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2019 祇園祭宵山

 

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蒸し暑いですね。京都では、今日は祇園祭の前祭の山鉾巡行です。というわけで昨夜はその宵山祭でした。

ここ数年、祇園祭の日程が、海の日の絡んだ3連休と重なっていたので、京都に出勤してきている者としては、逆に祇園祭に接しないことが多かったのですが、やっと連休から抜け出たということで、就業後にカメラを抱えていざ出陣。と思ったら、雷が鳴って土砂降りの夕立に。15分ほど足止めをくらいましたが、その後にやんでくれましたので、蒸し暑い中でしたが宵山を楽しむことができました。

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以前は道路に屋台で買った飲食物のゴミが道路に散乱したりしていましたが、昨今は、分別して捨てられるゴミ箱があちこちに設置されていて、そこにおそらくボランティアかとも思いますが、係の若者達が常駐しているのが見てとれました。おかげで道路はきれいに。
それから、歩行の一方通行も徹底されていて、多くの警察官や係員が誘導されているので、歩くのもだいぶ楽になったように思います。

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インバウンドを推進されているために、多くの海外の方も見受けられましたが、混乱無く楽しんでおられるようでした。

例年だとそろそろ梅雨明けということですが、はてさて今年はどうなることやら。

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庭木剪定の季節

 

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まずは夏らしく、先日、自坊の近くのひまわり畑で撮影してきたひまわりの写真を……。ちょうどアゲハチョウがやってきて、長らくこの花に止まって蜜を吸っている様子でした。

さて、関東などでは7月盆の真っ最中で、和尚さん達は棚経や施餓鬼法用に東奔西走していらっしゃることでしょう。京都では祇園祭。今夜が前祭の宵山です。夜にはカメラをもって繰り出そうと思っています。

近畿は8月にお盆なのでまだ悠長にしてはおりますが、とはいっても、そろそろ庭木の剪定などをはじめて、お盆に向けて境内を整えていかなければならない季節ではあります。

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今年は梅雨入りも遅かったのと、あまり暑くないからなのか、庭木の葉っぱの伸び具合も例年より短い気がします。まずは、山門前についたてのようにある槇の木からはじめました。電動植木バリカンで刈り込んでいくので、昔のように時間はかかりませんが、真っ直ぐに、それもあまり遠慮しすぎるとどんどん大きくなってしまうので、ちゃんと刈り込んでいかなければならないのです。
考えてみれば、この刈り込み、何年やってきただろうかなぁなどと思いながら刈り進めていきました。

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というわけで、刈り込みがおわかり頂けるでしょうか。このあと、足元の龍の鬚も刈り込んだりして掃除をし、すっきりしました。まだまだ作業は残っていますが、とりあえず、一つ終わりました。

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禅文化研究所の銘板

 

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こちらは、禅文化研究所の玄関にかかっていた銘板です。おそらくですが、初代所長の山田無文老師のご揮毫であろうかと思います。発足して50年以上が経過し、判読もままならぬ感じになってきてしまいましたので、このたび、新調することになりました。

 

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そしてできあがったのがこちらです。花園大学内にあるこの建物もすでに40年ほど経ったことになりますが、銘板だけ新しくなりました。もちろん、もとの銘板は資料室の閉架図書室に大切に保管をしておきます。

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研究所の花 2019/7

 

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先週末の土日は当初、雨予報でしたが、結果的にはいいお天気になって日焼けしてしまったという方も少なからずおられるのではないでしょうか。

さて、今週の研究所の花です。自坊の庭の花も少し変わってきました。もうそろそろ紫陽花は終わりそうですが、日陰にある花を選んできました。今年は、半夏生がだいぶ増えてくれたので喜んでいます。

 

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オレンジの花はヒメヒオウギズイセンです。斑入りのタカノハススキもだいぶきれいな葉を伸ばしてきました。フジバカマやラベンダーも咲いています。

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今週も気持ちよく過ごせるといいですね。

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五里霧中にならないように

 

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まず、九州地方では去年に続いて同時期に集中豪雨の被害に遭われているとのこと、どうかご無事でありますように。

先日、徳島に出かけてきました。九州各地に避難勧告が出ようかという時でしたので、四国も大丈夫だろうかと思っていたのですが、あまり大した雨には見舞われずに済みました。ただ、こんな写真のように、雲霧のせいで鳴門大橋が五里霧中といった様子でした。

五里霧中という言葉を、小学館『日本国語大辞典』であたってみると、

『後漢書』の「張楷伝」による語⇒五里霧。深い霧の中で方角がわからなくなってしまうこと。転じて、物事の事情が全く分らず、すっかり迷ってどうしてよいかわからなくなってしまうこと。手探りで進むことのたとえ。

とあります。

じつは、今月中旬に、禅文化研究所で書籍の組み版や、臨黄ネットの更新や事務的なこと、図書資料のデータ整理などをやってもらっていた女性スタッフのMさんが退職します。そこで求人をかけたところ、その代わりに新しく一人の女性スタッフTさんが入ってきてくれました。平成生まれの新人です。
約1ヶ月半ほどをかけて業務の引き継ぎをしてもらっているところですが、なにしろ多岐に亘る業務で、引き継ぐ方も引き継がれる方も大変かと思います。私達にはあたりまえのような各地の本山や末寺との関係や仕組みなど、目にもしていないことを実務でやらなければならないわけですから……。
そもそもは私に責任がある仕事でもあるので、様子を見ながらサポートもしているのですが、それこそ「五里霧中」にならないようにと願ってやみません。

 


b_20190703_MG_6971.jpg鳴門海峡の渦潮

小さな職場で、みんな長く働いてくれるので、そうそう新人が入ってくる禅文化研究所ではありません。
ともかく、こんな渦潮になってしまわないようにがんばってほしいなと思っています。ご縁のある皆さんも、どうぞ温かい目で見守っていただきますよう、よろしくお願いいたします。

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今年の紫陽花は花が少ないのでは

 

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2019年も半分が過ぎてしまいました。如何お過ごしでしょうか。
先週末に鎌倉円覚寺を日帰りで訪ねてきました。昨年より勤修されてきた釈宗演老師と大用国師の遠諱事業もほぼ終わり、これらの記録本作成のための打ち合わせのためです。

円覚寺には境内にたくさんの紫陽花があって、この時期には目を楽しませてくれるのですが、どうも今年は花が少ないのではないかと思いました。ひょっとしたら、もうピークは過ぎているのかも知れませんが、実は自坊の紫陽花も然り、京都の紫陽花で有名な某寺院も然りといったわけで、ひょっとしたら、気温の低さや雨の少なさが影響しているのかも知れませんね。

 

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ところで、円覚寺に行くときには、新幹線の新横浜から乗り継いで、横浜駅に出て、そしてJRの湘南ラインで北鎌倉に向かうのですが、この電車、15両編成なのです。

関東の方にはよく知られているからなんのことはないでしょうが、関西ではJRであんなに長い列車はないと思います。せいぜい12両まで。そして、北鎌倉駅の改札口は、ホームの一番端にありますので、15両目になんて乗ろうものなら、降りるのに駅から出るのに延々と歩かねばなりませんね。

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これは帰路に撮ったものですが、北鎌倉の改札口から入って6両目くらいまで歩いてきたところです。が、これでもまだ先にこんなにホームが続いているでしょう? いかに東京や関東の電車は乗降客が多いかがこれをみてもわかるかと思います。

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自坊では今、大好きな半夏生が咲いています。半夏生は、葉っぱが半分おしろいをつけたようなので「半化粧」とも書いたりするらしいですが、私は、夏至から数えて11日目にあたる「半夏生」の頃に咲くからつけられたこの字が好きですね。

最近は半化粧で電車に乗ってきて車内で調えられる?女性もおられますが、公衆の面前に出られるときには、全化粧か素顔がいいですよね。

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梅雨までいざようのか

 

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皆さん、九州北部から近畿地方は、未だに梅雨入りしていないのです。いったいどうしたことでしょうか。
ひょっとすると、このまま梅雨が来ないのではないかと思えるほど、これを書いている6月25日の京都の空も、真っ青に晴れ上がっています。

梅雨が来ないなんてことあるのだろうかと思ってググってみましたところ、1963年に梅雨が来なかったらしいですね。ちょうど私が1歳の時のことになります。

しかし、これだけ雨が降らないと、農作物に影響が出ることは必至でしょうね。自坊の周りの青田も、心なしか元気がないようにも思います。琵琶湖の水も渇水の一路でしょうね。そうはいっても自然の力なのでどうすることもできません。祈るしかないのでしょう。

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さて、先週でしたか、こんなストロベリームーンを観られました。皆さんはいかがでしたか?

6月の満月の頃にアメリカではイチゴの収穫時期だということで、ストロベリームーンというようです。イチゴのように赤い月が昇るわけでもないのですが、そんな目で観るとそう見えてくるから不思議です。

この月が昇ったのは6月17日でした。ちょうど帰宅途中に自転車に乗ってあぜ道を走っていた時だったので、自坊に着くや、カメラを持ちだして三脚を立てて撮影したのです。

翌日もいいお天気そうだったので、また同時間にカメラを持って月が昇るのを待ったのですが、出てこないのです。

日の出時刻は毎日1分程度の違いですから、頭の中で月も同じくらいだと決めつけていたのですが、5分経っても、10分経っても月は昇ってきません。あきらめて夕食を取りはじめ、30分ほどしてまた外に出て確かめたのですが、やはり出てきません。曇っているからかと思ったのですが、土星や木星は光って見えています。月はどこへいったのだろうと、冗談のようですが半ば心配になっておりました。頭にクエスチョンマークをいっぱい立てながら。

お恥ずかしい限りです。皆さんはご存知ですよね。翌日になって調べてみたところ、満月の翌日は1時間近くも月の出る時間が遅くなるのだということを知りました。

ある友人が教えてくれました。満月の翌日の十六夜は「いざよい」というでしょ、と。これは古語の「猶予(いざよ)う」という言葉からきていて、つまり躊躇することなんだと。十六夜は躊躇するように50分以上も遅れて昇ってくることから、それを擬人化して「いざよいの月」と言うようになったんだそうです。

さて、梅雨も猶予(いざよ)っているのでしょうか。季節はきちんと回ってくれないと、いろんなことが大変になってきますね。


話は変わりますが、7月19日(金)に、サンガセミナー2019京都講座で、「地獄絵絵解き講座」を、京都では「冥界への入り口」とも呼んでいる六道珍皇寺様にて開催させていただきます。講師はこの分野の第一人者である西山克先生(京都教育大学名誉教授)です。六道珍皇寺様ご所蔵の「熊野観心図」も特別に公開いただきます。

また、午後には、同じ会場にて、花園大学歴史博物館館長の福島恒徳先生(花園大学教授)による、仏像や仏画の基礎を学ぶ「仏教美術鑑賞入門」もどうぞご受講下さい。

どんどんと受講のお申し込みが来ています。どうぞお申し込みはお早めに。

 

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 ←参加申し込みや詳しい情報はバナーをクリック!

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西田幾多郎記念館へ

 

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先週末、石川県かほく市にある西田幾多郎記念哲学館へ行ってきました。私は二度目の訪問になりますが、高校時代の友人達との旅行中に立ち寄った次第です。

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かつて学業優秀だった友人達ですが、特に理系の友人などは哲学と聞いただけで頭が痛くなるとかいいつつも、十牛図のモチーフ展示でそれが何なのかを話したり、「私が井戸を見ているのか、井戸が私を見ているのか」について考え込んだり、西田先生の生涯を知って、前半生があまりにも悲惨な状態だったのに、あれほどの世界的な哲学者になり、60歳台で再婚をされたあとのゆるやかな顔を見て、定年が近づいてきている自分たちも、じつはまだまだこれからだと思い直すに至ったりと、なかなか有意義な時間をすごすことができました。

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この空間の美しさには毎回、息を呑んでしまいます。あの安藤忠雄氏の設計によるものです。

なお、来たる8月10日には、“「京都禅哲学」の諸相 -『十牛図』から見た西田・西谷・上田の「場所」論再考-”と題して、禅文化研究所哲学研究班のメンバーでもあります、森 哲郎氏(京都産業大学教授)が講演をされるようです。

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日本海やかほくの町が見渡せる、気持ちいいところです。

ここに入館すると、金沢市内の鈴木大拙記念館に無料で入館できるということでした。おすすめです。

 

★禅文化研究所の「哲学・思想・文学」書籍★

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祇園禅カフェと

 

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直近のお知らせで失礼します。

来たる6月23日(日)夕刻に京都の祇園は八坂神社のすぐ近くにある、ギャザーというお店(バー)で、下記のような禅カフェが開催されます。なんでまたバーで?ということですが、実はこのギャザーという店を前のオーナーから譲られた福井文雄さんという方は、「京都仏教文化フォーラム」の主宰でして、どうせなら仏教的なことをやりたいという思いで、こういったイベントを企画されているとのことです。

実は私も以前に行ったことのあるお店ですが、小さなお店ですのであまり沢山は入れません。しかしあちこちで禅カフェをされている羽賀浩規師の指導ですので、ゆったりとした時間を過ごせるのではないでしょうか。

参加には予約が必要です。こちらからどうぞ


京都・祇園 禅カフェ~日曜・午後のひと時を坐禅とお抹茶で楽しむ
■日時=2019年6月23日(日)15:00~16:30
■会場=祇園・ギャザー/新・祇園舎 https://gion-gather.com
(605-0073 京都市東山区祇園町北側317 ソニアビル・地階)
 *「祇園会館」北3軒目、花屋さん「花新」地下(B1)
■内容=臨済禅とは「坐禅を体験」
    坐禅の後は、羽賀浩規師の点てる抹茶とお菓子で楽しみます。
■指導=羽賀 浩規 師(臨済宗妙心寺派蓮華寺住職、臨済宗妙心寺派花園禅塾塾頭)
■参加費=2,000円(お抹茶+お菓子代を含みます)
■定員=8人(定員になり次第締め切ります)
■主催=京都仏教文化フォーラム
■開催趣旨=
今回は、京都仏教文化フォーラムの新企画「京都・祇園 禅カフェ」を開催します。指導は、臨済宗妙心寺派蓮華寺のご住職で、臨済宗妙心寺が運営する学生寮「花園禅塾」の塾頭をされている羽賀浩規師にお願いしました。
開催は日曜の午後。坐禅の後には、羽賀師の点てる抹茶とお菓子が楽しめます。祇園のミュージックバーで開催される異色の坐禅会。小さい会場なので募集人数は少ないですが、ぜひご参加ください。
■羽賀浩規師からひとこと=坐禅のススメ
普段の生活の中、背を丸め、意識もしない浅い呼吸をして、なんだかスッキリしない毎日を送っていませんか?
私たちの日常は、一人になる場所も時間も持ちながら一人になりきれず、スマホ、パソコン、テレビなどの媒体につながり、常に心頭も揺れ動いています。
それらと離れて背筋を伸ばし、ゆったりと呼吸し、静かに坐る時間。心と身体に気持ち良い時間を味わってみませんか? お待ちしております。
[時間配分(めやすです)]
6月23日 調身、調息(15:05 体操、15:20 フォーカシング)、15:35 坐禅、16:00 茶礼(抹茶と生菓子)


 

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また、福井さんは別途、このギャザーを使って、毎週月曜の夜にお坊さん傾聴バー「相談・坊」ということも先月から始められました。

傾聴僧の会代表の石倉真明さん(浄土宗西山深草派・宝樹寺住職)と同会メンバーの三輪愿宗さん(浄土宗・西方寺住職)の二人の僧侶が、出勤前のホステスさんをはじめ仕事帰りの会社員という幅広い対象の、いろいろな話を聞いてくださるというものです。

こちらも予約が必要です。こちらからどうぞ

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建仁寺で暁天坐禅会

 

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7月になると、各地の臨済宗本山で暁天坐禅会、暁天講座といった一般向けの講座が開催されます。今回は、京都東山の建仁寺での「緑陰講座」をご紹介します。

午前6:30から30分の坐禅のあと、7:10から8:00ごろまでは「緑陰講座」として、7月12日~14日の間の3日間、下記の通りの講座がございます。

7/12 「日本の庭園の今と昔」 (株)中根庭園研究所代表取締役所長 中根史郎先生

7/13 「病と介護に学んだこと」 エッセイスト 岸本葉子先生

7/14 「碧巌録第九十九則 肅宗十身調御」 建仁寺派管長 小堀泰巖老師

※最終日7月14日の講座後には粥座(しゅくざ)[朝食]の接待があるそうです。

梅雨明けの頃、早朝に坐禅で清々しい気持ちに心を調えた後の講座、お出かけになってはいかがでしょうか。

なお会費・申し込み等は不要です。

 

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方広寺新管長 安永老師のDVD撮影

 

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去る金曜日に、浜松市の大本山方広寺へお邪魔してきました。
弊所の「DVD禅僧が語るシリーズ」第13弾となる、方広寺派管長安永祖堂老師のインタビューなどの撮影のためです。

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インタビュアーは、金子あいさん。本シリーズで何度もインタビュアーをしていただいていますし、方広寺前管長の故・大井際断老師のDVD撮影の際にも金子さんでしたので、二度目の方広寺訪問とのこと。余談ですが金子さんは舞台俳優で、近頃、平家物語の語りをライフワークのように取り組まれています。そうそう、本ブログでも紹介したことがありました。

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朝方には僧堂の様子や、境内や方丈を拝観するインタビュアーの様子をさきに撮影しました。直虎ブームのときには、かなりの数の拝観者もおられましたが、近頃はだいぶひっそりとしています。撮影中、一般拝観の方々に気を回すことなども皆無でした。

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そして10時からは安永祖堂老師のインタビューの開始。予め予定した質問内容はあるものの、そこからさらに踏み込んで、私達も横から新たな質問を入れたりしましたが、さすがに大学で教鞭を執られていただけのこともあり、いちいち丁寧にお答え頂き内容的にも大変おもしろいものが撮れたと思います。2時間以上にわたる撮影の中から、この後、プロデューサーが半分以上をカットして45分程度にまとめていくのですが、興味深い内容になることは間違いないでしょう。

秋頃には商品化できるかと思いますので、どうぞお楽しみに。

 

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釈宗演老師没後100年記念事業

 

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釈宗演老師が中興開山である鎌倉の東慶寺では、没後100年にあたる本年、大法要や記念講演など、宗演老師を顕彰する事業を展開されます。

詳しくはこちらまで。

昨年は大本山円覚寺での100年遠諱やゆかりの地での顕彰事業が行なわれましたが、今回の催しも、世界を巡錫し欧米にZENを広めた釈宗演老師のことを深く知る機会になると思います。

なお、禅文化250号でも特集を組んでいますのでご高覧ください。

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白隠禅師の地へ -松蔭寺と産湯の井戸-

 

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一昨日のブログに続き、自坊の檀家さん達を引き連れての白隠さん由緒の地めぐり、その二日目。

残念ながら露天風呂からの富士山は拝めませんでしたが、伊豆長岡のいいお湯につかって、ホテルを後にしました。向かったのは沼津市原町の松蔭寺。ご存知の通り、白隠禅師が住職をされ、多くの修行者達を接化された古道場です。

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もちろん檀家さんたちは初めての参拝。本堂にお賽銭をお供えして手を合わせました。その後、本堂裏にあるお墓の方へご案内し、白隠禅師のお墓にお参りです。

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普段から法話などで白隠禅師のことは話してはいますが、「白隠禅師坐禅和讃」をつくった白隠さんくらいにしか、おそらく理解を得ていなかったであろうと思いますが、こうして由緒の地を廻ることで白隠禅師がどういう方で、どんなところにおられたかなど、身近に感じられて、布教効果は抜群です。

墓地内を少し探したところ、白隠禅師のご実家である長澤家のお墓も発見。前日に説明していたのですが、今は「耕文社」という印刷会社を経営されていて、私が勤めている禅文化研究所での刊行物も多くここで印刷して貰っているというと、また親近感がわくようでした。

このあたりのお墓は黒石が多いねぇとか、大きな墓石が多いとか、お土地柄の違いにひどく感心する檀家さん達。

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つづいて、松蔭寺のすぐ近く、いまは「白隠禅師産湯の井戸」としてお祀りされている長澤家跡にもお参りしました。こちらは白隠禅師250年遠諱を記念して大本山妙心寺が整備をされてきれいになっています。

白隠禅師の作られた「隻手音声」を表わす、白隠禅師筆の片手の絵が彫られた石もありましたので、こちらでも公案について説明したりして、臨済宗の修行に欠かせない参禅ということの話などもできました。ほんとに自坊にいて話していても、なかなか理解されにくい話ですが、こうして僧堂の生活や、白隠禅師の由緒の地を訪ねて、現地で話をすると、檀家さん達も興味ぶかく、また熱心に話を聞いて下さっていました。

沼津港市場に立ち寄って、おうちへのお土産をたんまり買い込まれた皆さんと、夕刻に無事に自坊に帰り着きました。また機会を作ってこういう旅をしたいものです。

 

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白隠禅師の地へ -龍澤僧堂-

 

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去る土日の二日間で、自坊の檀家さん7名をお連れして、三島の龍澤僧堂を訪ねてきました。私自身も在錫した僧堂ですし、今、弟子である息子も在錫中ですので、一度お参りしたいという声があったのです。

近畿はまだですが、東海地方はすでに梅雨入りしたとのことですが、初日は時折日差しが見えるような日で幸いでした。さすがに富士山を拝むことはできませんでしたが、龍澤寺に到着すると、まず方丈で本尊諷経をいたしました。見たこともないほど大きな魚鱗に檀家さんは驚きの声。その後、松華室老漢がお出ましになり、お茶とお菓子をいただきながら親しくお話をいただきました。

90歳になろうというのに、お顔の肌つやは全くそんな風に見えず、また矍鑠とした雰囲気に、檀家さん達も圧倒された様子で、龍澤寺を後にしてから、「老師の姿を見ておもわず姿勢を正してしまった」といった声がしきりと出ていました。また老師から富士山の絵に賛をされた色紙を全員にいただき、ありがたく頂戴しました。老師や弟子もふくめて全員で記念写真も取らせて貰った次第です。

その後、開山白隠禅師、二祖東嶺禅師、中興星定禅師の木像が祀られる開山堂にお参りし、つづいて禅堂内部も拝観させてもらいました。案内は弟子がしてくれました。檀家さん達ははじめて見る禅堂で興味津々です。どんな生活をしているのかをかいつまんで話をしておきました。

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方丈の裏手にある開山塔にもお参りし、そこから裏山を見上げると鎮守堂が見えます。雲水の頃、あそこにも上がって諸堂諷経したなぁと思い出しておりました。街中の喧噪とはかけはなれ、龍澤寺の境内は静かで、心も落ち着いてきます。こんな広い境内を少ない雲水で掃除するだけでも大変ですが、さすが僧堂ですから草も生えておらず美観が保たれています。

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檀家さん達にとっても、檀那寺の和尚やその弟子が修行したこの龍澤寺を訪ねられたことは、大層よかったようです。夜は伊豆長岡温泉に宿をとり、楽しく賑やかに懇親会をしたのでした。二日目は、白隠禅師の生まれ故郷である原へ参ります。

つづく

 

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誠拙周樗展 あと少しです

 

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4月2日から花園大学歴史博物館で開催してきました、「大用国師200年遠諱記念 誠拙周樗-鎌倉禅中興の祖-」展(共催:大本山円覚寺・花園大学歴史博物館・公益財団法人禅文化研究所)も残すところ2週間弱となってきました。

現在は、長いGWがあけてから後期展示に変更して展観しております。

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非常に多くの遺墨点数を残されている誠拙周樗禅師ですが、やはりこれほど一挙に集めた展覧会は、そうそう機会があるものではありません。非常に品格のある作品の数々です。

 

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円覚寺に残る史料的にも貴重なものも多く、芳名帳を見ると、鎌倉からお越し頂いている方もたくさん見受けられます。

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樽のように見えているのは風呂釜。現在の電気ポットのようなものです。

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会期は6月15日まで。どうぞお早めにお越し下さい。

なお、展覧会図録は花園大学歴史博物館にて販売しており、またさらに大部の『大用国師遺墨集』は禅文化研究所にて頒布販売させていただいています。

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花菖蒲とキャンドル リット ヨガ

 

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さて、6月に入りました。もうすぐ梅雨がやってくるようで、湿度も高くなってきた今日この頃ですね。

自坊ではいま菖蒲がきれいな花を咲かせています。田んぼは田植えも終わって、きれいな水を流し込んでいる水路から少しだけ、自坊のビオトープにも流し込ませていただいているので、ここは湿地帯になっていて、いつもこの時期に菖蒲が見られます。

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私自身は特に、この白い菖蒲が好きですね。菖蒲の写真を撮り終えて歩いていると、水路には鴨がすいすいと泳いでいました。近所の料理屋さんが飼われている鴨だと思いますが、昼間は自由にこうして水路で遊んでいるんですが、夜になったら、ちゃんと料理屋さんの小屋に帰っていくそうで、なんとも穏やかな風景でしょう?

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それから、最近、自坊で寺ヨガをはじめました。四人の講師がいて、いろいろなタイプのヨガ講座を開いています。先日の土曜日夜には、キャンドルリットヨガとして、本堂でほのかなあかりの中でのヨガ講座をやっていました。

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じつは安全のためにロウソクのような小さなLEDランプを使っています。今どきはロウソクのようにゆらゆら、ちらちらと燃えるように点灯するので、ほんとにロウソクがたくさんあるような雰囲気です。

境内では蛍も飛んでいて、田んぼから蛙の声も聞こえている中、ゆったりとヨガを楽しまれていました。

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研究所の花 2019/5

 

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新緑の5月ももう今日で終わりですね。今年は雪が少ないね、などと言っていたのがついこの前のようなのに、ほんとに月日の経つのは早いものです。

昨日は禅文化研究所の決算理事会でした。全国各地より理事方にご参集いただき、昨年度の事業報告と決算書類を提出して吟味頂き、承認を得ることができました。

さて、久しぶりですが、弊所のお花係が生けている研究所の花をお知らせします。

冒頭は玄関の掛け花入れに生けた、八重のドクダミ。普通のドクダミは沢山咲いているのですが、その付近で八重を一つだけ見つけたので摘んできました。

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こちらは菖蒲と柏葉紫陽花。白い菖蒲は自坊のものですが、柏葉紫陽花はまだ咲き始め。ここに生けたのは、先日、研究所にこられたKさんがお手持ち頂いたものです。Kさんはデジタルアーカイブ調査の時にお手伝いいただいている研究者です。お花を持ってきていただけるというのは嬉しいですね。

 

b_BKL9588_1.jpgつづいて、応接室には、紫の菖蒲とこちらは自坊の柏葉紫陽花。少しだけ咲き始めた小さいのを切り取ってきました。紫色の丸い葉っぱはスモークツリーです。

柏葉紫陽花は水揚げがしにくいので、なかなか生けにくいですが、なんとか大丈夫そうです。

最後に廊下には珍しく薔薇などを。今年は薔薇の花が沢山咲いていますので、とげを処分して持ってきました。
禅文化研究所の所内の廊下はグレーでどんよりした雰囲気(笑)なのですが、この薔薇のピンクのおかげで、今は少し華々しく明るく見えます。

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禅文化研究所はただ今、編集部員を求人中。なかなか決まらないのですが、弊所の業務に興味を持って応募して下さっている方が数人おられて、近々決まるのではないかと思っています。

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ホタルの季節

 

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先週末から今週のはじめまで、初夏と言うより、もう夏ではないかというような暑い日が続きました。衣替えは6月などと言っておられず、週末に法事にお参りした時には完全に夏用の法衣を纏って出かけた私です。

さて、今年もホタルの舞う季節がやってきました。一昨年までは6月に入ってからだったのですが、去年あたりから急に5月の中旬からホタルをみるようになりました。

今年も先週末に飛んでいるのに気づいて、今年こそはと思い一眼レフに三脚を付けて出ました。大袈裟に言っていますが、実際には自坊の裏の小川に沢山飛んでいるのです。一つの川から集落の中の幾つもの筋に分かれている小川なのですが、不思議にある一筋のみに大量発生し、他の川には見かけないのです。

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撮影データ:f7.1/ISO-500/13秒/105mm

SNSで友人知人に写真を送ったところ「田舎はいいね」とか「環境良すぎ!」とかのコメントをいただきますが、本当にありがたいことです。下水道が整ったおかげで、河川に汚水が流れなくなり、10年近く前から、またホタルを身近に見かけるようになったわけです。

カメラを三脚につけてスローシャッターを押すと、カメラのパイロットランプが光るのですが、面白いことにこの光をめがけて求愛してくるホタルもいたりします。

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撮影データ:f7.1/ISO-500/13秒/105mm

ひょっとしたら、皆さんのおうちの近くの小川にも蛍が飛んでいる穴場があるかもしれませんよ。

ちなみに、ホタルの数え方、一匹、二匹、ではないのですが知っていました? 光っているお尻を数えるから、一尻、二尻というわけでもなく、なんと一頭、二頭と数えるんだそうです。動物ならわかりますが昆虫なのに面白いですね。そう思って調べてみたところ、学術上、昆虫類は全般的に一頭二頭と数えることが定着しているんだそうです。

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令和元年度 サンガセミナー京都講座 募集開始しています

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 ご案内がおくれ一部の方にはお待たせいたしておりましたが、今年度も実践講座「サンガセミナー」京都講座を開催します。GWが長かったものですから、なかなか企画を決めるのに時間がかかってしまいました。

 が、今年も興味深く受けて頂ける講座、そして会場の設定ができましたのでご案内申し上げます。また、弊所の商品をお求めになったことがあるお客様や、臨済宗黄檗宗のご寺院には、後日、郵送でもご案内をお送りいたします。

サンガセミナー2019_1.jpgサンガセミナー2019_2.jpg  

※クリックすると大きく表示します

 さて、昨年は高台寺で行なった「地獄絵絵解き講座」を、今年は「冥界への入り口」とも言われる六道珍皇寺にて開催。ご所蔵の「熊野観心図」も特別に公開いただきます。仏像や仏画に興味のある方は、さらにそのまま午後の「仏教美術鑑賞入門」もどうぞご受講下さい。
 また、今年は新たな講座も企画、ヨガとピラティスにも挑戦していただきます。こちらは南禅会館の大広間にて日曜日に開催! 「禅の建築講座」では、建仁寺と法観寺(八坂の塔)を訪ね禅宗建築と和様建築の違いを実見していただきます。昨年は黄檗山萬福寺でしたので普茶料理付にいたしましたところ、大変好評をいただきましたので、今年も昼食付。建仁寺御用達の上幸さんの精進料理を建仁寺内でお召し上がり頂きます。

 毎年人気の「精進料理講座」と「日々の花講座」は秋に東林院にて。紅葉まっさかりの11月末には、相国寺にて「お寺で写真講座」と、来年の干支「子(ね)」を描く「水墨画講座」を開催します。
 寺院の公益性もますます求められるなか、檀信徒だけでなく、地域社会の中において寺院を活性化していくためにも、仏法のもとに集う仏教徒の集まりである僧伽(サンガ)を大切にしたいと考えます。皆さまのご参加、お待ち申し上げております。

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 ←参加申し込みや詳しい情報はバナーをクリック!

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禅に学ぶ

昨年4月に臨済宗方広寺派管長に就任された安永祖堂老師。管長職と共に専門道場での雲水(修行僧)の接化に務められ、多忙な毎日を送られています。

その安永老師による一般人向けの禅セミナーが6月より浜松市内で開講されます。
現代社会において、数々の困難を、いかに真の自分として生きるか。各回テーマを設けて人生のヒントとなる禅の教えをわかりやすく説く内容となっています。

受講ご希望の方はこちらまで。

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ー国指定重要文化財「絹本著色仏涅槃図」公開―

 

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本日は、3日間だけの貴重な特別公開のご案内です。お釈迦様入滅時の情景を描いた「涅槃図」。その中でも重要な作例である、妙興寺(愛知県一宮市)所蔵の「仏涅槃図」(国指定重要文化財)が、今週末特別に公開されます。

妙興寺の涅槃図は縦が3メートルを超える大幅で、鎌倉時代の涅槃図としては全国的に見ても最大級のもの。宝床上に横たわるお釈迦様の周囲には、菩薩・仏弟子・天部・俗形男女など63体の人物、象・獅子をはじめ動物51種約50体が描かれています。

この図はもともと、京都の泉涌寺にありました。どうしてそんなことがわかるのでしょうか。

企画された一宮市博物館によると、本図には「泉涌寺」と読めそうな墨書があり、さらに裏面には「泉涌寺常住」「涅槃像」と書された紙や、応仁の乱頃、泉涌寺が火災に遭い紛失していたものを文明10年(1478)長谷川道慶入道が買い求めて同寺に寄付し直した記録、大永2年(1522)の修理記録のほか、奉加者を書いた紙も貼られているそうです。妙興寺には寛永8年(1631)に寄進されました。 なんと数奇な運命! 作品の来し方、携わった方がたなど背景にも思いを馳せてご覧いただくと、また違った味わいがあるのではないでしょうか。

5月25日(土)には、愛知教育大学の鷹巣純教授による「絵解き」も実施されます。ぜひお出かけくださいませ。


【期間】
2019年5月24日(金)~26日(日) 9:30~17:00(入館16:30)
【場所】
愛知県一宮市 一宮市博物館
【観覧料(常設展を含む)】
一般200円(160円)/高校・大学生100円(80円)/小・中学生50円(40円)
※( )内は団体料金。
※市内小・中学生は無料。
※市内在住の満65歳以上で、住所・年齢の確認できる公的機関発行の証明書等を提示された方は無料。
※身体障害者等の手帳をお持ちの方(付添人1人を含む)は無料。

【公開中の催し】
絵解き(愛知教育大学:鷹巣純教授)
【日時】
5月25日(土)14:00~15:00
【場所】
一宮市博物館特別展示室
【人数】
先着30名(要観覧料)

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沙沙貴神社 なんじゃもんじゃの木

 

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滋賀県近江八幡市安土常楽寺町に、沙沙貴神社という神社が鎮守の森の中にあります。JR琵琶湖線安土駅から歩いても15分ほど。ここは、佐々木源氏発祥の地ということで、全国の佐々木さんのルーツともいえるでしょう。少彦名神(すくなひこなのかみ)を主祭神とする神々をお祀りされています。

さて、この神社には今頃、なんじゃもんじゃの木が満開を迎えます。皆さんはなんじゃもんじゃの木ってご存知でしょうか。冒頭の写真がその木なんですが……。

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近づいてみると、こんな花なのです。小さな花びらが固まっているようで、遠くから見ると霜柱のようにも見えます。

正式には、一葉たご(ヒトツバタゴ)という木で、木製科ヒトツバタゴ属の木です。見頃は1週間~10日なので、あっというまに散ってしまうのです。

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この小さな花びらは1つの花びらが4つに裂けているのだとか。なぜ「なんじゃもんじゃ」などという名前で呼ばれるようになったのかは諸説あるらしいので、ここでは言及しませんが、朝の光に照らされてきれいでした。

あまり全国に分布することのない樹木らしいので、見たことのない方も多いのかも知れませんね。

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記念講演会「大用国師を慕いて」横田南嶺老師

 

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現在、花園大学歴史博物館で開催中の2019春季企画展 「大用国師200年遠諱記念 誠拙周樗 -鎌倉禅中興の祖-」を記念して、ちょうど後期展示の始まった去る2019年5月13日午後1時より、横田南嶺老師(臨済宗円覚寺派管長・花園大学総長)の講演会を開催いたしました。

誠拙周樗といえば、円覚寺中興の祖であり天龍寺や相国寺の僧堂をも開単された傑僧であられますが、同じく本年遠諱を迎えられた釈宗演老師のように一般に知られた方かといえば、そうではありません。横田老師も「関西で大々的に名前が出るのはこの展覧会が初めてではないか」とお考えになられたそうで、今回は禅師のことを初めて知る方のご聴講を前提に、ご生涯や思想などさまざまお話しいただきました。

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誠拙禅師は古月禅材の法系にあられますが、老師によると「古月下の特徴として、書の良さが挙げられる」のだそうです。作品をスクリーンに映しつつのご説明でしたので、会場の皆さまも目で納得しながらお話を楽しまれていたご様子でした。
とくにその嗣法の師である月船禅慧のことも採り上げられ、誠拙禅師の詩文の格調の高さは大いに月船の影響を得たであろうことや、月船禅師の詩偈集である『武渓集』に誠拙禅師が自ら綿密な書入れを施された本が、今も円覚寺に遺っており、それをもとにこのたび禅文化研究所から『武渓集訳註』を刊行されたこともご紹介いただきました。

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誠拙周樗自画賛 蘭竹図(円覚僧堂蔵)

最後に、蘭と竹を描いた一対の書が「特に禅師の禅風をよく表わしているように思う」と横田老師はおっしゃいます。白隠禅との対比で語られることが多い古月禅ですが、書画においても特徴が現われるのでしょうか、或る美術の専門家は、その空間(余白)の美しさを絶賛されたそうです。

また横田老師は、「作品を見比べることによっても近世の禅の出処がわかるのではないか」とも話されていました。白隠の書画をご覧になったことのある方はたくさんいらっしゃることと思いますが、ぜひこの機会に誠拙禅師の作品にも触れて、大用国師・誠拙周樗禅師の禅風を感じでいただければ。該当の作品も現在展示中です。

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油日岳・三国山など

 

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五月晴れの昨日日曜日、滋賀県と三重県の県境にある油日山に、山仲間とかるーい気持ちで登山に向かいました。来週、また鈴鹿のイブネに登山する計画があるので、その前に足慣らしぐらいの気持ちででかけたのです。

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ところで油日といえば油日神社。前にこのブログでも記事があったと思います。その近くを通り過ぎて三重県に入ってすぐ、奧余野公園があります。ちょうど奧余野公園ではツツジ祭ということで、沢山の方が来場されていましたが、私達はそちらには見向きもせず、駐車場に車を停めて桧林の遊歩道を歩きながら登山口へ。途中に山ツツジも多く楽しめます。

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登山口からしばらくは、渓流のせせらぎを眺めつつ、左岸右岸をいったりきたりしながらゆったりと進んでいきます。が、渓流と離れ始めてからは、意外にも急登坂。クスノキも多くその落葉と乾燥した地面に足を滑らしてしまいそうで、なかなか大変。標高もそれほどないし、当初、軽登山というより、ハイキング程度のつもりでしたが、どうもそうはいかない様子です。とはいえ50分程度かけて油日岳(標高693m)に到着。標高だけみても大したことないんですが、そう思われる方、一度登ってみて下さい。

油日山登山_190513_0054.jpg油日の岳明神さまにお参りし小休止して、周遊するように、加茂岳、忍者岳と、尾根伝いにピークを縫っていきます。風景はあまり拝めないものの、その間は大した距離でもなく狭い登山道を歩いて行きます。不思議なことに、今日はまだ誰一人ほかの登山者に逢いません。キツツキの音なども静かな山に聞こえていました。そういやリスも1匹みかけました。

そろそろお昼頃。どこかで食事を取るタイミングで、三国岳が近づいてきました。ところがなんと、ここからが、ホントに急登。ロッククライミングに近いような崖が目の前に立ちはだかります。

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この写真ではロープが見えますが、ここを登りきったあとはロープもない状態に。わたしはここでカメラのレンズフードを谷底に落としてしまいました。思いもしなかった崖登りに若干悲鳴をあげながら、なんとか三国岳に到着。

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滋賀県側の絶景が見渡せました。こちらで30分ほどかけてランチタイム。ここで初めて、おなじくランチタイムを過ごされている登山者と出会いました。山頂付近には、こんな花がところどころにこんな花が咲いていましたが、名前はなんというのか知りません。※追記 この花はコイワカガミだと教えていただきました。

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小さな花ですが、けなげに咲いていました。山の上にはこういう地味だけどかわいらしい花が多いですね。お昼を食べ終えて帰路に向かいます。ちょうど周遊するような形で廻っているのですが、三国岳から倉部山に向けて降りていくところも、またまた急坂。ロープや立木を頼りに、最新の注意を払いながら降りていきました。

倉部山をすぎ、ぞろぞろ峠というなんとも面白い名前の峠坂を下ると、あとはまさしくハイキングのような登山道。花粉飛散も終わっているので、花粉症の私も桧林の中でこんな写真を撮る余裕さえあります。

油日山登山_190513_0015.jpg駐車場起点の行程全体で5時間40分。行程距離8.7km。高低差は481mですが、スマホのアプリによると、消費カロリーは2675kcalと出ています。これはなかなかのものでしょう。

事前にある程度情報をみてはいたのですが、こんなだとは思いも掛けなかった登山でしたが、お天気にも恵まれ、気持ちよく登ることができました。まだまだ滋賀県の周りには山がいっぱい。あちこち登ってみたいと思った一日でした。来週もがんばれそうです。

 

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急に初夏 そして、今年度サンガセミナー企画中

 

b_2019-05-10-06.59.33.jpg5月ですからもう初夏とはいえ、今日は真夏日になってしまうほどの気温の上昇が見込まれるとのニュース。今年の春は寒い寒いと言っていたのに、急に変わりますね。

朝、出勤途中に自転車に乗っていると、この前まで、サワサワと草のようになびいていた麦が、すでにこんな立派な穂をつけています。藤の花の見頃を迎えていると、Facebookで友人達がきれいな写真をあげてくれています。

いつもは自坊のサクランボの木が、沢山の実を付けている時期なのですが、なんと今年はほぼ皆無。こんな年もあるのですね。小さな子供達が楽しみにしているのに、今年は残念。

さて、すでに数人の方からまだかまだかとお問い合わせをいただいてしまっていますが、今年度もサンガセミナーを開催します。現在、一所懸命に講師や日程の調整中です。

現時点で決定しているのは、下記の通り。

7月19日(金)  六道珍皇寺
「地獄絵絵解き講座」 西山 克先生
「仏画・禅画を学ぶ講座」 福島恒徳先生

9月に日程未定ながら、南禅寺にて
「ピラティス講座」  溝渕万里子先生
「シヴァナンダヨガ講座」 柴本はるな先生

ほかに、日程調整中で、

10月に日程未定ながら、

「日々の花講座」  雨宮ゆか先生
「精進料理講座」  西川玄房師
「来年の干支を描く水墨画講座」 平川功先生
「寺院建築講座」(昼食つき)  佐々木日嘉里先生
「意外と楽しい禅の語録」講座  小川隆先生

以上を計画しています。決定しましたら改めて、禅文化研究所のWEBや、ダイレクトメール、本ブログなどでご案内いたしますので、今しばらくお待ち下さい。

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平成から令和へのGW その1

 

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5月1日0時、元号は「平成」から「令和」へ変わりました。皆さん、10日間のゴールデンウイーク、如何お過ごしだったでしょうか。
とはいっても、自坊の周りの農家はずっと田植えに勤しんでおられたり、私の知人友人でも、サービス業や、介護業の方で休みなど関係なく働いておられた方も沢山おられましたが、私自身はこんなに仕事から解放されてしまった10日間も長らくなかったように思います。

私はGW前半に北京へ足を伸ばしてきました。以前、このブログでも出てきたかと思いますが、北京には李建華さんという、禅文化研究所の中国での仕事をサポートしてきてくださった方がおられ、飛行機と宿だけを押さえて、あとは気ままに向かったのでした。

往路、北京で行なわれていた「一帯一路」のサミットのせいか、関西空港の搭乗口についてから突如3時間遅れとのアナウンス。以前、研究所の中国旅行で帰りの便が急遽キャンセルになってしまったことが頭をよぎりましたが、なんとか3時間遅れで到着。出足をくじかれてしまいましたが、その日のうちに無事に北京のホテルに到着。李建華さんとの連絡もつきました。

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翌朝は李さんの会社の張さんに車を運転して貰い、李さんとともに募田峪長城へ。こちらの長城は初めて訪ねます。李さんたちも15年以上前にきた以来だということで、その観光地化開発の進み方に驚きが隠せない様子でした。

日本には中国からの観光客が沢山みえておりますが、中国にいってもやはり中国人が多く、日本人を含め海外の人はあまり見かけません。またこういった観光地も多くの人で賑わっています。

シャトルバスにのってロープウェイの乗り口につき、待つこと30分。ロープウェイからも壮大な長城の一部が見えてきました。少し登り長城の入り口から左右どちらかに歩くことになります。人が少なそうだと右を選択しましたが、あいにく、当日は霧に覆われており、あまり遠くまで見渡せません。

b_MG_5306.jpgしかしながら、霧のせいでかえって幻想的な風景を観ることができ、また階段やスロープ状になっている長城を上り下りすることで、かなりの運動量となりました。笑

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あまり人が写り込まないように撮っているのでわからないかもしれませんが、実はかなりの人がいるのですよ。

にこやかに手を振る李建華さんにもご登場頂きましょう。

b_MG_5379.jpg李さんは弊所刊行の『聖域巡礼』の著者でもあり、その中の多くの写真も撮影されているので、カメラの腕はなかなかのもの。それでも最近は大きなカメラを持ち歩くのはあまりされないようで、今回もひたすらスマホでの撮影をされていました。

私のように一眼レフをぶら下げて歩いているのはほかにもあまり見られませんでした。

こうして、とりあえずは長城でゆったりとした時間をすごさせていただいたのでした。

(つづく)

 

 

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平成から令和へのGW その2

 

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募田峪長城を後にして、天壇公園に向けて車を走らせたのですが、これまた一帯一路の影響で大渋滞に巻き込まれ、天壇公園に到着したときには、内部拝観の時間は終わっており、外側の公園部分を散策することしかできませんでした。それでも美しい祈年殿をこうして観ることができましたし、また以前来たときにはあまり気がついてなかったのですが、多くの柏槇の古木があるのを観られました。

下の写真はその一本。樹齢300年だったかと思います。さらに古いものもありましたが、これぞ、「庭前の柏樹子」です。中国ではそこいらにある樹なんですね。

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翌日は李さんたちとは別行動。久しぶりに天安門から故宮博物館を拝観することにしました。

朝の8時頃に天安門前に来たのですが、それでもこの人出。

b_MG_5555.jpgセキュリティチェックもあり、チケットも本来はオンラインで申し込んでおくべきだったのですが、気まま旅なもので、出たとこ勝負。中国ではオンラインサービスがかなり普及していて、この日、のちにWeChatPayの必要性に大いに気づかされることになるのです。

ともかくも現金を払って天安門から故宮博物館の中に入りましたが、中も多くの人、人、人。

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こちらは太和殿です。映画「ラストエンペラー」の印象的なシーンと坂本龍一の音楽が蘇ってきます。

b_MG_5628.jpg私自身、故宮博物館の中に入ったのは30年以上前でしたから、その時とはまた違った感覚で観ることができましたが、それにしても人が多すぎて、人に酔ってしまった感じが否めません。

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約2時間、紫禁城内を拝観してようやく北側の神武門から故宮の外へ。目の前に景山公園が見えますが、よく見ると、そちらも多くの人が。中国でも5/1のメーデー前後は連休になるとのことなので、地方からの観光客も多いのでしょうね。

ところで、この後、疲れもあってタクシーを利用して一旦ホテルに戻るのですが、そこで、WeChatPayなどのキャッシュレスにしていなかったツケに見舞われます。

タクシーを降りるとき、タクシー代として17元ほどの支払いだったので、10元と5元と2元を用意したら、おつりを渡すから100元札が欲しいといわれ同時に釣り銭を手渡されました。そこで、財布から100元を出して渡すと、もっときれいな札がないかというので、財布の中から別の100元を出し、先にわたした100元と交換したのです。あとで考えると、この時に先に渡した100元札を偽札とすり替えられていたようなのです。

このあとに行ったレストランで、この100元札は使えないといわれ、不思議に思ってホテルでチェックして貰ったら、これは偽札だと……。100元札は関西空港で両替したときに手にしたものだけだったので、偽札のはずはなく、しばらく考えたところ、上記のタクシーでのタイミングしかあり得ないのでした。
たしかに、よくよく見比べると透かしがあまかったり、ほかにも少しおかしな点がありました。

中国はキャッシュレスが非常に進んでいる理由の一端がわかった気がします。日本で偽札が出たら大ニュース。ですが、私はこの札を教訓にしようと持ち帰ったのでした。

その夜、中国時間で23時、衛星放送でNHKを観ていると「令和」へのカウントダウン。まるで大晦日のようでした。

久しぶりの中国。そんなこんなで、アタフタして帰路に就き、日本に着いたときには「令和」の時代となっていたのでした。ちょっと浦島太郎の気分です。

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円覚寺の至宝展

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4月20日より6月23日まで、東京の三井記念美術館で「円覚寺の至宝-鎌倉禅林の美」展が開催されています。
本展は大用国師200年釈宗演老師100年大遠諱記念特別展として開催されるもので、前日に行なわれた開会式に行ってまいりました。

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190422_管長挨拶.jpg開会式では、横田南嶺円覚寺派管長を導師に円覚寺派僧侶による記念法要が営まれ、続いて主催者による挨拶がありました。
横田管長は、美術館のあるこの土地は江戸時代前島と呼ばれ、円覚寺の所領であったという因縁に触れ、江戸後期、沈滞の中にあった円覚寺を中興した大用国師と、明治の廃仏毀釈後、禅を「ZEN」として欧米に広めた釈宗演老師の功績を称えられ、本展が文化遺産の展覧に留まらず、会期中に行なう坐禅や法話等を通して現代に息づく禅を伝える場であることを話されました。
本展では、円覚寺と円覚寺派寺院に遺された名宝だけでなく、無学祖元像と蘭溪道隆像が並んで展示されるなど、建長寺の名宝も多数出品されています。
なお、鎌倉派の絵画の展示室では、弊所の雪村周継筆「蕪図」も展示されています。
会期中は多彩なイベントが行なわれます。この機会に足を運ばれてはいかがでしょうか。

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季刊「禅文化」252号発刊のお知らせ

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この春200年の遠諱をむかえた誠拙周樗(せいせつしゅうちょ)禅師(大用国師、1745~1820)。禅師は、当時宗風が沈滞していた円覚寺を復興された「鎌倉禅中興の祖」でありながら、京都五山の相国僧堂や天龍僧堂の開単をも果たされた、まさに傑僧といえる方です。252号では、禅師の近世禅林における業績を改めて顕彰し、ご紹介しております。

禅師が前版職(僧堂師家)に就かれていらい、円覚寺に集まる修行僧の数は年を追うごとに増えていき、寛政8年(1796)の雨安居には、74人もの修行僧が禅師の下に参集したそうです(本号掲載論稿・舘隆志「誠拙周樗の鎌倉における禅の復興」より)。この事実だけでも、その接化がいかに人を引きつけるものであったかご想像いただけることでしょう。

「凡(おおよ)そ五十年間、正続僧堂に在りて只だ仏法を以(もっ)て人の為(ため)にするを我が任と為(な)す」。誠拙周樗禅師は、自らこのような言葉を遺されています。その生きざまを、この機会に是非知っていただきたく存じます。詳しくは、こちらをご覧ください。

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写蘭会グループ展 vol1

 

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先般、本ブログでお知らせしました、弊所スタッフである私も出展しておりますグループ写真展『写蘭会 第一回グループ展』が、京都市中京区の烏丸仏光寺西入にあるラボ京都の4F会場にて開催しております。

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先週土曜日から始まった本展は4/26(金)までの1週間限りですが、昨日までの3日間でおかげさまで120名を超える来場者にお越し頂きました。私も土曜日と月曜日に在廊しておりましたところ、小さな会場ですがほぼひっきりなしに来場者があり、ありがたいことでした。

もちろん、私を含め出展者の知己の方も多くおいでになるので、お花をお持ち下さったり、お菓子などの差し入れもあったりし、用意した作品目録を片手に、じっくりと写真をご覧頂きました。在廊しているものも、毎日入れ替わりでおりますが、他の方の撮影された情報も、カメラ講座の時にご本人から聞いたりしていますので、その情報をお伝えしたりしていると、あっという間に時間が過ぎます。

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中には手厳しく酷評をいただく方もおられますが、もちろん私達はまだまだアマチュアの身。そういう御批評ももちろんありがたいことですが、この写真が良いねぇとかいうお声には、私の作品でなくても嬉しくなりました。

今、京都では「KG+ 2019」という写真展や、アーティストによる展覧会が市内各所で開かれています。KYOTOGRAPHIEヘおこしお越しのおついでに、我々の小さな写真展にもお越し頂ければ幸いです。あと4日です。お待ちしております。

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ミホミュージアムで「曜変天目」を観てきました

 

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本ブログでもすでにご紹介しましたが、現在、滋賀県の信楽にあるMIHO museumでは、「国宝曜変天目と破草鞋」という展覧会が開催されています。大本山大徳寺塔頭の龍光院さまがご所蔵の逸品が一挙に観られるチャンスです。

ということで、私も去る日曜日、かなりの方がおみえになるだろうし、朝10:00から展観が始まるので早めに向かおうと10:30前にはMIHO museumに自家用車で到着したところ、いつもなら一番上の駐車場のどこかには駐車できるのに、なんと、連絡道の一段下の駐車場で係員の方に止められてしまいました。こんなことは今まで一度もありません。そこで、車を降りて、シャトルバスでミュージアムのレセプション棟前まで……。

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よく知られる銀色のトンネルの手前、アプローチロードはしだれ桜がまさに満開! 訪れた人たちも、スマホやカメラで撮影されている姿が目立ちます。ここでもかなり人が多いなぁという印象です。そして美術館棟に入ってまっすぐに特別展の会場へ向かいますが、その通路半ばで、「最後尾」と掲げたプラカードを持つ係員の人が。これまた初めての経験です。

行ったことのある方はおわかりかと思いますが、突き当たりに売店があり、その右手の階段を登って鍵の手に右に折れたところが特別展の入り口です。ところが、階段を登りきったところで左に折れ、中庭をぐるっと回るように遠回りしてから特別展の入り口に到達しなければならないようです。というわけで、最後尾に立ってから1時間弱して、ようやく展観に……。

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龍光院二世の江月宗玩禅師の書などを中心に、その師、春屋宗園の頂相や墨蹟、伝牧谿の柿図・栗図も観ることができました。

そして国宝・曜変天目茶碗。その手前でまたストップし、12名ずつ曜変天目のガラスケースの回りに進むことを許可されるものの、その与えられた時間はたった1分間でした。

それでもそのお茶碗の中には宇宙が見えるようでした。世界に3つしか現存していない曜変天目。現代の先進技術を以てしてもマネのできないものなのですね。

じっくりゆっくりご覧になりたいのなら、平日午後がお勧めのようです。土日は待ち時間1時間と思ってお出かけ下さい。

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徹底比較 曹洞宗と臨済宗

 

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他社の雑誌をご紹介するのもなんではあるのですが、月刊『大法輪』5月号(大法輪閣)で、このたび、「徹底比較 曹洞宗と臨済宗」という特集が組まれました。

日本で禅宗と呼ばれていますが、ご存知の通り、曹洞宗と臨済宗、そして黄檗宗があります。黄檗宗は江戸時代に隠元禅師によって中国からもたらされた臨済宗の流れですので、大きく分けるならば、曹洞宗と臨済宗ということになるわけです。

この二つの宗の違い、おわかりでしょうか? 坐禅の時に壁向いて坐るか坐らないか? 参禅があるかないか? など、すぐに思いつくこともあろうかと思いますが、「第一部 人物」「第二部 宗門の歴史と現在」「第三部 教義」「第四部 実践のあり方」の四部構成で合計27設問について、曹洞宗・臨済宗のそれぞれの僧侶が回答を寄せています。じつは弊所主幹も「第三部 教義」を担当しています。

1つの設問に曹洞宗側と臨済宗側がそれぞれ回答しますが、なにしろ相手の書かれている内容を知らずに執筆しなければならなかったため、若干、ベクトルが異なっているような部分もありますが、それでも、如実にその違いがわかるかと思います。

もし興味がおありでしたら、ご購読を。

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円覚寺中興 大用国師二百年遠諱

 

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昨日(2019/4/11)、鎌倉の大本山円覚寺において、中興開山大用国師誠拙周樗禅師の二百年遠諱が勤修されました。本ブログでも書いておりましたとおり、数年前からこの遠諱のために立ち上げられた遠諱委員会より依頼を受けまして、禅文化研究所では大用国師遺墨集の編纂に関わってきておりました関係もあり、拝請を頂戴いたしておりましたので、参列させて頂きました。

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前日より鎌倉入りしたのですが、ご存知の通り、東京でも雪がちらついたほどの荒天。新横浜に降り立ったときより、京都より寒いと感じましたが、翌、遠諱当日は晴天。聞くところによると円覚寺派管長の横田南嶺老師が関わる法要の時には、雨が降ったことがないとのこと。台風でも風が収まるとの御霊験。どおりで内局の方々も、天気については心配がないと以前から仰っていたわけです。

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この遠諱には、誠拙周樗禅師とご縁のある大本山相国寺および大本山天龍寺の各管長猊下や、お隣の大本山建長寺派管長猊下、また廣園僧堂、相国僧堂や、関東叢林のお師家様方、各派本山御重役、建長寺塔頭尊宿、円覚僧堂出身の尊宿方、円覚寺派寺院尊宿など、総勢250名ほどが参席されておられました。

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仏殿には大用国師の頂相が祀られて、横田南嶺円覚寺派管長が導師のもと、献供九拝式が厳かに勤められます。私自身は妙心寺派の僧侶なので、他派の法要次第はあまり知らないので、興味津々でした。

b_2019-04-11-10.58.jpg献供九拝のあと、横田老師が拈香され、大用国師に対する報恩の香語を力強く唱えられました。おわって楞厳呪坐誦をお唱えしました。

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楞厳呪の唱え方も、妙心寺派とはかなり異なることを知りました。そもそも誦む音が違ったり、維那の節もまったく異なりますし、伸ばすところも違ったりというわけで、一緒に誦むのはかなり難しい状況でした。私のとなりにおられた、誠拙周樗禅師が出家された四国の佛海寺のご住職とも、こんなにも違うのですねと驚いておりました。

ともかく無事円成された遠諱、ながらく計画されてきた遠諱委員の方々もお疲れのことだと思います。
記念品として、弊所で制作させて頂いた『大用国師遺墨集』、このたび弊所から刊行した横田老師著の『武渓集訳注』をお使い頂き、大変ありがたいことでございました。御参席の皆様には少々重い記念品ではありますが、ご覧頂ければ幸いです。

また、『大用国師遺墨集』も弊所から特別頒布販売(税別¥20000円)させていただきます。

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職員の晋山式

 

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去る2019/4/7(日)に、禅文化研究所の若いスタッフの一人であるMK君の晋山式が挙行されました。拝請をいただきましたので、事務局長とともに参列するために兵庫県の丹波市まで行って参りました。

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幸いにして、いいお天気に恵まれ、100人にものぼるお稚児さん達との行列も、おだやかに進められたようです。お稚児さんたちの写真撮影は3回に及んでいました。

また、この日は、晋山式の前に秘仏・東方薬師如来のご開帳法要もあり、お師匠さんと法縁の深い国泰寺派管長・澤大道老大師が導師としてご開帳され、続いて、本堂前にて地元神社の保存会の方による獅子舞の奉納もありました。

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そして、晋山式となり、山門偈、晋山偈と、持ち前の大きな明るい声で朗々と唱えたMK君は、ご指導頂いた相国僧堂師家・小林玄徳老師や師父、尊宿、檀信徒、そして親族の前で、立派に晋山を果たされました。

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相国僧堂の老師から綿密な御垂誨を賜った新命和尚、これからの宗門を担っていく有望な一禅僧となってくれることと思います。

さて、初めて訪ねたこのお寺ですが、周囲は山に囲まれた篠山市の盆地にあり、あちこちに桜の木が点々とあってちょうどいい季節。近くには黒田官兵衛ゆかりの黒田の庄もあります。また、改めてゆっくりと訪ねてみたいと思いました。

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円山公園で花見

 

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花冷えというか寒の戻りといいますか、寒い日が続いて、桜の花も開花宣言から長く楽しませてくれています。

少し前になりますが、先週の水曜日に八坂神社のとなり、円山公園まで繰り出してきました。

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しだれ桜や、ソメイヨシノなど、夕暮れにもかかわらず、多くの人の眼を楽しませてくれています。
とはいえ、来場者のほとんどは外国人。右を見ても左を見ても、日本人を探すのが大変なほどでした。

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日本の桜は美しいのだそうです。

201944-円山公園_190404_0002.jpgこの有名な円山公園のしだれ桜は老木で、近年、だいぶ痛んできている気がします。昨年の台風もきつかったことでしょうが、それでも美しい花をたくさん咲かせていました。

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あたりも暗くなると、ライトアップというわけですが、個人的にはあまりライトアップを好まないので、早々に退散。というわけで、しばしの花見を楽しんだのでした。
御地はもう散る桜? それともこれからでしょうか。

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萬福寺開山忌

 

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毎年4月3日に行われる黄檗山萬福寺(京都府宇治市)の開山忌に参列してきました。研究所には京都の各本山から開山忌への案内が届き、仕事が重ならない限り出席しています。桜の満開も近い京都ですが、ここ数日は寒い日が続き、この日も花冷えの中での法要となりました。この日の他山からの出頭は、京都の臨済各本山と山梨の向嶽寺、宇治の平等院や興聖寺、そして縁故寺院などでした。

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ご存知の方も多いでしょうが、黄檗宗は中国明代の禅を受け継いでいます。中国色の濃い建造物はもちろん、法要も独特の声明で行なわれます。普段読んでいる楞厳呪も中国音で読まれると部分的にわかる程度です。
法要後は名物の普茶料理をいただいて散会となりました。

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大本山萬福寺では、2022年に宗祖隠元禅師350年大遠諱を迎えます。伽藍の修復をはじめ、授戒会や坐禅会、日中仏教文化の交流などの事業が行なわれるようです。

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誠拙周樗展 始まりました

 

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以前よりお知らせしておりましたとおり、昨日、2019年4月2日より、花園大学歴史博物館におきまして、2019春季企画展 「大用国師200年遠諱記念 誠拙周樗」展の展観が始まりました。

花園大学の入学式に合せての展観開始ですので、来賓はじめ、父兄の方々も多々ご来場になっていました。

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いつもと同じく、第1、第2の両展示室を使用して展観を行なっております。前期後期で総入れ替えとなりますので、いずれの会期にもご来場頂ければ幸いに存じます。

それにしても、昨日は寒い朝でした。自坊のあたりは、田畑が雪でうっすら白くなりました。

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福寿草を愛でに

 

霊仙山_190401_0071.jpg一昨日の土曜日、山仲間と滋賀県の霊仙山に登ってきました。目的は福寿草。この山には福寿草の群生が見られるのです。多賀町からの登山ですが、登り始めてすぐの廃村のところで、福寿草や早咲きの桜などが見えました。

霊仙山は私は初めて登るのですが、ずっと急登で、久しぶりの登山の私には、ちょっときついと思いながら、歩を進めていきました。最初はやはり汗をかいていたのですが、笹峠を越えたあたりから付近に木立もなくなり、カルスト地形が出現。

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昔ここはクマザサで覆われていたようですが、鹿に食い荒らされてクマザサはなくなってしまったそうです。
さらに、天候もわるく、ガスは出てくるは、10mを超えるような風が吹く中を、せめて近江展望台まででも登ろうとがんばりました。福寿草の群生は、近江展望台よりまだ先なのですが、このガスの中を進むのはちょっと危険という判断をしたのです。

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晴れていればおそらく近江展望台からは絶景が拝めたことでしょうが、あいにくのこの雲の中。寒いこともあり早々にピストン下山です。

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少し下ると、雲から抜けて、こんな景色も見えるのです。
ともかくも厳しい山でした。自坊から遠くに望めるこの霊仙山。こんな風だとは想像もしていませんでした。

頂上付近の福寿草の群生には行けませんでしたが、それでも途中、こんな可愛い高山植物に出会えました。

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上の方はミヤマカタバミですが、下のはなんでしょうね。ご存知の方お知らせ下さい。

さて、今日から新年度となりました。そして今日の11時半には、5月からかわる新元号がついに発表されますね。弊所も5月上旬に上梓される書籍の編集を承っていて、あとがきや奥付の日付を新元号で表記したいために、新元号の発表を待ち望んでいるところです。

それから、弊所の「宗教法人管理システム 擔雪II」のシステム改修も必要ですし、皆さんにご迷惑がかからないように万全の準備を整えていっております。

桜の開花宣言もされてはいますが、寒の戻りで、今日などは山間部では雪が降るかもとか。体調を崩しやすい今日この頃です。新たな年度、気持ちよく望みたいところです。

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春彼岸に施餓鬼

 

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今年の春のお彼岸も終わりましたね。皆さんもご先祖様のお墓にお参りに行かれましたか?

寒の戻りで、少し肌寒いお彼岸後半でした。

自坊では春の彼岸にもお施餓鬼をお勤めしています。永代供養としての祠堂金をお納めいただいた方にご案内するのですが、自坊のあるうちの集落では近所の淨土真宗の門徒さん方も祠堂金を収められることが多いので、お参りには他門の方もおいでになります。
聞くところによると、淨土真宗では回向で法名を読み上げられるわけではないのですが、うちは祠堂帳に書き込んだ法名はすべて読み上げるのでありがたいそうです。それだけでも30分ほどはかかるのですが、そう言われるとやめるわけにもいきません。

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一時間半ほどの施餓鬼法要のあとは、本山から定期巡教に見えている布教師様による法話を拝聴しました。今年のテーマは「おかげさまの心 たよらないのが仏さま-無依道人-」。此岸にいる我々も、仏様のおられる彼岸に常日頃から渡れるように、心掛けて生きましょうというお話でした。

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写真展

 

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個人的なことで恐縮ですが、NHK文化講座でカメラ講座を受講しております。講師は、禅文化研究所のサンガセミナーでも開講してもらっています、柴田明蘭先生でして、このたび、その講座の受講者で初のグループ展を開催することになりました。
会の名前を先生の名前から一字いただいて「写蘭会」と命名。今回の写真展に先生から与えられたテーマは「ストレート」です。先生の他11人の受講生の写真を展観します。私は3点を提出します。みんなで25点ほどの力作写真をご覧頂けます。

なかなか撮った写真を人に観ていただく機会というのがないので緊張もしますし、展示写真の選定に悩みました。

素人とは言え、それぞれの個性も出ていて面白いと思います。
もし、ついでの機会がありましたら下記の日程で開催しておりますのでお立ち寄り頂ければ幸いです。入場無料です。

写蘭会グループ展 vol.1
会期:2019.4.20(土)~4.26(金)
平日・土曜9:00~18:00/日曜10:00~17:00
(但し、最終日は16:00まで)
会場:ラボ京都4階ギャラリー(烏丸仏光寺西入)
  京都府京都市下京区釘隠町248-1 TEL075-353-4188

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三島龍澤寺へ

 

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少しくブログ更新できずにおりました。花粉症がきついのかと思っていたら、高熱が出て珍しく3日間も寝込んでしまいました。
その熱が出る前に出向いたのが、三島市にある龍澤僧堂。このブログでも何度も書いておりますね。

今回は、昨年春から弟子が龍澤僧堂に掛搭して修行中なので、ご挨拶に伺うのが一つ。それからこの機会に檀家さんを引き連れて六月に団参をさせていただこうと思っているので、そのお願いも兼ねて松華室後藤榮山老師にご挨拶に伺ったのでした。

かすんでいたので、拝むことは無理かなと思っていた霊峰富士もうっすら見えて、暖かい静岡県。駿河湾もきれいに見えました。

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龍澤寺は現在、雲水6名とのこと。自分も在錫していたので、境内を含む山をこの人数で掃除するだけでも大変です。
到着したときには方丈で法事をしている様子。どうやら弟子が維那をしているようで声も聞こえて安心しました。
全国には約40ヶ寺の専門僧堂がありますが、少子高齢化の世の中で雲水も少なく、多くの僧堂は人少で苦労されている様子です。

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後藤榮山老師はたしかもう90歳かというお歳なのに、明快で矍鑠とされお元気そうでした。毎日若い雲水と生活されているとボンヤリなどしておられないのでしょうね。この老師に弟子をお預けしてよかったと改めて思い、もう梅の花も終わってしまっている龍澤寺をあとにしたのでした。

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誠拙周樗展のお知らせ

 

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以前、誠拙周樗禅師の200年遠諱がこの4月にあり、それにむけて遺墨集を作成中であるとこのブログ禅で書きました

そしてまた、その遠諱のある頃、来たる4月2日より6月15日に、花園大学歴史博物館にて、2019春季企画展「大用国師200年遠諱記念 誠拙周樗-鎌倉禅中興の祖-」展を、大本山円覚寺、花園大学歴史博物館、禅文化研究所の主催で開催いたします。

当時、衰退していた鎌倉禅を使命をうけて再興された誠拙周樗禅師。円覚僧堂の開単にはじまり、鎌倉ばかりではなく、八王子の廣園僧堂(南禅寺派)、京都の相国僧堂(相国寺派)と天龍僧堂(天龍寺派)の僧堂開単もされた、今風にいうと凄腕の禅僧です。

残された遺墨は数多く、私達が実際に調査したものだけでも180点。所蔵を確認できているものは440点以上にのぼります。これはほとんどが寺院ですので、一般の方でご所蔵のものもかなり多くあろうかと思います。

ともかくも、調査した180点の中から、鎌倉を中心とした関東、京都、愛媛から、厳選した80点を出陳いただき、前期後期の2回にわけて展観します。

是非、この展覧会にもお運びいただければ幸いです。

会期中に下記の通り、2度の公開講演会も実施します。それにあわせてご来場もお待ちしております。

■2019年4月23日(火) 13:00~14:30 
   「誠拙周樗禅師の鎌倉における禅の中興」舘 隆志 氏(花園大学国際禅学研究所研究員)
■2019年5月13日(月) 13:00~14:30
   「大用国師を慕いて」横田 南嶺 老師(臨済宗円覚寺派管長・花園大学総長)
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大徳寺龍光院 国宝曜変天目と破草鞋

 

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来たる2019/3/21~5/19に、滋賀県のMiho Museumにて、京都紫野の大本山大徳寺塔頭龍光院の宝物を一挙に公開される、「大徳寺龍光院 国宝曜変天目と破草鞋」展が開催されます。

龍光院は、黒田長政が、その父黒田官兵衛の菩提を弔うために、江月宗玩を開山にして開創されたお寺です。江月宗玩は、堺の豪商であり茶人としても知られる津田宗及の息子ですので、茶道との繋がりも強く、龍光院は当時の文化人が集うお寺でした。

そして、大坂夏の陣をくぐりぬけて、津田宗及の所有していた逸品が龍光院に寄進されており、現在まで歴代の住職が粛々と守り続けてこられた宝物が遺されています。

実は、私が研究所に入ってそう長くない頃、龍光院さまより依頼を受けて、こういった宝物の写真撮影にプロのカメラマンとともに龍光院に通い詰めた10日間ほどがありました。当時は私も青二才で、これらがどれほど重要なものなのかもあまり解っておらず、それでも蔵で大事にされている書画などを丁寧に運び出しては撮影補助をするということをしていた記憶があります。あのとき、もっとじっくり見ておけばよかったのにと今さらながら思う次第。
研究所では今はデジタルアーカイブス事業として宝物調査を行なっていますが、当時はフィルムでの撮影でした。今、その時のポジフィルムを大切に保管しています。

この機会に展覧会を訪ねて、今一度、あの宝物に対面してこようと思っているところです。皆さんも如何でしょうか。こんな機会は初めてですよ。

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大般若祈祷会

 

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今日は3月11日。いうまでもなく、東日本大震災のあった日。テレビやラジオを聞いていると、先日から、関連した番組やニュースを流していますね。福島の原発の処理も含め、まだまだ収束には到っていないことをひしひしと感じるところです。

禅寺ではお正月に行なっておられるのが修正会というご祈祷。そして善月つまり、正月3月9月に行なわれる祈祷会として善月祈祷会ということも法要としてあり、いずれも大般若経の転読を行なうのですが、自坊の教区では、慣例的に正月の祈祷会を3月に行なっています。
おそらく、1月には雪が多かったこともあり、今のように自動車もあるわけではなかったので、温かくなる三月に行なうことに当時の住職達が相談して変えたようです。
というわけで、一昨日は自坊の大般若祈祷会でした。近隣の和尚方が集まってこられ、大きな声で大般若経六百巻の転読を勤め、天下安全、五穀豊穣をお祈りするのです。
しかし特に今年のように温かいと、また1月にやるように改めるのもいいかもしれないと集まった和尚さんたちの声も出ていました。

さて、もちろん八年前にも自坊はもちろんのこと、各地のお寺でお正月からこういったご祈祷をしていましたが、それでもあんな大震災がおきてしまいました。これは仕方のないこと。どれほど祈っても自然の力には敵いません。悲しいことですが、それでも私達人間には、祈るということしかできないのですね。

ところで、今年から、自坊の大般若経六百巻の函が新しくなりました。長年の使用で痛んでしまっていたので、昨年、檀家さんが寄進を申し出ていただき、きれいな桐の函になり、この度、初お目見えなのでした。

b_MG_4530.jpg今年は大きな災害や戦争がありませんように。五穀豊穣、世界の人たちに恵まれますように。

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研究所の花 2019/3

 

花粉きついですね。

私を含め杉花粉アレルギーの方には、辛い日々が始まってしまいました。今年は1月末くらいから、「あ、きたな」と感じており、市販薬を飲み始めましたが、先般の方広寺晋山式の日から完全にヒットしまして、ちょっと外に出ただけで、目は痒くて鼻水は出て、内部が痛いといった状況。ひどいときは頭痛もしますし、顔の肌までヒリヒリします。
花粉症でない方にとってみたらわからない話でしょうが、なんか、ずっと風邪を引いているような感じで辛いんです。

しかしながら、これも春になったということ。冬枯れの庭にも少しずつ花が顔を見せています。もちろん梅も満開ですが、今朝は久しぶりにお花係のブログ記事とさせてもらいます。

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紫のクリスマスローズと橙色の小さな草花とユキヤナギを組み合わせて玄関に生けさせてもらいました。この橙色の草花、朝にしか花を開かないんですが、なんていう名前でしたか失念してしまいました。

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応接室にも同じだいだいの草花とともに、ヒメリュウキンカ、そしてふきのとうの伸びたもの。とても春らしい感じです。その横にある無文老師の遺影には、

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ネコヤナギとクリスマスローズ、そしてカズラ。詳しい名前は知りません。

廊下にも花瓶を置いています。こちらもカズラとヒメリュウキンカです。

b_BKL9176.jpg春らしい花は元気が出てきますね。

 

 

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安永祖堂老師の方広寺晋山式

 

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去る平成31年3月2日(土)、浜松市の大本山方広寺にて、第十一代管長となられた薔薇軒安永祖堂老師の晋山式があり、禅文化研究所からとして参列して参りました。幸いにしてお天気にも言うことなし、かえって暑いくらいの好天でした。

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この大きな本堂に、各派管長はじめ、僧堂師家、所縁の尊宿や派内寺院住職、また檀信徒の方などあわせて、総勢500名は越えるであろう方々に見守られる中、晋山の儀を務められました。

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管長猊下は、高く張りのある声で晋山法語などを唱えられ、老師は天龍寺の亡き平田精耕老師の法嗣であるので嗣法の香は平田老師に向けて焚かれました。そういったことから、白槌師には現天龍寺派管長の佐々木容堂老師が就かれていました。

無事円成ののち、市内のホテルに移動して祝宴が執り行われました。

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ご本人のご挨拶のあと、臨黄合議所理事長本山である建仁寺派管長の小堀泰巌老師の祝辞、続いて、乾杯の発声では、安永老師が花園大学で教鞭を執られることになった縁を語られた禅文化研究所前所長の西村惠信師でした。

この方広寺には禅文化研究所のデジタルアーカイブズ事業で調査に入らしていただいたので、近年、何度も足を運ばせて貰ったこともあり内局の重役方始め、顔見知りの方も多く、また各地から集まられた尊宿の方々も旧知の方も多く、親交を深めさせていただきました。

そして、そのデジタルアーカイブスの成果発表として、今年の秋には花園大学歴史博物館で「方広寺展」を開催しようと計画していることを、方広寺派宗務総長様にもご内諾をいただきました。また追ってご案内させていただきます。

それから、今回の晋山式を記念して発刊されたのが『坦翁禅話』(禅文化研究所刊)です。これまで季刊『禅文化』・大徳寺発行『紫野』・『京都新聞』などに連載された禅エッセイを集成。挿絵は老師のご友人である松尾正澄師によるものです。
ご購入をお待ちしております。

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「禅文化研究所紀要」34号発刊のお知らせ

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禅文化研究所の「紀要」34号を発刊いたしました。32号よりホームページ上にて公開し、どなたさまにも自由にご覧いただけるようになっております。

1988年より始まった景徳伝灯録研究会は、その会読成果としてこれまで3巻(巻第7・8・9、10・11・12、13・14・15)を刊行しておりますが、今回の紀要には巻第17雲居道膺章・曹山本寂章の訓註を収録いたしました。続刊のお問い合わせもいただいておりましたので、ぜひお読みいただければと思います。

くわしくはこちらをご覧くださいませ。

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誠拙周樗禅師の遺墨集 責了

 

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もう2月もおしまいですね。あっという間に今年も六分の一が終わり。なんとも早いものです。
さて、この4月11日に、鎌倉の円覚寺を中興された誠拙周樗禅師(大用国師)の200年遠諱が、大本山円覚寺に於いて勤修されます。それにあわせて禅師の遺墨集制作を委託され、数年前から手がけてきましたが、昨日、印刷会社に責了を伝えました。
事前調査時には442点が報告され、その中から180点に絞って詳細調査を行ない、今回の図録にまとめてあります。鎌倉はもちろんのこと、北は仙台、南は宇和島、久留米まで駆け回って調査してきました禅師の墨蹟を、釈文するのもこれまた大変な作業でした。

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以前、100年遠諱の時にも図録が作られました。それがこれです。こちらは制作部数が少なかったのか、現存しているのはかなり少ないようですが、幸いにして禅文化研究所の資料室には備えてありました。
また、50年前の昭和46年の150年遠諱の時には、小冊子で下の図録が作られています。こういった資料も大変参考になりました。

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今回の『二百年遠諱 大用国師遺墨集』は、これらの図録より遙かに収録数の多いものとなっています。禅文化研究所からも特別頒布させていただくことになっています。

また、この遠諱に合わせて、誠拙周樗禅師の師匠にあたる月船禅慧禅師の偈頌集『武渓集』の訳注本を禅文化研究所から刊行いたします。横田老師による現代語訳も含まれています。この底本となった円覚僧堂蔵の刊本『武渓集』には、誠拙周樗禅師の書き入れが施してあります。もちろんこの書入れも注釈に含んでおります。発刊日は4月11日です。改めてご案内いたします。

 

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京都書道連盟 文化講演会のお知らせ

 

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来たる2019年3月31日(日)午後6時から、ハートピア京都において、前禅文化研究所所長の西村惠信師による講演「私の歩んだ禅の道」が開催されます。

聴講は無料で、先着200名(事前申込制)となっております。

お申込の方は 京都書道連盟事務局 〒615-0806 京都府京都市右京区西京極畔勝町54-1-204  Fax(075)315-1626 へ「Fax」または「往復はがき」にて氏名・住所・電話(携帯)を明記の上、お申込みください。  

どうぞご来場をお待ちしております。

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第9回駿河白隠塾フォーラムのお知らせ

 

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伊豆ではそろそろ河津桜が咲く頃ですね。来たる2019年3月10日(日)に、静岡県沼津駅前のプラザヴェルディにて、駿河白隠塾主催の第9回白隠塾フォーラム「白隠と健康」が開催されます。

第1部は「白隠あれこれ」と題して、白隠塾塾長の芳澤勝弘氏による講演、続いて第2部は「夜船閑話をめぐって」と題して、大本山円覚寺派管長の横田南嶺老師による講演があります。

白隠と健康といえば、『夜船閑話』。坐禅修行をしすぎて禅病に悩んだ白隠が、京都白川の白幽子に学んだ「軟酥(なんそ)の法」は有名ですね。そんな話も詳しく聞けるのではないかと思います。

定員300名で、駿河白隠塾会員は無料、一般参加は2000円です。また、参加には駿河白隠塾事務局(TEL 055-925-0512/メール)までお申し込みが必要です。
まだ席に余裕があるようですので、どうぞご参加ください。

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毎回、弊所からも書籍販売にお邪魔しているのですが、今回は残念ながら当方からは参れませんが、関係書籍を委託販売していただきますので、どうぞ、書籍販売ブースへもお立ち寄り下さい。

伊豆の河津桜の満開の頃でもあるでしょう。あわせてどうぞ。

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