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第13回臨黄教化研究会

 

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2月13日・14日、臨済宗黄檗宗の僧侶を対象にした第13回臨黄教化研究会が花園大学教堂で行なわれました。主催は臨黄合議所です。
今回のテーマは「以語伝心」(造語です)、相手の心に伝わる法話作りを学ぶことが目的です。

1日目は2人の講師のお話を拝聴しました。
村上信夫氏(元NHKエグゼクティブアナウンサー)には、「伝える」と「伝わる」の違いについて、言葉のプロらしく、わかりやすくお話しいただきました。「間」の取り方の重要性、そして聴くことの大切さも再認識させられる内容でした。
中西東峰師(妙心寺派小山寺住職)には、法話の作り方について、長年の布教活動で培われた経験に基づきお話しいただきました。

 

blog_BKL3665.jpg講演1「伝えると伝わる」と題した元NHKアナウンサー・村上信夫氏

 

講演後、参加者は6つの班に分かれて、それぞれの班で一人1話の法話を披露してゆきました。法話後、主監による講評と他の班員による互評を受けるという内容でしたが、採点法式ではなかったため、アドバイス的な指摘が多いように見受けられました。

2日目の午後からは、各班から推薦された代表6名が全員の前で法話を行ないました。各人が自分の持ち味を出し、伝わる法話をしていただいたと思います。
2日間ではありましたが、この経験が各寺院での布教活動に少しでもプラスになることを願っています。

 

blog_BKL3688.jpg参加者の発表法話

 

 

blog_BKL3701.jpg最後に講評をされた妙心寺派高等布教師・中西東峰師。

 



村上信夫さんがブログで講演のことを触れられています。

 

※二日目の参加者代表による法話発表は、後日、YouTubeにて公開予定です。

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)