トップページ » 2010年12月24日

人と人との繋がりということ




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一昨日は冬至でしたが、柚子風呂に入った方もおられますか?
うちのお寺では冬至には役員さんや世話方さんの慰労会を行ない、茶飯やけんちん汁やかぼちゃを出して、みなで一杯やることにしています。全国の僧堂では、今年掛搭した新人雲水さんたちも、一晩限りの無礼講で大騒ぎするのが習わしとなっていますよ。

さて、今年も押し詰まりましたが、皆さん、年賀状の投函は済みましたか?
私はやっと昨日、約400枚を投函しました。
「やっと」といっても、基本的には表も裏もパソコンとプリンターががんばってくれたわけで、自分は文面とデザインを考えただけですから、実はたいしたことはないのです。
それでも、今の若い人達は年賀状を書かない人が多いようですね。
じゃあ新年の挨拶はなしかというと、親しい友達だけに「あけおめ」(あけましておめでとうの意)メールなんだそうです。
デジタルでやりとりして、リアルタイムに繋がっているということなんでしょうね。
年賀状のように何日も手間をかけて、郵便屋さんの手も借りて、やっと届くようなものより、速攻で届いて、すぐ返事が来るからいいのでしょうか。そのくせ逆に、すぐ返事が来ないとやきもきしてしまい、不信感が出てしまうというのも否めないと思うのですが。

先日、檀家さんの一周忌にお参りしましたら、親戚はもとより近所の方達も招待して、とても賑やかだったのです。まぁ私のような田舎の寺では、多くがこの方式ですが、最近になって、身内だけでという法事も増えてきました。
その席で、こんなお話をしました。
                *

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by admin  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)