季刊「禅文化」263号発刊のお知らせ

k263_blog.jpg2022年最初の季刊「禅文化」を発刊いたしました。特集は「黄檗の禅 後編」。黄檗宗の開祖・隠元隆琦禅師の350年大遠諱を記念してお送りする2号連続特集の後編です。前号では主に、禅師東渡の経緯や、このことが当時の日本に与えたインパクトについてご紹介しました。今回は、禅師とその周辺によってもたらされた「文化」の意義を考えて参ります。

中でも鉄眼道光の『一切経』刊行や了翁道覚による日本初の図書館設立は有名ですが、これらの事業によって民衆は知識を身につけ教養を磨くことになり、結果、日本の平和維持に大きく貢献したともいわれます。また、食文化や建築をはじめ、現代人にとっても馴染みある黄檗文化は、さまざまな場所に。

理解の一助となればと図版も大幅に増やしておりますので、本誌を通じて、束の間でも禅師の時代に想いを馳せていただけましたら幸いです。
詳細はこちらよりご覧ください。どうぞ宜しくお願いいたします。

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仕事始め

23078018_s.jpg新年おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

禅文化研究所は本日が仕事始めですが、寺院の行事等で欠勤の職員もいて、本格的な業務は来週以降となりそうです。
新型コロナの変異株の拡大が懸念されますが、今年こそ収束の目処が立つことを願います。

現在、花園大学歴史博物館で公開中の「両足院-いま開かれる秘蔵資料-」展は、1月7日より大幅に作品を入れ替えての後期展が始まりました。会期は2月3日までですので、この機会にぜひご鑑賞ください。また、1月21日には記念講演会も開催いたします。こちらにもぜひご参加ください。

1月25日発売の季刊「禅文化」263号の特集は「黄檗の禅 後編」です。今号では、隠元禅師がもたらした黄檗文化を紹介します。どうか手に取っていただきますようお願い申し上げます。

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仕事納め

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今年も新型コロナに明け暮れた一年となりました。
東京五輪ほどではないにせよ、恒例行事やイベントに際しては、中止の判断やどのように実施するかについて悩まれた方も多かったと思います。
コロナ禍を機に社会構造や生活様式も変化しました。これからは変えるべきものと、変えてはいけないものの見極めが大切になるでしょう。

さて、禅文化研究所は本日27日をもちまして本年の仕事納めとさせていただきます。年始は6日まで休ませていただき、7日より通常業務となります。ご迷惑をおかけしますがご了承の程お願いいたします。

みなさまには、本年も禅文化研究所の諸活動にご理解ご協力をいただき、誠にありがとうございました。
どうぞ良い年をお迎えください。

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花園大学歴史博物館開館20周年記念 「両足院―いま開かれる秘蔵資料―」展 記念講演会

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花園大学歴史博物館で開催中の特別展「両足院―いま開かれる秘蔵資料―」記念講演会を実施いたしました(於妙心寺花園会館教化ホール)。

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講師の片山真理子先生(花園大学歴史博物館研究員・ 東京藝術大学美術学部付属古美術研究施設非常勤講師)は、高麗美術館(京都市北区)で学芸員として15年間勤務された経験もお持ちの、朝鮮美術の専門家であられます。今回の講演会は間際に決まったもので、会場も花園大学より徒歩7分ほどの花園会館での開催でしたが、関心を持つ方々に足を運んでいただき、用意した席は埋まりました。

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演題は「両足院の文物と対馬以酊庵輪番がもたらしたもの」。近年実施の両足院(建仁寺塔頭)の所蔵品の調査・整理をもとにお話いただき、そのなかでも朝鮮から伝来した文物の存在というものは、朝鮮修文職として対馬以酊庵に赴任したことと大きな関わりがあるもので、もちろん朝鮮通信使の来日との関わりは当然あると思われますが、また別の流れではないか、とのことでした。

江戸時代、対朝鮮外交においては対馬藩が徳川幕府より専任され、一手に取りまとめてきました。しかし、国書改竄の事実が明るみとなった柳川一件の後には、京都五山の碩学僧が約2年ごとに派遣されることになり、その後230年にわたって「以酊庵輪番制」として機能しました。両足院からも輪番した碩学僧が4名、中には2度、3度つとめた住持を輩出しており、京都に帰って来る際には、当地で得た土産を持ち帰ったということで、片山先生からは、両足院と以酊庵の歴史や現在展観中の朝鮮美術について、わかりやすく教えていただきました。

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今回、花園大学歴史博物館で公開されているのは、蔵の修復工事にともなう寺宝の一時保管中に行われた、整理をともなう調査研究の成果です。未公開の優品のほか、光の当たりにくい作例にも目を向けた貴重な機会となっています。「書画ばかりでなく、蔵には貴重な古文書も存在しており、保護の意味で両者をともに博物館で預かることとなり、ともに調査する機会を得られた収穫は大きい」と片山先生。絵画と文献の一致についても例を挙げてご紹介くださいましたので、講演会にお越しいただけなかった皆さまも、ぜひレジュメをご覧ください。

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展覧会は、前期は今月25日(土)まで。後期は2022年1月7日(金)からで、作品の展示替えは大幅に行われます。どうぞお楽しみください。なお、1月21日には、同院の典籍調査に深く関わってこられた赤尾栄慶先生(京都国立博物館名誉館員)の講演会も実施されます。詳しくはこちら。皆さまのご参加お待ち申し上げます。

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「両足院展」開催中です

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花園大学歴史博物館で「両足院-いま開かれる秘蔵資料-」展が開催中です。

本展は、花園大学歴史博物館と禅文化研究所が共同で行なった、両足院所蔵文化財の調査の成果として、両足院の多彩な寺宝のなかから未紹介資料を中心に展観するものです。
会期は2022年2月3日まで。会期中、大幅な作品の展示替を行ないます。
事前予約制となっていますが、またとない機会ですので、ぜひご鑑賞ください。
予約方法についてはこちらをご覧ください。

また、記念講演会も2回開催いたします。詳しくはこちらをご覧ください。

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