研究所の花 2017/11

 

blogEG_MG_6552.jpgもう立冬ですね。あの暑かった夏が嘘のように、今はもう通勤時に駅に立つと吐息が白くなっている朝もあります。それに今年は紅葉も早いようですね。先般の三連休で、近くをドライブしていたら、1本だけ赤く染まってきているモミジを見つけました。それが上の写真です。

気温の変化が厳しくて、身体がついていかないと風邪もひきやすくなりますからご注意を。私など、秋の花粉と持病の喘息で少々辛い思いもしながら、少し早い紅葉を楽しんでいます。

さて、今の時期になると、自坊の境内の花はかなり減ってしまいまして、野草を見つけるしかなくなってきます。

blog2017-11-07-08.47.jpg今朝は大きな烏瓜が見つかりましたので、柏葉紫陽花の赤い葉っぱに載せて、あとは野草と組み合わせてみました。

blog2017-11-07-08.48.jpgこちらはセイタカアワダチソウの花とススキをあわせたもの。朝、花を探していて思ったのですが、この時期は黄色い花が多い気がします。玄関の掛け花入れにはツワブキと藪にあった赤い実を飾ってみました。

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それでは、秋の景色を充分お楽しみ下さい。京都は観光客の方々で混み合い始めてきましたよ。

 

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サンガセミナー2017第4回終了

 

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22号台風の去った台風一過の10月30日、京都妙心寺塔頭の東林院さんにて、本年度のサンガセミナー第4回目を開催いたしました。

午前中の講座は毎年定員に達する「精進料理講座」。今年もリピーターの数名を含んで16名の受講者は、東林院住職の西川玄房師にご教示いただきました。

今回、受講者の皆さんに調理していただくのは、胡麻豆腐、きのこにゅうめん、にんじんのサツマイモ和えの3品です。

 

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昨年度の同講座でも胡麻豆腐をつくっていただいたのですが、何しろ、胡麻を練るのが大変なのです。4人が1グループとなって調理をしてもらいますので、グループ内で順番にスリコギを使って練り込んでいただきます。

スリコギを使ったことのない方は一目瞭然。無駄な力が入ったりして思うようにいかないようです。

 

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その他の2品は、レシピを見ればささっとできるもの。ともかく胡麻豆腐に時間がかかります。夏にはできない料理と言っても過言ではないでしょう。

 

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無事に各グループ3品を完了し、お寺にご用意いただいた他のおかずとあわせて赤膳にて召し上がっていただきます。

食事の前には「食事五観文」をお唱えし、いただくことの大切さ、ありがたさを再確認していただきます。

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そんな様子を横目にして我々スタッフはコンビニで買い求めたおにぎりをさっさと食べ終わり、午後の講座の準備に取りかかります。

午後からは、臨済宗僧侶でありながら行政書士でもある田口誠道師により、「お墓の法律-墓と葬送のゆくえを考え、寺院の役割を考える」と題した講座をお願いしました。

昨年度も同じタイトルでの講座でしたが、近年、益々取りざたされる「墓じまい」。それにまつわるこれからの寺院のあり方や対処法などを、僧侶としてと行政書士としての両方の観点からお示しいただきました。

受講者からも熱心な質問もあり、非常に有意義な講座であったと思います。

blog_BKL2043.jpgそれにしても不思議なのは、サンガセミナーのいずれの講座も、受講者が遠方からみえることです。京都市内の方はほとんどおられません。
弊所の活動が注目されていないのか、それとも今さらそんなことと思われているのかわかりませんが、少し残念な気がします。

今年度のサンガセミナーも残すところあと1回となりました。まだまだ受講申し込み可能ですので、お待ちしております。

サンガセミナー2017については、こちらをご覧下さい。

 

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大本山国泰寺で臨黄合議所移動理事会

 

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10月末になっての2つの台風。被害を受けられた方々にはお見舞いを申し上げます。

自坊も21号台風のせいで、垣根が倒れたり、瓦が10枚ほど飛んだりと、それなりの被害はありましたが、大事にはいたりませんでした。ただ、翌日、琵琶湖線が終日運休したおかげで出勤もままならずでした。

そんな台風のいった翌日、10月24日の火曜日、富山県高岡の大本山国泰寺にて、臨黄合議所移動理事会が開催されました。まだ台風の影響でJRのダイヤに影響が出ていて、私も米原から指定席予約していた特急しらさぎに間に合わず、次のしらさぎに乗ることとなり、私と同様の多くのお客さんで満員の自由席で立って向かいました。

湖西線もこの日と翌日も運休していたので、京都からくる特急サンダーバードも琵琶湖線回りでくるということになり、多くの本山の役職の方々も苦労して足を運ばれたようです。

blog_MG_6154.jpg臨済宗黄檗宗の15本山から、総長はじめ各部部長などの重役が集まり、宗門の色々なテーマについて会議をいただき、また懇親をはかっていただくための2年に一度の移動理事会は、京都以外の本山の持ち回りで担当いただくことになっていて、2年前は浜松の方広寺でしたが今年は国泰寺でということで、早くからご準備をいただいて当日を迎えました。

blog_MG_6174.jpgまず方丈で国泰寺の管長猊下を導師に各派本山開山禅師への回向をいたしました。管長猊下からのご垂誨もいただき、その後、総長会、教学部長会、その他部長会の3室に分かれて協議を行ないました。それぞれの会で検討事項などがあります。今年は長らく続いてきた臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱事業も最終年度ということで、遠諱後の宗門の活動をどうやっていくかというようなことも議題にあがっておりました。

blog_MG_6177.jpg会議が終わって、懇親会ならびに宿泊先である雨晴温泉まで移動し、賑やかに楽しく和合の宴会を行なわせて頂きました。

 

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カソリックの聖地、そして石畳の街イタリアへ その5

夏以来の私のイタリア熱も少し収ってきましたので(笑)、イタリア旅行記は今回でおしまいにします。

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とにかくイタリアには美術が溢れています。フィレンツェの街頭(ドォーモ付近)でも、こうやって街頭で自分の描いた絵を売っているアーティストがたくさんいます。

また路上にすばらしい絵をペインティングしているアーティストも。

blog_MG_4977.jpgなんと、この路上ペインティングは、一応、違法らしくて、毎日消されてしまうそうです。なんとももったいないですね。

ほかにも下の写真のようなパフォーマンスしている人がいます。まるで塑像のようですが、実は生身の人間です。旅行後に知人から聞いたのですが、ずっと前からこの人はこのパフォーマンスをしているそうです。そういえば先日、京都の河原町四条の交差点でも、姿は違いますが、同じようなパフォーマンスをしている人がいました。

blog_MG_5078.jpgここにすべてをあげていくことはできませんでしたが、ほんとに美術館がいたるところにあるのが、イタリア。美味しいワインやチーズ、とても気さくで明るい人たちにもたくさん出会えましたが、美しい街並、そして多くの美術、それらも忘れられません。

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いずれまたこの地に足を運んで、もっと多くの美術を目にしたいと思ったのでした。

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季刊『禅文化』246号発刊のお知らせ

 

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禅者が、自身の辿りついた境涯を表現したともいわれる禅の庭。古来禅僧たちは、空間芸術にまで昇華されたこの「禅の境地」に、どのような意識をもって対峙してきたのでしょうか。

今季の季刊「禅文化」は、新旧の禅庭と、そこに携わる人々に焦点を当てました。禅寺における庭園の存在と意義を改めてご紹介すべく、作庭家、僧侶、研究者…さまざまな視点から見た「禅の庭」を収録しております。

一部ご紹介させていただきますと、たとえば夢窓疎石が乱世に築いた天龍寺庭園。果たして夢窓は、自分の矜恃をいかにして庭園内に表現したのでしょう?こちらは、京都造形芸術大学の仲隆裕先生が丁寧に述べてくださっています。

巻頭対談は、数年前に誕生したばかりの平成の禅庭をめぐる内容です。施主である龍雲寺(静岡県)住職・木宮一邦師と、手掛けた北山造園の北山安夫氏に、庭園の解説を通じて「お寺の庭」が果たす役割などを語り合っていただきました。

くわしくは、ぜひこちらをご覧頂けましたら幸いです。宜しくお願い申し上げます。

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