徹底比較 曹洞宗と臨済宗

 

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他社の雑誌をご紹介するのもなんではあるのですが、月刊『大法輪』5月号(大法輪閣)で、このたび、「徹底比較 曹洞宗と臨済宗」という特集が組まれました。

日本で禅宗と呼ばれていますが、ご存知の通り、曹洞宗と臨済宗、そして黄檗宗があります。黄檗宗は江戸時代に隠元禅師によって中国からもたらされた臨済宗の流れですので、大きく分けるならば、曹洞宗と臨済宗ということになるわけです。

この二つの宗の違い、おわかりでしょうか? 坐禅の時に壁向いて坐るか坐らないか? 参禅があるかないか? など、すぐに思いつくこともあろうかと思いますが、「第一部 人物」「第二部 宗門の歴史と現在」「第三部 教義」「第四部 実践のあり方」の四部構成で合計27設問について、曹洞宗・臨済宗のそれぞれの僧侶が回答を寄せています。じつは弊所主幹も「第三部 教義」を担当しています。

1つの設問に曹洞宗側と臨済宗側がそれぞれ回答しますが、なにしろ相手の書かれている内容を知らずに執筆しなければならなかったため、若干、ベクトルが異なっているような部分もありますが、それでも、如実にその違いがわかるかと思います。

もし興味がおありでしたら、ご購読を。

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円覚寺中興 大用国師二百年遠諱

 

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昨日(2019/4/11)、鎌倉の大本山円覚寺において、中興開山大用国師誠拙周樗禅師の二百年遠諱が勤修されました。本ブログでも書いておりましたとおり、数年前からこの遠諱のために立ち上げられた遠諱委員会より依頼を受けまして、禅文化研究所では大用国師遺墨集の編纂に関わってきておりました関係もあり、拝請を頂戴いたしておりましたので、参列させて頂きました。

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前日より鎌倉入りしたのですが、ご存知の通り、東京でも雪がちらついたほどの荒天。新横浜に降り立ったときより、京都より寒いと感じましたが、翌、遠諱当日は晴天。聞くところによると円覚寺派管長の横田南嶺老師が関わる法要の時には、雨が降ったことがないとのこと。台風でも風が収まるとの御霊験。どおりで内局の方々も、天気については心配がないと以前から仰っていたわけです。

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この遠諱には、誠拙周樗禅師とご縁のある大本山相国寺および大本山天龍寺の各管長猊下や、お隣の大本山建長寺派管長猊下、また廣園僧堂、相国僧堂や、関東叢林のお師家様方、各派本山御重役、建長寺塔頭尊宿、円覚僧堂出身の尊宿方、円覚寺派寺院尊宿など、総勢250名ほどが参席されておられました。

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仏殿には大用国師の頂相が祀られて、横田南嶺円覚寺派管長が導師のもと、献供九拝式が厳かに勤められます。私自身は妙心寺派の僧侶なので、他派の法要次第はあまり知らないので、興味津々でした。

b_2019-04-11-10.58.jpg献供九拝のあと、横田老師が拈香され、大用国師に対する報恩の香語を力強く唱えられました。おわって楞厳呪坐誦をお唱えしました。

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楞厳呪の唱え方も、妙心寺派とはかなり異なることを知りました。そもそも誦む音が違ったり、維那の節もまったく異なりますし、伸ばすところも違ったりというわけで、一緒に誦むのはかなり難しい状況でした。私のとなりにおられた、誠拙周樗禅師が出家された四国の佛海寺のご住職とも、こんなにも違うのですねと驚いておりました。

ともかく無事円成された遠諱、ながらく計画されてきた遠諱委員の方々もお疲れのことだと思います。
記念品として、弊所で制作させて頂いた『大用国師遺墨集』、このたび弊所から刊行した横田老師著の『武渓集訳注』をお使い頂き、大変ありがたいことでございました。御参席の皆様には少々重い記念品ではありますが、ご覧頂ければ幸いです。

また、『大用国師遺墨集』も弊所から特別頒布販売(税別¥20000円)させていただきます。

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職員の晋山式

 

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去る2019/4/7(日)に、禅文化研究所の若いスタッフの一人であるMK君の晋山式が挙行されました。拝請をいただきましたので、事務局長とともに参列するために兵庫県の丹波市まで行って参りました。

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幸いにして、いいお天気に恵まれ、100人にものぼるお稚児さん達との行列も、おだやかに進められたようです。お稚児さんたちの写真撮影は3回に及んでいました。

また、この日は、晋山式の前に秘仏・東方薬師如来のご開帳法要もあり、お師匠さんと法縁の深い国泰寺派管長・澤大道老大師が導師としてご開帳され、続いて、本堂前にて地元神社の保存会の方による獅子舞の奉納もありました。

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そして、晋山式となり、山門偈、晋山偈と、持ち前の大きな明るい声で朗々と唱えたMK君は、ご指導頂いた相国僧堂師家・小林玄徳老師や師父、尊宿、檀信徒、そして親族の前で、立派に晋山を果たされました。

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相国僧堂の老師から綿密な御垂誨を賜った新命和尚、これからの宗門を担っていく有望な一禅僧となってくれることと思います。

さて、初めて訪ねたこのお寺ですが、周囲は山に囲まれた篠山市の盆地にあり、あちこちに桜の木が点々とあってちょうどいい季節。近くには黒田官兵衛ゆかりの黒田の庄もあります。また、改めてゆっくりと訪ねてみたいと思いました。

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円山公園で花見

 

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花冷えというか寒の戻りといいますか、寒い日が続いて、桜の花も開花宣言から長く楽しませてくれています。

少し前になりますが、先週の水曜日に八坂神社のとなり、円山公園まで繰り出してきました。

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しだれ桜や、ソメイヨシノなど、夕暮れにもかかわらず、多くの人の眼を楽しませてくれています。
とはいえ、来場者のほとんどは外国人。右を見ても左を見ても、日本人を探すのが大変なほどでした。

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日本の桜は美しいのだそうです。

201944-円山公園_190404_0002.jpgこの有名な円山公園のしだれ桜は老木で、近年、だいぶ痛んできている気がします。昨年の台風もきつかったことでしょうが、それでも美しい花をたくさん咲かせていました。

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あたりも暗くなると、ライトアップというわけですが、個人的にはあまりライトアップを好まないので、早々に退散。というわけで、しばしの花見を楽しんだのでした。
御地はもう散る桜? それともこれからでしょうか。

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萬福寺開山忌

 

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毎年4月3日に行われる黄檗山萬福寺(京都府宇治市)の開山忌に参列してきました。研究所には京都の各本山から開山忌への案内が届き、仕事が重ならない限り出席しています。桜の満開も近い京都ですが、ここ数日は寒い日が続き、この日も花冷えの中での法要となりました。この日の他山からの出頭は、京都の臨済各本山と山梨の向嶽寺、宇治の平等院や興聖寺、そして縁故寺院などでした。

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ご存知の方も多いでしょうが、黄檗宗は中国明代の禅を受け継いでいます。中国色の濃い建造物はもちろん、法要も独特の声明で行なわれます。普段読んでいる楞厳呪も中国音で読まれると部分的にわかる程度です。
法要後は名物の普茶料理をいただいて散会となりました。

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大本山萬福寺では、2022年に宗祖隠元禅師350年大遠諱を迎えます。伽藍の修復をはじめ、授戒会や坐禅会、日中仏教文化の交流などの事業が行なわれるようです。

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