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若狭小浜

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若狭小浜を訪ねた。
両親の金婚式の祝いで一泊の小旅行にきたのだ。

小浜は、アメリカ大統領にオバマ氏が立候補して、このところ一躍有名になった。
北朝鮮に拉致され、帰国を果たされた地村さんご夫婦は、この小浜の方である。ちなみに地村さんは妙心寺派の寺院の檀家さんでもある。
また、数年前にNHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」の舞台になった。私たちが泊まった民宿には、その出演者の人達も泊まったようで、玄関にはそんな色紙が一杯飾ってあった。

座敷には、南禅寺の元管長の勝平宗徹老師の墨跡額があったり、禅僧の額が多いので、宿のおかみさんに尋ねてみたら、南禅寺派のお寺の檀家だそうだ。

このあたりではトラフグを養殖していて、ふぐ料理でも有名。またもう少し敦賀の方に行った三方あたりには梅林があって、梅干しなど梅の加工品も有名である。

民宿のすぐ横は浜辺なので、夏は賑やかなことだろうが、こんな時期には、ふぐ料理を目当てのお客さんばかりなので、浜辺はいたって静かである。
連れていった愛犬(前に銀杏の葉の上でも登場)も静かに海を眺め、感慨深そう。

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*次回の、西村惠信所長といく“禅と文化”の旅は、5月18日(火)に決定致しました。詳細は後日お知らせ致します。

by admin  at 07:30
コメント
  1. おはようございます。
    蘭ちゃん、また会えてうれしいです! 海を見つめて何を考えているのでしょうね。きっと、「一緒に連れてきてもらえて幸せ…」ですね。

    実は、先週まだ4歳のフェレットが死んでしまいました。だいぶ前から具合が悪くて病院通いをしておりましたが、主治医に連絡したら「在宅で穏やかに亡くなったのはなによりでした。」と言われました。マンション住まいだと埋めてやれる場所もなくて、初めて「ペット葬儀屋」なるものを頼みました。合同火葬から立会い個別火葬お骨上げまでコースがいろいろありました。お骨は都内の提携寺院に納めてくださるとのことでした。
    都内のあるお寺には、とても立派なペットの供養塔と墓地があり、お位牌やお塔婆(犬猫だけでなく、ウサギ、フェレット、ハムスターまで)もたくさんあって、ちょっと驚きました。また、葬儀屋さんによると最近は散骨も流行りだそうです。
    こんなことをしているのは都市部だけでしょうか?
    私は、お線香をつけて一晩別れを惜しみ(お通夜?)、翌日ダンボールの箱に遺体と共に、フード、お気に入りだったオモチャ、ベランダのプランターに咲いていたビオラを入れて、合同火葬をお願いしました。

    ごめんなさい、ミョーな話になってしまいました。
     
    蘭ちゃんはまだまだずーっと元気で長生きしてこれからも何度も会わせてくださいね!

    by カピバラ  2010年3月25日 09:32
  2. カピパラさん、コメントありがとうございます。
    可愛がっていたペットが死んでしまうというのは、悲しいことですね。
    でも意外にペットの死は悲しみ丁寧に葬られるのに、都市部では全体の2/3もが直葬(病院から火葬場へ直行して葬儀をされない)だとか。なにかおかしい気がしてなりません。

    それはともかく、いつか蘭も死んでしまうのはわかっていますし、もう十歳過ぎましたから、それもそう遠い話ではないのかもしれません。
    今回、ペットを連れて入れない宿でしたので、基本的に車の中にいましたが、夜もおとなしくおやすみしていた、よいこです。
    これからまた暖かくなれば、できるだけ外に連れていってやろうと思っています。

    by 禅文化研究所  2010年3月25日 09:49
  3. おかげさまで、「漁夫生涯竹一竿」を詠んだ勝平 宗徹禅師を少し理解することが出来ました。

    by 玉元 孝  2011年1月31日 18:38
  4. 玉元 孝さま
    コメントを頂き、ありがとうございます。
    ただ、勝平宗徹老師は、島根県のご出身ですし、直接的に若狭と関係はなかったとは思います。
    「漁夫生涯竹一竿」という禅語は、「山僧活計茶三畝、漁父生涯竹一竿」という言葉の後半で、『僧宝伝』からの出典と記してある文献がありますが、『僧宝伝』には該当する偈頌が見つかりません。
    しかしながら、若狭の海を見ていると、この言葉の通りの気持ちになってしまいますね。

    by 禅文化研究所  2011年2月 1日 10:41
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