方広寺新管長 安永老師のDVD撮影

 

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去る金曜日に、浜松市の大本山方広寺へお邪魔してきました。
弊所の「DVD禅僧が語るシリーズ」第13弾となる、方広寺派管長安永祖堂老師のインタビューなどの撮影のためです。

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インタビュアーは、金子あいさん。本シリーズで何度もインタビュアーをしていただいていますし、方広寺前管長の故・大井際断老師のDVD撮影の際にも金子さんでしたので、二度目の方広寺訪問とのこと。余談ですが金子さんは舞台俳優で、近頃、平家物語の語りをライフワークのように取り組まれています。そうそう、本ブログでも紹介したことがありました。

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朝方には僧堂の様子や、境内や方丈を拝観するインタビュアーの様子をさきに撮影しました。直虎ブームのときには、かなりの数の拝観者もおられましたが、近頃はだいぶひっそりとしています。撮影中、一般拝観の方々に気を回すことなども皆無でした。

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そして10時からは安永祖堂老師のインタビューの開始。予め予定した質問内容はあるものの、そこからさらに踏み込んで、私達も横から新たな質問を入れたりしましたが、さすがに大学で教鞭を執られていただけのこともあり、いちいち丁寧にお答え頂き内容的にも大変おもしろいものが撮れたと思います。2時間以上にわたる撮影の中から、この後、プロデューサーが半分以上をカットして45分程度にまとめていくのですが、興味深い内容になることは間違いないでしょう。

秋頃には商品化できるかと思いますので、どうぞお楽しみに。

 

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釈宗演老師没後100年記念事業

 

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釈宗演老師が中興開山である鎌倉の東慶寺では、没後100年にあたる本年、大法要や記念講演など、宗演老師を顕彰する事業を展開されます。

詳しくはこちらまで。

昨年は大本山円覚寺での100年遠諱やゆかりの地での顕彰事業が行なわれましたが、今回の催しも、世界を巡錫し欧米にZENを広めた釈宗演老師のことを深く知る機会になると思います。

なお、禅文化250号でも特集を組んでいますのでご高覧ください。

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白隠禅師の地へ -松蔭寺と産湯の井戸-

 

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一昨日のブログに続き、自坊の檀家さん達を引き連れての白隠さん由緒の地めぐり、その二日目。

残念ながら露天風呂からの富士山は拝めませんでしたが、伊豆長岡のいいお湯につかって、ホテルを後にしました。向かったのは沼津市原町の松蔭寺。ご存知の通り、白隠禅師が住職をされ、多くの修行者達を接化された古道場です。

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もちろん檀家さんたちは初めての参拝。本堂にお賽銭をお供えして手を合わせました。その後、本堂裏にあるお墓の方へご案内し、白隠禅師のお墓にお参りです。

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普段から法話などで白隠禅師のことは話してはいますが、「白隠禅師坐禅和讃」をつくった白隠さんくらいにしか、おそらく理解を得ていなかったであろうと思いますが、こうして由緒の地を廻ることで白隠禅師がどういう方で、どんなところにおられたかなど、身近に感じられて、布教効果は抜群です。

墓地内を少し探したところ、白隠禅師のご実家である長澤家のお墓も発見。前日に説明していたのですが、今は「耕文社」という印刷会社を経営されていて、私が勤めている禅文化研究所での刊行物も多くここで印刷して貰っているというと、また親近感がわくようでした。

このあたりのお墓は黒石が多いねぇとか、大きな墓石が多いとか、お土地柄の違いにひどく感心する檀家さん達。

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つづいて、松蔭寺のすぐ近く、いまは「白隠禅師産湯の井戸」としてお祀りされている長澤家跡にもお参りしました。こちらは白隠禅師250年遠諱を記念して大本山妙心寺が整備をされてきれいになっています。

白隠禅師の作られた「隻手音声」を表わす、白隠禅師筆の片手の絵が彫られた石もありましたので、こちらでも公案について説明したりして、臨済宗の修行に欠かせない参禅ということの話などもできました。ほんとに自坊にいて話していても、なかなか理解されにくい話ですが、こうして僧堂の生活や、白隠禅師の由緒の地を訪ねて、現地で話をすると、檀家さん達も興味ぶかく、また熱心に話を聞いて下さっていました。

沼津港市場に立ち寄って、おうちへのお土産をたんまり買い込まれた皆さんと、夕刻に無事に自坊に帰り着きました。また機会を作ってこういう旅をしたいものです。

 

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白隠禅師の地へ -龍澤僧堂-

 

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去る土日の二日間で、自坊の檀家さん7名をお連れして、三島の龍澤僧堂を訪ねてきました。私自身も在錫した僧堂ですし、今、弟子である息子も在錫中ですので、一度お参りしたいという声があったのです。

近畿はまだですが、東海地方はすでに梅雨入りしたとのことですが、初日は時折日差しが見えるような日で幸いでした。さすがに富士山を拝むことはできませんでしたが、龍澤寺に到着すると、まず方丈で本尊諷経をいたしました。見たこともないほど大きな魚鱗に檀家さんは驚きの声。その後、松華室老漢がお出ましになり、お茶とお菓子をいただきながら親しくお話をいただきました。

90歳になろうというのに、お顔の肌つやは全くそんな風に見えず、また矍鑠とした雰囲気に、檀家さん達も圧倒された様子で、龍澤寺を後にしてから、「老師の姿を見ておもわず姿勢を正してしまった」といった声がしきりと出ていました。また老師から富士山の絵に賛をされた色紙を全員にいただき、ありがたく頂戴しました。老師や弟子もふくめて全員で記念写真も取らせて貰った次第です。

その後、開山白隠禅師、二祖東嶺禅師、中興星定禅師の木像が祀られる開山堂にお参りし、つづいて禅堂内部も拝観させてもらいました。案内は弟子がしてくれました。檀家さん達ははじめて見る禅堂で興味津々です。どんな生活をしているのかをかいつまんで話をしておきました。

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方丈の裏手にある開山塔にもお参りし、そこから裏山を見上げると鎮守堂が見えます。雲水の頃、あそこにも上がって諸堂諷経したなぁと思い出しておりました。街中の喧噪とはかけはなれ、龍澤寺の境内は静かで、心も落ち着いてきます。こんな広い境内を少ない雲水で掃除するだけでも大変ですが、さすが僧堂ですから草も生えておらず美観が保たれています。

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檀家さん達にとっても、檀那寺の和尚やその弟子が修行したこの龍澤寺を訪ねられたことは、大層よかったようです。夜は伊豆長岡温泉に宿をとり、楽しく賑やかに懇親会をしたのでした。二日目は、白隠禅師の生まれ故郷である原へ参ります。

つづく

 

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誠拙周樗展 あと少しです

 

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4月2日から花園大学歴史博物館で開催してきました、「大用国師200年遠諱記念 誠拙周樗-鎌倉禅中興の祖-」展(共催:大本山円覚寺・花園大学歴史博物館・公益財団法人禅文化研究所)も残すところ2週間弱となってきました。

現在は、長いGWがあけてから後期展示に変更して展観しております。

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非常に多くの遺墨点数を残されている誠拙周樗禅師ですが、やはりこれほど一挙に集めた展覧会は、そうそう機会があるものではありません。非常に品格のある作品の数々です。

 

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円覚寺に残る史料的にも貴重なものも多く、芳名帳を見ると、鎌倉からお越し頂いている方もたくさん見受けられます。

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樽のように見えているのは風呂釜。現在の電気ポットのようなものです。

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会期は6月15日まで。どうぞお早めにお越し下さい。

なお、展覧会図録は花園大学歴史博物館にて販売しており、またさらに大部の『大用国師遺墨集』は禅文化研究所にて頒布販売させていただいています。

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