
現在行なわれている日本禅宗史・禅語録研究班の一覧
近年すすめられてきた研究の一つに、日本禅宗史や日本の禅僧の語録の訓注解読がある。日本臨済宗中興の祖とうたわれる白隠慧鶴禅師の自筆刻本をもとにすすめられた、仮名法語の研究は、既に成果も発表されています。今後も全国の由緒寺院より研究依頼された祖師方の語録研究などを中心として、我が国における禅宗史ならびに語録研究を進めていきます。
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臨済宗各派寺院の協力により、日本国内寺院の開山・中興開山等が残した語録類を整理し、訓注を行なっていきます。
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慶長6 年(1601)以降の天龍寺関係史料を年代順に収める『天龍寺史』近世編の編纂作業を行ないます。
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日本の禅僧・居士ら約千人の伝記である、卍元師蛮が撰述した『延宝伝灯録』の訓注を行ないます。
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近年終了した日本禅宗史・禅語録研究班の一覧
近年、研究所で開かれていた日本禅宗史・禅語録研究班の一覧で、既に終了したものの一覧。
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虎関師錬による日本最古の仏教通史『元亨釈書』の訓注を行なってきました。平成23年11月21日に、研究成果『訓読 元亨釈書』全二巻を刊行。
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平成26(2014)年に迎える日本臨済宗の祖師・明庵栄西禅師800年遠忌にむけて、禅師の著作の所在調査と収集作業を行ない、最終的には総合的な資料集として刊行します。
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平成28(2016)年に迎える永源寺開山寂室元光禅師650年の遠忌にむけて、禅師の語録の解読および訓注・刊行を行なっています。
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日本臨済宗中興の祖とうたわれる、白隠慧鶴禅師の語録研究を行なってきました。
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永島福太郎先生のご指導のもと、加藤正俊先生を中心に、日本禅宗史をテーマに研究しました。 |