季刊「禅文化」247号発刊のお知らせ

 

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マインドフルネス。どこかで耳にされたことがある言葉ではないでしょうか。

マインドフルネスとはストレスを低減する技法として、医療現場では治療にも導入されているいわば心のエクササイズ。「今ここでの自分の体験に注意を向けてあるがままに受け止める」ことを繰り返します。

この手法、どこか坐禅に似ていませんか?

「いや、坐禅はそんなもんじゃない!」と思われている方ももちろんいらっしゃることでしょう。でも、どこが違うのか。それこそが今季の特集制作の出発点でした。

「坐禅」と「マインドフルネス」はどこが同じで何が違うのでしょう。マインドフルネスという言葉を知る人は増えても、ここを明確に答えられる方は、実はまだまだ少ないような気がするのです(編集担当もそうでした)。

そこで、今季の「禅文化」の巻頭特集では両者の成り立ちや相違点を再確認。マインドフルネスと坐禅の違いはもちろん、「文献から見る坐禅の変遷」など、坐禅についても掘り下げています。
初めて本誌にご寄稿をお願いした、圓福僧堂の政道徳門老師による「坐禅儀」誌上提唱は、坐る坐らないにかかわらず、読後は自分自身を調えたくなるはず。
マインドフルネスについては、禅にも通じた専門家にご執筆いただきました。

たいへんわかりやすい一冊になっているのではと思います。ぜひご覧下さいませ。詳細、お申し込みはこちらから。

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大寒の朝

 

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去る20日土曜日は二十四節気の大寒でした。これから立春まで、文字通り一年中で一番寒いとされる時期ですね。
今週の中頃には、また強烈な寒波が日本列島に押し寄せるとのことで、各地では注意が必要です。

自坊の回りは田園地帯で、土曜日の朝に外へ出てみると、あたりには霜が降りていて、大寒らしい写真が撮れたのでご覧頂きましょう。

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水煙がたっていかにも冷たそうな水の流れでしょう?

またあたりの草も冬枯れで白くなっています。

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近所の農家の方が田んぼを起こしています。これは寒堀りといって、寒い時期に田んぼを掘り起こして畝をたて、今年の稲作が豊作になるようにするようです。また、掘り起こすことによって土の中の害虫も少なくなるとか。トラクターで掘り起こされた土の上には、どこから見ていたのか目ざとく鳥たちがよってきて、掘り起こされた虫を啄んでいました。

blog_MG_7659.jpg前日に掘り起こした後には氷が張っていて、ここにも大寒を感じさせます。

blog_MG_7594.jpgインフルエンザや風邪が流行っているようです。自坊の檀家新年総会がありましたが、風邪でお休みの方も何人かおられたようで、毎年より出席者が少し少なかったようです。
皆さんも、体調に気をつけて寒い冬を乗り切りましょう。

 

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蘇山展 公開講演会

 

blog_BKL3472.jpg昨日(2018.1.18)、花園大学歴史博物館で開催しております「蘇山玄喬展」の公開講演会として、花園大学国際禅学研究所研究員の瀧瀬尚純氏による「蘇山玄喬禅師-その人と行履-」と題したご講演をいただきました。師は日本近世臨済宗についての研究をされています。季刊『禅文化』245号には、「白隠慧鶴と愚堂東寔」と題した一文を寄稿頂いております。

聴衆は約30名でしたが、プロジェクターと詳細なレジュメを用いた講演に聴き入っておられました。

さて、白隠禅師と比べると遥かに知られていない禅僧ではありますが、九州で生まれ、熊本の見性寺住職を務めた後、京都府八幡市の円福僧堂で雲衲を接化し、名古屋市の徳源僧堂の禅堂開単もされた方で、後の臨済宗門に大きな影響を与えました。

実は50年前の季刊『禅文化』46号(昭和42年9月) にて、禅師の100年遠諱を記念して蘇山禅師の特集が組まれています。その時の特集記事は、

蘇山和尚を憶う/松山萬密(当時:徳源僧堂師家)
蘇山和尚と見性寺/西片義保(当時:見性寺住職)
蘇山玄喬の生涯/加藤正俊(当時:禅文化研究所資料室主任)

といったもので、執筆者の方々はもう皆さん鬼籍に入られていますが、今、読み返しても充分な内容です。

このたびの遠諱に合わせて、徳源寺から発刊されました『妙用禅師遺徳集』を、禅文化研究所はデジタルアーカイブス事業を通じて制作させて頂きました。見性寺、多福寺、円福寺、徳源寺に所蔵される書画をすべて掲載しております。
博物館の展覧会も2月3日まで開催しております。是非ご来場をお待ちしています。

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臘梅の季節

 

blog_MG_7533.jpg先週末には記録的な寒波がきて、北陸地方は大変な大雪に見舞われたようです。自坊は滋賀県ですが、時折、北陸地方に連鎖して大雪が降るのですが、今回の寒波では寒いだけで、ほとんど積雪がありませんでした。

毎年、全国センター試験はこの大雪の季節に行なわれ、例年、雪のために間に合わなかったとか、時間を繰り下げたとか、後日のニュースで聞きますが、こんなことなら、秋の11月頃にでも実施したらいいのにと思うのは私だけでしょうか。入試が2ヶ月早くなるので、受験生にはちょっと気の毒ですが、毎年この時期になると、緊張しなければならない雪国の人たちのことを思うと、それもアリなのではないかと思います。そう思ってググってみたら、同意見の方もおられるようでした。

センター試験を秋に実施

blog_MG_7568.jpgそれはさておき、自坊の境内の臘梅が咲き始めました。枝を切ってきて、台所に生けておくと、ふんわりといい匂いがします。エアコンのおかげで境内の花よりも先に咲いて愉しんでおります。

臘梅の隣には白木蓮の木があるのですが、こちらもまだ固いですが蕾ができています。椿も咲き始めています。こうして花が咲くのを見ると、まだ冬の真っ最中なのに、春の訪れを観るようで楽しいですね。

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蘇山展 基調講演会のお知らせ

 

絵009_AC_9993.jpg見性寺山作務図
蘇山玄喬自画賛(京都円福寺蔵・後期展)

ただいま、花園大学歴史博物館では、「2017冬企画展「蘇山玄喬 ―禅画と墨蹟」展」(主催・禅文化研究所・花園大学歴史博物館)を開催しています。ちょうど、本日より、後期展示となりましたので、前期展とは展示替えも多いため、前期展にお越しいただいた方も、どうぞ後期展へもご来場下さい。

また、来たる、2018年1月18日(木)13:00~14:30には、花園大学教堂にて、本展覧会の基調講演会として、「蘇山玄喬禅師-その人と行履-」と題して瀧瀬尚純氏(花園大学国際禅学研究所研究員)にご講演をお願いしております。

入場は無料で、先着150名様となっております。

また講演会後に展覧会場にお越し頂くと、学芸員によるギャラリートークを行ないます。江戸時代後期の禅僧、蘇山玄喬禅師の禅画、墨蹟をどうぞお楽しみ下さい。

寒い中ではございますが、どうぞご来場をお待ちしております。

 

 

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