参詣曼荼羅を読む』(法蔵館)、『地獄への招待』(臨川書店)など。
関西では地蔵盆が盛んで、「地獄図絵」を目にすることも少なくありません。「地獄図絵」は「涅槃図」と共に古くから主に僧職によって絵解きされ、民衆の宗教世界観を培ってきました。地獄や妖怪を愛してやまない講師を迎え、地獄絵の世界に入っていただきます。
 
 

3 腰痛改善のためのエクササイズ講座

日時: 令和2年11月13日(金) 13:00~15:00
定員: 20名受講料:2,000円(税別) 本講座は受講者が少ないため中止しました

腰痛エクササイズs.jpg講師◆島林亜依先生(しまばやし・あい/理学療法士/Matangi yoga講師)
  • 理学療法士(整形外科クリニックでリハビリ指導中)、全米ヨガアライアンスRYT®200時間 認定指導者、全米ヨガアライアンス認定シニアヨガインストラクター。
整形外科医院のリハビリ現場で、現役の理学療法士として働くヨガ・インストラクターでもある講師が、国家資格を持つ専門職でしか持ち得ない知識とスキルを駆使して、腰痛になやむあなたのためにゆっくりと回復へ向かうためのエクササイズを指導します。長年の痛みやからだのゆがみなどを感じている方も、ぜひ講師にいろいろなお話をしてみてから、効果的と思われるエクササイズを習って実践してみてください。
当日、Matangi Yogaでのリアル講座と同時進行とする予定です。

 

4 日々の花講座 -春を告げる黄色の花木-

日時: 令和3年2月23日(火・祝) 14:00~15:30
定員: 20名

受講料:6,500円(税別・花材代金と送料を含む) 本講座は受講者が少ないため中止しました

 

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花器(小さめの物)や鋏が必要です。事前に花材をお送りしますので、お早めにお申し込み下さい。時間的に無理な場合はお断りすることがあります。

講師◆雨宮ゆか先生(あめみや・ゆか/日々花 主催)

  • 東京都大田区で、日常の花を生ける教室「日々花」を主宰。北鎌倉東慶寺にて、挿し花教室講師をつとめる。植物と暮らしの関わりをおもにして、雑誌、書籍などで活動中。各地で植物に関するワークショップ、展覧会も行なう。著書に、『花ごよみ365日』(誠文堂新光社)。

春は黄色の花から始まると言われます。枯木枯草の中に、黄色が咲き始める様子は、まさに目覚めの色。日本各地の春告げ木でもある、黄色の花木各種をとりあげ、その由来と生け方をひもときます。
堅苦しい華道とは違い、剣山や花留めなどは使わず、その良さを生かしつつ生けるコツを学んでいただきます。事前に花材をお送りし、こちらで生け方をレクチャーした後、ご自身で生けてもらい、それをデジカメやスマホで撮影して講師にお送り頂きますと、修正点などをイラストで指示してもらいます。それによって修正したものをまた撮影して送っていただくという流れになります。できあがった作品は禅文化研究所「ブログ禅」で紹介させて頂きます。

 

5 一眼レフデジカメ講座 初心者編(2回講座)

日時:【1回目(座学)】令和3年3月19日(金)
   【2回目(講評)】令和3年4月 9日(金)
時間:いずれも13:00~14:00
定員:20名

受講料:3,000円(税別) この講座は修了しました


必要な物:デジタル一眼レフカメラ(ミラーレス一眼でも可、ただしコンパクトデジタルカメラは不可)

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講師◆柴田明蘭先生(しばた・あきら/写真家)

  • 公益社団法人日本写真家協会会員。撮り尽くすことができないと言われている京都に写真で挑む写真家。禅宗寺院とも縁があり、年間を通して相国寺・金閣寺(鹿苑寺)などからオフィシャルに撮影を委ねられている。
スマートフォンで手軽に写真を撮れる時代ですが、あえてデジタル一眼レフカメラを持つアマチュアカメラマンたち。しかし、意外とプログラムモードでしか撮影できない人も多いのでは? 今回は、一眼レフデジカメを手にしたけれども、上手に撮るにはどうしたらいいのかわからないという、初心者の方に向けた講座を座学と講評の2回講座として実施します。1回目の座学講座を受けた後、テーマを以て撮影された皆さんの写真を実際に観て先生から講評をいただく講座を2回目とします。できるだけ両日ともに受講して下さい。2回目だけの受講は不可とします。