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-各月の禅語とうたの紹介-
1月
亀齢鶴寿
2月
暗香浮動、月黄昏
(林和靖「山園小梅」詩)
3月
飛流直下す三千尺、
疑うらくは是れ銀河の九天より落つるかと
(李白「望廬山瀑布」詩)
4月
隠居して以て其の志を求む
(『論語』季氏第十六)
5月
水鳥樹林念仏念法
(『阿弥陀経』要句)
6月
十方の羅漢僧に供養す
(『伝灯録』巻六・馬祖章等)
7月
端厳妙相、龍頭に身を現わす
(雪潭豊玉「龍頭観音」賛)
8月
疑うらくは是れ海上の雲かと、空に飛んで楼台を結ぶ
(李白「陪族叔……」詩)
9月
心月は孤円にして、光は万象を呑む
(もと盤山宝積の語)
10月
廓然無聖
(菩提達磨語)
11月
菊花、寒うして更に香し
(『墨場必携』)
12月
鬚長く 腰かゝむまで 生たくば
食をひかへて 獨寐をせよ
(蘇山玄喬語)