Mar 14
2011
東日本大震災 ティク・ナット・ハン師より
日本の皆様へ
今回の悲劇で亡くなった多くの方のことを想うと、ある部分、あるかたちで我々自身も亡くなったのだと痛切に感じます。
人類の一部の苦しみは、全人類の苦しみです。また、人類と地球はひとつの身体です。そのひとつの身体の一部に何かが起きれば、全身にも起こります。
このような出来事は、命のはかなさ(無常)を我々に思い起こさせてくれます。お互いを愛し合い、助け合い、人生の一瞬一瞬を大事に生きることが、我々にとって一番大切なんだと。それが亡くなった人々へのなによりもの供養です。彼らが我々の中で美しく生き続けれるように生きるのです。
フランス、そして世界各国のプラムヴィレッジ寺院(瞑想センター)から、僧、尼僧、在家者の皆さんがともにお経をあげ、日本のみなさんに平安、癒し、保護のエネルギーを送り続けています。
みなさまのためにお祈りしています。
ティク・ナット・ハン
by admin at 09:37
師の言葉、ありがたく受け取りました。
来日が全面延期となりましたね。
残念ですが、一日も早く復興を果たし、
新しい日本に来ていただきたいと思っています。
t-yuka さま
いつもご覧いただき、また、コメントをいただきましてありがとうございます。
我々もとても残念に思っております。ですが、そこにとどまっていても仕方ないので、受け入れるのみです。
いつかまた機会が巡り、こちらで師の講演をお知らせできたら……と思っております。
今後とも宜しくお願い申し上げます。