DVD「禅僧が語る」犬山市瑞泉寺にて撮影

 

blog_MG_7874.jpg

先日、愛知県犬山市にある瑞泉寺専門道場にお邪魔しました。この僧堂の師家である、玄々庵小倉宗俊老師は、今年の5月から妙心寺派管長として晋山されます。そこでこの機会に、弊所のDVD「禅僧が語る」シリーズにご登場頂くこととなり、撮影に伺ったのでした。
※小倉老師と交代される現妙心寺派管長嶺興嶽老師のDVDはこちら

blog_MG_7860.jpg

瑞泉寺は犬山市の中心部にあり、付近には犬山城、モンキーパークや成田山名古屋別院もあり、瑞泉寺のある山の麓、目の前には名鉄も走っております。境内からは犬山城が一望できます。あいにく、屋根の工事を行なっているようで、今ひとつの風景ではありますが……。

 

blog_MG_7825.jpg

書院をお借りして、老師との対談を撮影しました。内容についてはDVDのできあがりをお待ち頂ければと思います。老師は京都の東福寺の近くの生花店でお生まれになり、縁あって瑞泉寺の塔頭の龍泉院にて得度。その後、三島の龍澤寺で3年間の修行の後、瑞泉僧堂に転錫され今に至られています。そのつれづれの思い出話などもお話頂きました。
私もお世話になった龍澤僧堂の老師方のお話も拝聴でき、個人的にも楽しい収録でした。

インタビュワーは、以前のDVDでもお願いしていた春川修子さん。ひさしぶりの禅僧にインタビューすることになって、少々緊張気味だとのことでしたが、さすがにそつなく対応していただきました。

blog_MG_7846.jpg私毎ですが、この僧堂に掛搭している雲水の一人に、私の知人のご子息がおられまして、今回、お邪魔したときに、お茶を出してくれました。あちらは憶えているかわかりませんでしたが、彼がまだ小さいとき、そのお寺に泊まりがけで伺うと、彼は弟と二人して、「和尚さん、一緒にお風呂に入ろうよ」といつも必ずお風呂に誘ってくるので一緒に入ったものでした。とても懐かしい思い出です。

本DVDの発売時には、改めてお知らせします。

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

鈴木法音老師 大祥忌

 

blog_2018-02-16-09.26.06.jpg去る2月16日(金)、滋賀県の安土城跡にある摠見寺にて、佛通寺前管長であり摠見寺先住職の鈴木法音老師の大祥忌(三回忌)が営まれましたので、私も部内寺院であり、導師侍衣としての役も仰せつかりましたので参列して参りました。

blog_2018-02-16-09.35.jpg寒い冬の一日ではありましたが、太陽がぽかぽかと照りつけ、建物の中にいるより外にいる方が暖かいような日。法音老師も人に厳しい人ではありましたが、筋の通った方で時にはぽかぽかと今日のような暖かい日差しを感じるような方でもありました。

blog2018-02-16-10.36.jpg縁の深い和尚様や部内の寺院、そして縁のある在家の方々が集い、楞厳呪をお勤めし真前にお焼香を致しました。

あっという間の三回忌です。光陰惜しむべし、時人を待たず。老師の御尊容を拝して、心して生きねばと改めて思い返した一日でした。

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

蘇山展借用作品の返却

 

blog_2018-02-15-13.28.jpg昨年12月11日から2月3日まで、花園大学歴史博物館で開催していた企画展「蘇山玄喬 ―禅画と墨蹟
徳源寺・円福寺・見性寺所蔵品」
も終了し、多くの方にご来場頂きありがとうございました。

先般、この展覧会のためにお借りしていた作品を返却するために、名古屋の徳源寺にお邪魔しました。

blog_2018-02-15-13.28.44.jpg

借用の際にチェックした調書にもとづき、それ以外に破損などがないかをチェックし、元通りの形でお返しすることが目的です。

お邪魔したのは花園大学歴史博物館館長の福島恒徳先生と研究員2名、そして私。日本通運の美術輸送の方2名です。

blog_2018-02-15-14.43.jpg

調査から、借用、そして展覧会での展示、返却。その間に図録の作成もあり、何度も目にした作品群。これでしばらくお目に掛ることもなくなりますが、深く記憶に残るものばかりです。さて、息をつくまもなく、4月からは「円福寺展」(仮称)を開催します。お楽しみに。

 

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

第13回臨黄教化研究会

 

blog_BKL3654.jpg

2月13日・14日、臨済宗黄檗宗の僧侶を対象にした第13回臨黄教化研究会が花園大学教堂で行なわれました。主催は臨黄合議所です。
今回のテーマは「以語伝心」(造語です)、相手の心に伝わる法話作りを学ぶことが目的です。

1日目は2人の講師のお話を拝聴しました。
村上信夫氏(元NHKエグゼクティブアナウンサー)には、「伝える」と「伝わる」の違いについて、言葉のプロらしく、わかりやすくお話しいただきました。「間」の取り方の重要性、そして聴くことの大切さも再認識させられる内容でした。
中西東峰師(妙心寺派小山寺住職)には、法話の作り方について、長年の布教活動で培われた経験に基づきお話しいただきました。

 

blog_BKL3665.jpg講演1「伝えると伝わる」と題した元NHKアナウンサー・村上信夫氏

 

講演後、参加者は6つの班に分かれて、それぞれの班で一人1話の法話を披露してゆきました。法話後、主監による講評と他の班員による互評を受けるという内容でしたが、採点法式ではなかったため、アドバイス的な指摘が多いように見受けられました。

2日目の午後からは、各班から推薦された代表6名が全員の前で法話を行ないました。各人が自分の持ち味を出し、伝わる法話をしていただいたと思います。
2日間ではありましたが、この経験が各寺院での布教活動に少しでもプラスになることを願っています。

 

blog_BKL3688.jpg参加者の発表法話

 

 

blog_BKL3701.jpg最後に講評をされた妙心寺派高等布教師・中西東峰師。

 



村上信夫さんがブログで講演のことを触れられています。

 

※二日目の参加者代表による法話発表は、後日、YouTubeにて公開予定です。

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

この時代、咲いてみようじゃないの

「この時代、咲いてみようじゃないの」
これは、NHKの大河ドラマ「八重の桜」が使っていたキャッチコピーです。

ところで、最近、私の寺に、高校2年生たちがやって来ます。生まれた時から知っている可愛い子供たちです。
「国語が難しい」と言うのですが、パソコンの操作は上手で、私の好きな、綾瀬はるかさんの画像はすぐに見つけてくれて、その際に見つけたのが、「この時代、咲いてみようじゃないの」でした。
この高校2年生たちには、この言葉の意味が分かりません。

そこでまず、「『この時代』の意味は分かるのか」と尋ねました。その子たちは、私のパソコンを使って、明治維新ということを知りました。「じゃ、明治維新という時代は、どんな時代だったのだ」と尋ねました。また、私のパソコンを使って、どうやら分かったみたいです。

ここから「国語」です。
「『咲いてみようじゃないの』の『咲』は、『笑』と同じ意味だから、『咲いてみようじゃないの』は、『こんな苦しい時代でも、笑って生きてやるそ』とも読めるんだぞ」。
「花が咲いたらどうなる」。
「散る」。
「そうだ。『咲いてみようじゃないの』は、『綺麗に散ってみせようじゃないの』という心も含んでいるんだ」。
と、わけのわからない授業?が進みます。

「そんなこと、先生は言わないよ」。

当たり前です。馬鹿な坊主が、可愛らしい子供たちに、たわごとを言っているだけですから。

この子供たちは、これから受験です。
「じゃ、焼肉でも食べに行くか」。「行こう、行こう」。
まあ、私の寺に来るのは、これが目的なのでしょう。

でも、この子供たちは、来年の春まで、私の寺に来ません。
「受験だからな、おっちゃん」。

がんばれ、がんばれ。
また、一緒に焼肉を食べに行ける日を、私は待つだけです。

blog_MG_1897.jpg

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)
2018年2月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28