大徳寺方丈の修理現場へ

国宝・大徳寺方丈の修理現場の見学に行ってきました。
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大徳寺は臨済宗大徳寺派の大本山で、鎌倉時代に大燈国師によって創建されました。
方丈は、本来住持の住まいとして用いられる建物でしたが、後に接待や行事の場としても使用されてきました。
現在の建物は、寛永12年(1635)に、大燈国師三百年忌にあわせて行われた伽藍整備の際に建てられました。今回は90年ぶりに建物を解体して修理が行なわれています。
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無数の丸太が組まれた圧巻の空間でした。すべて鳶職人による手仕事だそうですよ。
修理は令和8年まで行われる予定とのことで、完成が楽しみです!

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季刊『禅文化』266号発刊のお知らせ

k267_hp.jpg古くから、一寺の住持となる人物に求められてきた素養や手腕とはどんなものだったのでしょうか?

それを示すひとつの機会として、本山継承の儀式である晋山開堂を捉え、儀式の意義を知るべく特集させていただきました。巻頭では、4月に晋山なさったばかりの南禅寺派の田中寛洲管長が、みずからの開堂を振り返りまとめてくださっています。

連綿と続く法の尊さを感じていただけましたら幸いです。
詳細はこちらから。宜しくお願いいたします。

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「禅文化財COLLECTION」に作品を追加しました。

書画・典籍データベース「禅文化財COLLECTION」に、当研究所が所蔵する作品の中から、新たに関盧山や滴水宜牧の書画等、5点を追加公開しました。

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こちらは新たに公開した「如意図」です。みなさまは「如意」をご存じでしょうか。僧侶の方にはなじみがあるものかもしれませんが、一般的にはご存じでない方も多いのでは・・?

「如意」という言葉には「物事が自分の思うままになること」という意味もありますが、この作品では、僧が読経や説法の時などに手に持つ道具である「如意」が描かれています。本来は孫の手の様に背中を掻く道具で、思いのままに痒い所に届くので、そう呼ばれるようになったそうです。


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続いてはこちら。

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さてこれは何が描かれていると思いますか?

かくいう私も、最初はお掃除ロボットの「ルンバ」にしか見えなかったのですが、この絵が描かれた当時に存在していたら驚きですね!


正解は・・

 

 

 

 



「草座」。


法会などのときに僧や参拝者が座る敷物の一つです。平たく丸く編んで作るもので、古くは真菰(まこも)や藁(わら)などが使われていたようです。
現代の物で例えると、い草の座布団のような見た目に似ているかもしれません。

単純化されて描かれている墨画なので、何が描かれているかが分かるとより一層鑑賞を楽しめますね。

「禅文化財COLLECTION」は、こちらから閲覧できます。ぜひご覧ください。

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禅語こよみ 2023年 【自性寺所蔵品より】販売開始

 

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2023禅語こよみ 表紙/蓬萊山図 山口雪渓筆

 

先日より、令和5年(2023)の「禅語こよみ」(カレンダー)を発売開始しています。来年の禅語こよみは、禅文化研究所のデジタルアーカイブズ事業として調査に入らせていただいた大分県の自性寺ご所蔵の逸品から制作しました。

季節の禅語と、禅の優品を味わうカレンダー。
さらに使いやすくデザインがリニューアル!
各月に、季節に合わせた自性寺の優品と、禅語・詩を掲載しています。

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画部分縦20cm+カレンダー部分縦22cm/横幅17.5cm

100部以上をご注文いただいた場合には、カレンダー下部に寺名や会社名などの印刷をサービスさせていただいています。

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ご注文お待ちしております。

2023 禅語こよみ ご注文は⇒こちらから

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「禅文化財COLLECTION」に作品を追加しました。

書画・典籍データベース「禅文化財COLLECTION」に、当研究所が所蔵する作品の中から、新たに誠拙周樗や弘巌玄猊の書画等、5点を追加公開しました。

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「虎渓三笑図」を新たに公開しました。当サイトのトップページの画像にも使用しているものです。ちなみに、この作品は担当が落款を読むのを苦労していました。
「虎渓三笑」は、日本・中国画の画題で、中国の故事を扱ったもので、好画題としてさまざまな画人たちによって絵画化されました。
中国での浄土教の開祖である慧遠法師は来客を送る際、精舎の下の虎渓という谷川のところで足をとめ、そこを渡ることをしない戒律を守っていました。
しかし慧遠法師は、訪れた二人(陶淵明と陸修静)を送る途中、話に夢中になるあまり、気づいたときには虎渓を数百歩出てしまっていて、そのとき三人手を打ち大いに笑ったといいます。
ある物事に熱中するあまり、他のことをすべて忘れてしまうことのたとえとして、現代では四字熟語で使われています。


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猷禅玄達(東海猷禅)の墨梅図も公開しました。
猷禅玄達は、梅画に長じた画僧として知られています。
こちらの作品は、とても力強く勢いのある筆使いが魅力的な作品です。
太く力強い幹と、細く伸びる枝の描き分けが見どころではないでしょうか。

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花園大学歴史博物館にて
「松雲室100年遠諱記念 見性宗般 ―圓福寺・見性寺所蔵遺墨―」展
が開催中ですが(詳細はこちら)、それにちなんで宗般玄芳(見性宗般)の墨蹟も新たに追加しました。
曲がりくねったユーモラスな字に芸術性を感じます。


「禅文化財COLLECTION」は、こちらから閲覧できます。ぜひご覧ください。

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