カートは空です
【もくじ】
おらでがま 巻の上 (意訳)
序
鍋島摂津守への答書/内観と養生の秘訣/摩訶止觀/まずは養生/動中の工夫/声色堆裏に坐臥すべし/六塵を取らず捨てず/欲に在って禅を行ず/火裏の蓮/内観の具体的方法/男の中の男が抱くべき抱負/誤った無事禅/白幽仙人の内観法/わが内に丹を錬る/気を下に収める/養生は一国を守るようなもの/主心を定める/地獄に落ちた聖賢の話/多忙の中で工夫していく/正受老人の不断坐禅/耕しつつ戦う方法/静処の工夫でははたらきが出ない/在家禅/得力の深さは修行の方法による/正念工夫の具体的方法/得力を点検するための語/向上の公案/無事禅の悪弊/憂うべき禅界の現状/参禅は妄念と戦うこと/古の聖賢の苦修ぶり/古の武士の修行ぶり/おらでがま 巻の中 (意訳)/遠方のさる病僧への書/正受老人の示諭/病中ほどよい修行の場はない/腫れ物を患った老僧の工夫/病こそわが先生/ある真言僧の病中の工夫/中国の禅僧の例/正念とは何か/現代の職業坊主の風潮/正受老人、狼の中で坐禅/軟酥の法/おらでがま 巻の下 (意訳)/法華宗の老尼への手紙/心の外に法華経なく、法華経の外に心なし/妙法蓮華経は妙法に、妙法は心に帰する/妙ということ/蓮華とは/経とは/三種の法華経行者/真の法華経は無事経/法華の真面目を見届けよ/まず大疑団をおこす、「心とは何ものぞ」/我が世界で世界が我/無事禅のあやまり/いずれの宗旨にも優劣はない/浄土は遠くはない/わが心でわが心を見る/美田を相続した子供たちの話/自暴自棄の人/浄土の真っ只中にいながら気がつかぬ/諸仏は仏智見を開かせるために出現なされた/長者窮子のたとえ/人から教えられて仏法は手に入らぬ/自心の妙法を見届けよ/瓦を磨いても鏡にはならぬ/見性こそ仏法/外ではなく内に向かって求めよ/獅子人を咬むの法/(旧友の僧の批判に答える)/ある僧の批判/松蔭寺での苦修ぶり/凶年飢歳の時ならではの修行/かつて大悟はしたが、道力の得られぬ僧の告白/一旦の小悟を守ってはならぬ/金を拾った兄弟の話/落ちぶれた弟と成功した兄/金を守り続けて落ちぶれた弟/金を使って成功した兄/智恵あれば方便も真金/上には上がある/一旦の悟りを守ってはならぬ/百尺竿頭に一歩を進めよ/白隠の自伝。地獄の話を聞いて発心/十五で出家/法華経に落胆する/二十二歳、初めて見性/二十四歳、越後で大悟/飯山の正受庵へ/正受老人に罵倒される/南泉遷化の公案/大悟の歓喜/虚堂の偈を透る/荷葉団々の偈を透る/雪を聴いて悟る/母の夢を見る/明暗二つの鏡/法華経を読んで徹見/一旦の所見をいつまでも後生大事にしてはならぬ/海は入れば入るほど深い//遠羅天釜の跋/おらでがま 続集 (意訳)/念仏と公案とどちらが優れているかという問いに答える書/公案と念仏は手段として同じか/いかなる修行法も目的は同じ/方法如何ではない、大事なのは勇猛心/本具の自性が浄土/浄土は西方にあるのではない/当処に浄土が現前する/念仏行者、円恕と円愚/赤沢の即応上人/念仏は仏知を開くための手段/非難しあう禅と浄土/宗旨も手段の違い/手段を論じて目的を忘れてはならぬ/念仏で往生できるとは限らぬ/を切らねば船は出ぬ/まずは命根を断絶すること/無我のみ涅槃にかなう/無我にも二つある/懸崖に手を撒せよ/見性のほかに浄土はない/蓮如上人の不来迎の説/法然上人の教外の心宗/恵心僧都の悟り/明遍僧都の修行/禅はあくまでも孤危嶮峻/念仏はあくまでも下って救い取る/無字の公案/大疑団の現前/疑団になりきる方法/禅浄双修のはじまり/禅浄双修は禅をほろぼす/客の非難に答える(斯経和尚による補説)/極楽浄土はあるのか/浄土は幻化の説にすぎない/真理としての浄土がある/浄土は空間を超えたもの/禅浄双修の批判は禅門内部への警鐘/仏智の本質は一切を映し出す宝珠/能依と所依/一切万物が宝珠である/禅はずばり宝珠を指し示す/極楽は方便/浄土は形をはなれたもの/禅は無念の念仏/あらゆる形を超え、そこにある仏の浄土/非幻をもって幻を幻とする/水月道場に坐し、空華の万行を修す/方便をまったく否定し去るのではない/方便なくして仏教はない/あとがき
遠羅天釜(本文・注)
卷之上 遠羅天釜序
「鍋島椄州殿下ノ近侍ニ答ウル書」
卷之中 「遠方ノ病僧ニ贈リシ書」
卷之下 「法華宗ノ老尼ニ贈リシ書」
(舊友の僧の批判に答える)
(遠羅天釜跋)
續集 「念仏ト公案ト優劣如何ノ問イニ答フル書」
「答客難」(斯經慧梁撰)
遠羅天釜跋
解説
資料『釜斯幾』烏有道人著
遠羅天釜 (原本影印)
卷之上
卷之中
卷之下
續集の跋
おらでがま 巻の上 (意訳)
序
鍋島摂津守への答書/内観と養生の秘訣/摩訶止觀/まずは養生/動中の工夫/声色堆裏に坐臥すべし/六塵を取らず捨てず/欲に在って禅を行ず/火裏の蓮/内観の具体的方法/男の中の男が抱くべき抱負/誤った無事禅/白幽仙人の内観法/わが内に丹を錬る/気を下に収める/養生は一国を守るようなもの/主心を定める/地獄に落ちた聖賢の話/多忙の中で工夫していく/正受老人の不断坐禅/耕しつつ戦う方法/静処の工夫でははたらきが出ない/在家禅/得力の深さは修行の方法による/正念工夫の具体的方法/得力を点検するための語/向上の公案/無事禅の悪弊/憂うべき禅界の現状/参禅は妄念と戦うこと/古の聖賢の苦修ぶり/古の武士の修行ぶり/おらでがま 巻の中 (意訳)/遠方のさる病僧への書/正受老人の示諭/病中ほどよい修行の場はない/腫れ物を患った老僧の工夫/病こそわが先生/ある真言僧の病中の工夫/中国の禅僧の例/正念とは何か/現代の職業坊主の風潮/正受老人、狼の中で坐禅/軟酥の法/おらでがま 巻の下 (意訳)/法華宗の老尼への手紙/心の外に法華経なく、法華経の外に心なし/妙法蓮華経は妙法に、妙法は心に帰する/妙ということ/蓮華とは/経とは/三種の法華経行者/真の法華経は無事経/法華の真面目を見届けよ/まず大疑団をおこす、「心とは何ものぞ」/我が世界で世界が我/無事禅のあやまり/いずれの宗旨にも優劣はない/浄土は遠くはない/わが心でわが心を見る/美田を相続した子供たちの話/自暴自棄の人/浄土の真っ只中にいながら気がつかぬ/諸仏は仏智見を開かせるために出現なされた/長者窮子のたとえ/人から教えられて仏法は手に入らぬ/自心の妙法を見届けよ/瓦を磨いても鏡にはならぬ/見性こそ仏法/外ではなく内に向かって求めよ/獅子人を咬むの法/(旧友の僧の批判に答える)/ある僧の批判/松蔭寺での苦修ぶり/凶年飢歳の時ならではの修行/かつて大悟はしたが、道力の得られぬ僧の告白/一旦の小悟を守ってはならぬ/金を拾った兄弟の話/落ちぶれた弟と成功した兄/金を守り続けて落ちぶれた弟/金を使って成功した兄/智恵あれば方便も真金/上には上がある/一旦の悟りを守ってはならぬ/百尺竿頭に一歩を進めよ/白隠の自伝。地獄の話を聞いて発心/十五で出家/法華経に落胆する/二十二歳、初めて見性/二十四歳、越後で大悟/飯山の正受庵へ/正受老人に罵倒される/南泉遷化の公案/大悟の歓喜/虚堂の偈を透る/荷葉団々の偈を透る/雪を聴いて悟る/母の夢を見る/明暗二つの鏡/法華経を読んで徹見/一旦の所見をいつまでも後生大事にしてはならぬ/海は入れば入るほど深い//遠羅天釜の跋/おらでがま 続集 (意訳)/念仏と公案とどちらが優れているかという問いに答える書/公案と念仏は手段として同じか/いかなる修行法も目的は同じ/方法如何ではない、大事なのは勇猛心/本具の自性が浄土/浄土は西方にあるのではない/当処に浄土が現前する/念仏行者、円恕と円愚/赤沢の即応上人/念仏は仏知を開くための手段/非難しあう禅と浄土/宗旨も手段の違い/手段を論じて目的を忘れてはならぬ/念仏で往生できるとは限らぬ/を切らねば船は出ぬ/まずは命根を断絶すること/無我のみ涅槃にかなう/無我にも二つある/懸崖に手を撒せよ/見性のほかに浄土はない/蓮如上人の不来迎の説/法然上人の教外の心宗/恵心僧都の悟り/明遍僧都の修行/禅はあくまでも孤危嶮峻/念仏はあくまでも下って救い取る/無字の公案/大疑団の現前/疑団になりきる方法/禅浄双修のはじまり/禅浄双修は禅をほろぼす/客の非難に答える(斯経和尚による補説)/極楽浄土はあるのか/浄土は幻化の説にすぎない/真理としての浄土がある/浄土は空間を超えたもの/禅浄双修の批判は禅門内部への警鐘/仏智の本質は一切を映し出す宝珠/能依と所依/一切万物が宝珠である/禅はずばり宝珠を指し示す/極楽は方便/浄土は形をはなれたもの/禅は無念の念仏/あらゆる形を超え、そこにある仏の浄土/非幻をもって幻を幻とする/水月道場に坐し、空華の万行を修す/方便をまったく否定し去るのではない/方便なくして仏教はない/あとがき
遠羅天釜(本文・注)
卷之上 遠羅天釜序
「鍋島椄州殿下ノ近侍ニ答ウル書」
卷之中 「遠方ノ病僧ニ贈リシ書」
卷之下 「法華宗ノ老尼ニ贈リシ書」
(舊友の僧の批判に答える)
(遠羅天釜跋)
續集 「念仏ト公案ト優劣如何ノ問イニ答フル書」
「答客難」(斯經慧梁撰)
遠羅天釜跋
解説
資料『釜斯幾』烏有道人著
遠羅天釜 (原本影印)
卷之上
卷之中
卷之下
續集の跋
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