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2017冬企画展「蘇山玄喬 ―禅画と墨蹟」展

 

蘇山展ポスター.jpgすでにお知らせしたとおり、平成29年12月11日より、花園大学歴史博物館にて企画展「蘇山玄喬 ―禅画と墨蹟」展が始まっています。

初日、一番にご来場頂いたのは、大乗僧堂の老師と隠侍さんだったようです。興味深くご覧頂けたようで幸いでした。ちょうど妙心寺の開山無相大師毎歳忌があるので、都合がよかったようです。

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書画だけでなく、蘇山禅師の愛用された数珠や印なども出陳されています。

blog2017-12-11-11.46.jpg下記に弊所所長からの展覧会開催についてのご挨拶を転載いたします。


ごあいさつ

今回蘇山玄喬禅師百五十年遠諱を記念して、禅文化研究所が花園大学歴史博物館と共同で禅師遺墨の企画展を開催することになりました。ご縁の深い徳源寺、円福寺、見性寺に所蔵されている禅師の遺墨を集めて、平成29年12月11日より30年2月3日の期間、開催いたします。
江戸後期の禅僧、蘇山玄喬禅師は熊本にお生まれになり、尾張総見寺に居られた卓洲胡僊の所で十八年修行され、嗣法されました。永源寺派は同じ卓洲派でも蘇山禅師の兄弟子に当る春応禅悦禅師の系統ですが、蘇山禅師が卓洲派の偉大なる祖師で有ることには変りません。蘇山禅師の字は癖字の強い禅僧の間に在って、力強い正統派の書体であって、書道のあまり得意でない小衲には嬉しい限りです。また蘇山禅師は多くの禅画を描いています。布袋の画を沢山画いていますが、就中「指月布袋」には面白い物が多い樣に思えます。祖師方の画も多く、特に「慈明引錘図」は優れたものです。これを好い機会に存分に味わって頂けたら禅文化の本望であります。

永源寺派管長・禅文化研究所所長  道前慈明


入館料無料です。みなさまのご来場をお待ちしております。

 

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成道会

 

blog_MG_7278.jpg12月8日が成道会ではありますが、自坊では8日に近い日曜日にお勤めすることにしています。というわけで、今年2017年は12月10日正午から行ないました。

本堂の正面には、出山釈迦像の軸を下げます。自坊の出山釈迦像は「雪舟筆」という署名がありますが、おそらくホンモノではありませんが、江戸時代から寺宝として大切にしております。

寒いし雨になるという事前の天気予報でしたが、ちょっとずつズレたようで、前日の土曜日も当日日曜日も、寺の中にいるより外にいる方がぽかぽかと暖かいほどの好天でした。おかげで前日に外掃除も終えることができました。毎年、成道会には妙心寺派高等布教師の方を特請して、御法話をいただくことにもなっています。

blog_MG_7276.jpgblog_MG_7280.jpg檀家の世話方さんたちは10時頃から三々五々に集まられ、男性方はテーブルを出したり、本堂に椅子を並べたりしていただきます。

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ご婦人方はご自宅から下の写真のような精進の手料理を持ち寄ってこられ、典座では、皆さんが協力して馴れないけんちん汁を作られ、成道会法要のあと、お参りの皆さんのためのお斎の準備をされるというのが恒例となっています。毎年作る方が変わるので、お味も違い、今年はどんなけんちん汁かなと楽しみなのです。

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blog_MG_7294.jpg今年のけんちん汁、とても美味しくいただきました。

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蘇山玄喬禅師の禅画墨蹟 その2

本日、平成29年12月11日から花園大学歴史博物館で開催しています「蘇山玄喬 -禅画と墨蹟」展にあわせて、本展に出陳していない禅文化研究所所蔵の蘇山禅師の禅画を紹介します。

先般ご紹介したのは「文殊菩薩像」でしたが、今回ご紹介するのは、

蘇山玄喬自画賛「蛤蜊観音図」(紙本墨画/129.4cm×41.9cm)

です。まずは図版をみていただきましょう。

聴松堂_082b_8A4A5242.jpg白隠禅師の禅画によく観る蛤観音図ですが、今回の展覧会には水月観音図はありますが、蛤観音図はありません。賛文は下記の通りです。

(「擔水売河頭」白文長方印)
應以蛤身可得度者、即現
蛤身而爲説法。
前華園蘇山書(「玄喬沙門」白文方印)(「蘇山」朱文方印)

「観音経普門品」の一節を「蛤に変えて」もじったものです。款記が「前華園蘇山書」とあることから、おそらく見性寺住持の最後の頃から円福寺に住山したころではないかと思われます。

関防印の「擔水売河頭」という白文長方印は、円福寺の調査でも何度も目にしました。

IMG_9054.jpg今回の出展作品の中にもこの関防印が押されている作品もあります。
では、どうぞ花園大学歴史博物館までお運び下さい。

 

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サンガセミナー2017第5回終了 その2

 

blog_BKL2860.jpg今年度最後のサンガセミナーは法輪寺(だるま寺)さんにて。いつもこういった立て看板まで作って頂き、ありがたいことです。色づいたモミジもまだ愉しむことができ、参加者の方々も時間前に写真撮影されておりました。

午後からの講座は、信州の長谷寺(真言宗智山派)のご寺庭である岡澤恭子さんによる「涅槃図お絵解き講座」、2年ほど間をおいての講座となりますが、参加者はなんと35名にものぼりました。

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まず最初に「お絵解き」とは何か。お絵解きの歴史などについてお話をいただきました。そして、流れるように「お絵解き」へ。その雄弁たること、それまで歴史などの話をされていたのとはまったく違う声のトーン。毎度のことですが、皆さん、圧倒されたように聞き入ります。

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そして、聞いている自分がお釈迦様の涅槃の場所にいるような気持ちになってくるのでした。

考えてみれば、セミナー開催日は臘八大摂心の中日。お釈迦様が苦行の末にスジャータから振舞われた乳粥をいただかれ、菩提樹の下で1週間の坐禅をされ、今日12月8日の早朝、明けの明星を観てお悟りになった、その追体験をすべく、全国の僧堂では雲水達が不眠不休の坐禅修行をしている真っ最中。

そのことを思うと、2500年もの昔にお釈迦様がおられたことを思い、今もその仏法が続いていることに感謝するのでした。

blog_BKL2891.jpg最後に岡澤さんはおっしゃいました。

私たちはみんな死にます。死ぬと閻魔大王さまの前に行くといわれます。閻魔さまは我々死者に問われます。「生前に悪いことをしなかったか」。そこで私たちは地獄に落とされるのが恐ろしく「なにもしておりません」と答えますが、閻魔さまの横には大きな鏡があり、私たちが犯した罪が映し出されます。このままでは地獄行きです。その時、閻魔さまがまた問われます。「生前に涅槃図の絵解きを観たことがあるか」と。観たことがあるものは地獄行きを救われるのだそうです。

今日はまた35人の人が岡澤さんに救われたわけですね。

ところで、そんな地獄の様子を描いた「地獄図絵」の絵解きをしていただく先生を見つけましたので、来年度のサンガセミナーでは「地獄図絵解き講座」を開設しようと考えております。

どうぞ来年度サンガセミナーにも皆さんのご参加をお待ちしております。

 

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サンガセミナー2017第5回終了 その1

 

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去る、平成29年12月4日、本年度のサンガセミナーの最後となる第5回を開催しました。場所は日本少林寺拳法の聖地でもある、京都・円町の法輪寺(通称・だるま寺)。達磨堂にはご覧の通り、数多くのダルマさんが祀られています。

 

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午前中は、水墨画家の平川功先生による「水墨画講座 来年の干支を描く」です。16人定員のところ、法務のために当日キャンセルがあったものの15名の受講者でした。

昨年度は「秋を描く」と題して、秋の実りを水墨画で描いて頂きましたが、今年は、年賀状シーズンに合わせて、来年の干支「戌」を描く講座となりました。
今回、先生は描き方の手ほどきを映像ビデオにしてお持ち下さり、スクリーンに投影しながらの説明があり、非常にわかりやすかったようです。
3パターンの見本を用意されています。ワンコはどうやら柴犬とのこと。

blog_BKL2872.jpgもちろん、先生は立ち回って受講者の手ほどきも。

どうでしょうか。可愛いワンコが描けているでしょうか。

blog_BKL2880.jpg今回の講座もホントに不思議に思うのですが、京都の方の参加は16名中2名だけというわけで、北は福島、南は四国や九州からの参加者も。ありがたいことでございます。

最後に先生の見本を一点。一番筆数が少ない見本ですが、かわいさが伝わってきますね。

blog_BKL2876.jpgさて参加者の皆さん、年賀状にチャレンジできますでしょうか。いいのが描けたら研究所にも年賀状を送って下さいね。

 

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蘇山玄喬禅師の禅画墨蹟

先般お知らせしたとおり、平成29年12月11日より、花園大学歴史博物館にて、企画展「蘇山玄喬-禅画と墨蹟」展を開催します。この展覧会では、名古屋・徳源寺、京都府八幡市円福寺、熊本市・見性寺という蘇山玄喬禅師が住した3寺院の所蔵品を一挙に公開するという展覧会です。

したがって、本展には出品されませんが、禅文化研究所でも3点、蘇山禅師の禅画を所蔵していますので、今回はその中の

蘇山玄喬自画賛「文殊菩薩図」(紙本墨画/94.9cm×29.6cm)

を紹介させて頂きます。

禅文化_014b_8A4A5701_L.jpg画像をクリックすると大きな画像が表示されますが、内容は下記の通りです。

(「不識」白文長方印)
常持常誦者
阿羅波者那
蘇山拜書(「蘇山」朱文円印)(「雲祥山主」白文方印)

ちなみに、仏菩薩図としては、今回の展覧会には「出山釈迦図」「水月観音図」「地蔵菩薩図」が出陳されますが、「文殊菩薩図」はありません。

落款に「雲祥山主」の印が使われていますので、まだ円福寺に入る前、見性寺の住職をされていたころに描かれたものということになります。また、円福寺住持を経て、徳源寺を開創された以後は款記も「特賜神機妙用禅師書」などと書かれているものが多いので、「蘇山拝書」とだけされる款記は若い頃のものに多く、この文殊菩薩図はまだ禅師が40~50歳代に書かれたのだということがわかります。

賛は「常に持し常に誦すは阿羅波者那」と読みます。文殊菩薩の常に持ち誦まれている経巻のことをあらわしています。「阿羅波者那」は通常「阿羅波遮那」と書かれますが、『般若経』に説かれる悉曇の四十二の文字の初めの五文字ですから『般若経』そのものを言っているのでしょう。文殊菩薩は釈迦に代わって般若の「空」を説かれる菩薩なのです。

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遠諱事業の締めくくり

 

2017-12-01-06.57.jpg今日は12月1日。今年の師走がやってまいりました。一年、あっという間ですね。

そして来年早々、平成30年(2018)年1月1日~2月12日、九州国立博物館において、
文化交流展特別展示「白隠さんと仙厓さん」(観覧料 大人430円/大学生130円)
が開催されます。白隠慧鶴禅師(1685-1768)と仙厓義梵禅師(1750-1837)は、いずれも江戸時代に数多くの禅画や墨蹟を残された禅僧で、またタッチは違うもののどちらの禅画も洒脱でユーモラスでもあり、またそれらは民衆の教化に大いに意味があったものです。

白隠さんと仙厓さん.jpgまた、期間中、2つの講演会が開催されます。いずれも受講は応募申し込み制(〆切り日あり)です。

1) 平成30年1月14日(日) 14:00~15:30
「白隠と仙厓に見る大和の禅」 玄侑宗久師(芥川賞作家・花園大学客員教授・妙心寺派福聚寺住職)

2) 平成30年1月28日(日) 14:00~15:30
「白隠と仙厓」 芳澤勝弘氏(花園大学国際禅学研究所顧問)

詳しくはこちらのパンフレットをご覧下さい。

これをもって、昨年(2016)3月に遠諱法要を終えた、臨済禅師1150年・白隠禅師250年の遠諱大法会事業も、いよいよ締めくくりを迎えることになります。

禅文化研究所は臨黄合議所の事務局でもありますので、思えばたくさんの遠諱事業をしてきました。

各地の本山や僧堂を使っての報恩坐禅会、出版事業、各地での講演会やシンポジウム、京都国立博物館と東京国立博物館での特別展「禅」展、一般向けに行なった鎌倉での大摂心、大本山東福寺での遠諱大法要と雲衲摂心、中国への顕彰旅行などなどです。事業についてはこちらに一括して掲載してあります。

遠諱の余韻にひたりながら、皆さん、どうぞ九州は大宰府まで。

 

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トムさんと天龍寺を「お坊さん歩」しませんか

 

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以前にもお知らせしましたが、弊所より発行している『禅僧になったアメリカ人』の著者、トーマス・カーシュナー師による「京都嵐山・天龍寺と座禅の心をトーマス・カーシュナー住職に教わる」が、来たる2017年12月9日(土)13:00~16:00(12:30 受付開始)に開催されます。

内容は、旧専門道場(友雲庵)での坐禅プログラム(道場生活の説明と坐禅)、法堂の特別拝観、曹源池庭園の説明と拝観、竹林の小道散策、通常非公開の夢窓疎石国師の塔所である臨川寺の拝観。日本語ペラペラのトーマスさんと坐禅体験し、それぞれの伽藍や庭の拝観説明もされながら、参加者と一緒に歩き回るのです。

紅葉の少し残る嵐山で、貴重な体験をしてみてはいかがでしょうか。天龍寺へ行ったことのある方でも、今まで観ていなかったところが観られますよ。

参加費4000円・先着15名お申し込みはこちらからお早めに。

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KOGEI Art Fair Kanazawa 2017

 

kogei2017.jpg先般、2017/11/24~26に金沢で開催されました、KOGEI Art Fair Kanazawa 2017に行ってみました。

もとより金沢は、小京都とも言われ、以前から文化レベルが高く、色々な工芸品でも有名な街ですが、北陸新幹線が開通し東京からのアクセスもよくなったことで、多くの観光客が訪ねてきています。そんな街、金沢で若手から熟練までの工芸作家による作品が、国内外のギャラリーによって持ち寄られたフェアが開催されたのです。

そして、開催会場となったのは、KUMUという近江町市場と香林坊の間に位置する最近できたばかりのシェアホテル。このホテルのコンセプトによると「禅や茶の湯といった武家文化が色濃く残る街金沢。その文化を未来につなぐサロンとしてのホテルが誕生します」とあり、「禅」を意識していたことを後で知りました。屋上では朝ヨガなども開催予定とのこと。
ここの2~6階まである客室の2~5階の部屋を使って、それぞれのギャラリーが展示しています。こういうやり方も斬新ですね。

部屋によってはバスルームにまで作品を展示していたりして、なかなか楽しめました。茶道具や花器などの陶器をはじめ、ガラス、書画、鋳物や銀製品など多岐に亘りました。

会場内の撮影はpressの人しかできないようでしたので、その様子は上記WEBサイトか、Facebookページでご覧いただくとして、せっかくの機会なので、花器の2作品を購入して帰りました。

帰ってさっそくに花を生けてみました。それがこちら。

一点目は、「3ta2 gallery」さんの出展品で、「いもの道具みちくさ」さんの作品。花台は縁あって作って頂いた、岸野承氏による作品。材は自坊の古材です。三方に仏様が彫られています。

blog_MG_6880.jpgもう一点は、「ギャラリーIDF」さんの出展品で、「阿倍有希」さんの作品。

blog_MG_6889.jpg陶器なのですが、金属風の釉薬がかかっていて、陶器には見えないですね。

花器が素晴らしいだけで、なんだか、花までうまく生けられたような気がしました。いいものが手に入って、ちょっといい気分です。

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伐採して10年経っても

自坊の境内に樹齢250年ほどのケヤキの大木があることをかなり以前にこのブログで書いたことがあります。「寺の大樹」

約10年ほど前に切り倒してその太い幹を寝かし、一昨年2015年の夏に自坊の本堂の濡れ縁にしてもらいました。

blog_20171122-1.jpg伐採の際に、幹の上部で枝分かれしている部分が、まるで掌のようだったので、クレーンで根の上に置いてもらっておりました。その写真を探すのですが、残念ながら見つかりません。

今年の夏、台風に煽られたせいでか、その掌が倒れてしまったのです。

blog_20171122-2.jpg写真で見ると、その大きさはわからないかもしれませんが、人間の手でびくとも動かないほど大きいのです。この処分に困ったのですが、知人の彫刻家K氏に話したところ、是非もらいたいとのこと。

そこで、クレーン重機(ユニック)を持っている、いつもお世話になっている石材店さんにお願いし、また、このままではトラックにも積めないほど大きいことから、少し切り分ける必要があるため、檀家さんの息子さんで森林組合に勤めるM君に大きなチェンソーをもって出てきて貰い、搬出の手はずを整えました。

2017-11-18-13.29.jpgこの時点で2分割されているのですが、ある程度の大きさがおわかりになるでしょうか。皆がみているこの塊だけで1t強あるようです。伐採して10年経ってはいるのですが、中はまだしっかりしていて、普通の材木の倍ぐらいの比重があるとのこと。素晴らしい材だとK氏は喜んでくださっています。

2017-11-18-13.30.jpg結果的に、3分割しなければトラックにも積めないようなので、M君が切り落としてくれます。うちにもチェンソーはあるのですが、これほど刃が長くないので、素人では文字通り刃が立ちません。

それをしっかり切り出してもらい、ユニックで無事にトラックに積載完了。

2017-11-18-14.03.jpgさて、すぐにとはいかないようですが、どんな作品になるでしょうか。何年か先がまた楽しみになりました。皆さんのおかげです。

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蘇山展にむけて徳源僧堂へ

 

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先週金曜日のブログ禅でお知らせしました「蘇山玄喬展」。会期は12月11日からですが、それに先駆けて、去る11月16日に出展いただく書画墨蹟を名古屋の徳源僧堂まで集荷に伺いました。この前日には、まさしく蘇山禅師の150年遠諱法要が当寺で行なわれたわけで、僧俗約200名ほどの参詣者があったとのことです。

住職である妙心寺派管長の嶺興嶽(みね・こうがく)老師は、お忙しい様子で、昨日の内に妙心寺に帰られてしまったとのことで、お手伝いいただいている近隣の会下の和尚さんがご対応いただきました。

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集荷作業の合間を見て、蘇山禅師の塔所「鵞王塔」に拝塔。この鵞王塔は、開山堂の裏側の戸をあけると拝める場所に安置されています。鵞王というのは禅師の別号で、墨蹟に「鵝王老衲」という落款印を使用されている作品もあります。

展覧会のために借用させて頂くのは、徳源寺に蔵される蘇山禅師の書画・墨蹟のすべて計61点で、今回は老師がおられる妙心寺小方丈に置かれているものを除く51点を、徳源寺からお借りします。

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一点一点を一旦吊してみて、その状態を確認する作業を学芸員が行ないます。どこに折れがあるとか、虫食い(虫損)があるとか、そういったことも綿密に調書に書き入れ、その後、いつもお願いしている日本通運京都支店の美術輸送担当者が丁寧に梱包をしてくれます。手前の女性の方は実は花園大学史学科の卒業生。こうやって、美術品に触れる仕事につけているわけですね。

blog2017-11-16-14.57.jpg午後3時過ぎまで作業にかかり、夕刻、無事に花園大学歴史博物館の収蔵庫に搬入できました。

ところで、今回の蘇山禅師150年遠諱を記念した禅師の図録ができあがりました。

詳しくはこちらをご覧ください。特別頒布を行なっております。

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企画展「蘇山玄喬 -禅画と墨蹟」徳源寺・円福寺・見性寺所蔵作品

 

蘇山展ポスター.jpgこの冬、禅文化研究所は、花園大学歴史博物館と共催で、「蘇山玄喬 -禅画と墨蹟」徳源寺・円福寺・見性寺所蔵作品展を開催します。

一昨日(平成29年11月15日)、名古屋・徳源僧堂において、蘇山玄喬禅師(神機妙用禅師・1799~1868)の150年遠諱が勤修されましたが、本展覧会は、この蘇山禅師の150年遠諱を記念し、名古屋・徳源僧堂の全面的ご協力をいただき、由緒寺院である八幡・円福僧堂、そして熊本・見性寺の3ケ寺に所蔵される蘇山禅師の禅画と墨蹟を、弊所が行なっておりますデジタルアーカイブス事業として調査させていただき、花園大学歴史博物館と共同で開催するものです。

蘇山禅師の書画のみを展観する本格的な展覧会は本展が初となります。また、会期中には禅師の行履をお話し頂く記念講演会「蘇山玄喬禅師 -その人と行履-」(講演:瀧瀬尚純氏〔花園大学国際禅学研究所研究員〕)も花園大学教堂にて開催します。講演会についてはこちらもご覧下さい。

 

リーフレットはこちらのパンフレット(pdf)をご覧下さい。

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瓦屋寺(滋賀県東近江市)の紅葉

 

blog_MG_6611.jpg表題の瓦屋寺(臨済宗妙心寺派)はかの松島・瑞巌寺を中興された雲居希膺禅師開創の古道場です。実は去年も、このブログで紅葉風景「瓦屋寺(滋賀)」として紹介させていただきました。

今年は紅葉が少し早いというものの、まだ色づき始めたばかりの瓦屋寺を訪ねました。

blog_MG_6657.jpg真っ赤になる前の、緑や黄色、オレンジの紅葉葉が入り交じって、しっとりとしてとても美しいのです。

さて、じつは今回は紅葉を楽しむためにだけに出かけたわけではなく、瓦屋寺の先々住である無外和尚というかたの五十回忌があるため、まずはその前日の宿忌に出頭するためだったのです。

blog_MG_6698.jpg私も含め法類寺院が集まり、現住職を導師として大悲呪一巻をお勤めしました。檀家の役員さん達も法要準備のお手伝いのあと、お参りされました。

茅葺きのこの本堂、ただ今、屋根の葺き直しに向けて勧募もされています。相当な経費が必要だろうと思いますが、護持のために熱心に事業を進める若き住職に頭が下がります。

最近は、隠れたこのお寺の紅葉も少し有名になってきたようで、多くはありませんが、何組もの拝観者が紅葉を楽しまれていました。お訪ねになってみては如何でしょうか。もうしばらく紅葉を楽しめそうですよ。

瓦屋寺の地図はこちら

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講演会「禅僧になったアメリカ人」(金沢歌劇座)

 

201712大拙館講座_おもて.jpg金沢の金沢歌劇座ににて、来たる平成29年12月16日(土)14:00~16:00、鈴木大拙館が主催で、トーマス・カーシュナー氏の講演会があるようです(受講料500円・12月14日より事前申し込み受付開始)。

トーマス・カーシュナー氏といえば、弊所からも彼の自伝「禅僧になったアメリカ人」を刊行していますが、今回の演題もそのままとのこと。鈴木大拙博士の著作を読んで禅に魅了された彼の人生、そして禅の修行についてお話しされるようです。

詳しくはこちらのパンフレットをどうぞ。201712大拙館講座.pdf

会場にスタッフが出向いて、上記の自伝を割引販売させていただく予定です。お近くの方はどうぞお運び下さい。

 

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安野光雅の『洛中洛外』展

 

001.png丹後ちりめんで有名な京丹後市久美浜にある、「安野光雅館」に行ってきました。今年6月にオープンしたばかりの同館には、画家・絵本作家で装幀家の安野光雅さんの作品が常時展示されています。



20171110_002.jpg現在、特別展「安野光雅の『洛中洛外』」を開催中。こちらは、禅宗ではありませんが嵐山にある大悲閣・千光寺です。「絵は、見えているものだけを描けばいいということではありません」と安野先生が仰るとおり、周囲の山並みや険しい階段、凜とした秋の空気まで目に浮かんできませんか。


20171110_003.jpg禅のお寺は慈照寺(銀閣寺)が描かれていました。それぞれの絵に先生のコメントがつけられているのですが、「いぶし銀というのは最高の褒め言葉だ」と。創建から500年以上の佇まいや歴史の重みを、こんなにも短く、しかも的確な言葉で表されるのだなあと。自分も何度も足を運んできたお寺だけに、同じものを見ても受け取るものが全く違っていたことを思い知らされます。芸術家の感性は、やはり一般のそれとは違うんだなあ!という感動が改めてありました。




20171110_004.jpg他にもさまざま印象に残る作品がありましたが、絵を見てぜひ実見したくなったのがこちら。樹齢千年という椿です。念のため地元の方に訊ねてみたところ、残念ながらやはりお花のシーズンではないそうで、再訪を誓いました。

この『洛中洛外』は書籍化もされています。ぜひぜひ、お手に取ってみてください。とても楽しい心の旅になるかと思います。

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研究所の花 2017/11

 

blogEG_MG_6552.jpgもう立冬ですね。あの暑かった夏が嘘のように、今はもう通勤時に駅に立つと吐息が白くなっている朝もあります。それに今年は紅葉も早いようですね。先般の三連休で、近くをドライブしていたら、1本だけ赤く染まってきているモミジを見つけました。それが上の写真です。

気温の変化が厳しくて、身体がついていかないと風邪もひきやすくなりますからご注意を。私など、秋の花粉と持病の喘息で少々辛い思いもしながら、少し早い紅葉を楽しんでいます。

さて、今の時期になると、自坊の境内の花はかなり減ってしまいまして、野草を見つけるしかなくなってきます。

blog2017-11-07-08.47.jpg今朝は大きな烏瓜が見つかりましたので、柏葉紫陽花の赤い葉っぱに載せて、あとは野草と組み合わせてみました。

blog2017-11-07-08.48.jpgこちらはセイタカアワダチソウの花とススキをあわせたもの。朝、花を探していて思ったのですが、この時期は黄色い花が多い気がします。玄関の掛け花入れにはツワブキと藪にあった赤い実を飾ってみました。

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それでは、秋の景色を充分お楽しみ下さい。京都は観光客の方々で混み合い始めてきましたよ。

 

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サンガセミナー2017第4回終了

 

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22号台風の去った台風一過の10月30日、京都妙心寺塔頭の東林院さんにて、本年度のサンガセミナー第4回目を開催いたしました。

午前中の講座は毎年定員に達する「精進料理講座」。今年もリピーターの数名を含んで16名の受講者は、東林院住職の西川玄房師にご教示いただきました。

今回、受講者の皆さんに調理していただくのは、胡麻豆腐、きのこにゅうめん、にんじんのサツマイモ和えの3品です。

 

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昨年度の同講座でも胡麻豆腐をつくっていただいたのですが、何しろ、胡麻を練るのが大変なのです。4人が1グループとなって調理をしてもらいますので、グループ内で順番にスリコギを使って練り込んでいただきます。

スリコギを使ったことのない方は一目瞭然。無駄な力が入ったりして思うようにいかないようです。

 

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その他の2品は、レシピを見ればささっとできるもの。ともかく胡麻豆腐に時間がかかります。夏にはできない料理と言っても過言ではないでしょう。

 

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無事に各グループ3品を完了し、お寺にご用意いただいた他のおかずとあわせて赤膳にて召し上がっていただきます。

食事の前には「食事五観文」をお唱えし、いただくことの大切さ、ありがたさを再確認していただきます。

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そんな様子を横目にして我々スタッフはコンビニで買い求めたおにぎりをさっさと食べ終わり、午後の講座の準備に取りかかります。

午後からは、臨済宗僧侶でありながら行政書士でもある田口誠道師により、「お墓の法律-墓と葬送のゆくえを考え、寺院の役割を考える」と題した講座をお願いしました。

昨年度も同じタイトルでの講座でしたが、近年、益々取りざたされる「墓じまい」。それにまつわるこれからの寺院のあり方や対処法などを、僧侶としてと行政書士としての両方の観点からお示しいただきました。

受講者からも熱心な質問もあり、非常に有意義な講座であったと思います。

blog_BKL2043.jpgそれにしても不思議なのは、サンガセミナーのいずれの講座も、受講者が遠方からみえることです。京都市内の方はほとんどおられません。
弊所の活動が注目されていないのか、それとも今さらそんなことと思われているのかわかりませんが、少し残念な気がします。

今年度のサンガセミナーも残すところあと1回となりました。まだまだ受講申し込み可能ですので、お待ちしております。

サンガセミナー2017については、こちらをご覧下さい。

 

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大本山国泰寺で臨黄合議所移動理事会

 

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10月末になっての2つの台風。被害を受けられた方々にはお見舞いを申し上げます。

自坊も21号台風のせいで、垣根が倒れたり、瓦が10枚ほど飛んだりと、それなりの被害はありましたが、大事にはいたりませんでした。ただ、翌日、琵琶湖線が終日運休したおかげで出勤もままならずでした。

そんな台風のいった翌日、10月24日の火曜日、富山県高岡の大本山国泰寺にて、臨黄合議所移動理事会が開催されました。まだ台風の影響でJRのダイヤに影響が出ていて、私も米原から指定席予約していた特急しらさぎに間に合わず、次のしらさぎに乗ることとなり、私と同様の多くのお客さんで満員の自由席で立って向かいました。

湖西線もこの日と翌日も運休していたので、京都からくる特急サンダーバードも琵琶湖線回りでくるということになり、多くの本山の役職の方々も苦労して足を運ばれたようです。

blog_MG_6154.jpg臨済宗黄檗宗の15本山から、総長はじめ各部部長などの重役が集まり、宗門の色々なテーマについて会議をいただき、また懇親をはかっていただくための2年に一度の移動理事会は、京都以外の本山の持ち回りで担当いただくことになっていて、2年前は浜松の方広寺でしたが今年は国泰寺でということで、早くからご準備をいただいて当日を迎えました。

blog_MG_6174.jpgまず方丈で国泰寺の管長猊下を導師に各派本山開山禅師への回向をいたしました。管長猊下からのご垂誨もいただき、その後、総長会、教学部長会、その他部長会の3室に分かれて協議を行ないました。それぞれの会で検討事項などがあります。今年は長らく続いてきた臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱事業も最終年度ということで、遠諱後の宗門の活動をどうやっていくかというようなことも議題にあがっておりました。

blog_MG_6177.jpg会議が終わって、懇親会ならびに宿泊先である雨晴温泉まで移動し、賑やかに楽しく和合の宴会を行なわせて頂きました。

 

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カソリックの聖地、そして石畳の街イタリアへ その5

夏以来の私のイタリア熱も少し収ってきましたので(笑)、イタリア旅行記は今回でおしまいにします。

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とにかくイタリアには美術が溢れています。フィレンツェの街頭(ドォーモ付近)でも、こうやって街頭で自分の描いた絵を売っているアーティストがたくさんいます。

また路上にすばらしい絵をペインティングしているアーティストも。

blog_MG_4977.jpgなんと、この路上ペインティングは、一応、違法らしくて、毎日消されてしまうそうです。なんとももったいないですね。

ほかにも下の写真のようなパフォーマンスしている人がいます。まるで塑像のようですが、実は生身の人間です。旅行後に知人から聞いたのですが、ずっと前からこの人はこのパフォーマンスをしているそうです。そういえば先日、京都の河原町四条の交差点でも、姿は違いますが、同じようなパフォーマンスをしている人がいました。

blog_MG_5078.jpgここにすべてをあげていくことはできませんでしたが、ほんとに美術館がいたるところにあるのが、イタリア。美味しいワインやチーズ、とても気さくで明るい人たちにもたくさん出会えましたが、美しい街並、そして多くの美術、それらも忘れられません。

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いずれまたこの地に足を運んで、もっと多くの美術を目にしたいと思ったのでした。

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季刊『禅文化』246号発刊のお知らせ

 

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禅者が、自身の辿りついた境涯を表現したともいわれる禅の庭。古来禅僧たちは、空間芸術にまで昇華されたこの「禅の境地」に、どのような意識をもって対峙してきたのでしょうか。

今季の季刊「禅文化」は、新旧の禅庭と、そこに携わる人々に焦点を当てました。禅寺における庭園の存在と意義を改めてご紹介すべく、作庭家、僧侶、研究者…さまざまな視点から見た「禅の庭」を収録しております。

一部ご紹介させていただきますと、たとえば夢窓疎石が乱世に築いた天龍寺庭園。果たして夢窓は、自分の矜恃をいかにして庭園内に表現したのでしょう?こちらは、京都造形芸術大学の仲隆裕先生が丁寧に述べてくださっています。

巻頭対談は、数年前に誕生したばかりの平成の禅庭をめぐる内容です。施主である龍雲寺(静岡県)住職・木宮一邦師と、手掛けた北山造園の北山安夫氏に、庭園の解説を通じて「お寺の庭」が果たす役割などを語り合っていただきました。

くわしくは、ぜひこちらをご覧頂けましたら幸いです。宜しくお願い申し上げます。

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特別展「今を生きる禅文化 -伝播から維新を越えて」

 

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去る平成29年10月13日(金)、本ブログですでにご紹介した、高知県立歴史民俗資料館で開催される特別展「今を生きる禅文化 -伝播から維新を越えて」の開展式ならびに内覧会にお邪魔してきました。京都から車で5時間弱、なかなかの距離です。

 blog_MG_5525.jpg開展に先立ち開催された開展式では、初日にある講演会にあわせておいでになった相国寺派管長の有馬賴底老師のご挨拶があり、「禅は何も難しいことではないのだ。どうかこの機会に展観品をみて、禅を身近に感じて欲しい」というお話がありました。

blog_MG_5536.jpgまた、本展は臨黄合議所が特別協力をしているため、臨黄合議所理事長であり南禅寺派宗務総長の蓮沼良直師もご挨拶されました。ちなみに禅文化研究所も本展の後援に名を連ねさせていただいています。

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その他来賓のご挨拶や、ご紹介につづき、テープカットが行なわれました。

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本展は四国の高知で開催される、禅文化に特化した初の展覧会ということになります。本展は、高知県の妙心寺派の和尚さん有志が熱い意思を持って大変尽力されて開催がかなったと言っても過言ではないでしょう。京都の各本山などに宝物の借用に頭を下げて回られ、四国の地では、これまでにない貴重な書画が集められています。

blog_MG_5588.jpg本展の担当学芸員である那須さんが、ギャラリートークとして出品作品の紹介をされ、来場者が説明を聞きながら、熱心に展観されていました。特に四国の方々は、今まで目にしなかった重要美術品も多く、じっと眺められている様子が特徴的でした。

余談ですが、那須さんは出品依頼の時、集荷の時にも京都を訪ねられ、おそらく本展のおおくの処理を担っておられたと思われます。ポスターやチラシのできあがりが予想より遅く、正直、少しやきもきしておりましたが、無事に展覧会が開催できて、私もホッとしました。

blog_MG_5647.jpg土佐から出られた高僧、義堂周信(1325~1388)・絶海中津(1334~1405)などの墨蹟も展観されています。キャプションも丁寧に書かれていました。

会期は11月26日まで。機会をみつけて、どうぞご来場下さい。

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葉加瀬太郞さんとオーラ

 

171018_001.jpgバイオリニスト葉加瀬太郞さんのコンサートに行って参りました。楽器と身体が一体化したかの演奏に引き込まれた3時間。また葉加瀬さんといえば、サービス精神の塊のようなトークも人気で、毎年これを楽しみに参戦する方もいるとかいないとか。終演後の握手会では気さくに言葉まで交わしてくださって、私はもう感激してしまい……。



いけません、このままでは単なるファンの日記です。ここは「ブログ禅」なのでした。


171018_002.jpgさてこの夜、巷でよくいわれる「オーラ」のような、ハッとさせられる存在感を葉加瀬太郞さんから感じたのですが、すれ違ったお坊様を思わず振り返ってしまうこともよくあるのです。この正体は一体何なのかしらと、常々考えております。

例えば葉加瀬さんでいえば、今回4カ月全48本の公演。週に3日は舞台がある計算です。世界を股にかける方のバイタリティといってしまえばそれまでなのですが、華やかな舞台の裏は、なかなかハードな生活なのではと拝察します。なによりずっと作品を生み出し続けなければならない人生というのは、並大抵ではないはず。ですが、そういうことはいっさい表に出されないのですね。



171018_003.jpgまた、毎日を生き切るというと大袈裟でしょうか。決して日々をルーティンワークとされない生き方(お寺の日常とも共通するのでは)も、大きな要因ではないかと思います。私が伺った日は12公演目でしたが、すでに同じ演目を11回も終えられていることなど微塵も感じさせない新鮮なパフォーマンスでした。

本当に不思議ですが、人生に対する姿勢はやはり良くも悪くも滲み出てしまうもので、それが「オーラ」なのかなと。思わず振り返ってしまうような方には、お立場に関わらずそのような共通点があるような気がしています。

自分が担当する業務には「企画」という作業も含まれるのですが、0から1を作り続けることのなんと難しいことか。なかなか人間365日順調とはいかないのもので、少し行き詰まりを感じていたところ良いタイミングで刺激をいただきました。今日もがんばりましょう!

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「京都・お坊さん歩。」のご紹介

 

西村惠信.jpg以前からお付き合いのある、京都仏教フォーラムがこの頃、「京都・お坊さん歩。」と題した一連のイベントを開催されています。

その中で、弊所前所長の西村惠信先生による「[仏教の流れを知る:第1講]禅を知る/その歴史と思想と文化~鈴木大拙師にもふれながら」が3回に分けて開催されます。

[第1回] 2017年10月27日18:00-19:30(17:45 受付開始) 「その歴史」
[第2回] 2017年11月8日18:00-19:30(17:45 受付開始)  「その思想」
[第3回] 2017年11月16日18:00-19:30(17:45 受付開始) 「その文化」
会場はいずれも、しんらん交流館・大会議室(東本願寺北側、京都市下京区諏訪町通六条下る上柳町199)です。
参加費1000円・先着40名

また、弊所から発行している『禅僧になったアメリカ人』の著者、トーマス・カーシュナー師による「京都嵐山・天龍寺と座禅の心をトーマス・カーシュナー住職に教わる」も開催されます。

こちらは、まだ詳細が決まっていませんが、2017年12月9日(土)13:00~16:00(12:30 受付開始)という日程は確定しています。参加費4000円・先着15名とのことです。お申し込みはお早めに。

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白隠禅師250年遠諱(三島・龍澤寺)

 

blog_MG_5398.jpg龍澤寺方丈の内陣に掛けられた白隠禅師自画賛の頂相

今年平成29年は「日本臨済宗中興の祖」、「五百年間出」とされる白隠禅師の250年遠諱に正当していることは、もう何度も何度もお知らせしてきましたが、白隠禅師が開山となられた龍澤寺(静岡県三島市)で、去る10月11日に250年遠諱法要が勤修されました。

龍澤僧堂で修行をさせていただいた私も、法要に請を受けましたので出頭してまいりました。

blog_MG_5424.jpg僧堂にいくと、懐かしい顔が勢揃いし、とても楽しい時間となります。ただもう見られなくなった顔もあり、そんな寂しい話もしながら、法要の出頭を待つのでした。

_MG_5426.jpg向嶽寺派管長、円覚寺派管長をはじめ、老師方が居並ばれる中、法要導師は龍澤僧堂の松華室後藤榮山老大師が勤められ、展具九拝式につづいて香語。

松華室老師の香語は、

以前以後無白隠
間出扶桑中再興
今日焚香半五百

上酬慈蔭江湖僧

というものでした。「以前以後に白隠なし」と五百年間出と称される白隠禅師のことを唱われています。その後、楞厳呪を行道してお勤めしました。

この法要に先立ち、10月7日(土)から関東の僧堂や、龍澤寺ととくに縁のある岐阜の瑞泉僧堂や京都の円福僧堂から雲水が20数名参集して、報恩摂心が営まれていました。白隠禅師の開かれたこの龍澤寺で、どういう所見が得られたことでしょうか。

法要後に、雲水たちは各僧堂に向けて出立です。方丈前で並んで般若心経を唱えます。

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その後、老師方をはじめ、僧俗みなでお見送りしました。

なかでも山門で見送られる松華室老師のお顔が印象的でした。大法会を無事円成されて、さぞや安堵されたことでしょう。

blog_MG_5507.jpgこの報恩摂心での提唱は白隠禅師の年譜でした。その講本として禅文化研究所所蔵の刊本を複製してお使い頂きました。この複製本には、山岡鉄舟による白隠禅師に国師号を賜るように各派本山に呼びかけた書状(東京・全生庵蔵)なども資料として付けたものです。

 

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地獄図絵解き

 

blog2017-10-09-20.06.jpg先の3連休、如何お過ごしでしたか?

私毎ですが、法類寺院の先住職7回忌法要やら、市会議員選挙に出る友人の事務所開設のお手伝いやらで、あっという間の3日でしたが、最終日の夕方に、このブログでもご紹介しました、龍谷ミュージアムで開催中の「地獄絵ワンダーランド」展特別企画「◆プレミアムナイト企画〈地獄絵 絵解き×音解き×美解き-今夜は地獄へ行かナイト〉」に参加してきました。

内容は以下のとおりでした。

第1部 「地獄絵 絵解き」    西山 克 氏(関西学院大学文学部教授)
第2部 「地獄絵 音解き」    組曲六道 影絵付き演奏:ファンファーレ・ロマンギャルド
第3部 「地獄絵 美解き」    特別展「地獄絵ワンダーランド」ナイト観覧

第1部と第2部は、龍谷大学大宮学舎本館で、ここは重要文化財に指定されている建物。その2階講堂にて行なわれました。

blog2017-10-09-19.29.59.jpg残念ながら会場内での撮影・録音・録画は禁じられていたので、言葉だけでのご紹介になるのですが、西山先生の「地獄図絵解き」は、「熊野観心十界曼荼羅」を用いてされたんですが、軽快で、ご本人曰く、「今日は短い時間なので難しいが、2時間も話させてくれたら皆さんが極楽より地獄に行ってみたいと思うようにさせてあげます」とのこと。

事実、1時間弱のお話でしたが、極楽浄土が無味閑散としていて何にも楽しそうではなく、逆に地獄のお裁きの方がなんだかロマンチックだったり、罪人通しの協力ができたりしそうで、楽しそうに思えるから不思議でした。

そのお話を聞いた上での第2部「地獄絵音説き」は、クラリネットとテナーサックス、そしてギターとドラムの四人の演奏される組曲「六道」の進行に合わせた影絵を、プロジェクターで観ることができ、不思議な世界に引き込まれてしまいました。

続いて場所を龍谷ミュージアムに移動して展観品を目の前にし、「地獄絵 美解き」として龍谷ミュージアム学芸員によるギャラリートークが開催されました。いくつもの十王図を拝見でき、なかなかの圧巻。白隠禅師の閻魔大王図や「南無地獄大菩薩」の書も展示されていました。

ほかにも、怖いばかりでなく、江戸時代に描かれた、とてもユニークなお顔の十王図などもあり、六道、なかでも地獄のことをじっくりと観ることができた楽しい展観でした。

禅文化研究所のサンガセミナーではここ数年、「涅槃図お絵解き講座」を開催していますが、来年度は西山先生にお願いして、「地獄図お絵解き」を2時間たっぷりお願いできないかと思いました。

開催の際には、是非ご参加下さいませ。

なお、龍谷ミュージアムの「地獄絵ワンダーランド」展は11月12日(日)まで開催中です。是非お出かけ下さい。

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京都国立博物館 開館120周年記念特別展「国宝」

 

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現在、京都国立博物館 平成知新館にて、開館120周年記念 特別展覧会「国宝」が開催されています。

会期は2017(平成29)年10月3日(火)~ 11月26日(日)で、その間4期にわけて、200点を超える国宝ばかりが、2週間毎に展示替えされて展観されるという、夢のような展覧会です。

今回の展観は、京都国立博物館で41年ぶりとなる国宝展だそうです。

ご存知の通り、禅文化研究所では、各地の寺院にてデジタルアーカイブス事業のために寺宝調査をさせていただいています。今まで未調査だったり未発見のとても優れた書画をみつけることもありますが、さすがに国宝となるようなものはそうそう出てくるわけではありません。国宝に指定されるものは、それだけに非常に価値のあるものということですから、観ておくに超したことはないと思います。

これから京都は観光シーズンに突入。観光客であふれかえる時期ではありますが、是非、機会を観てお運び頂いてはいかがでしょうか。

詳しくは京博のホームページにてどうぞ。

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仲秋の名月に想う

 

blog_MG_5381.jpg一昨日、10月3日は仲秋の名月でしたね。

朝から急に寒い一日で、ついに1枚着込んででかけたのですが、帰宅時に空を見上げると、きれいな月が雲ひとつない空に浮かんでいました。皆さんもご覧になったでしょうか。

満月は今夜らしいので十三夜の月だったようですが、限り無く円に近いけれども完全な円でないところに、それを名月とみる日本人の侘びの心があるのではないかと思いました。

blog_MG_5397.jpg私も夕食後に一人外に出て、鐘楼の上にしばらく坐り、じっと自坊の本堂の上にある月を見ていました。

彼岸の中日に、沈んでいく夕陽を観て、その方角にある浄土の情景を想うという「日想観」というものが、浄土思想にはあるようです。

また、「月輪観」といって、わが心を満月のようであると観じる密教の観想法もあります。心の中で満月に向かっているように観想する修行ですので、じっと月を眺めている今夜の私とは違いますね。

補陀落山(ほだらくせん)の岩上に坐して、水面の月を眺めておられる観世音菩薩を描かれた絵画はよく知られています。月輪観はその観想した月が菩提心を示すわけですから、普く世界を救済しようと努められる観音様の菩提心を満月にもあわせて描かれたものなのでしょうか。

あたりに水辺もないですし、観音様ではないですが、鐘楼の上に坐って、私も秋の夕べに少し想いを巡らせてみた夜でした。

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研究所の花 2017/10

 

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はや10月になってしまいましたね。今月もいい1ヶ月でありますように。

さて、去る土曜日は、私にとって、久しぶりにとても文化的な日でした。午前中は自坊の檀家さんのご法事に勤しんだのですが、午後からは京都へ出向き、京都文化博物館にて日本写真協会の2017年JPS展を観ました。プロアマを問わず、日本全国から応募された写真作品の中から選ばれた入賞・入選作品を一同に観ることができる展覧会です。このところのマイブームが写真撮影である私も、じつは応募していたのでした。もちろん、ビギナーズラックなどということはなく、残念ながら入選されませんでしたが、いったい、他の人たちはどんな写真を撮っているのだろうと興味がありました。

さすがに入賞作品はどれもすばらしく、こんな写真をいつか撮れる日がくるかなぁという思いでしたが、入賞作品は色々と有り、身近な風景から、特殊な撮影をしたものなども多かったです。これなら、まだチャンスはあると確信し、来年も応募提出してみようと思った次第です。

ちょっとショックだったのは、あきらかな合成写真が入選していたのですが、審査員の目をかいくぐってしまったのでしょう。デジタルの世界には、こういったことがあるのですね。審査員の方のもっと厳正な目で作品を確認して欲しいと思いました。

その後、高校で美術の教師をしている私の高校時代の友人の個展を観るために、東山の方にある小さなギャラリーを訪れました。現代美術作家である彼の今年のテーマは「光」。作品3点が展示されていましたが、どれも不思議な世界を表現しています。

その次には、ゴスペルをやっている友人の発表ライブ。3組の発表と、セミプロのゲストの歌声を聞きました。もちろんゴスペルですから、キリスト教の音楽ですが、すべてがポジティブな内容であり、神に感謝する歌詞です。ゴスペルばかりのライブなど初めての経験でしたが、多くの観客で、非常に盛り上がりました。

さて、前置きなのか本文なのかよくわかりませんが、今日のブログのタイトルとは関係の無い話を長々としました。

秋らしくコスモスを主にして研究所の花を生けました。じつはこのコスモス、自坊の境内のものではなく、近くの檀家さんから頂いたのです。ご法事に行ったら、あまりにきれいにたくさん咲いていたので、少し分けて貰ったのでした。

 

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blog_BKL2007.jpgこのところ、一気に涼しくなって、体調を崩してしまっている方を散見します。気温の変化や乾燥に注意して、風邪など引かれませんように。

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カソリックの聖地、そして石畳の街イタリアへ その4

 

_MG_4657.jpgゆっくりと時間があれば他の方法も考えたのですが、なにしろ短期間の旅。ローマからフィレンツェへは、トレニタリアの高速鉄道を利用しました。快適だったこともあり、また疲れもあって、途中の景色をみるまもなくあえなく爆睡しているうちに、あっというまにフィレンツェに到着です。

フィレンツェには有名なウフィツィ美術館があります。教科書で見覚えのある絵画がたくさん、それも手が触れられるような間近で観ることができます。日本の美術館のように、作品にスポット照明を当てたりして、いかにも銘品!というような手段は決して使っていません。とてもフラットな光の中で作品を味わうことができるのが印象的でした。

たとえば、こんな絵は皆さんも見覚えがあるのではないでしょうか。

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_MG_4681.jpgillustrator Ver.10のユーザーの方なら見覚えがおありになるでしょう!

あまりに多くの名画がありすぎて、それに、とても広いがために、満腹感があります。時間があれば、回数を重ねて観に行きたいところです。

そしてウフィツィ美術館からは、かの有名なベッキオ橋を俯瞰してみることができます。この景色、フィレンツェの中で一番好きになりました。

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フィレンツェはローマと違って小さな町でほとんど歩いて回ることができます。それと道路も狭く、一方通行が目立ちますので、あまりタクシーやバスで動き回る必要もありません。なにやら、京都の中心部にいる感じですが、街並はやはり石造りで美しい。道路の石畳の石の形はローマの正方形とは少し違いました。

それから、ローマでもそうだったのですが、カソリックの聖地イタリアでは、時間に合わせてか、しょっちゅう、教会の鐘が「ガラーンゴローン」と街中に鳴り響きます。

それを聞きながら歩いていたのですが、ふと思いました。近頃、日本では除夜の鐘さえも迷惑だと言われてやめなければいけない寺院があります。イタリアではそういったことはないだろうなぁ。誰も教会の鐘の音を五月蠅いなどといわずに、この音と共に生きているんだろうなぁと……。日本人の心はたいそう貧しくなったように思えてなりません。

さて、先ほどのベッキオ橋の上に行ってみました。なんと宝石店街なのです。

_MG_4740.jpg猛暑日にも関わらず、多くの人がウインドショッピングを愉しんでいました。

街を探索していると海外旅行好きな友人からLINEが。ご当地マグネットを探してみて、あったら写真を撮って欲しいと。思いもしていなかったのですが、旅に出たらそういうものを探しているんですね。そこで少し気にしていると、ありましたありました。

_MG_4755.jpg_MG_4756.jpgいかにもイタリアっぽい! これを見つけたときに買っておけばよかったのですが、翌日訪ねてみると、なんと、そのお店は休業してしまっていました。まことに残念。

そういえば、イタリアといえばピノキオも有名でしたね。

_MG_4762.jpg今日はここまで。あともう少しだけイタリアの旅にお付き合い下さい。

 

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2018年「禅語こよみ」のご案内

ついこの前、お盆が終わったと思ったのに、もう9月のお彼岸も終わりました。
大学の講義も始まったようで、花園大学内にも活気が戻ってきました。

さて、来年のカレンダーのご案内です。毎年、禅文化研究所から出させていただいている「禅語こよみ」ですが、来年のものは、埼玉県の野火止にある専門道場・平林寺の所蔵品を、以前に弊所のデジタルアーカイブス事業で悉皆調査させていただいたときの成果からピックアップしております。

2018カレンダー-表紙.jpg2018年「禅語こよみ -野火止の平林寺所蔵品より-」

「もう来年の話か、鬼が笑う」とおっしゃるかもしれませんが、毎年、カレンダーは7月には仕上げてしまっています。他の会社でも多くがそうかと思います。

1部500円(税別)ですが、多部数割引きもいたしております。また、100部以上ですと、寺名や社名などの印刷もサービスで対応させていただいています。

毎月の作品の一部をご紹介します。

2018カレンダー-2月.jpg 2018カレンダー-5月.jpg 2018カレンダー-8月.jpg 2018カレンダー-12月.jpg

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サンガセミナー2017 第3回講座 「日々の花」 作品展その3

前回の続きです。

男性の受講者は2名ですが、男性陣も愉しんで生けておられる様子。もちろん女性方も活き活きと愉しんでおられます。もう一つ形がきまらないなぁと悩んでいるところに雨宮先生がやってきて、ここは、こちらの向きがいいかな、と、そっと手を掛けられると、嘘のように花が言うことを聞いてくれる。なんとも不思議なゴッドハンドのようでした。

来年度も開催できればと思います。

では、作品展3回目。最終回です。

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以上、お楽しみ頂けましたでしょうか。じつは私たちスタッフの生けたものも数点含まれています。最後のもそうなのです。涼しげでしょ?

来年の開催もお楽しみに。

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サンガセミナー2017 第3回講座 「日々の花」 作品展その2

前回ブログより続きます。

今回は9月ということもあり、秋の草花を生けてみるということがテーマです。

白い小さな花のアケボノソウ、フジアザミ、葉っぱが可愛いチョウジソウやアメリカズイナ、台湾ホトトギス、トゲトゲの花の小山ボクチ、ヌカキビ、花の可愛いマルバフジバカマ、ミシマサイコの黄色い花もかわいらしいです。サラシナショウマ、ヤブマメ、オカトラノオ、サワギキョウ、テンニンソウ、彼岸花、ペルシャンカーペットなどなど。とても多くの花材をご用意いただきました。
では作品展その2をご覧下さい。

_MG_5265.jpg_MG_5267.jpg_MG_5268.jpg_MG_5269.jpg_MG_5270.jpg_MG_5271.jpg_MG_5273.jpg_MG_5274.jpg_MG_5275.jpg_MG_5276.jpg_MG_5277.jpg_MG_5279.jpgつづく
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サンガセミナー2017 第3回講座 「日々の花」 作品展その1

 

_MG_5240.jpg去る、2017年9月20日、本年度のサンガセミナー第3回目の講座として、午前中に雨宮ゆか先生による「日々の花」講座を開催しました。定員20名のところ、はやくから定員にたっするお申し込みを頂いていました。

今年の講座は南禅寺山内の「大寧軒」(通常非公開)という地甎回遊式庭園のきれいな場所をお借りしての開催です。

例によって、参加者の皆さんに交じって、スタッフである私たちも愉しんで受講させて頂きました。お花は先生が手配していただきお持ち込みいただいています。花器は先生のものをお借りしました。

では、恒例により、皆さんの作品を3回にわけて公開させて頂きます。

_MG_5247.jpg_MG_5250.jpg_MG_5251.jpg_MG_5252.jpg_MG_5253.jpg_MG_5254.jpg_MG_5255.jpg_MG_5256.jpg_MG_5258.jpg_MG_5260.jpg_MG_5262.jpg_MG_5264.jpg

つづく

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特別展「今を生きる禅文化」(高知県立歴史民俗資料館)開催のお知らせ

 

高知As.jpg白隠禅師250年遠諱を記念して、四国は高知で、初の禅の展覧会が開催されます。

ことの発端は、臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱を記念した、京都国立博物館・東京国立博物館での「禅 心をかたちに」展の準備をしているころ、高知県の妙心寺派の某和尚さんが、土佐高知ではこういう禅に特化した展覧会が開かれたことがないので、是非、高知で禅の展覧会をひらきたい。ついては協力してくれないかと禅文化研究所に来て依頼をされました。その和尚さんに同道して、いくつかの本山に借用のお願いに出向いたりしておりましたが、それがようやく形となるわけです。

土佐は、義堂周信(1325~1388)・絶海中津(1334~1405)・義天玄詔(1393~1462)・山本玄峰(1866~1961)という4人の有名な高僧と縁があります。

「五山文学の双璧」とされる義堂周信と絶海中津はともに土佐の同郷の出身。京都おいて春屋妙葩らとともに、五山文学を代表する学僧です。義天玄詔はも土佐の出身で、枯山水の石庭で有名な京都龍安寺の開山です。和歌山県生まれの山本玄峰は、目を患ったために四国八十八所霊場の行脚をし、7回目の遍路の途中、ついに高知の雪蹊寺の門前で行き倒れとなりそうになったところを助けられ、そこで出家して、のちに昭和を代表する禅僧となりました。

ほかに土佐に伝わる寺宝なども展示されます。会期は平成29年10月14日~11月26日まで。会期中、前期後期にわけて展示替えがあります。

詳しくは下記のパンフレットをクリックして開いてみて下さい。

高知A.jpg 高知C.jpg
高知B.jpg

 

とくに四国のみなさま方、是非、本展にお運び下さい。

 

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大本山相国寺 秋の特別拝観

 

相国寺_01.jpg大本山相国寺では、この秋、平成29年9月25日~12月15日まで、秋の特別拝観をされます(ただし法要などにより拝観できない日があります)。

特別拝観できるのは、法堂・方丈・開山堂です。現存する我が国最古の法堂(重要文化財)には、運慶作と伝わる本尊・釈迦三尊像。天井の蟠龍図は、手を叩くと反響することから「泣き龍」としても知られています。

パンフレットは以下の画像をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。

相国寺_01.jpg 相国寺_02.jpg

 

さて、この秋にも京都の禅寺を拝観されるときには、スマホアプリ「京都禅寺巡り」もご一緒にどうぞ。出かける前に事前学習、拝観のときには、スタンプゲットや写真を撮ってアプリからFacebookやTwitterへシェア。ご帰宅後には、「禅クイズ」でお楽しみ下さい。

ダウンロードは、それぞれのサイトから。

appstore.png googleplay.png 

 

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白隠フォーラムin大分

 

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9月30日(土)開催の「白隠フォーラムin大分」(共催:花園大学国際禅学研究所・臨済宗黄檗宗連合各派合議所遠諱局)に向けて、会場関係者との打合せに行ってきました。会場は大分駅から徒歩6分のところにあるコンパルホール。公民館、図書館なども併設した大分市の複合施設です。

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白隠フォーラムは14時から以下の内容で3階の多目的ホールで行われます。

講演:「衆生本来仏なり」 佐々木道一老大師(萬壽僧堂師家)

「白隠禅画をよむ」 芳澤勝弘氏(花園大学国際禅学研究所顧問)

会費は無料です。お近くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。

 

【お問い合わせ・申込先】
花園大学国際禅学研究所
hakuin@hanazono.ac.jp
電話 075-823-0585  FAX 075-279-3641

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カソリックの聖地、そして石畳の街イタリアへ その3

若干、フレスコ画に飽食気味となったあと、少しホテルに戻って休憩し、今度はバスに乗って再度繰り出しました。なにしろ、イタリアは日照時間が長いのです。暗くなるのが夜の8時半くらい。もちろん、美術館などの施設は普通に夕方に閉館してしまいますが、マーケットなどは賑やかです。

blog_MG_4564.jpgそうでなくとも、街中がフォトジェニックなイタリア。カメラをもって出かけるだけでも充分楽しめるのです。写真撮影を趣味のひとつとする私にとっては被写体の宝庫。

blog_MG_4577.jpgナヴォーナ広場にて「少女」。後ろから歩いてくるのがご両親でしょう。

下は、ナヴォーナ広場の前のカトリック教会の入り口。

blog_MG_4598.jpg振り返って仰ぎ見ると、こんな風景です。イタリアの空は青い!

blog_MG_4603.jpgそれから、映画『ローマの休日』で有名な「真実の口」にも手をさしこんでみましたよ。サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の外壁にあるので、「真実の口」に手を突っ込む自体は入場料もいらないのですが、やはり教会にdonationをするといいようです。

それから地下鉄でスペイン広場へ向かいました。この間、ちょっとしたハプニングがありましたが、ここでは口をつぐんでおくことにします。

こちらも多くの人で賑わっていますが、暑い暑い。それもそのはず、温度計は41℃を表示していました。ホントに日向には長時間居られないほどの暑さです。

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しかし、この暑い中を階段を上りました。ちょっとあがるだけなのですが、ローマの街が一望できるのです。

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ちょうど真っ正面真ん中に見えているのが、おそらくヴァチカンのサンピエトロ寺院です。本日の観光はこのあたりでおしまいです。レストランに入って、ムール貝や、ローマでは絶対食べなきゃと思っていた、絶品のカルボナーラもおいしくいただきました。

さて、翌日はローマからフィレンツェへ向かいます。

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「雪村-奇想の誕生-」展

 

blog2017-08-04-14.49.04.jpg先日、「雪村-奇想の誕生-」の展覧会に行ってまいりました。

巡回展示で、このブログで御昇華したとおり、3月28日~5月21日まで東京藝術大学大学美術館で開催されてましたが、なかなか東京までは行く機会がなく、関西ではMIHO MUSEUM(滋賀県甲賀市信楽)で8月1日~9月3日の展示でした。

後期展観では幣所所蔵の雪村周継筆「蕪図」を出展していることもあり、展観期間ぎりぎりでしたが行ってきたしだいです。

雪村だけでなく、雪村より影響をうけた琳派の尾形光琳や酒井抱一、そして、江戸~明治期までの狩野派による図なども展観されており、あらためて、雪村の偉大さを感じた一日でした。

余談ですが、幣所にて販売しております一筆箋「布袋」(税別350円)には、この雪村筆の「蕪図」も入っております。 機会がありましたらお求めくださいませ。

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サンガセミナー2017第3回の御案内

9月になって一旦涼しくなったと思ったのですが、またまた蒸し暑いここ数日。今年の仲秋の名月は来月初旬のようですが、はやく秋の風に吹かれたいものです。

さて、あと2週間ほどのち、9月20日に、今年度のサンガセミナー第3回目「日々の花講座 -秋口の花を生ける-」講座と「お寺で写真講座 - 一眼レフカメラを使いこなそう -」を開催します。「日々の花講座」はすでに募集人数に達していますが、「お寺で写真講座」については、まだお申し込み可能です。

先般、その会場となる南禅寺山内の大寧軒(通常非公開)に、講師の柴田明蘭先生と一緒に、下見に行ってきました。ただ今、少し工事中ですが、門はこんな感じです。ご参加の方に参考になれば。

blog_MG_5164.jpg厳密には現在はお寺ではないので、「お寺で写真講座」というのは少しまやかしとも言えますが、大本山南禅寺の管理下にあり、また山内でもありますので、そこのところはご容赦を。旧来は「大寧寺」という寺院であったものが一時期、どなたかの別荘のようになってしまっていたようです。

お花の講座や、座学を行なう室内の様子を見せていただいたあと、庭園へ。そこで唖然としました。というのは、今回のカメラ講座は、シャッタースピード優先などを学ぶために、水の流れがあるところをということで探し当てたこの大寧軒なのですが、なんと、池の水がすべて抜かれているではありませんか。柴田先生と二人、大汗をかきました。大慌てで南禅寺の担当の方に確認して貰ったところ、現在、工事の関係で水を抜いてあるけれども、講座前日までには池に水が戻っているとのこと。二人で胸をなで下ろしました。

というわけで、当日には、おそらく琵琶湖疎水の水をとりいれていると思われる、水豊かな庭園を撮影することができるはずです。今からでもお申し込み可能です。是非どうぞ。

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あえて庭の全容はお見せしないでおきましょう。

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カソリックの聖地、そして石畳の街イタリアへ その2

 

午後は世界遺産のヴァチカンへ。カトリック教徒の総本山といえる場所です。

ヴァチカン美術館への入場チケットは、当日販売の列に並ぶと2~3時間かかってしまうという事を知り、前日にWEBで入場予約をしようとしたところ、すでに売り切れ。本来ならば、出国前にしておくべきことでしたが、旅行中の行程をきっちり決めてなかったので、あえて予約をしないで出てきてしまったのですが、それが悔やまれます。

しかし、ホテルのフロントで相談すると、にこやかでフレンドリーなフロントマンが、ガイド付ツアーに参加すれば、並ばなくても入れるよと教えてくれました。そこで、この日の朝一番にホテルにパンフレットのあったツアー会社に電話して、午後からのガイド付ツアーに予約を入れたのでした。ただしガイドは英語です。どれくらい理解できるかわからないですが、ともかく入場前に3時間も並ぶようなことになならなくてすみました。

blog_MG_4446.jpgツアーバスに乗ってやってくると、ほらこのとおり。当日券を求める列は長く長く。我々の老若男女多国籍ツアーメンバー約40人は、この列の先頭にある入り口に向かい、団体入り口からシュッと入れたのでした。

blog_MG_4449.jpg内部にも大勢の人がいます。イヤホンを通して我々のガイドさんが話す声が聞こえてきますので、日本でのバスガイドさんのようにハンドマイクを持っていたりはしません。なかなか効率的ですね。

blog_MG_4458.jpgまずはヴァチカン美術館へ。教科書で観た覚えのある絵画や彫刻はもちろん、壁という壁に美しい絵が描かれています。

たとえば、下の彫刻は古代ギリシャ時代の彫刻「ラオコーン像」。ミケランジェロに多大な影響を与えた作品といわれます。

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下はミューズの間にあるトンマーゾ・コンカ作の天井フレスコ画。

blog_MG_4469.jpg地図のギャラリーは両側にイタリアの古地図が飾られますが、天上にもびっしりと絵が。

blog_MG_4483.jpgこのあとシスティーナ礼拝堂に進んでいきます。この礼拝堂の天井画はミケランジェロによって描かれたフレスコ画で、「アダムの創造」などとても有名なのですが、この礼拝堂内部のみは撮影が禁止されていますので、残念ながらご自身で行って観ていただくしか有りません。

システィーナ礼拝堂から出てサンピエトロ寺院の大聖堂に。こちらにはかの有名なミケランジェロのピエタ像があります。

blog_MG_4498.jpgキリストが磔にされたあとの聖母マリアとの像なので、哀しみの表情の聖母マリアなのですが美しいことこの上ないのです。そして改めて大聖堂内部の正面を観て、息を呑みました。この荘厳さ。天井から差込む光が、えも言われぬ神々しさを醸し出しているのです。引き込まれるように祭壇近くまで足を運んだのでした。

blog_MG_4513.jpgガイド付ツアーなので時間に制限が有り、もっとゆっくりしていたかったのにできなかったのが残念です。

表に出ると、スイスの衛兵がローマ法王と宮殿を護衛していました。ものすごくユニークな制服ですね。

blog_MG_4524.jpgもしまた来る機会があったならば、美術館の事前予約をして、ゆっくりと観て回り、サンピエトロ寺院にもう少しゆっくりといたいと思ったのでした。

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またまた円福寺調査

 

blog_2017-08-29-14.44.jpg8月最終の3日間、またまた京都府八幡市の円福僧堂へ、デジタルアーカイブズ事業で調査に出向いて参りました。

研究所から車で1時間でいけるので、毎日通いでの調査ですが、初日は相当に蒸し暑く、機材を運び入れた時点で汗だく。3日間が思いやられるなぁと思うやいなや、今度は、蚊の猛攻。私はどうやらあまり刺されない体質のようですが、研究員女史はすでに何ヶ所も刺されたとか云っています。

2017-08-31-12.01.jpgいつものとおり、書画の調査も行ないましたが、今回は並行して工芸品の調査もありました。

2017-08-31-12.02.jpg見性宗般老師(円福寺第 14世)が有栖川宮威仁親王殿下とご縁があったため、禅寺には珍しい工芸品も時々見受けられました。またチベットなどから持ち帰られた品もあったりして、それらを一つ一つ調査していくのです。

2日目、3日目と日を追うごとに不思議なほど涼しくなってきました。蒸し暑さがなくなり、初日はびっしょり濡れた汗ふきタオルも、3日目にはほとんど使うことがないほど快適でした。

それと以前にも書きましたが、円福寺に調査に寄せて頂いた時は、お昼ご飯を雲水さんに作っていただいて精進料理をご馳走になっています。それがいろいろと工夫をされていて美味しいのです。

今回も3日間、3回の齋座をお世話になりました。毎日炊き込みご飯だったり、野菜を工夫して調理されたおかずなどを出して頂きました。3日目には驚きの料理。それがこちら。

blog_2017-08-31-12.07.jpg赤膳にはのっているものの、ちょっと西洋風。ご飯はケチャップライスで、上には湯葉があしらわれ、ご飯にはどうやら高野豆腐の小さくしたものが交じっていて食感が楽しめます。ポテトコロッケには充分に炒めきったタマネギがトマトとあえてソースとして載せられています。などなど、学生達からも笑みがこぼれるほどのご馳走でした。

円福寺の老師がおっしゃるには、私が以前にこうしてブログに書いたことをご覧頂いて、それを雲水さんたちに伝えられたそうで、それがまた励みになっているようだとのこと。社会と謝絶した世界の雲水さんに、グローバルに発信していることが力となっているという不思議です。

さて9月になりました。このまま涼しくなっていってくれるとありがたいですね。

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カソリックの聖地、そして石畳の街イタリアへ その1

 

blog_MG_4274.jpg残暑お見舞い申し上げます。ことさら暑いお盆明けですね。

この夏、初のイタリア旅行をして参りました。普段からイタリアンは好きでよく食べるのですが、本場には行ったことがない私でした。今回は行き先をローマとフィレンツェだけにしぼり、町中が美術館だといわれるその街並と、カソリックの聖地であるヴァチカンに行ってこよう、そして、美味しいイタリアンやワインにも巡り会えたら……という旅。

夏の気温は日本とほとんど変わりませんが、体感的には、朝夕は日本より涼しく、日が昇って照りつけると、日向は誠に暑いといったところ。ただ、帰国後に改めて感じたのですが、湿度が高くなかった分、日本の方が非常に蒸し暑く感じました。あちらではオープンカフェやリストランテがありますが、日本であんなことは耐えられまいと思った次第です。

blog_MG_4269.jpg初日は、ローマ・テルミネ駅近くのホテルから、カメラを持ってふらふらと街並を散策。さっそく修道士さんに遭遇。

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タイトルにもあるように、ローマの街は10cm四方の正方形の石畳が印象的。そして立ち並ぶ建物はどれも立派で美しいのです。テレビで観たことももちろんあるのですが、実際に来てみるとさらに圧巻です。

blog_MG_4322.jpgそして、遺跡も多く、こちらは「トラヤヌスのフォルム(Foro Traiano)」という遺跡。古代ローマ時代の遺跡です。日本ではまだ弥生時代。こちらでは、こんな巨大な建物を建てていたのですね。その近くにあるのが、このコロッセオ。映画でも観られたことがあるかと思います。

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罪人達どうしを戦わせたり、猛獣と戦わせ、それを観戦していたといいます。古来から人間は、ひどいことをしてきたのですね。

コロッセオの入場チケットを買うのに、1時間近く並んで買い求めました。ローマパスというチケットが観光センターで販売されていて、博物館や美術館の入場券、市内の路線バスなどに乗ることができるこのローマパスを事前に買っておくと、こういうところにも優先的に入ることができ便利です。私も買おうと思ったのですが、販売所が開くのが10:30と遅く、並んでいる方が早そうなのでやめました。

blog_MG_4361.jpgコロッセオは少しずつ補修も行なわれているようです。不思議なもので、遥か古代の魂がそこらじゅうにいるような感覚を覚えました。

そして、そのあとに訪ねたのがこれまた有名なパンテオン神殿。

blog_MG_4408.jpg多くの人が来場していますが、ここは無料です。天上のトップライトに注目。このあと他の場所でも感じましたが、イタリアの宗教施設は、こういった太陽の光の取り入れ方がとても美しいのです。日本の寺院にはないものです。この光を見るだけで、非常にスピリチュアルな感覚がさえてくる気がします。

午後からはいよいよヴァチカンへ。

つづく

 

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特別展「地獄絵ワンダーランド」

 

20170825地獄絵.jpg関西では地蔵盆も終わりましたね。

今年も地蔵盆で子供達に地獄絵を見せて、「できるだけ嘘をつかないでいようね。そしてもしついてしまった時でも、悪いことしたなぁと心から反省しようね」とお話をしました。嘘ついても平気でいると、この地獄絵のように、舌を抜かれるんだよ。それも一回だけじゃなくて、永遠に続くんだよと云うと、だいたいの子供達はいや~な顏をしています。

さて、そんななか、もうまもなく9月3日で終了してしまうのですが、東京の三井記念美術館にて、「地獄絵ワンダーランド」という特別展を開催されています。

地獄は六道輪廻の最下層にあり、あの白隠禅師も幼少の頃にお寺で聞かされた地獄の話が頭に残り、自宅で母とともにお風呂に入っているときに、竈にくべた火が轟々とお湯を沸かしてくる音におびえ、「地獄に行きたくない」と真剣に悩み、そして出家に至ったのです。

そんな地獄絵のことをとりあげた小さな特別展です。お近くの方はお運び下さい。

関西の方も観られますよ。巡回展が予定されています。

龍谷大学 龍谷ミュージアムにて、2017年9月23日(土・祝) ~ 11月12日(日)に開催されます。くわしくはこちらをご覧下さい。私も観に行こうと思います。

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今年のお盆はいかがでしたか

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今年もお盆がおわりました。自坊でも、毎年恒例の施餓鬼をお勤めしました。例年通り多くの方がお参りにみえました。

上の写真に見えている、招き幡。往生呪が書かれているのですが、もう一本、本堂の裏手にもあげています。この幡、去年のお盆のあと下ろしてみたら、経年劣化でビリビリに破れてしまっていました。そこで布地を買って檀家さんに動力ミシンで縫って貰い、閑栖和尚に揮毫して貰って新調したものです。

ところが、お盆の準備をしたあとに例の迷走台風5号がやってきまして、竿だけを括り付けてある縄を緩めるほど風が吹いたものですから、2本とも傾いてしまい、またもや掲げ直した次第。

お盆の頃にもわりと強い風が吹いたので、今度は、旗が隣のタイサンボクの枝に絡まってしまい、下から別の竿だけで引っかき回してなんとか外すこと2度。招き旗に泣かされたお盆でした。

 

blog_20170814_080833.jpgお寺によってお施餓鬼の勤め方はちょっとずつ違いますね。近隣のお寺では山門施餓鬼と添施餓鬼の2本で終わるお寺もあるのですが、自坊は新亡や年回の当たっているお家は別途の施餓鬼を希望されるので、午前中3時間ほどかけてのお施餓鬼となります。勤めている方も大汗かいて頑張らねばなりません。

なにかと簡略化されるなか、こういった風に丁寧に供養することをご希望されるお家が減らないのは、まことにありがたいことだと常々思っています。

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浜松 龍雲寺

蝉の大合唱をBGMに「禅文化」秋号(246号)の編集作業を行う今日この頃ですが、先日は編集室から外に出まして静岡県へ。次号の特集テーマ「禅寺の庭」に関連した取材に伺いました。行き先は、浜松は佐鳴湖畔に伽藍を構える龍雲寺さんです。

0817_001.jpg境内裏山の頂上からは、遠く南アルプスの山々も。「素敵なロケーションの、ゆったりしたお寺だな」という印象を受けました。

0817_002.jpg裏山から玄関までつながるビオトープでは、大ぶりの沢ガニたちが伸び伸び。彼らは、お参りに来られるお子さんたちの人気者だとか。

0817_003.jpg池の鯉もすっかり人になついて、頭を撫でても逃げません。

人間も動物も「ふっ」と肩の力が抜けてしまうこのお寺の魅力は、いったいどこからくるのでしょうか。そのキーとなるのが、ふたつの庭園です。

0817_004.jpgそのうちのひとつ、一見シンプルに見えるこの枯山水庭園にも、作庭を手掛けた京都の作庭家・北山安夫さんによる想いと仕掛けがたくさん詰まっているのです。さて、その秘密とは?……などとじりじり書かずに、本当はもうここで公開してしまいたいくらいなのですが、本日のところは「10月号の発刊をお楽しみに」とだけ書かせてください。読んで良かった!と思っていただける一冊になるよう、一生懸命がんばります。

0817_005.jpg龍雲寺さんは、8月に涅槃堂を落慶されたばかり。涅槃堂には、16幅に亘る地獄絵の展示をはじめ様々な見どころがあります。ぜひお出かけくださいませ。

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今年も夏の方広寺(浜松市)へ

ちょうど、先般の迷走台風第5号が、紀伊半島から京都、滋賀、福井と縦断していく頃、私たちは浜松の臨済宗方広寺派大本山方広寺へ、デジタルアーカイブスの調査に出向く時でした。

夏の甲子園も開会式と初日の試合を一日順延しましたが、2台の車に分乗して浜松へ。名神で向かった一台はどうということなかったのですが、もう一台は別コースで滋賀県の新名神を使って三重県へ入っていくあたりで、猛烈な雨に見舞われ、一旦、サービスエリアに待避するといった情況でした。

ともかく無事に方広寺に到着し、調査対象の宝物を収蔵庫から調査会場に運び込んだ頃から、浜松でも大雨になってきました。

blog_MG_4139.jpgさすがに今日は「直虎ブーム」とはいえ、方広寺に一般のお客さんはほぼ来ておられませんが、我々は黙々と調査を敢行。

blog_MG_4143.jpg毎回、調査に伺うと、本山の部長さん方がご接待いただくのですが、今回はお盆の御用事があるとのこと。仕事を終えた夕方以降は、われわれスタッフだけでご提供頂いた般若湯をたらふくいただいておりました。

2016年の冬から始めた方広寺様の調査は、今回の3日間の調査で都合4回目となりましたが、ようやく目処が立ち、あと一回で終えられそうな様子です。おそらく次は来年の2月。足かけ4年かかりました。現在、書は約180点。絵画は90点。他に工芸も少し調査させて頂きました。
来年1月に発刊予定の季刊誌『禅文化』にて、方広寺様の宝物の中から優品を選定し、グラビアでご紹介できればと思っています。お楽しみに。

さて、明日8月11日から16日まで、禅文化研究所は夏期休業とさせて頂きます。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

 

 

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ジャポニスム2018

 

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日仏友好160周年にあたる2018年に、パリを中心に大規模な日本文化紹介企画「ジャポニスム2018」が実施されます。
会期は、2018年7月から2019年2月。日本の美意識をテーマに、展覧会や舞台公演、食や精神文化に関するものなど、幅広い範囲の事業が連続して行なわれる予定です。
この中で禅の精神を伝える事業を行なうことになり、禅文化研究所が窓口となり準備を進めています。
具体的には5日間ぐらいの日程で、坐禅会や講演会、写禅語などのワークショップ、映像上映、パネル展示などを行なう予定です。既に会場などの現地視察も終えました。
全世界にZENの名を知らしめた鈴木大拙博士は、「禅はどこまでも実際的であり、日常的であり、同時に最も溌剌としている」と言っています。
「禅」に対する関心が高いフランスで、臨済禅とは何かを知ってもらうまたとない機会になるでしょう。

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8月の業務体制

 

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梅雨明けしてからも、あまりカラッと晴れた日がない気がしますが、もう8月に入ってしまいました。自坊近くの田んぼでは、もう稲穂が頭を垂れているものまで見られ、転作田では先ごろ大豆の種が捲かれたと思ったのに、もうスクスクと伸びてきています。伸びて行くのが見えるようなほどの速さです。自然の力は素晴らしいですね。

禅文化研究所のある京都、関西では一般的に8月にお盆行事を迎えます。ついては職員の半数ほどは自坊のお盆の棚経や施餓鬼でおおわらわ。というわけで、下記の通り夏期休業とさせていただき、また職員によって、それ以外の日もお休みをいただいていることが多くなりますが、なにとぞご了承下さい。
そのうえ、私などはデジタルアーカイブスの3日間調査が、8月に2つも予定に入っています。ブログもこの頃、月水金の週3本ペースですが、それもままならぬことになりそうで、間引きになることもあるかと思いますが、9月になれば復活します。する予定です。

【休業期間】2017年8月11日(金) ~ 2015年8月16日(水)

ご注文いただきました書籍等の発送も、通常より遅れる可能性もあります。8月10日(木)午前10時までにいただきましたご注文は、10日中に発送させていただきます。それ以降のご注文につきましては、17日(木)以降、順次発送させていただきます。

なにとぞ、よろしく御願い申し上げます。

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公開 逸話(15)白隠門下 その10-遂翁元盧(3)

再び白隠禅師高弟の一人で、遺墨の多い遂翁元盧禅師と、珍しく出てくる琉球僧の逸話から。

 


遂翁02.jpg遂翁和尚のところへ琉球(沖縄県)の僧が来参した。遂翁は、隻手(せきしゅ)の公案を与えて指導した。
三年の期間が過ぎ、帰郷することになった僧は、遂翁に相見し、涙を流しながら嘆いた。
「わたしは、大法を求めるために、遠い海原を越え、この地へ参りました。しかし、前世からの悪習はいまだ消えず、悟りを開くことができません。このまま空しく故郷に帰り、昔のままの姿をさらすのは、嘆かわしいかぎりです」
僧の嘆きを聞いた遂翁は、
「そんなに悲しむことはない」
と慰め、かつ、
「七日間、一所懸命に坐禅せよ」
と、教えた。僧は、その教えの通りに七日間坐禅をしたが、一向に悟れなかった。再び遂翁に相見し、
「どうにも悟れません。どうか、方便をお示し下さい」
と、訴えた。遂翁は、
「あと七日間、一所懸命に坐禅せよ。必ずや悟ることがあろう」
と、教えた。僧は、再び教えの通りにした。しかし、七日がたっても前と同じだった。
「どうにも悟れません。どうか、方便をお示し下さい」
遂翁は、
「古人は、三七、二十一日の間に悟りを開かれた。そなたも、更に七日間、坐禅をせよ」
と、教えた。僧は、教えの通り二十一日間坐禅をしたが、いささかの所得もなく、遂翁に相見し、嘆き悲しんだ。遂翁は、
「わしによい方便がある。そなた、更に五日間、坐禅せよ」と。
僧は、また教えの通りにした。そして五日が過ぎ、遂翁のところへやって来た。
「どうじゃ」
「以前のまま、どうにもなりません」
遂翁は、
「そんなことではとうてい大悟はできぬ。もっとせっぱつまって究めねばならぬ。三日ののち、まだ開悟できなければ、その時は、死んでしまえ」
と、厳しく励ました。
この僧も、ここで始めて身命を投げ捨てて坐禅をした。三日ののち、果たして隻手の公案を透過した。僧は遂翁に相見し、遂翁も喜んで印可した。そして、この僧は琉球に帰って行った。その後、遂翁は、嗣法の書を送ったという。
孔子さまも、
「憤(ふん)せずんば啓(けい)せず、悱(ひ)せずんば発(はっ)せず」
と言っておられるが、この僧こそ、この言葉の通りではないか。


開悟できなければ「死んでしまえ」とは、少々乱暴で、今の世でこんなことを言えば、過剰指導だ、「パワハラ」だと訴えられるかも知れませんが、禅の修行では、「大死一番」、死んだと思って徹底的に参究せよと言われるものです。だからこそ、新聞記事のように騒ぎ立ててもすぐ忘れられるものではなく、このような話が逸話となって語り継がれていくのでしょう。

 

※写真は遂翁元盧筆/遂翁元盧画・頑極禅虎賛「南泉一円相図」(禅文化研究所蔵)。禅文化研究所デジタルアーカイブズ「禅の至宝」より

 

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正受老人と白隠

 

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若き白隠は越後高田で修行中、遠寺の鐘声を聞いて大悟されたと自ら記しておられます。しかしその後、信州飯山に向かって道鏡慧端禅師(正受老人/1642~1721)の膝下に入った白隠は、その境地を徹底的に叩きのめされ「穴蔵禅坊主」とまで叱咤されました。しかしその後、徹底した修行の中で、難答難解の公案がからりとわかった白隠は、今の世に「臨済宗中興の祖」「五百年間出」といわれる、日本において欠くことのできない偉大な禅僧となられました。

正受老人のおられた正受庵は、今も飯山の地にひっそりと残っています。臨済宗において聖地ともいえるかもしれません。

この飯山市で、平成29年8月19日土曜日、白隠禅師250年遠諱を記念して「正受老人と白隠 -悟りを超えた白隠さん-」と題した講演会が、臨済宗妙心寺派の主催により開催されます。

講演者は、前・禅文化研究所所長の西村惠信先生です。

飯山というところは、現代に至っても行きにくい土地でしたが、北陸新幹線の開通により東京からなら1本で、関西からでも富山経由で簡単にいくことができるようになりました。
会場は、北陸新幹線「飯山駅」から歩いて5分の「飯山市文化交流会館なちゅら」。お盆明けの土曜日です。入場も無料。
おちかくの方はもちろん、この機会にちょっと脚を伸ばして正受庵へのお参りもどうぞ。

パンフレットはこちら(PDF)からご覧頂けます。

 

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