研究所の花 2018/3

今年は桜の開花が早いと聞いたばかりなのに、一昨日の彼岸の中日には、東京や山梨でも積雪があったようで、驚かされますね。

近畿は寒くて風が吹きましたが、それほどのことでもなく、さて、今日からは春のセンバツ甲子園。全国から高校球児が甲子園に集まってきます。今年はなんといっても私の地元の滋賀県が3校も出場するという快挙。その中には私の母校も含まれていて、夏春連続出場となります。同窓生達で大いに盛り上がっているところです。

blog_2018-03-22-06.57.pngさて、昨日は久しぶりに研究所に花を生けました。というのも冬の間はほとんど花がなくて、仕方がなかったのです。最近になって冬枯れの庭や畑から、ムクムクと花たちがお目見えしてきましたので、お花係復活です。

blog_2018-03-22-08.47.jpgいつものとおり、玄関の掛け花入れから。こちらは白い水仙。水仙にはホントにいろんな種類があるようですが、これはオーソドックスなものです。そして、玄関正面には、ヒメリュウキンカとクリスマスローズで。

blog_2018-03-22-08.48.jpgヒメリュウキンカは、夜になると花びらを閉じますが、昼間は、ピカピカの黄色の花をほころばせます。

そして応接室の床の間。実際には、床の間というのも違いますけど、床の間のように扱っています。こちらにはユキヤナギと八重の水仙、そしてまたまたヒメリュウキンカ。

blog_2018-03-22-08.49.jpgお内仏のようにある、初代所長・山田無文老師の真前にも。こちらは黄色い水仙をお供えしました。

blog_2018-03-22-08.50.jpgさて、日曜日あたりから本格的に春らしくなるようですよ。季節の変わり目、体調に気をつけてまいりましょう。

 

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春のお彼岸

 

blog2018-03-17-10.41.42.jpg今年も春のお彼岸がやって参りました。境内にあるサクランボのなる桜の木はもう満開。今年もたくさんの実がなることでしょう。

自坊では春のお彼岸に永代祠堂施餓鬼をお勤めします。ちょうど本山からの定期巡教の時期ですので、毎年、法要後に布教師さまの御法話を拝聴するのも常となっています。

前日から準備に大わらわでしたが、花粉症の私にはこの時期の境内掃除は大変つらいものとなってしまっています。が、そうも言っておられず、初めて来られる布教師さま、そしてもう二度と来られないかもしれないわけですから、丁重にお迎えすべく準備を調えさせていただきました。

blog2018-03-18-10.30.jpg床の間には遂翁元盧禅師筆の達磨図をかけてお迎えです。

blog_2018-03-18-10.32.jpg永代祠堂施餓鬼ですので、回向の際には今までに祠堂料を納められた多くの戒名をすべて読み上げます。その数は800霊を越えていますので、それだけでもかなりの時間がかかってしまいますが、各家のご先祖様への報恩感謝として年に一度のことなので、がんばって読み上げることにしております。

さて、皆さんは、もうお彼岸のお墓参りを済まされましたか?

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圓福寺展に集荷

 

blog_MG_8146.jpg一昨日のブログ禅で書きましたとおり、まもなく「圓福寺展」が開催されます。そのために、昨日、圓福僧堂まで、花園大学歴史博物館のスタッフとともに、作品の集荷に行って参りました。

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老師から指示を出され、雲水さん達がすべての作品を出してきていただきました。

今回借用するのは81点となります。借用作品を一点一点確かめてから梱包作業に入りますので、朝9時半から始めても夕方までかかります。

一点ずつ出しては、調書に、折れや虫食いがないかや付属品などを記していき、終われば巻き上げて、日通の美術輸送の専門スタッフが丁寧に梱包していきます。そうしてそれを大きな段ボールに再梱包して運び出すということになります。

blog_MG_8132.jpg調査の度にいつも楽しみにしていた、雲水さんが作って下さる昼食。今回は、僧堂らしく釜揚げうどんでした。しかし、十何回も寄せていただきましたが、一度として同じものは出されませんでした。昼食はいつもスタッフ一同、大感激でしたが、これで最後です。

調査を学芸員たちにお任せして、私は展覧会の際にパネルで展示する僧堂の伽藍などを撮影に廻りました。

まずはいつも調査で使わせていただいていた、有栖川宮の御殿の外観から。

blog_MG_8113.jpgそして、こちらはその内部の見事な格天井です。

blog_MG_8130.jpgそして、歴代塔にもお参りしてきました。こちらは開創の斯経慧梁禅師の塔所です。

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写真を撮り廻っていると、日供合米から戻ってこられた雲水さんが、順次、方丈前で大きな声で開甘露門を唱えながら帰ってこられました。大声を張り上げて読経する様子が、まるで『雲水日記』の中の絵のようで面白かった(失礼)ので、こっそりパチリ。

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夕方5時半、すべての借用作品を積み込んで、圓福寺を後にしました。

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もうすぐ「圓福寺展」を開催します

 

blog_empukuji_B2.jpg当研究所が花園大学歴史博物館と共同で行なっておりますデジタルアーカイブス事業として、2016年11月26日~2017年12月20日までの足掛け15日間にわたり、圓福寺寺宝の調査を行なって参りました。

このたびその成果発表として、2018年4月3日より、花園大学歴史博物館に於いて、「2018春 圓福寺 ―京都八幡達磨堂 寺宝展」を開催できる運びとなりました。詳しくはこちらをご覧下さい。

圓福寺歴代住持遺墨など寺史関係資料のほか、宗般玄芳老師が帰依をうけた有栖川宮家ゆかりの品々なども展観し、圓福寺の歴史、宗風を概観します。また圓福寺の歴史のなかで育まれた中世から近代にいたる美術作品の優品をご紹介します。

どうぞ、皆様のご来場をお待ちしております。

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春の祈祷会

 

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二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」もすぎ、一気に春めいてきました。自坊の梅林の梅もどんどんと花を啓いていきます。

藪椿も陽に照らされてぽっこりと春の訪れを告げています。

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冬の間、なんにもなくなっていたような畑にもこうやって花が咲いてくれました。ただ花粉症の私には、5月頃まで気候とは裏腹に憂鬱な日々がやってきているのも事実です。この時期にはアレルギーのせいで咳喘息の症状も出てしまうのです。
皆さんは如何でしょうか。

3月には、もうすぐお彼岸もありますが、自坊のあるあたりはお彼岸法要の前から並行して、大般若祈祷会をお勤めするのが慣例となっています。大般若祈祷はお正月に、あるいは善月祈祷会といって正月、5月、9月の各16日に行なうのが法式上での通例ですが、もともと雪の多かった自坊の地域では、車の無い時代、お正月に雪のあるなかを徒歩で近隣のお寺に出頭するのは大変だったからでしょうし、お参りに見える檀家さん達のためでもあるでしょう。雪の降らなくなった3月、お互いに行き来しやすいこの時期に祈祷会をするのが慣例となったのではないかと思います。

S__14172167.jpgそういったわけで、3月は近隣のお寺に行ったり来て貰ったりと、しょっちゅう顔を合わせる機会が増えます。最近は若手の和尚も増えてきて、だんだんと顔ぶれが変わっていくのも面白いです。

先般は、自坊の大般若祈祷会をお勤めしました。この春から掛搭する若いお弟子さんたちも出頭してくださったので、12函ある大般若経だけでは足りず、少し帙を分配して14人の方で転読していただき、とても賑やかでした。今年の天下安全、五穀豊穣を祈ったのでした。

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