研究所の花 2020/3

 

20200303_085915.jpg

 

ブログ禅が一週間以上も間があいてしまいました。ちょっと忙しいのと、なかなかお伝えできる話題がなくて。
今日はもう3月3日。早いものでもう今年も1/6が過ぎてしまいました。暖冬の今年とはいえ三寒四温のこの頃ですが、それよりもなによりも、世間はコロナウイルスの話題で大騒ぎです。

マスクがないのは仕方ないとしても、風評でトイレットペーパーなども店頭からなくなっているとかで、ちょっと皆さん、脚下照顧。落ち着きましょう。
不要不急の外出は控えるのも大事でしょうが、すべてネガティブに考えるのもどうかと思います。できることはしないと息が詰まってしまいますよ。とはいえ、恒例で毎年3月上旬に行なっている自坊の大般若祈祷会も、4月4日に延期をすることにしました。とりあえずは3月始めの2週間は自粛するべきかなと思った次第です。

20200303_085411.jpg

さて、冬は自坊から持ってこられる花が少ないうえに、長持ちするので、久しぶりのお花係で、研究所に生けさせて頂きました。持ってきたのは、スイセン、ヒメリュウキンカ、藪ツバキ、クリスマスローズ、そしてネコヤナギ。

20200303_090101.jpg

コロナウイルスのワクチンができたり、病気の原因が解明できたりして、はやく収束し、落ち着いた生活に戻りたいですね。
学校に通う子供達のおられる家庭では、いろいろと大変でしょうが、助け合って切り抜けていきましょう。

そういや、今、映画館で「嘘八百 京町ロワイヤル」という映画をやってます。まだ私は観ていないのですが、その前作である「嘘八百」という映画をビデオで観ました。そしたら冒頭のシーンで、散らばっている車の中に『欠伸稿訳注』の表紙が。そして映画の大事なシーンにも出てきて驚きました。禅文化研究所の前主幹である芳澤勝弘氏の訳注による本なのですから。

思わず芳澤さんにメッセンジャーで尋ねたところ、堺市博物館の学芸員さんとの繋がりでこんなことになったそうです。急に親近感が湧いてしまい、「嘘八百 京町ロワイヤル」も観に行こうかなと思っているところです。あ、でもこれもコロナウイルスが落ち着かないうちには難しいでしょうかね……。

by admin  at 09:09  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

城南宮のしだれ梅

 

Egaktic_20200223_MG_4005.jpg

新しい天皇陛下のお誕生日で連休となった先日、京都南区にある城南宮へしだれ梅を観に行って参りました。

自家用車で出かけたのが失敗。周辺は大混雑で、もちろん城南宮の無料駐車場は常に満車の状態。しかたなく1km近く離れたコインパーキングをなんとかみつけ、そこから歩いて向かったのですが、鳥居をくぐったあたりからまた人の列。

しだれ梅の庭園に入りたい方はこちらにお並び下さいということで、30分以上の列に並んでようやく入園。少し小雨も降ったりしてきて、心も折れそうになったのですが、素晴らしいしだれ梅群の満開を観ることができました。

そしてよくみると、小さな、それでいてぷっくりとしたメジロが小忙しそうに花の蜜を啄んで飛び回っているのを発見。なかなかじっとしてくれないので、写真を撮るのも大変でしたが、それでも何十枚もシャッターを切ったなかで、何枚かいいのが撮れました。

Egaktic_20200223_MG_3849.jpg

 

Egaktic_20200223_MG_3927.jpg

 

また、しだれ梅の他にも、椿もたくさんあり、こちらも目を楽しませてくれました。

Egaktic_20200223_MG_4013.jpg

 

Egaktic_20200223_MG_4023.jpg

ともかく多くの人でした。並んでいる列の人の話では、テレビで放映されていたらしいので、それを観て来られた方も多いかも知れません。
というわけで、おそらく、平日の青空が見える日がお勧めです。

by admin  at 19:17  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

第15回臨黄教化研究会

 

b_ZAL1583.jpg

先週の木曜金曜(2020/2/13~14)と、毎年恒例の臨黄教化研究会が開催されました。

この教化研究会は、臨済宗黄檗宗連合各派合議所(事務局・禅文化研究所)が毎年開催しているもので、全国から、臨済宗黄檗宗の僧侶が参集して研修を行なっているもので、今年も約70名の僧侶が参加しました。

今年のテーマは「寺院の現状と未来」というもので、初日には基調講演として以下のお二方の講師の講演を拝聴しました。

1.「日本仏教界に未来はあるのか ~寺院を取り巻く現状と課題」
  鵜飼秀徳氏(一般社団法人 良いお寺研究会代表理事、正覚寺副住職)

b_ZAL1581.jpg

2040年というそう遠くない未来に消滅してしまう宗教法人がどれくらいあるか。想定される数字を列記され愕然とする中、その現実に立ち向かうために、私たち僧侶はどうしていけばいいか。自らも僧侶としてのお立場もあり、そのうえで、変えられないこと、変えるべきところ、そして変えてはいけないところを整理して、考え行動していく必要があるというお話でした。
「良いお寺研究会」として実際に実行された例を挙げられ、気づかされることが多々あったかと思います。

2.「葬式仏教から仏教の未来を考える」
  薄井秀夫氏(寺院デザイン代表取締役) 

b_ZAL1593.jpg

薄井さんのお話は、葬式仏教として揶揄されてきた現代仏教は、いまやそれさえ危うくなり、直葬、家族葬が増えているように感じるが、実際には旧来の葬儀に還ってきていると考えても良いのではないかというものでした。それよりは、お葬式をもっと丁寧にすべきで、葬儀の中で、たとえばこのあとは、なにのためにどういうお経を読むのかといったことを説明したりすることにより、葬儀という儀式を退屈でないものにしていく工夫などが必要だとの提言がありました。

その後、班に分かれて分科会でテーマに沿ったサブテーマで討論し、翌日のの全体会で班ごとに発表という流れでした。

参加者にはよい刺激になり、また今後の寺院運営について、よく考える機会が与えられたのではないかと思います。

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

写真展「百年後もここに集う。」京大吉田寮

 

恵文社_吉田寮展.jpg以前に、ブログ禅でもご紹介した、カメラマン平林克己氏の写真集『京大吉田寮』

この写真集発刊を記念した写真展が、今、京都市の恵文社一乗寺店て開催されています。

いまだに、ある種、学生運動の拠点になっていた魔窟のように想像されている方も少なくないとは思いますが、どう感じるかは写真展を観たり、写真集をご覧になったあなた次第ですね。平林氏ご本人も在廊されているときが多そうですので、直接お話も聞けるかも知れません。

会期は2020年2月11日〜2月17日。会期が短いですのでお急ぎ下さい。

詳しくはこちらに掲載されています。

 

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

本堂の屋根の上に

 

_MG_3624.JPG

 

昨日夕方のこと。境内の梅林もだいぶ花をほころばせているので、カメラを持って出てみました。

ご覧の通り、いい香りをさせてきれいに咲いていたのです。7部咲きといったところでしょうか。まだ蕾の多い木もありました。ただ、今年はあきらかに花が少ないですね。ここにも異常気象の影響がでているのかもしれません。

この花を撮るために境内に出たとき、ふと本堂の屋根を見上げると、ちょうど真ん中になにやらいるではありませんか。

_MG_3611.JPG

アップしてみてみましょう。

_MG_3611up.jpgあっちを向いているのですが、どうやら、鷺のようです。近くの川にコロニーがあるので、近くの田んぼなどでもよく見かけます。こっちの気配には気づいていないようですので、カメラを構えて、敷石をトンと踏みつけてみたところ、気づいて飛び上がりました。

_MG_3613.JPG

後ろ姿だと小さく見えたのですが、羽を広げるとやはり大きいですね。どうやらアオサギのようです。
屋根の上で休憩していたのか、あるいは夕陽でひなたぼっこをしていたのかもしれませんが、驚かせてごめんなさい。

お詫びに、鷺についての禅語を列記しておきましょう。たくさん有りますね。

「明月藏鷺」「鷺鷀立雪非同色」「烏不染黒、鷺不晒白」「銀盌盛雪、明月藏鷺」「山果青猿摘、池魚白鷺銜」「白鷺沙汀立、蘆花相對開」「白鷺下田千點雪、黄鶯上樹一枝花」などなど。

烏が黒に対して、鷺は白の代名詞のようです。

「鷺股割肉」[鷺股に肉を割(さ)く]なんて禅語もあります。この写真をみれば一目瞭然。鷺の股に肉なんてついてませんもの。しかし、無いけれども、そこをさらに奪い取れという、ギリギリの厳しさを表わした言葉ですね。

by admin  at 08:56  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)
2020年4月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30