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特別講座「臨済禅を学ぶためのZEN体験エクササイズ」開催決定!

特別講座「臨済禅を学ぶためのZEN体験エクササイズ」の開催が決定しました!
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【内容】
声や身体を使って、禅修行の基礎を養成します。(坐禅は行いません)
(1)ボイス・アプローチ…呼吸・声をきたえる
(2)イメージ・アプローチ…心身をととのえる
(3)サイコロジカル・アプローチ…自他理解を深める
など
【日時】
2024年
4月11日(木)14:00〜16:00
4月25日(木)14:00〜16:00
【講師】松竹寛山老師(平林僧堂師家・禅文化研究所理事長)
【受講料】
2,000円(税込)
・花園大学学生、関係者:無料(※現学生・教員・職員に限ります。)
・禅文化研究所賛助会員、後援会員:無料(※季刊禅文化の年間購読は、賛助・後援会員に含まれません。)
【場所】花園大学教堂2階 会議室
【募集人数】先着15名まで
【対象】
大学生から一般の方まで
坐禅体験のない方でも参加できます
臨済禅の心理学的アプローチ法に興味のある方
(禅定を深め、ロールプレイを通して、自他理解を促します)
詳細・お申し込みはこちらから!
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CJPF AWARD 2024ムービー部門で大本山永源寺さんがグランプリを獲得!

去る2月26日(月)に、クールジャパン官民連携プラットフォーム(CJPF)が主催する「CJPFアワード2024表彰式」が開催されました。
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その中のムービー(動画)部門(海外に向けて日本の魅力をストーリーとして発信した動画)で、大本山永源寺さんがグランプリを獲得されました。
ぜひご視聴ください。
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サンガセミナー追加講座「臨済禅を学ぶためのウォーミングアップ・トレーニング」開催決定!

2023年度 実践講座・サンガセミナー追加講座 特別編
「臨済禅を学ぶためのウォーミングアップ・トレーニング」の開催が決定いたしました。
【内容】
声や身体を使って、禅修行の基礎を養成します。(坐禅は行いません)
(1)禅ボイストレーニング…声を鍛える
(2)禅イメージトレーニング…心身を調える
(3)禅コミュニケーショントレーニング…以心伝心、賓主互換法
など

【日時】1月30日(火) 10時~12時
【講師】松竹寛山老師(平林僧堂師家・禅文化研究所理事長)
【受講料】2,000円(税込)/弊所賛助会員・後援会員は無料
【場所】花園大学教堂2階 会議室
【募集人数】先着8名まで

坐禅体験のある方や、「はじめの一歩」参加者でさらに禅定を深めたい方、僧堂修行を違った角度から見直したい方 など、坐禅経験がある方なら、ご参加可能です。

ぜひご興味のある方はお申し込みください!

お申し込みは→こちらから!

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禅語こよみ 2024年 【辰年記念―禅寺の龍図―】販売開始

 

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2024禅語こよみ 表紙/天龍寺「雲龍図」

 

先日より、令和6年(2024)の「禅語こよみ」(カレンダー)を発売開始しています。来年の禅語こよみは、辰年記念の貴重な特別企画!

法堂や本堂の天井、襖などに描かれた禅宗寺院の龍図と、禅語を掲載しています。
年末年始のごあいさつ。檀家様やお得意様への配布品としてもどうぞ。

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画部分縦20cm/カレンダー部分縦20cm(刷込ありの場合22cm)/横幅17.5cm
12ヶ月 月めくり
定価:550円(税込)

 

数々のご寺院に協力いただいた今回の企画。研究所のカレンダー制作陣とカメラマンさんで、禅寺を飛び回ってきましたよ。

それぞれの龍ごとに個性や味わいがありますが、どれも力強く、躍動感あふれるものばかりでした。

ちなみに禅寺の龍を一挙に並べた商品はあまりないようで、禅文化研究所だからできる、めずらしい商品なのでは・・と早くも好評をいただいております。

ちなみに各月のラインナップはこんなかんじです!禅寺の龍が大集合。大迫力です!

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100部以上をご注文いただいた場合には、カレンダー下部に寺名や会社名などの印刷をサービスさせていただいています。

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ご注文お待ちしております。

2024 禅語こよみ ご注文は⇒こちらから!

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「河口慧海 仏教探究の旅」展開催

ekaichirashi-1blog.jpgこの9月に、堺市博物館で河口慧海(1866~1945)に関する展覧会が開催される
とのお知らせを頂きました。
黄檗僧の慧海はチベットに仏典を求めて一途に努力し、その出生地である堺市と
してその功績を顕彰する展覧会となるということです。
慧海に師事したひとは多く、妙心寺派管長・花園大学学長・禅文化研究所所長を
歴任した山田無文老大師もそのおひとりでありました。
この機に、慧海の足跡に接して頂ければ幸いです。
詳細は、こちらから。

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季刊『禅文化』269号発刊のお知らせ

本日7月25日、季刊『禅文化』269号発刊です!

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「無外如大」という尼僧をご存知ですか?多くの伝承が伝わる一方、その生涯は不明な点が多い鎌倉時代の高僧です。
今年は如大尼の生誕800年。本日発売の季刊『禅文化』269号では、この機会に中世・近世の知られざる尼寺の世界を特集しています。

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インタビューでは、現代の「駆け込み寺」で活動される松山照紀尼(不徹寺・姫路市)に、庵主としての想いや悩める現代人へのアドバイスを
お伺いしました。特集「禅の尼僧」、ぜひお手に取ってご覧ください。

 

詳細はこちらから。

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瑞泉寺・小倉宗俊老師インタビュー

季刊禅文化270号掲載のインタビューで撮影同行させていただき、瑞泉寺・小倉宗俊老師のもとを訪れました。

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雲水さんを指導される老師ご自身のお気持ちを伺えたことが、特に印象に残りました。
時代の流れによる修行の変化や、「和尚」である人の社会的役割についてのお話も非常に興味深かったです。

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詳しいインタビュー内容は季刊禅文化270号に掲載いたします。
どうぞご期待ください。

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「一休フォーラム」が開催されました。

7月3日(日)、京田辺市にある酬恩庵一休寺にて『一休フォーラム』が開催されました。
このフォーラムは先に東京で開催され、「ぜひ、本拠地の京都での開催を」との声を受けて
今回の開催の運びとなったとの事で、約50名ほどが参加されました。
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講師の先生3名(芳澤勝弘先生、ディディエ・ダヴァン先生、飯島孝良先生)に
よる、一休禅師を中心に回りの人々にフォーカスした題材で話が進み、サプライ
ズで参加者の志村哲先生が一休禅師作と伝わる尺八の楽曲を演奏されました。
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講演後は質疑応答も行なわれ、大好評のうちに終了となりました。
リンクは以下をクリックしてください。

 

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佐々木閑特別教授 就任記念対談の開催について

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第151回花園大学創立記念特別企画として、佐々木閑特別教授と横田南嶺総長の記念対談を下記のとおり開催します。

日時:5月25日(木)
14時~15時(開場13時30分)
場所:花園大学 返照館100
定員:先着200名(※事前申し込み不要)

このたび、佐々木閑教授に本学第1号となる「特別教授」称号が付与されました。
「特別教授」とは、花園大学に在職している教授または特任教授のうち、専門分野において特に優れた業績を挙げ、先導的な役割を果たしている方で、国内外において極めて評価の高い研究を現に遂行し、その継続・発展が期待される方に付与される称号です。


※天候等の理由により中止となる場合がございます。その際は花園大学ホームページにてお知らせいたします。


協力:(公財)禅文化研究所
問い合わせ先:地域連携教育センター 【電話】 075-811-5181(大学代表)

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季刊『禅文化』268号発刊のお知らせ

268号表紙w260.jpg季刊「禅文化」268号発刊のお知らせ
「不生(ふしょう)」で全てが調う。
今回は、江戸時代前期の日本禅宗界で隆盛を誇りながらも、
事実上わずか数代で絶法となった、盤珪永琢(ばんけいようたく)禅師の禅に迫ります。
現代人がいま再びこの教えに触れる意味とは?

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巻頭特別対談(円覚僧堂・横田南嶺老師×祥福僧堂・岩村宗昂老師)は必読です!

詳細はこちらから。

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「自性寺」展のご案内

jishoji_blog.jpg花園大学歴史博物館にて「自性寺」展を開催いたします。
歴代住持に関する資料や、奥平家歴代肖像画、近世禅林墨蹟や近世絵画など実に多彩な自性寺(大分県中津市)の文化財を展観します。

これらの文化財を通じて、中津の地にて奥平家とともに歩んできた自性寺の歴史を紹介するとともに、同地に花開いた禅文化の魅力に迫ります。

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●会期
2023年5月15日(月)~7月8日(土)
会期中、大幅な作品の展示替を行います。
 前期:5月15日(月)~6月10日(土)
 後期:6月12日(月)~7月8日(土)

●休館日
日曜日、祝日
※但し、大学行事により臨時休館する場合があります。

●開館時間
10:00~16:00(土曜日は14:00まで)

●会場
花園大学歴史博物館(無聖館4階)

●入館料
無料

●主催
花園大学歴史博物館
公益財団法人 禅文化研究所

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また、6月6日(火)には記念講演会も行ないます。貴重なお話が聴けることと存じます。
本講演会の入場は無料、事前申し込み制です(定員60名)。

■2023年6月6日(火)13:00~14:30 花園大学教堂ホール
「白隠禅師と堤洲和尚」
芳澤勝弘氏(花園大学国際禅学研究所顧問)

参加ご希望の方は禅文化研究所まで、
・氏名
・連絡先(日中、連絡が取れる電話番号)
・人数(本人含む)をお知らせください。

TEL:075-811-5189
FAX:075-811-1432
MAIL:info@zenbunka.or.jp

 

◆リーフレットはこちらからご覧下さい→ jishoji_A4.pdf

 

 

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「蔵書SEARCH」サイト公開のお知らせ

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このたび当研究所の蔵書検索サイト(蔵書SEARCH)を開設しました。

 

蔵書一覧_blog.jpg検索結果画面に、画像のマークがあるものは、蔵書の画像をご覧いただけます。
画面の拡大やページの移動なども可能です。

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常時追加・改善は行っておりますが、未だ十分でない部分もございます。今後、更なる改善をし、質の向上に努めてまいります。

なお、ご利用に際しては、利用規約および資料室の利用についてをお読みになり、適切なご利用をお願いします。

こちらからアクセスしていただけます。どうぞご覧ください。

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「一休フォーラム」開催のお知らせ

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2023年5月8日(月)に、学士会館(東京都千代田区)にて、「一休フォーラム」が開催されます。
2023年4月に芳澤勝弘『一休宗純『狂雲集』再考』(春秋社)が刊行されることにちなみ、講演と研究報告が行われます。
いま、一休をめぐってどのようなことがみえるのか――みずからを「一段の風顛、はなはだ妖怪」(酬恩庵蔵「一休朱太刀像」一休自賛)と称した一休に再び取り組む場となればと念じております。
当研究所も共催しています。ぜひご参加いただければ幸いです。(予約制)

詳しくはこちらから。

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仕事始め

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新年おめでとうございます。
禅文化研究所は本日が仕事始めです。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年を表す漢字は「戦」でした。ロシアによるウクライナ侵攻から1年が経とうとしていますが、未だ和平への糸口が見つからない状況です。また、新型コロナとの戦いも収束とはならず、状況に応じた対応が今後も続きそうです。
禅文化研究所でも昨年より対面で行う事業が復活してきました。今年も禅と禅文化の普及に務めたいと存じます。

1月25日発売の季刊「禅文化」267号の特集は「仏教における『食』考察」です。今号では、禅の修行の中で「食」をどう捉えるか、過去から現代に至るまで、仏教にめぐる「食」について考察します。また、新連載として、臨済宗方広寺派管長・安永祖堂老師による、誌上提唱『碧巌録』がスタートします。どうか手に取っていただきますようお願い申し上げます。

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仕事納め

25435066_s.jpg今年は3年ぶりに行動制限のない年末年始になるようです。
ここにきて新規感染者が増えているのが気になりますが、感染拡大の深刻な状況にならないことを願うばかりです。

さて、禅文化研究所は本日26日をもちまして本年の仕事納めとさせていただきます。年始は5日まで休ませていただき、6日より通常業務となります。ご迷惑をおかけしますがご了承の程お願いいたします。

みなさまには、本年も禅文化研究所の諸活動にご理解ご協力をいただき、誠にありがとうございました。
どうぞ良い年をお迎えください。

by admin  at 09:25  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

パンダはどこにいる?

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円覚寺の横田南嶺老師が初めての絵本を出版されました。
主人公は一匹のパンダ。自分がパンダであることに気付かないまま「パンダ」に憧れています。
ひと目「パンダ」を見てみたいと動物園に並ぶも願いが叶わずがっかりするパンダ。
悔しさをバネに「パンダ」の研究を始めるのですが、パンダへの憧れは募るばかり。
遂には「パンダ」になるため涙ぐましい修行を開始してしまいます……!

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このパンダがあまりに健気で、一体どうなってしまうのかドキドキしながら頁を繰りました。
平易な言葉と親しみやすい絵で禅の教えをやさしく説く、素敵な絵本です。
本書の大きな魅力である愛くるしいパンダの絵は、臨済宗妙心寺派・東光寺寺庭の横山由馨さんが御担当されています。
大人も子供もたのしめる一冊は、年末年始の贈り物にもおすすめですよ。

by admin  at 12:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

2022年度サンガセミナー「大本山萬福寺・宝蔵院 顕彰特別参拝」修了

DSC_5484_blog.jpg12月3日に行われたサンガセミナー「隠元禅師350年大遠諱年 大本山萬福寺・宝蔵院 顕彰特別参拝」の様子です。

僧侶の案内のもと、萬福寺の境内、そして普段は非公開の開山堂や法堂、東方丈などを参拝しました。お経の実演もしていただきましたよ。

DSC_5494_blog.jpg中国式の異国情緒あふれる境内に、ランタン祭りのカラフルなオブジェもたくさんありました。
寒い一日でしたが、皆さま興味深くお話を聞いておられたり、熱心に写真を撮っておられました。

DSC_5510_blog.jpgそのあとは黄檗宗萬福寺の塔頭・宝蔵院の鉄眼版一切経版木収蔵庫へ。

初代住職の鉄眼(てつげん)が1681年に完成させたお経の版木「鉄眼版一切経版木」(重文)や黄檗宗の典籍の版木などが保管されています。

DSC_5518_blog.jpgこの版木は、明朝体と原稿用紙のルーツであり、版木材には、堅くて摩滅しにくい吉野地方のヤマザクラが用いられています。


自らの大願を叶えるとともに、大慈大悲の心で、幾多の難民を救済することに生涯を費やされた鉄眼道光禅師の息吹を今なお、感じることが出来る貴重な場所です。

約6万枚もの版木に、皆さん驚かれたり感動されたりしていました。

DSC_5447_blog.jpg一方、宝蔵院で我々スタッフが昼食にいただいたのは、「寺そば」(ヴィーガンラーメン)。

動物性食材を一切使用していないラーメンとのことで、四季によってスープの味が違うそうです。冬限定の味噌豆乳味をいただきました。
カルボナーラ風で、まろやかでやさしい大人の味でした。トッピングはとうもろこし、糸とうがらし、白キクラゲ、胡麻など。見た目もカラフルでかわいらしさもありました。
開発には苦労されたそうですが、その珍しさもあって次々とお客さんが来られていましたよ。
宝蔵院では、版木の収納棚を新調するなど文化財保護のための資金を集める「鉄眼プロジェクト」に、寺そばの御代金の一部が募金として志納されます。
法蔵院にお立ち寄りの際はぜひ寺そばを味わってみてはいかがでしょうか。

一日三十食限定(11時~14時)/600円
※不定休あり(詳しい情報は法蔵院ホームページまで)


今回参加できなかったという皆さまも、来年度以降も、色々な講座を企画していく予定ですので、ぜひまたの機会にお待ちしております!

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「見性寺」展 開催中です

現在、花園大学歴史博物館において、「見性宗般禅師100年遠諱記念・熊本地震復興祈念 見性寺」(~1224日(土))展が開催中です。

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禅文化研究所デジタルアーカイブス事業にて、花園大学歴史博物館との共同で、書跡・絵画資料の悉皆調査を実施しました。

本展では、見性宗般禅師百年遠諱を記念するとともに、熊本地震からのさらなる復興を祈念し、震災の被害を免れた見性寺の文化財を紹介します。

S__39583751_blog.jpg震災の被害を免れた見性寺の文化財。頂相や書、印や近代絵画など、さまざまな「禅」の文化財をご覧いただけます。

(画像は前期展示のもの)

詳しくは→こちらから。

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大徳寺方丈の修理現場へ

国宝・大徳寺方丈の修理現場の見学に行ってきました。
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大徳寺は臨済宗大徳寺派の大本山で、鎌倉時代に大燈国師によって創建されました。
方丈は、本来住持の住まいとして用いられる建物でしたが、後に接待や行事の場としても使用されてきました。
現在の建物は、寛永12年(1635)に、大燈国師三百年忌にあわせて行われた伽藍整備の際に建てられました。今回は90年ぶりに建物を解体して修理が行なわれています。
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無数の丸太が組まれた圧巻の空間でした。すべて鳶職人による手仕事だそうですよ。
修理は令和8年まで行われる予定とのことで、完成が楽しみです!

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季刊『禅文化』266号発刊のお知らせ

k267_hp.jpg古くから、一寺の住持となる人物に求められてきた素養や手腕とはどんなものだったのでしょうか?

それを示すひとつの機会として、本山継承の儀式である晋山開堂を捉え、儀式の意義を知るべく特集させていただきました。巻頭では、4月に晋山なさったばかりの南禅寺派の田中寛洲管長が、みずからの開堂を振り返りまとめてくださっています。

連綿と続く法の尊さを感じていただけましたら幸いです。
詳細はこちらから。宜しくお願いいたします。

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「禅文化財COLLECTION」に作品を追加しました。

書画・典籍データベース「禅文化財COLLECTION」に、当研究所が所蔵する作品の中から、新たに関盧山や滴水宜牧の書画等、5点を追加公開しました。

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こちらは新たに公開した「如意図」です。みなさまは「如意」をご存じでしょうか。僧侶の方にはなじみがあるものかもしれませんが、一般的にはご存じでない方も多いのでは・・?

「如意」という言葉には「物事が自分の思うままになること」という意味もありますが、この作品では、僧が読経や説法の時などに手に持つ道具である「如意」が描かれています。本来は孫の手の様に背中を掻く道具で、思いのままに痒い所に届くので、そう呼ばれるようになったそうです。


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続いてはこちら。

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さてこれは何が描かれていると思いますか?

かくいう私も、最初はお掃除ロボットの「ルンバ」にしか見えなかったのですが、この絵が描かれた当時に存在していたら驚きですね!


正解は・・

 

 

 

 



「草座」。


法会などのときに僧や参拝者が座る敷物の一つです。平たく丸く編んで作るもので、古くは真菰(まこも)や藁(わら)などが使われていたようです。
現代の物で例えると、い草の座布団のような見た目に似ているかもしれません。

単純化されて描かれている墨画なので、何が描かれているかが分かるとより一層鑑賞を楽しめますね。

「禅文化財COLLECTION」は、こちらから閲覧できます。ぜひご覧ください。

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禅語こよみ 2023年 【自性寺所蔵品より】販売開始

 

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2023禅語こよみ 表紙/蓬萊山図 山口雪渓筆

 

先日より、令和5年(2023)の「禅語こよみ」(カレンダー)を発売開始しています。来年の禅語こよみは、禅文化研究所のデジタルアーカイブズ事業として調査に入らせていただいた大分県の自性寺ご所蔵の逸品から制作しました。

季節の禅語と、禅の優品を味わうカレンダー。
さらに使いやすくデザインがリニューアル!
各月に、季節に合わせた自性寺の優品と、禅語・詩を掲載しています。

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画部分縦20cm+カレンダー部分縦22cm/横幅17.5cm

100部以上をご注文いただいた場合には、カレンダー下部に寺名や会社名などの印刷をサービスさせていただいています。

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ご注文お待ちしております。

2023 禅語こよみ ご注文は⇒こちらから

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「禅文化財COLLECTION」に作品を追加しました。

書画・典籍データベース「禅文化財COLLECTION」に、当研究所が所蔵する作品の中から、新たに誠拙周樗や弘巌玄猊の書画等、5点を追加公開しました。

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「虎渓三笑図」を新たに公開しました。当サイトのトップページの画像にも使用しているものです。ちなみに、この作品は担当が落款を読むのを苦労していました。
「虎渓三笑」は、日本・中国画の画題で、中国の故事を扱ったもので、好画題としてさまざまな画人たちによって絵画化されました。
中国での浄土教の開祖である慧遠法師は来客を送る際、精舎の下の虎渓という谷川のところで足をとめ、そこを渡ることをしない戒律を守っていました。
しかし慧遠法師は、訪れた二人(陶淵明と陸修静)を送る途中、話に夢中になるあまり、気づいたときには虎渓を数百歩出てしまっていて、そのとき三人手を打ち大いに笑ったといいます。
ある物事に熱中するあまり、他のことをすべて忘れてしまうことのたとえとして、現代では四字熟語で使われています。


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猷禅玄達(東海猷禅)の墨梅図も公開しました。
猷禅玄達は、梅画に長じた画僧として知られています。
こちらの作品は、とても力強く勢いのある筆使いが魅力的な作品です。
太く力強い幹と、細く伸びる枝の描き分けが見どころではないでしょうか。

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花園大学歴史博物館にて
「松雲室100年遠諱記念 見性宗般 ―圓福寺・見性寺所蔵遺墨―」展
が開催中ですが(詳細はこちら)、それにちなんで宗般玄芳(見性宗般)の墨蹟も新たに追加しました。
曲がりくねったユーモラスな字に芸術性を感じます。


「禅文化財COLLECTION」は、こちらから閲覧できます。ぜひご覧ください。

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季刊「禅文化」265号 特集:僊厓(せんがい)―洒脱と禅―発刊のお知らせ

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7月25日、季刊『禅文化』を発刊いたしました。
「僊厓」って誰?と思われた方もいらっしゃると思うのですが、
「博多の仙厓さん」と書けば……おわかりいただけますでしょうか。
今季は、禅味あふれる絵画で知られる江戸後期の傑僧・センガイに迫りました!

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安山世代牒(聖福寺蔵)

「センガイ」の漢字表記は自署でも何パターンかあるのですが、今回はセンガイさんが住持された聖福寺(福岡市博多)細川白峰老師のご教示により、特集タイトルは「僊厓」表記を用いています。
センガイ研究の第一人者が作品の味わい方をご案内くださっているほか、禅僧がたに「禅者としてのセンガイ」について綴っていただけたことは、禅の雑誌である本誌ならではの特長だと思います。

センガイの人間像を掘り下げ、読後にふと「センガイ和尚に会ってみたいな」と思っていただけるような一冊を目指しました。よろしくお願いいたします。

僧堂師家みずから道場をご紹介いただく連載「叢林を語る」は六回目。今季は永源僧堂の道前慈明老師のご登場です。未来の禅僧へのメッセージを、ぜひご一読くださいませ。


詳細はこちら

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「禅文化財COLLECTION」サイト公開のお知らせ

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この度、2022年5月31日付で「禅文化財COLLECTION」を公開いたしました。禅文化財COLLECTIONは、当研究所が管理・運営するサイトで、禅(臨済宗・黄檗宗)を中心とする作品がご覧いただけます。

公開時点では、当研究所が所蔵する作品 30 点を登録しています。今後は作品や画像を追加し、また著作権・二次利用条件の整備など、利活用の円滑化を進める予定です。よりいっそう内容を充実させていく予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

こちらからアクセスしていただけます。どうぞご覧ください。

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茶の湯にかんするウェブセミナーのご案内

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本日は、この6月~7月にかけて開催される国際的なセミナーのご案内です。

サンフランシスコ州立大学主催「サンフランシスコ茶の湯と茶文化国際会議(SFICCTC )」は、茶の湯について最新、あるいは重要な研究を紹介する学会。今回は弊所単行本「新・坐禅のすすめ」にて《坐禅の変遷》をご紹介くださった舘隆志先生(駒澤大学仏教学部講師)も登壇されます(先生の発表テーマは「禅語を通して僧侶の心を理解する」です)。

研究者向けではありますが、茶の湯とこれにまつわる文化に興味をお持ちの方にとって心動かされる発表が多いのではないでしょうか。リモートで実施(要登録)されますので、ご自宅で最前線の研究成果に触れられる貴重な機会でもあるかと思います。今後の発表者も募集中とのことですので、ぜひ下記より詳細をご覧下さい。

茶の湯と茶文化に関する第8回お茶ざんまいサンフランシスコ国際会議
テーマ:「日本のお茶の伝統における展示の芸術」
実施日時:(日本時間)2022年6月12、19、26日、7月3日/午前10:00~

詳しくはこちら

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季刊「禅文化」264号発刊のお知らせ

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季刊『禅文化』264号発刊のお知らせ

若草の季節ですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。弊所は本日、季刊『禅文化』264号を刊行いたしました。今回の特集は「禅と観音」です。

禅宗は自らの内に仏性を自覚することを重んじる宗教であり、特定の本尊を立てません。にもかかわらず、『観音経』を日常的に唱えるなど観音様と密接に関係しているのはなぜなのでしょう。

「大乗仏教の象徴としての観音像」を考えながら、そのルーツにはじまり、教えに基づく意義まで理解していただける特集となっています。ぜひ宜しくお願いいたします。

詳しくはこちらから

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「禅の書画展」開催中です

image10.jpg本日、4月4日(月)より、花園大学歴史博物館において、「2022春季企画展『禪の書画 ―禅文化研究所蔵 高僧遺墨名品展―』」(~5月14日(土))展が開催されました。

本展は、当研究所の所蔵作品のうち、室町時代から現代に至る書画と典籍の優品を通して、禅の美をご紹介するものです。墨に彩られた精神文化と、そこに発露する「禅=こころ」をご堪能いただければと存じます。

image1.jpgなお、本展覧会は事前予約制(花園大学学生・教職員は事前予約不要)となっております。お越しの際は、事前に予約方法をご確認の上、ご来場いただきますようお願い申し上げます。詳しくはこちら

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季刊「禅文化」263号発刊のお知らせ

k263_blog.jpg2022年最初の季刊「禅文化」を発刊いたしました。特集は「黄檗の禅 後編」。黄檗宗の開祖・隠元隆琦禅師の350年大遠諱を記念してお送りする2号連続特集の後編です。前号では主に、禅師東渡の経緯や、このことが当時の日本に与えたインパクトについてご紹介しました。今回は、禅師とその周辺によってもたらされた「文化」の意義を考えて参ります。

中でも鉄眼道光の『一切経』刊行や了翁道覚による日本初の図書館設立は有名ですが、これらの事業によって民衆は知識を身につけ教養を磨くことになり、結果、日本の平和維持に大きく貢献したともいわれます。また、食文化や建築をはじめ、現代人にとっても馴染みある黄檗文化は、さまざまな場所に。

理解の一助となればと図版も大幅に増やしておりますので、本誌を通じて、束の間でも禅師の時代に想いを馳せていただけましたら幸いです。
詳細はこちらよりご覧ください。どうぞ宜しくお願いいたします。

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仕事始め

23078018_s.jpg新年おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

禅文化研究所は本日が仕事始めですが、寺院の行事等で欠勤の職員もいて、本格的な業務は来週以降となりそうです。
新型コロナの変異株の拡大が懸念されますが、今年こそ収束の目処が立つことを願います。

現在、花園大学歴史博物館で公開中の「両足院-いま開かれる秘蔵資料-」展は、1月7日より大幅に作品を入れ替えての後期展が始まりました。会期は2月3日までですので、この機会にぜひご鑑賞ください。また、1月21日には記念講演会も開催いたします。こちらにもぜひご参加ください。

1月25日発売の季刊「禅文化」263号の特集は「黄檗の禅 後編」です。今号では、隠元禅師がもたらした黄檗文化を紹介します。どうか手に取っていただきますようお願い申し上げます。

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仕事納め

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今年も新型コロナに明け暮れた一年となりました。
東京五輪ほどではないにせよ、恒例行事やイベントに際しては、中止の判断やどのように実施するかについて悩まれた方も多かったと思います。
コロナ禍を機に社会構造や生活様式も変化しました。これからは変えるべきものと、変えてはいけないものの見極めが大切になるでしょう。

さて、禅文化研究所は本日27日をもちまして本年の仕事納めとさせていただきます。年始は6日まで休ませていただき、7日より通常業務となります。ご迷惑をおかけしますがご了承の程お願いいたします。

みなさまには、本年も禅文化研究所の諸活動にご理解ご協力をいただき、誠にありがとうございました。
どうぞ良い年をお迎えください。

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花園大学歴史博物館開館20周年記念 「両足院―いま開かれる秘蔵資料―」展 記念講演会

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花園大学歴史博物館で開催中の特別展「両足院―いま開かれる秘蔵資料―」記念講演会を実施いたしました(於妙心寺花園会館教化ホール)。

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講師の片山真理子先生(花園大学歴史博物館研究員・ 東京藝術大学美術学部付属古美術研究施設非常勤講師)は、高麗美術館(京都市北区)で学芸員として15年間勤務された経験もお持ちの、朝鮮美術の専門家であられます。今回の講演会は間際に決まったもので、会場も花園大学より徒歩7分ほどの花園会館での開催でしたが、関心を持つ方々に足を運んでいただき、用意した席は埋まりました。

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演題は「両足院の文物と対馬以酊庵輪番がもたらしたもの」。近年実施の両足院(建仁寺塔頭)の所蔵品の調査・整理をもとにお話いただき、そのなかでも朝鮮から伝来した文物の存在というものは、朝鮮修文職として対馬以酊庵に赴任したことと大きな関わりがあるもので、もちろん朝鮮通信使の来日との関わりは当然あると思われますが、また別の流れではないか、とのことでした。

江戸時代、対朝鮮外交においては対馬藩が徳川幕府より専任され、一手に取りまとめてきました。しかし、国書改竄の事実が明るみとなった柳川一件の後には、京都五山の碩学僧が約2年ごとに派遣されることになり、その後230年にわたって「以酊庵輪番制」として機能しました。両足院からも輪番した碩学僧が4名、中には2度、3度つとめた住持を輩出しており、京都に帰って来る際には、当地で得た土産を持ち帰ったということで、片山先生からは、両足院と以酊庵の歴史や現在展観中の朝鮮美術について、わかりやすく教えていただきました。

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今回、花園大学歴史博物館で公開されているのは、蔵の修復工事にともなう寺宝の一時保管中に行われた、整理をともなう調査研究の成果です。未公開の優品のほか、光の当たりにくい作例にも目を向けた貴重な機会となっています。「書画ばかりでなく、蔵には貴重な古文書も存在しており、保護の意味で両者をともに博物館で預かることとなり、ともに調査する機会を得られた収穫は大きい」と片山先生。絵画と文献の一致についても例を挙げてご紹介くださいましたので、講演会にお越しいただけなかった皆さまも、ぜひレジュメをご覧ください。

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展覧会は、前期は今月25日(土)まで。後期は2022年1月7日(金)からで、作品の展示替えは大幅に行われます。どうぞお楽しみください。なお、1月21日には、同院の典籍調査に深く関わってこられた赤尾栄慶先生(京都国立博物館名誉館員)の講演会も実施されます。詳しくはこちら。皆さまのご参加お待ち申し上げます。

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「両足院展」開催中です

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花園大学歴史博物館で「両足院-いま開かれる秘蔵資料-」展が開催中です。

本展は、花園大学歴史博物館と禅文化研究所が共同で行なった、両足院所蔵文化財の調査の成果として、両足院の多彩な寺宝のなかから未紹介資料を中心に展観するものです。
会期は2022年2月3日まで。会期中、大幅な作品の展示替を行ないます。
事前予約制となっていますが、またとない機会ですので、ぜひご鑑賞ください。
予約方法についてはこちらをご覧ください。

また、記念講演会も2回開催いたします。詳しくはこちらをご覧ください。

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田辺の一休寺開山堂屋根修繕プロジェクト

 

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11月になりましたね。気持ちよい秋晴れです。
さて、禅文化研究所ではデジタルアーカイブス事業で、各地の寺院の宝物調査をしていますが、大事にされているとは言え、それでも虫食いにあっていたり、雨漏りで水濡れしてしまったものとかがあり、残念に思うことが多々あります。
それらを修復した方がいいと薦めても、資金的に困難だということもよくお聞かせ頂きます。
文化財の保存維持にはお金がかかるのが実情です。
国宝や都道府県の指定になっている場合は、相当額の助成を得られますが、そうでなく資金繰りに難しいとき、どうしたらいいだろうか。そんな方法のひとつにクラウドファンディングというものも考えられますね。

さて、一休禅師が再興されたお寺として知られる、京都は田辺にある酬恩庵(一休寺)さまは、元々は、かの大応国師が建てられたお寺です。その開山大応国師の木像を祀る開山堂の屋根は檜皮葺き(ひわだぶき)ですが、風雨による損傷が激しく、雨漏りまでしている状態だそうです。そこでこの屋根の修繕プロジェクトを起こされ、その方法として檜皮ではなく、耐久性の高いチタンでの葺き替えとし、その資金調達にとクラウドファンディングを今日から始められました。

どうか、主旨にご賛同頂ける方は、少しでもご出資いただけるようご協力お願いします。この記事のシェアはご自由にどうぞ。

詳しくは下記から。
一休寺 開山堂屋根修繕プロジェクト(クラウドファンディング)

⽀援募集期間︓11⽉1⽇(⽉)〜12⽉24⽇(⾦)23時

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季刊「禅文化」262号発刊のお知らせ

K262_w260.jpg季刊「禅文化」262号発刊のお知らせ

来たる2022年は、日本黄檗宗宗祖隠元隆琦禅師の350年大遠諱にあたります。中国臨済宗の正脈と大陸の文化は、当時相当なインパクトを伴って日本にもたらされたに違いありません。隠元禅師と、同時代の日本禅界の人々は何を考え、どう行動されたのでしょうか。禅師を顕彰し、その教え、そしてエキゾチックな黄檗文化を、物心両面から二号連続で特集します。どうぞ宜しくお願い申し上げます。


詳しくはこちらから

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楽天ブックス謝恩価格本フェア

 

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2021年10月22日(金)12:00 から 2021年12月22日(水)11:59にかけて、楽天ブックスさんのサイトにて上記のフェアがスタートいたしました。
弊所商品でも謝恩価格としてお手軽にお求め頂けるものを出品しております。

この機会に是非いかがでしょうか。

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新刊、電子書籍も出していきます



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急に秋が深まりましたね。風邪など引かれていないでしょうか。お久しぶりの投稿です。

さて、弊所の本をお読み頂いたことのある方には、先頃ダイレクトメールをお送りいたしました。ご覧頂けましたか?

この11月に新刊2冊発刊します。一冊はこの『新 坐禅のすすめ』(定価1200円〔税別〕)です。
禅文化研究所で働き出してから35年にもなる私でさえ、新刊として出た時を見ていない弊所のロングセラー『坐禅のすすめ』が、この秋、完全にリニューアルして発刊のはこびです。現代の老師方にお願いして、あえて坐禅経験のある方にオススメしたい本となりました。

また本書発刊の前に、西村惠信著『禅心の光芒』(定価1300円〔税別〕)を11月18日に発刊します。禅の祖師方は大胆不敵かと思えば如法綿密。随処に現われるナニモノにも囚われない自由闊達さが光ります。中国・日本における数々の禅録の中から、そういった場面をピックアップして、仏心そして禅心をやさしく解説する本です。

いずれも、通常の書籍版とともに、Amazon Kindleなどに代表される電子書籍版としても同時発刊します。

今まで、あまり積極的でなかった電子書籍ですが、上記の他にも最近の書籍を中心に順次、電子書籍化していきます。また、山田無文老師の「無文全集」の第一回配本分は名著『碧巌録全提唱』ですが、長らく絶版となっておりご迷惑をおかけしております。諸般の事情から、書籍版の復刊はなかなか難しいのですが、このたび、電子書籍版として復刊する準備を行なっております。どうぞご期待下さい。

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季刊「禅文化」261号発刊のお知らせ

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暑い毎日がつづきますが、いかがお過ごしでしょうか。相変わらず社会が変動する中、今季も無事「禅文化」を発刊することができました。ありがとうございます。


真夏ですが、あえて申し上げます。たいへん温もりのある一冊に仕上がりました!と。

特集は、「禅僧が選ぶ一冊」と題し、禅僧の皆さまに印象に残る書籍をご紹介いただいております。執筆依頼にあたっては、「人生を変えた一冊を」というやや無茶なお願いをしてしまったにもかかわらず、これにお応えいただいた文章に編集人一同は感激でした。解説文ではなく、これらの文章そのものがそれぞれ禅の道へと繋がるひとつの物語のようであり、おかげさまで心にじんわり染みる特集となっております。

全国の僧堂師家のお話をお届けする連載「叢林を語る」は、はや三回目。今回は南禅僧堂の日下玄精(くさかげんせい)老師が、南禅僧堂の宗風、未来の臨済宗への想いを中心に述べてくださいました。僧堂OBの方々が後輩達を思うエピソードには、胸が熱くなります。どうぞ派の別を問わず、記事を通じて「オール臨済」で共に臨済宗の継承についてお考えいただけましたら幸いです。

また、ぜひご一読いただきたいのが、今年5月に厳修された臨済寺(中国)の新住職・慧憨(えかん)法師の晋山式レポート。在中国の弊所研究員・李建華が、現地の声を交えて詳細にお伝します。法師がなぜいかに多くの方を引き付けておられるのか。コロナ禍で国外への移動が難しい今、こうしてお伝えできることに感謝いたします。

詳細はこちらから。よろしくお願い申し上げます。


【追伸】
「禅僧が選ぶ一冊」。このブログを読んでくださった皆さまも、お勧めの一冊がありましたらぜひ編集担当までご一報賜りますれば幸いです!

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黄檗宗大本山 萬福寺へ

来年2022年は宗祖隠元禅師350年大遠諱。
隠元禅師といえば、江戸前期に中国から渡来し、当時の中国から多くの文物を日本にもたらした僧として知られています。

先日、隠元禅師によって開創された萬福寺の見学に行かせていただきました。また、主事の方に案内・解説もしていただき、より深く萬福寺を知る機会となりました。


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雨が降る中の見学でしたが、萬福寺独特の魅力を存分に感じることができました。
とても古いお寺なのに目新しさを感じるのは、他に類を見ない建築様式だからでしょう。異国情緒あふれるユーモラスな境内。禅師の影響力の大きさを実感できます。


萬福寺といえば、魚の形をしたこの開梆が有名ですね。
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大きな木製の開梆で、現在も時刻を知らせる際に毎日使われているそうです。(3代目のお魚とのことでした。)
口にくわえている玉は煩悩で、その煩悩を吐き出しやすいようにお腹を打ち、自らも心を戒めます。また、「魚のように寝る間を惜しんで、修行に励みなさい(魚は目を開けて眠ることから)」という意味もあるそうです。
とても独創的な発想で作られた開梆だったのですね。
それにしても不眠不休の心得とは…雲水さんは毎日過酷な修行をされているのだなと思いました。


萬福寺の柱は、石が支えています。

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ここにも中国風の特徴があり情趣を感じました。
昔の建築様式ではよく見られるようですが、この柱、礎石と柱はくっついていないそうです。
礎石の上にただ柱が乗っているだけなのに、萬福寺はこれまで一度も地震による被害もなく残存していることに驚きました。地震の際はこの石が揺れを吸収しているのだろうとのことですが、350年以上も前の技術に脱帽せざるを得ませんでした。
四角い模様のこの床は、龍のうろこを表しているそうです。


また、萬福寺では大遠諱事業の一環として、法堂などの屋根を創建当時の姿に復元されました。

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瓦屋根からこけら葺きへ。とても上品な風合いで、当時の趣を感じることができます。
工事が終わったこのタイミングで伺えて万感の思いでした。


ほかにも布袋様や、「卍くずし」と呼ばれるデザインの勾欄(こうらん)、桃の紋様が刻まれた「桃戸」など、ここに書き切れないほど見どころがたくさんありました。
大遠諱を迎えるこの機会に、ぜひ多くの方に足を運んでいただきたい寺院です。

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玉林院の宝物調査

梅雨も明け、いよいよ夏本番。
だんだん日差しも強くなり、木立の陰を渡り歩く毎日です。

さて、私は禅文化研究所のスタッフとして働き始めてまだ2年の見習いですが、
デジタルアーカイブス事業の宝物調査にとても刺激を受けています。

今年の春からは大徳寺の塔頭・玉林院に出向き、調査を行っています。
通常は公開されておらず、中に入れるだけでも貴重な経験でした。
中には緑が美しいお庭と、日差しが気持ちいい立派な縁側がありました。
野鳥もたくさん遊びにきていましたよ。

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そしてなんといっても本堂にある狩野派の襖絵に圧倒されます。
花鳥図や山水図がびっしり。
ここで調査を行えるのかと思うと、わくわくと同時に緊張が走りました。
そう、文化財に囲まれながら、文化財調査をするのです。
調査ではよくあるシチュエーションでしょうが、私はまだ慣れません。
感動する反面、撮影機材を倒してしまったらどうしようとハラハラ。
寿命が縮まりそうな一日でした。


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調査した宝物は、掛け軸が主でした。
中には先生が「これは珍品中の珍品だ!」と感動される書もあり、
私も感慨深く凝視させていただきました。
「もし禅文化研究所のスタッフになっていなければ、一生経験することがないであろう・・」と思う、日々の出張です。

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伊吹敦先生の『中国禅思想史』発刊

 

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季刊誌『禅文化』で連載をしていただいていた伊吹敦先生の『要説・中国禅思想史』が、再編集され単行本となって登場しました。さらに本書巻末には固有名詞を中心とした「主要語句索引」が付されています。

”禅宗は精神の自由を求めた「アウトロー」たちから始まった” というインパクトのあるキャッチコピー。

中国禅の通史を学ぶには是非!

 

お求めはこちらから

『中国禅思想史』
A5判/上製本カバー装/928ページ
ISBN978-4-88182-326-2

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禅文化研究所紀要35号発刊のお知らせ

★紀要35号_表紙.jpg5月31日に、『禅文化研究所紀要35号』を発刊いたしました。

32号より原則電子版として刊行し、弊所ウェブサイトにて無料で公開しております。

こちらよりご覧くださいませ。

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季刊「禅文化」260号(特集「在家禅 居士と大姉」)発刊のご案内

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古来仏門において、維摩居士をはめ出家しないまま仏道を真剣に行じてきた在家信者は維摩居士をはじめ、枚挙にいとまがありません。特に禅門においては、名だたる戦国武将や文化人など、各時代のリーダーたちが禅に参じてきました。

今回は、それら在家の仏者が日本の禅門および社会に与えた影響を知るとともに、出家・在家相互の立場から、今後の禅門に思いをめぐらしてみます。龍澤僧堂師家・後藤榮山老師がこれまで関わってこられた居士や大姉とのエピソードを筆頭に、「居士とは何か」を考える論稿を掲載させていただきました。

また、僧堂の老師に道場や雲水への想いを語っていただく「叢林を語る」。第二回は、梅林僧堂(福岡県久留米市)の東海大玄老師にお出ましいただき、将来一寺の住職となっていかれる修行僧たちへ厳しくも温かいお言葉をいただいております。

新連載や誌上提唱など、詳細はこちらをご覧くださいませ。
よろしくお願い申し上げます。

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新刊『維摩経ファンタジー』西村惠信著

 

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季刊誌『禅文化』に連載されていた「維摩経を読む」が、改めて書き下ろしで単行本化されました!
弊所の書籍としてはとてもあでやかなカバーの本になっています。「維摩経」の入門書としてオススメします。

また先般(3/11)、京都新聞の特集記事「地域プラス」面の「宗教をガクモンする」というシリーズ記事に、著者の西村惠信先生がインタビューをうけ掲載されました。


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【本書ご紹介文】

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これはオモシロイ!
摩訶不思議な小部屋(丈室)で維摩居士が説く、ブッダの教えを根本にした大乗仏教のボサツ道。
ブッダから見舞いの指示をうけた多くの弟子や菩薩たちが、病に伏した維摩居士のところへ行くのを頑なに断わるその理由とは……。

在家の居士である維摩は、出家の仏弟子や菩薩たちに大乗仏教の核心を説いて、次々と論破していくそのさまはまことに痛快で、ほかの仏教経典の様子とはまったく異なる。それは不思議かつ神通自在であり、決定的に実相を説いているのであった。そして読者は、あまりにもファンタジックなこの物語の中で、自分自身も維摩を中心とする菩薩たちの集まりのなかにいるような気になってしまうのだ。

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ご注文はこちらから⇒『維摩経ファンタジー』 定価1430円(税込)

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講演「禅と鎌倉~禅とともに歩んだ鎌倉文化~」

0302ブログ画像.jpgいまやアジアのみならず世界に広がった「禅-ZEN」。日本における禅のふるさと鎌倉から、講演会のお知らせです。

鎌倉に禅寺が誕生してから今日に至るまで――。禅と共に歩んだ鎌倉の文化を、90分に凝縮してわかりやすくご紹介いただけます。

もちろん感染症対策を万全に施しての実施です。このため大幅な人数制限をしておられることもあるやもしれませんが、この状況下、なんと追加講演の開催が決定したそうです。昨年以来、オンライン講座など新たなスタンダードが受容されつつあるとはいえ、やはり対面での学びは強く望まれているのだなと思わされます。

講師の舘隆志先生は精力的に研究成果のご執筆にも励まれており、さまざまな場面で先生の文を拝読することができます。しかし流れるようなお話ぶりが素晴らしい方で、文章とはまた異なる感動があるはず。諸々ご都合の許す方には好機かと、ブログを書かせていただきました。

詳細は、こちらをご覧ください。

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『俗語言研究』第6号(復刊第1号)ご案内

zokugogen.jpg久しく停刊となっていました『俗語言研究』が、このたび四川大学中国俗文化研究所と禅文化研究所による協同編集として上海復旦大学出版社から復刊されました。
誌名の「俗語言」とは歴代の漢語口語の学術用語で、禅籍の口語の解釈を中心に、禅宗の歴史、禅思想、禅籍文献学など、禅にかかわる問題を研究する専門年刊誌として再出発することとなりました。中国語論文には詳しい日本語概要を附しています。
今後は日本語論文も掲載し、さらに書評、新資料の紹介、研究論著目録の編纂にも力を注ぎたいと考えています。
復刊第1号(2020年10月刊行)の目次は下記のとおりです(タイトルに日本語訳を附しました)。

復刊詞(復刊あいさつ) 雷漢卿、衣川賢次
『趙州錄』注釋(一) 衣川賢次
石屋清珙的平生及相關人物(元代禪禅僧石屋清珙の伝記と関係人物) 邢東風
禪籍詞語訓釋相關問題再論(禅籍語彙の解釈に関わる問題・再論) 雷漢卿、李家傲
禪籍詞語「趁口」「逞口」及其同義詞語的意義和理據(禅籍の語彙「趁口」「逞口」およびその同義語彙の意味と理論的根拠) 王勇
禪籍「及」「去及」考正(禅籍の語彙「及」「去及」についての再検討) 李家傲
「勤巴子」考(「勤巴子」の意味) 王長林
「五洩」考(「五洩」考証) 張子開
日本漢學的「讀原典」傳統――一介老書生的回憶 老書生的治學六十年(日本の中国学の「原典を読む」伝統――一老書生六十年の研究生活の回想) 三浦國雄述、廖明飛訳
唐宋禪宗語錄研究論文目錄稿 鈴木史己
編後記(編集後記) 王長林

『俗語言研究』第6号(復刊第1号)は中国書籍販売店で取り扱っております。

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季刊「禅文化」259号発刊のご案内

k259_w260.jpg2021年がはじまってひと月が経とうとしていますが、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的流行は相変わらず収まりそうにありません。

季刊「禅文化」は、禅の雑誌です。そう謳っているのなら、こんな時こそ禅の世界からの提言をお届けすべきなのではないのかと考えたことから、今季は「コロナ禍をどう生きれば良いのか」、禅界で活躍される方々からお寄せいただいたアドバイスを掲載し、特集とさせていただきました。

先が見えないまま常に前向きでいることは、むしろ不自然に感じられることすらあります。これまで疑うことなく享受してきた数々の「当たり前」が遠く感じられるこの時代を、どう捉えればよいのか。もしいま困惑されておられたり、少し元気がないなら、ぜひ手に取っていただけたらと思います。きっと力が湧くはずです。

新連載として、僧堂の老師がたに自身が指導にあたられている僧堂のご紹介をいただく「叢林を語る」もはじまります。本年も季刊「禅文化」を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

詳細はこちらをご覧下さい。

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新作能「高虎」WEB配信

 

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そういえば、ながらくお能をみていない私ではあります。あの何とも言えない空間と時間をまた味わいたいとは思いますが、このコロナ禍、なかなか足を運ぶこともできません。

さて、以前にこのブログでもお知らせしましたが、新作能「高虎」。大本山南禅寺ともゆかりのある、藤堂高虎は津城(安濃津城)の城主でしたが、もとは現在の滋賀県犬上郡甲良町の出身です。

コロナ禍を越えて、全国の高虎ファンや能楽ファンに届けたいと、このたび、新作能「高虎」を能楽の本場京都よりWEB配信するという企画がもたれ、その上演のための資金をクラウドファンディングで募っておられます。

是非、皆さんもご援助や拡散でお力添えをお願いします。
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オンライン サンガセミナー 残り2講座

 

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今年はじめてのブログ禅更新が今頃となってしまいました。本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

コロナ禍での成人式の3連休は日本海側では大雪で大変でした。私自身も実はもう少しであの北陸道の立ち往生に含まれてしまうところでした。福井市内を車で走りましたが、除雪も追いついていないところもあり、大雪を目の当たりにしました。何日も車の中で過ごさざるを得なかった方には、ほんとうにお疲れ様でした。

さて、本年度、コロナ禍のもとでオンライン講座として開催をしていますサンガセミナーですが、残す2講座が2月3月とございます。どちらも実践を伴う講座ながら、オンラインでやってみようという挑戦でもあります。

1つめは、毎年人気の雨宮ゆか先生による「日々の花講座 -春を告げる黄色の花木-」。毎年は遠路を京都までお出向きいただいての講座ですが、今年はご自宅からの配信講座となります。ただ、事前に先生が花材をご用意頂き、受講者のご自宅まで送っていただきますので、皆さん、同じ花材を使っての受講をしていただくことになります。生けた花をzoomのカメラに写しこむか、スマホで撮影して先生に送って、修正したらいい点などをイラストなどで教えていただき、なおしてからまた確認していただくといった方法をとります。

2つめは、プロカメラマン柴田明蘭先生による「一眼レフデジカメ講座 初心者編(2回講座)」。桜の咲く時期に合わせて、まずは座学。座学を受けた後に受講者の皆さんに撮影を実施して貰い、日を改めて2回目の講座でその写真を先生に講評していただき、写真技術を学習しようというものです。いつもと違う写真が撮れるようになれますよ!

いずれの講座も定員20名としております。お早めにお申し込みをお願いします。詳しくは上記それぞれの講座名をクリックしてください。

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仕事納め(2020年)

 

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コロナコロナの一年も押し詰まりました。未だに収束が見えないどころか、さらに感染拡大で不安が募る状況です。しかし、時間だけは同じ速度で動き続けています。いったいどうなっていくのかわかりませんが、人類が一丸となってこのウイルスに立ち向かっていくしかないのだと思います。
世界は広いですが、世界中で同じウイルスに対して戦っていると感じるとき、ほんとうにグローバルというものを感じて不思議でした。

季刊『禅文化』1月号では、「コロナ禍の今を生きる -禅からの提言-」という特集を組ませて頂きました。1月25日発売です。ご購読頂ければ幸いです。

来年こそは、収束の見込みがつくことを世界中の皆さんとともに祈念したいと思います。

さて、禅文化研究所も本日28日をもちまして本年の仕事納めとさせていただきます。毎年より仕事納めが少し遅くなりましたので、年始は7日まで休ませていただき、8日より通常業務となります。ご迷惑をおかけしますがご了承の程お願いいたします。

みなさまには、本年も禅文化研究所の諸活動にご理解ご協力をいただき、まことにありがとうございました。コロナ禍でテレワークや時差出勤などがあり、またあちこちに出掛けることもままならない一年でしたので、ブログ禅の更新もたいへん滞った状態となってしまいました。
そのかわりと言ってはなんですが、この冬より公式Instagramをはじめました。禅語と写真をあわせて出していきます。ユーザーネーム@zenbunka ですので、よろしければフォローをお願いします。

では、年末年始、ご自愛の上、よいお年をお迎え下さい。また来年もよろしくお願い申し上げます。

by admin  at 09:25  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)
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