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油日岳・三国山など

 

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五月晴れの昨日日曜日、滋賀県と三重県の県境にある油日山に、山仲間とかるーい気持ちで登山に向かいました。来週、また鈴鹿のイブネに登山する計画があるので、その前に足慣らしぐらいの気持ちででかけたのです。

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ところで油日といえば油日神社。前にこのブログでも記事があったと思います。その近くを通り過ぎて三重県に入ってすぐ、奧余野公園があります。ちょうど奧余野公園ではツツジ祭ということで、沢山の方が来場されていましたが、私達はそちらには見向きもせず、駐車場に車を停めて桧林の遊歩道を歩きながら登山口へ。途中に山ツツジも多く楽しめます。

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登山口からしばらくは、渓流のせせらぎを眺めつつ、左岸右岸をいったりきたりしながらゆったりと進んでいきます。が、渓流と離れ始めてからは、意外にも急登坂。クスノキも多くその落葉と乾燥した地面に足を滑らしてしまいそうで、なかなか大変。標高もそれほどないし、当初、軽登山というより、ハイキング程度のつもりでしたが、どうもそうはいかない様子です。とはいえ50分程度かけて油日岳(標高693m)に到着。標高だけみても大したことないんですが、そう思われる方、一度登ってみて下さい。

油日山登山_190513_0054.jpg油日の岳明神さまにお参りし小休止して、周遊するように、加茂岳、忍者岳と、尾根伝いにピークを縫っていきます。風景はあまり拝めないものの、その間は大した距離でもなく狭い登山道を歩いて行きます。不思議なことに、今日はまだ誰一人ほかの登山者に逢いません。キツツキの音なども静かな山に聞こえていました。そういやリスも1匹みかけました。

そろそろお昼頃。どこかで食事を取るタイミングで、三国岳が近づいてきました。ところがなんと、ここからが、ホントに急登。ロッククライミングに近いような崖が目の前に立ちはだかります。

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この写真ではロープが見えますが、ここを登りきったあとはロープもない状態に。わたしはここでカメラのレンズフードを谷底に落としてしまいました。思いもしなかった崖登りに若干悲鳴をあげながら、なんとか三国岳に到着。

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滋賀県側の絶景が見渡せました。こちらで30分ほどかけてランチタイム。ここで初めて、おなじくランチタイムを過ごされている登山者と出会いました。山頂付近には、こんな花がところどころにこんな花が咲いていましたが、名前はなんというのか知りません。※追記 この花はコイワカガミだと教えていただきました。

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小さな花ですが、けなげに咲いていました。山の上にはこういう地味だけどかわいらしい花が多いですね。お昼を食べ終えて帰路に向かいます。ちょうど周遊するような形で廻っているのですが、三国岳から倉部山に向けて降りていくところも、またまた急坂。ロープや立木を頼りに、最新の注意を払いながら降りていきました。

倉部山をすぎ、ぞろぞろ峠というなんとも面白い名前の峠坂を下ると、あとはまさしくハイキングのような登山道。花粉飛散も終わっているので、花粉症の私も桧林の中でこんな写真を撮る余裕さえあります。

油日山登山_190513_0015.jpg駐車場起点の行程全体で5時間40分。行程距離8.7km。高低差は481mですが、スマホのアプリによると、消費カロリーは2675kcalと出ています。これはなかなかのものでしょう。

事前にある程度情報をみてはいたのですが、こんなだとは思いも掛けなかった登山でしたが、お天気にも恵まれ、気持ちよく登ることができました。まだまだ滋賀県の周りには山がいっぱい。あちこち登ってみたいと思った一日でした。来週もがんばれそうです。

 

by admin  at 08:48  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)