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陽(haru)Light & Letter展

 

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京都市市街地の北東の方、今はラーメン店が多く立ち並び、ラーメン好きの聖地のようになっている一乗寺。ここに「恵文社」というとても美しく楽しい書店があります。有名なので行ったことのある方も多いかと思います。

2020/1/7~1/13まで、ここで「陽(haru)Light & Letter ~見ようとすれば、見えるものたち~」展が開催されています。

このブログでも何回か書いたかと思いますが、写真家の平林克己氏と、その友人でも有りコピーライターである横川謙司氏がコラボした写真展です。東日本大震災をきっかけとして、その直後からの様子を撮り、その復興を追いつつ、そこに住む人たちの息吹をとらえ、そして国指導で行なう復興工事に疑問を投げかけるという視線と言葉です。

私のように関西に住んでいると、震災当時は慰問にも出向いたものの、とおくにいるともう過去のこととしてテレビなどで観る限りで、実感として捉えにくくなってしまっていますが、未だに、福島第一原発の問題は山積したままですし、完全に復興を終えているとは言いがたい事実があると思います。

そういったことに、今一度目を向けさせてくれる展覧会です。

初日には平林氏をかこんでレセプションと懇親会がありましたので、私も参加してきました。そこには多くの若者達が集って初めてであった人たちと熱い話をしていました。少し気後れしたシニアな私は隅っこの方におりましたが、それでも何人かの人が声を掛けてくれ、自分の思いを話してくれました。

それから恵文社の魅力あるスタッフのKさんとも話し込むことができました。彼は自分が悩んだとき、たまたま禅の本を読み、すごく共感をして心に落ちたと話してくれました。大森曹源老師の本もたくさん読んだそうです。また坐禅もしてみたいが、どうしたらいいかわからなくて……と。

こういう若者達のニーズに、まだ私たち宗門は応えられていないのだろうと思った次第。

期間は短いですが、連休もあります。是非お運び下さい。展覧会や本だけでなく、いろいろ楽しめる本屋さんですよ。

恵文社一乗寺店

 

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頌春 2020

 

20200107_070002.jpg新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、禅文化研究所の諸活動にご理解を頂きまして、ありがとうございました。
本年もなにとぞよろしくお願いいたします。

さて年明け早々、世界情勢では非常に緊迫した様相です。なにとぞ平和的に治まるように祈ってやみません。
自分の命はもちろん、見知らぬ人の命までも、一つ一つの命を大切にしていきたいですね。
令和二年となり、今年は東京オリンピックもあります。高額でかつ稀少なチケットを手に入れ、アスリートたちの戦いの観戦を楽しみにされている方もあろうかと思います。
それとは裏腹にスポーツの祭典とはいえ、政治的な陰もみえかくれしてます。急ピッチで完成をみた国立競技場の裏では、長時間労働で自殺してしまった労働者の方もあったと新聞で読みました。
どの世界にも陰と陽はあろうかと思いますが、我々、仏教徒は子歳にかけて、短い足元を見てチュー道(中道)を歩もうではありませんか。
どうぞ皆さんにとっても良い歳でありますように。

  2020年歳旦

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

令和元年(2019)仕事納め

 

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今年も押し詰まりましたね。今朝、自坊を出る頃、あたりの田んぼは霜がおりて真っ白でした。

LINEのトーク画面の背景で、昨日夕刻から雪が降っています。街はクリスマス一色。LINEで「クリスマス」という言葉をトークで送信すると、クリスマスグッズの絵がシュッと出てくることも、このたび初めて知りました。(笑)

仏教の行事の時にはそんなことはおきないんだろうなぁと思い、ちょっとやっかんでいる私です。さて、昨年10月末にリリースしました、LINEスタンプ「禅僧なむ その1」ですが、11月だけで135人の方がダウンロードしてくださったようで、想像以上にご利用頂き、ありがたいことです。

禅文化研究所も明日26日をもちまして本年の仕事納めとさせていただきます。

午前10時までにいただいたご注文につきましては、可能な限り26日中に発送させて頂き、年内にお届けできると思います。

それ以降にいただきましたご注文は、年を越して来年の1月7日より発送させて頂きます。ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご了承下さい。

みなさまには、本年も禅文化研究所の諸活動にご理解ご協力をいただき、またブログ禅をご覧頂きまして、まことにありがとうございました。どうぞ、年末年始、ご自愛の上、よいお年をお迎え下さい。

また来年もよろしくお願い申し上げます。

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坂村真民 箴言詩集『天を仰いで』

 

0001.jpg去る11月に出版された、仏教詩人・坂村真民(さかむらしんみん/1909~2006)の箴言詩集(しんげんししゅう)『天を仰いで』を拝読しました。

「癒しの詩人」といわれる坂村真民先生は、生涯を通じて「人間として如何に生きるか」自問自答し、1万篇もの詩に綴った人です。その詩は自身への戒めと励ましですが、作品に触れた多くの人の心を動かしてきました(歌碑は海外にまで建立されています)。

わたし自身、読後に心が濾過されたような清々しい感覚に陥り、しばらく理由を考えておりましたが、それは真民先生が目指した人間像が、(聖人ではなく)「人として」の根源的な姿だからではないかと今は思っています。誰もが心の奥底ではこうありたいと願う、尊く純粋な人間像。しかし、実際にそうなることの難しさを、皆が知っています。実践する人を前に良心を刺激され、祈りに似た安心や自戒の念を抱くのは、時代も国もなく、自然な反応なのではないでしょうか。


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編者の西澤孝一先生(坂村真民記念館館長)は、「この本で、私は皆さんに、坂村真民のように生きることや、そういう生き方を求めているのではありません」と記されていますが、心に火が点れば自然と感謝の気持ちが湧き、自分の姿勢における何かを改めたくなるはずです。先生の詩は、平易な言葉で綴られていますが大変力強く、境遇を問わずどなたも励ましとなる一篇と出会えることと思います。

なお、本書の特長のひとつに、真民が残した「思索ノート」の掲載が挙げられます。これらの言葉を知ることで詩をより深く味わうことができ、ありがたいことでした。

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写真集『京大吉田寮』

 

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京都大学にある吉田寮の寮生退去命令をめぐって、近年、映画が作成されたりして「吉田寮記録プロジェクト」が続けられています。今年の2月5日、本ブログでも「百年の光跡 写真展京大吉田寮」という記事を書きました。繰り返しになりますが、この写真展は、臨済宗黄檗宗連合各派合議所がおこなった「臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱」の時に写真記録班を手伝っていただいたフォトグラファー平林克己氏によるものでした。

そしてこの度、彼が撮ってきたこの吉田寮の写真が写真集『京大吉田寮』(発行:草思社)となって販売されました。定価は2200円(税込)。

平林氏の独特のテイストの写真で埋め尽くされています。吉田寮の寮生の息吹が聞こえてきそうなこの写真集、おすすめします。Amazonでも購入できます。

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