トップページ » 2010年11月 5日

生誕100年特別展 白洲正子 神と仏、自然への祈り -滋賀県立近代美術館-




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今月21日まで、「生誕100年特別展 白洲正子 神と仏、自然への祈り」が、滋賀県立近代美術館で開催中です。生誕100年という事で、各出版社が特集を組んで本を発刊しており、皆さんも御存知かもしれませんが、私の実家では彼女の著作がほぼ全作揃っており、折に触れては目にしてきて、“白洲正子先生”と呼ばせていただいています。

日本人が“美”というものについて考えたとき、どうしても避けて通れないのが信仰だと思います。
様々な“美”を見て感じて学んで、その奥にひそむ“信仰”というものに辿り着いた時、神道と仏教と日本人の美意識との結びつきなどについて、多くの著作や、亡くなられた後も発刊され続けている関連著作からガイド役をしてくれるのが、白洲正子先生です。
最近、殊更に、彼女の残したものは大きいなぁ……と思う私です。彼女のおかげで、様々な美しいものに出逢い、そこから人との和も広がっています。

彼女が足繁く通った近江の地での展観。是非ご覧になってみてください。

by admin  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)