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「森と大地の仕事展 福森雅武」 -北海道・十勝千年の森-




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何度かこちらでもご登場いただいており、私が若い頃から大ファンでもある、伊賀・土樂窯の福森雅武先生の個展が北海道でありましたので、お邪魔してきました。

今回の個展は、十勝にあります千年の森における、“北海道ガーデンショー”の一環です。
-森と大地の仕事展-と題され、紙・木・土・草をそれぞれに使った、自然に寄り添う美しい日本の手仕事が順次紹介される内の、-土の仕事-として、福森先生並びに土樂窯の職人さんの仕事が紹介されているのでした(9月6日(木)まで)。

「会場にねぇ、庭を作るんですよ」と笑って仰る先生に、諸事情を把握できないままついてゆかせていただきましたが、千年の森・ヘッドガーデナーの新谷みどりさん主導により、先生が望む形がみるみる間に会場に。
このような庭ができあがる行程を拝見させていただける、またとない機会となったのでした。



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さらに、普段の生活では決して出会う事のないガーデナーというお仕事をなさっている方々との出会い、自然との付き合い方、生き方に触れ、北海道は十勝の大自然に身を置く事で、また色々と、少しずつではありますが、知らない自分を発見する機会を得られたと思っています。

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お隣までは何キロか離れ、大自然の中に忘れ去られたかのようにぽつんと建つペンションにて、色々と思いを巡らせている私に、

「日常を離れて、時にこういう所に身を置くという事は大切です」。

と仰りながら事もなげに前を通り過ぎてゆかれる先生は、その他にも色々と真理と思われるようなハッとさせられる発言をこの旅でお聞かせ下さいました。

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ペンションの周りの風景
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千年の森の丘より、十勝平野の眺望


自分の胸のみにとどめるのではなく(そんなのはもったいないのです!)、様々な場面で先生が仰った事を、伝えてゆけたら……と思う夏の終わりなのでした。

by admin  at 07:30
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