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高台寺 秋の特別展

令和2年高台寺秋の特別展_概要小_ページ_02.jpg

新型コロナの収束は見通せない状況ですが、京都の社寺の拝観者数は戻りつつあるようです。
東山の高台寺では、下記の日程で秋の特別展「観音妙智力 -智慧と慈悲の光(ひかり)」が開催されます。
観音菩薩は詳しくは観世音菩薩ともいい、世間の人々の声(世音)を観察し(観)、その求めによって自在にお姿を現し、あらゆる苦悩から救済してくださる慈悲の菩薩です。
観音菩薩の慈悲と救済を説いているのが、『観音経』ですが、高台寺が所蔵する「三十三観音像」(室町時代)は、この『観音経』をベースに各場面と二十七の観音、そして六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)の各境涯に対応する六観音を加えた三十三幅で構成されています。
今回はその中から観音菩薩の智慧と慈悲を余すことなく伝えるべく厳選された十二幅を公開されます。
この機会にご覧になられてはいかがでしょうか。


会期:10 月23 日(金)~12 月13 日(日)
時間:9 時~22 時(21 時30 分受付終了)
拝観料:大人600 円 中高生:250 円 ※特別展の別途料金なし
所在地:京都市東山区高台寺下河原町526 番地

 

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オンラインサンガセミナー開催について

 

brog_MG_9777.jpg一気に秋めいてきたこの頃ですが、如何お過ごしでしょうか。

先日、弊所の顧客の皆様方にダイレクトメールを発送致しました。高覧の上、新刊や、来年の「禅語こよみ」のご案内などもございますので、なにとぞごお買い求め頂ければ幸いです。

また、以前にお知らせしましたとおり、今年度はコロナ禍のために「実践講座 サンガセミナー」のご案内ができないまま、今日まで過ぎて参りました。
しかしながら、諸々の検討をいたし、Zoomミーティングというオンラインミーティングアプリを使った「サンガセミナー オンライン講座」を秋から冬にかけて開催していく事にいたしました。これについてのご案内もダイレクトメールの中に同封しております。

くわしくはこちらをご覧下さい。

講座は、現時点で以下の5講座を予定しております。

  • 禅の美術鑑賞入門(福島恒徳先生)
  • 地獄絵絵解き講座(西山 克先生)
  • 腰痛改善のためのエクササイズ講座(島林亜依先生)
  • 日々の花講座(雨宮ゆか先生)
  • 一眼レフデジカメ講座 初心者編(柴田明蘭先生)

現時点で、日程が不確定のものもありますが、座学有り、実践有りです。

また、Zoomミーティングなどやったことがないという方には、事前に「Zoomオンライン講座の受講の仕方」として、無料でZoomのトレーニングの講座を4回予定しております。お気軽にお試し下さい。なにしろ、こちらもまだ不慣れな部分もありますので、一緒にトレーニングいたしましょう。

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新刊『童謡 禅のこころを歌う』(重松宗育 著)

 

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まずは非常に強い台風10号によって被害を受けられた、とくに九州や沖縄地方の皆さん、お見舞い申し上げます。

暑い暑い夏が終わろうとしています。ながらくブログ禅も更新しないまま日を過ごしてしまいました。少なからずコロナ禍の影響はありまして、思うところはありながらもなかなかブログに書くのがおっくうな状況です。

さて、そんな中を発刊に向けてきた書籍のご案内です。

『禅林句集』などの英訳出版により欧米への禅の紹介に力を注ぐとともに、日本でも『星の王子さま、禅を語る』、『モモも禅を語る』、『アリス、禅を語る』(筑摩書房)などを著わしてこられた、静岡県承元寺(臨済宗妙心寺派)住職の重松宗育先生が、長年あたためてこられた原稿がついに上梓されます。その名も、『童謡 禅のこころを歌う』。

「しゃぼん玉」「虫の声」「からたちの花」「うみ」「ふるさと」など、親しみのあるなつかしい童謡が誘う、しみじみ、ほのぼのとした禅の世界。各章冒頭に歌詞を掲載し、さわやかなこころに出会う珠玉の一冊となっています。

なにげなく唱っていた童謡にはこんな意味が隠されていたのかと気がつく事でしょう。

横田南嶺老師(臨済宗円覚寺派管長・花園大学総長)からも、「どの童謡を読んでも、メロディーが浮かんでくる。思わず口ずさみたくなる。私には懐かしい紀州の山河も目に浮かんでくる。忘れていた童心に帰る。そんな心で、重松先生の深い解説を読むと、一層心に染みてくる。読み終えて、心地よい禅の風が吹き渡るのを感じることができた。」という言葉をいただきました。

お手元に一冊、いかがでしょうか。シニアの方への癒やしの一冊にもなろうかと思います。

2020/10/13新発売、定価1300円(税別)。ご注文はこちらからどうぞ。

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季刊「禅文化」257号発刊のご案内

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本年は、日本美術史上もっとも有名な画師であろう雪舟(1420~?)の生誕600年。季刊『禅文化』でも、特集を組ませていただきました。興味深い関連書籍がたくさん発売されていますので、本誌も禅の専門誌としての個性を生かすべく、ひと工夫。本特集では雪舟の「禅僧」としての顔に注目しています。

雪舟がどのような意識を持ったお坊さんだったのかですが、今風の言葉でいえば「セルフプロデュース」に長けた人だったようです。そんな雪舟の人間像について、今回は3人の先生がたが、足跡・作品・交友関係などを元に詳しく述べてくださいました。

京都で活躍していた雪舟は、何故あえて山口に下ったのか。どうして、3隻の遣明船のうち3号船に乗っていた雪舟が優先的に中国に入国できたのか。雪舟が好んで着用したと思われる装束にも、思惑があったようです。

また、一般的に山水画のイメージが強い雪舟作品に、実は仏画も多いことなど、意外なエピソードも豊富で読み応えのある内容となっています。記念の年、日本美術史のスーパースターに改めて注目してみませんか。

 

くわしくはこちら

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今年度のサンガセミナーについて

 

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久しぶりの投稿ですが、残念なお知らせです。

例年、今頃からサンガセミナーを開催している時期です。
しかし春から、このコロナ渦のもとで、どうしたものかと思案をしてまいっておったのですが、ある程度収束したら、少し遅れることになっても講座を決めて講師と打ち合わせして、ダイレクトメールやWEBでお知らせしてということになるのでしたが、ご存知の通り、いったん収束気味になったのに、また東京を中心に感染者が増えているといった状況です。

また、花園大学は早くから前期の対面授業を行なわないとし、部外者の立ち入りもずっと禁止する対策をとってきていました。サンガセミナーも少人数とはいえ、会場はあまり広いところではないですし、三密を避けられるかどうかといえば、難しいという状況でした。

夏がすぎて秋口になれば、ある程度落ち着いてくるだろうから、その頃に改めて企画して冬に向けてセミナー開催をしようかと漠然と考えてもおりましたが、繰り返しますが、現状では明るい見通しがたちません。

そこで先般、弊所内部でも協議したのですが、おそらくこのままでは、秋に開催することも難しいだろうと判断し、まことに残念ながら、今年度は原則としてサンガセミナーは開催見送りということにしたいと思います。
ただ、実技を伴わない講座に関しては、オンライン講座も可能かと思い、検討しているところです。

まことに残念なお知らせではありますが、どうか、来年には開催できることを信じて、今年は我慢することにいたしました。なにとぞご了解の程をお願いし、またいずれ開催の目処が立ちました際にはご連絡申し上げますので、重ねてよろしくお願い申し上げます。

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