平成から令和へのGW その1

 

b_MG_5266.jpg

5月1日0時、元号は「平成」から「令和」へ変わりました。皆さん、10日間のゴールデンウイーク、如何お過ごしだったでしょうか。
とはいっても、自坊の周りの農家はずっと田植えに勤しんでおられたり、私の知人友人でも、サービス業や、介護業の方で休みなど関係なく働いておられた方も沢山おられましたが、私自身はこんなに仕事から解放されてしまった10日間も長らくなかったように思います。

私はGW前半に北京へ足を伸ばしてきました。以前、このブログでも出てきたかと思いますが、北京には李建華さんという、禅文化研究所の中国での仕事をサポートしてきてくださった方がおられ、飛行機と宿だけを押さえて、あとは気ままに向かったのでした。

往路、北京で行なわれていた「一帯一路」のサミットのせいか、関西空港の搭乗口についてから突如3時間遅れとのアナウンス。以前、研究所の中国旅行で帰りの便が急遽キャンセルになってしまったことが頭をよぎりましたが、なんとか3時間遅れで到着。出足をくじかれてしまいましたが、その日のうちに無事に北京のホテルに到着。李建華さんとの連絡もつきました。

b_MG_5200.jpg

翌朝は李さんの会社の張さんに車を運転して貰い、李さんとともに募田峪長城へ。こちらの長城は初めて訪ねます。李さんたちも15年以上前にきた以来だということで、その観光地化開発の進み方に驚きが隠せない様子でした。

日本には中国からの観光客が沢山みえておりますが、中国にいってもやはり中国人が多く、日本人を含め海外の人はあまり見かけません。またこういった観光地も多くの人で賑わっています。

シャトルバスにのってロープウェイの乗り口につき、待つこと30分。ロープウェイからも壮大な長城の一部が見えてきました。少し登り長城の入り口から左右どちらかに歩くことになります。人が少なそうだと右を選択しましたが、あいにく、当日は霧に覆われており、あまり遠くまで見渡せません。

b_MG_5306.jpgしかしながら、霧のせいでかえって幻想的な風景を観ることができ、また階段やスロープ状になっている長城を上り下りすることで、かなりの運動量となりました。笑

b_MG_5353.jpg

あまり人が写り込まないように撮っているのでわからないかもしれませんが、実はかなりの人がいるのですよ。

にこやかに手を振る李建華さんにもご登場頂きましょう。

b_MG_5379.jpg李さんは弊所刊行の『聖域巡礼』の著者でもあり、その中の多くの写真も撮影されているので、カメラの腕はなかなかのもの。それでも最近は大きなカメラを持ち歩くのはあまりされないようで、今回もひたすらスマホでの撮影をされていました。

私のように一眼レフをぶら下げて歩いているのはほかにもあまり見られませんでした。

こうして、とりあえずは長城でゆったりとした時間をすごさせていただいたのでした。

(つづく)

 

 

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

平成から令和へのGW その2

 

b_MG_5446.jpg

募田峪長城を後にして、天壇公園に向けて車を走らせたのですが、これまた一帯一路の影響で大渋滞に巻き込まれ、天壇公園に到着したときには、内部拝観の時間は終わっており、外側の公園部分を散策することしかできませんでした。それでも美しい祈年殿をこうして観ることができましたし、また以前来たときにはあまり気がついてなかったのですが、多くの柏槇の古木があるのを観られました。

下の写真はその一本。樹齢300年だったかと思います。さらに古いものもありましたが、これぞ、「庭前の柏樹子」です。中国ではそこいらにある樹なんですね。

b_MG_5464.jpg

翌日は李さんたちとは別行動。久しぶりに天安門から故宮博物館を拝観することにしました。

朝の8時頃に天安門前に来たのですが、それでもこの人出。

b_MG_5555.jpgセキュリティチェックもあり、チケットも本来はオンラインで申し込んでおくべきだったのですが、気まま旅なもので、出たとこ勝負。中国ではオンラインサービスがかなり普及していて、この日、のちにWeChatPayの必要性に大いに気づかされることになるのです。

ともかくも現金を払って天安門から故宮博物館の中に入りましたが、中も多くの人、人、人。

b_MG_5598.jpg

こちらは太和殿です。映画「ラストエンペラー」の印象的なシーンと坂本龍一の音楽が蘇ってきます。

b_MG_5628.jpg私自身、故宮博物館の中に入ったのは30年以上前でしたから、その時とはまた違った感覚で観ることができましたが、それにしても人が多すぎて、人に酔ってしまった感じが否めません。

b_MG_5669.jpg

約2時間、紫禁城内を拝観してようやく北側の神武門から故宮の外へ。目の前に景山公園が見えますが、よく見ると、そちらも多くの人が。中国でも5/1のメーデー前後は連休になるとのことなので、地方からの観光客も多いのでしょうね。

ところで、この後、疲れもあってタクシーを利用して一旦ホテルに戻るのですが、そこで、WeChatPayなどのキャッシュレスにしていなかったツケに見舞われます。

タクシーを降りるとき、タクシー代として17元ほどの支払いだったので、10元と5元と2元を用意したら、おつりを渡すから100元札が欲しいといわれ同時に釣り銭を手渡されました。そこで、財布から100元を出して渡すと、もっときれいな札がないかというので、財布の中から別の100元を出し、先にわたした100元と交換したのです。あとで考えると、この時に先に渡した100元札を偽札とすり替えられていたようなのです。

このあとに行ったレストランで、この100元札は使えないといわれ、不思議に思ってホテルでチェックして貰ったら、これは偽札だと……。100元札は関西空港で両替したときに手にしたものだけだったので、偽札のはずはなく、しばらく考えたところ、上記のタクシーでのタイミングしかあり得ないのでした。
たしかに、よくよく見比べると透かしがあまかったり、ほかにも少しおかしな点がありました。

中国はキャッシュレスが非常に進んでいる理由の一端がわかった気がします。日本で偽札が出たら大ニュース。ですが、私はこの札を教訓にしようと持ち帰ったのでした。

その夜、中国時間で23時、衛星放送でNHKを観ていると「令和」へのカウントダウン。まるで大晦日のようでした。

久しぶりの中国。そんなこんなで、アタフタして帰路に就き、日本に着いたときには「令和」の時代となっていたのでした。ちょっと浦島太郎の気分です。

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

円覚寺の至宝展

190422_三井美術館外観.jpg190422_会場入口.jpg

4月20日より6月23日まで、東京の三井記念美術館で「円覚寺の至宝-鎌倉禅林の美」展が開催されています。
本展は大用国師200年釈宗演老師100年大遠諱記念特別展として開催されるもので、前日に行なわれた開会式に行ってまいりました。

190422_法要.jpg

190422_管長挨拶.jpg開会式では、横田南嶺円覚寺派管長を導師に円覚寺派僧侶による記念法要が営まれ、続いて主催者による挨拶がありました。
横田管長は、美術館のあるこの土地は江戸時代前島と呼ばれ、円覚寺の所領であったという因縁に触れ、江戸後期、沈滞の中にあった円覚寺を中興した大用国師と、明治の廃仏毀釈後、禅を「ZEN」として欧米に広めた釈宗演老師の功績を称えられ、本展が文化遺産の展覧に留まらず、会期中に行なう坐禅や法話等を通して現代に息づく禅を伝える場であることを話されました。
本展では、円覚寺と円覚寺派寺院に遺された名宝だけでなく、無学祖元像と蘭溪道隆像が並んで展示されるなど、建長寺の名宝も多数出品されています。
なお、鎌倉派の絵画の展示室では、弊所の雪村周継筆「蕪図」も展示されています。
会期中は多彩なイベントが行なわれます。この機会に足を運ばれてはいかがでしょうか。

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

季刊「禅文化」252号発刊のお知らせ

k252_w260.jpg

この春200年の遠諱をむかえた誠拙周樗(せいせつしゅうちょ)禅師(大用国師、1745~1820)。禅師は、当時宗風が沈滞していた円覚寺を復興された「鎌倉禅中興の祖」でありながら、京都五山の相国僧堂や天龍僧堂の開単をも果たされた、まさに傑僧といえる方です。252号では、禅師の近世禅林における業績を改めて顕彰し、ご紹介しております。

禅師が前版職(僧堂師家)に就かれていらい、円覚寺に集まる修行僧の数は年を追うごとに増えていき、寛政8年(1796)の雨安居には、74人もの修行僧が禅師の下に参集したそうです(本号掲載論稿・舘隆志「誠拙周樗の鎌倉における禅の復興」より)。この事実だけでも、その接化がいかに人を引きつけるものであったかご想像いただけることでしょう。

「凡(おおよ)そ五十年間、正続僧堂に在りて只だ仏法を以(もっ)て人の為(ため)にするを我が任と為(な)す」。誠拙周樗禅師は、自らこのような言葉を遺されています。その生きざまを、この機会に是非知っていただきたく存じます。詳しくは、こちらをご覧ください。

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

写蘭会グループ展 vol1

 

b_MG_5160.jpg

先般、本ブログでお知らせしました、弊所スタッフである私も出展しておりますグループ写真展『写蘭会 第一回グループ展』が、京都市中京区の烏丸仏光寺西入にあるラボ京都の4F会場にて開催しております。

写真展vol-1案内ハガキ.jpg

先週土曜日から始まった本展は4/26(金)までの1週間限りですが、昨日までの3日間でおかげさまで120名を超える来場者にお越し頂きました。私も土曜日と月曜日に在廊しておりましたところ、小さな会場ですがほぼひっきりなしに来場者があり、ありがたいことでした。

もちろん、私を含め出展者の知己の方も多くおいでになるので、お花をお持ち下さったり、お菓子などの差し入れもあったりし、用意した作品目録を片手に、じっくりと写真をご覧頂きました。在廊しているものも、毎日入れ替わりでおりますが、他の方の撮影された情報も、カメラ講座の時にご本人から聞いたりしていますので、その情報をお伝えしたりしていると、あっという間に時間が過ぎます。

b_MG_5162.jpg

中には手厳しく酷評をいただく方もおられますが、もちろん私達はまだまだアマチュアの身。そういう御批評ももちろんありがたいことですが、この写真が良いねぇとかいうお声には、私の作品でなくても嬉しくなりました。

今、京都では「KG+ 2019」という写真展や、アーティストによる展覧会が市内各所で開かれています。KYOTOGRAPHIEヘおこしお越しのおついでに、我々の小さな写真展にもお越し頂ければ幸いです。あと4日です。お待ちしております。

by admin  at 10:16  | Permalink  | Comments (2)  | Trackbacks (0)
2019年7月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31