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『俗語言研究』第6号(復刊第1号)ご案内

zokugogen.jpg久しく停刊となっていました『俗語言研究』が、このたび四川大学中国俗文化研究所と禅文化研究所による協同編集として上海復旦大学出版社から復刊されました。
誌名の「俗語言」とは歴代の漢語口語の学術用語で、禅籍の口語の解釈を中心に、禅宗の歴史、禅思想、禅籍文献学など、禅にかかわる問題を研究する専門年刊誌として再出発することとなりました。中国語論文には詳しい日本語概要を附しています。
今後は日本語論文も掲載し、さらに書評、新資料の紹介、研究論著目録の編纂にも力を注ぎたいと考えています。
復刊第1号(2020年10月刊行)の目次は下記のとおりです(タイトルに日本語訳を附しました)。

復刊詞(復刊あいさつ) 雷漢卿、衣川賢次
『趙州錄』注釋(一) 衣川賢次
石屋清珙的平生及相關人物(元代禪禅僧石屋清珙の伝記と関係人物) 邢東風
禪籍詞語訓釋相關問題再論(禅籍語彙の解釈に関わる問題・再論) 雷漢卿、李家傲
禪籍詞語「趁口」「逞口」及其同義詞語的意義和理據(禅籍の語彙「趁口」「逞口」およびその同義語彙の意味と理論的根拠) 王勇
禪籍「及」「去及」考正(禅籍の語彙「及」「去及」についての再検討) 李家傲
「勤巴子」考(「勤巴子」の意味) 王長林
「五洩」考(「五洩」考証) 張子開
日本漢學的「讀原典」傳統――一介老書生的回憶 老書生的治學六十年(日本の中国学の「原典を読む」伝統――一老書生六十年の研究生活の回想) 三浦國雄述、廖明飛訳
唐宋禪宗語錄研究論文目錄稿 鈴木史己
編後記(編集後記) 王長林

『俗語言研究』第6号(復刊第1号)は中国書籍販売店で取り扱っております。

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季刊「禅文化」259号発刊のご案内

k259_w260.jpg2021年がはじまってひと月が経とうとしていますが、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的流行は相変わらず収まりそうにありません。

季刊「禅文化」は、禅の雑誌です。そう謳っているのなら、こんな時こそ禅の世界からの提言をお届けすべきなのではないのかと考えたことから、今季は「コロナ禍をどう生きれば良いのか」、禅界で活躍される方々からお寄せいただいたアドバイスを掲載し、特集とさせていただきました。

先が見えないまま常に前向きでいることは、むしろ不自然に感じられることすらあります。これまで疑うことなく享受してきた数々の「当たり前」が遠く感じられるこの時代を、どう捉えればよいのか。もしいま困惑されておられたり、少し元気がないなら、ぜひ手に取っていただけたらと思います。きっと力が湧くはずです。

新連載として、僧堂の老師がたに自身が指導にあたられている僧堂のご紹介をいただく「叢林を語る」もはじまります。本年も季刊「禅文化」を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

詳細はこちらをご覧下さい。

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新作能「高虎」WEB配信

 

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そういえば、ながらくお能をみていない私ではあります。あの何とも言えない空間と時間をまた味わいたいとは思いますが、このコロナ禍、なかなか足を運ぶこともできません。

さて、以前にこのブログでもお知らせしましたが、新作能「高虎」。大本山南禅寺ともゆかりのある、藤堂高虎は津城(安濃津城)の城主でしたが、もとは現在の滋賀県犬上郡甲良町の出身です。

コロナ禍を越えて、全国の高虎ファンや能楽ファンに届けたいと、このたび、新作能「高虎」を能楽の本場京都よりWEB配信するという企画がもたれ、その上演のための資金をクラウドファンディングで募っておられます。

是非、皆さんもご援助や拡散でお力添えをお願いします。
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オンライン サンガセミナー 残り2講座

 

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今年はじめてのブログ禅更新が今頃となってしまいました。本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

コロナ禍での成人式の3連休は日本海側では大雪で大変でした。私自身も実はもう少しであの北陸道の立ち往生に含まれてしまうところでした。福井市内を車で走りましたが、除雪も追いついていないところもあり、大雪を目の当たりにしました。何日も車の中で過ごさざるを得なかった方には、ほんとうにお疲れ様でした。

さて、本年度、コロナ禍のもとでオンライン講座として開催をしていますサンガセミナーですが、残す2講座が2月3月とございます。どちらも実践を伴う講座ながら、オンラインでやってみようという挑戦でもあります。

1つめは、毎年人気の雨宮ゆか先生による「日々の花講座 -春を告げる黄色の花木-」。毎年は遠路を京都までお出向きいただいての講座ですが、今年はご自宅からの配信講座となります。ただ、事前に先生が花材をご用意頂き、受講者のご自宅まで送っていただきますので、皆さん、同じ花材を使っての受講をしていただくことになります。生けた花をzoomのカメラに写しこむか、スマホで撮影して先生に送って、修正したらいい点などをイラストなどで教えていただき、なおしてからまた確認していただくといった方法をとります。

2つめは、プロカメラマン柴田明蘭先生による「一眼レフデジカメ講座 初心者編(2回講座)」。桜の咲く時期に合わせて、まずは座学。座学を受けた後に受講者の皆さんに撮影を実施して貰い、日を改めて2回目の講座でその写真を先生に講評していただき、写真技術を学習しようというものです。いつもと違う写真が撮れるようになれますよ!

いずれの講座も定員20名としております。お早めにお申し込みをお願いします。詳しくは上記それぞれの講座名をクリックしてください。

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仕事納め(2020年)

 

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コロナコロナの一年も押し詰まりました。未だに収束が見えないどころか、さらに感染拡大で不安が募る状況です。しかし、時間だけは同じ速度で動き続けています。いったいどうなっていくのかわかりませんが、人類が一丸となってこのウイルスに立ち向かっていくしかないのだと思います。
世界は広いですが、世界中で同じウイルスに対して戦っていると感じるとき、ほんとうにグローバルというものを感じて不思議でした。

季刊『禅文化』1月号では、「コロナ禍の今を生きる -禅からの提言-」という特集を組ませて頂きました。1月25日発売です。ご購読頂ければ幸いです。

来年こそは、収束の見込みがつくことを世界中の皆さんとともに祈念したいと思います。

さて、禅文化研究所も本日28日をもちまして本年の仕事納めとさせていただきます。毎年より仕事納めが少し遅くなりましたので、年始は7日まで休ませていただき、8日より通常業務となります。ご迷惑をおかけしますがご了承の程お願いいたします。

みなさまには、本年も禅文化研究所の諸活動にご理解ご協力をいただき、まことにありがとうございました。コロナ禍でテレワークや時差出勤などがあり、またあちこちに出掛けることもままならない一年でしたので、ブログ禅の更新もたいへん滞った状態となってしまいました。
そのかわりと言ってはなんですが、この冬より公式Instagramをはじめました。禅語と写真をあわせて出していきます。ユーザーネーム@zenbunka ですので、よろしければフォローをお願いします。

では、年末年始、ご自愛の上、よいお年をお迎え下さい。また来年もよろしくお願い申し上げます。

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