トップページ » 2020年9月 8日

新刊『童謡 禅のこころを歌う』(重松宗育 著)

 

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まずは非常に強い台風10号によって被害を受けられた、とくに九州や沖縄地方の皆さん、お見舞い申し上げます。

暑い暑い夏が終わろうとしています。ながらくブログ禅も更新しないまま日を過ごしてしまいました。少なからずコロナ禍の影響はありまして、思うところはありながらもなかなかブログに書くのがおっくうな状況です。

さて、そんな中を発刊に向けてきた書籍のご案内です。

『禅林句集』などの英訳出版により欧米への禅の紹介に力を注ぐとともに、日本でも『星の王子さま、禅を語る』、『モモも禅を語る』、『アリス、禅を語る』(筑摩書房)などを著わしてこられた、静岡県承元寺(臨済宗妙心寺派)住職の重松宗育先生が、長年あたためてこられた原稿がついに上梓されます。その名も、『童謡 禅のこころを歌う』。

「しゃぼん玉」「虫の声」「からたちの花」「うみ」「ふるさと」など、親しみのあるなつかしい童謡が誘う、しみじみ、ほのぼのとした禅の世界。各章冒頭に歌詞を掲載し、さわやかなこころに出会う珠玉の一冊となっています。

なにげなく唱っていた童謡にはこんな意味が隠されていたのかと気がつく事でしょう。

横田南嶺老師(臨済宗円覚寺派管長・花園大学総長)からも、「どの童謡を読んでも、メロディーが浮かんでくる。思わず口ずさみたくなる。私には懐かしい紀州の山河も目に浮かんでくる。忘れていた童心に帰る。そんな心で、重松先生の深い解説を読むと、一層心に染みてくる。読み終えて、心地よい禅の風が吹き渡るのを感じることができた。」という言葉をいただきました。

お手元に一冊、いかがでしょうか。シニアの方への癒やしの一冊にもなろうかと思います。

2020/10/13新発売、定価1300円(税別)。ご注文はこちらからどうぞ。

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)