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初詣 -伏見稲荷-




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自坊の三ケ日の祈祷法要を終え、鏡開きもして檀家さんのお家を一軒一軒回礼にまわったあと、今年の初詣にと、京都市伏見区にある伏見稲荷大社にお参りした。
このお稲荷さんは、来年、開闢1300年を迎えるという、お稲荷さんの総本宮である。平城京遷都が今年1300年であるから、その翌年には、ここに御鎮座されたということになる。

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三ケ日を過ぎているし午後にお参りしたので、もう少し少ないかと思ったけれども、まだまだ参詣客は多かった。それでも、ちょっとゆっくり手を合わせることができ、気持ちがホッとした。

伏見稲荷大社の奥社への参道には、千本鳥居といって、朱色の鳥居が所狭しと立ち並んでいる。

神聖な気持ちで鳥居の中へと歩き始めると、「とおりゃんせ とおりゃんせ ここはどこの細道じゃ……」という童謡が頭の中に流れてくる。天神様ではないけれど、なにか文字通り神妙な空気に包まれるからだろうか。

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しばらく進むと、鳥居の中は参拝客で渋滞となってしまったが、びっちりと立ち並ぶ鳥居のために、トンネル状態で、脇に抜け出るわけにも行かず、みなおとなしく列をなしている。

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参道には、多種多様な出店があり、驚いたのはシシカバブを売っている外国人の出店まであったことだが、やはり神社に詣で、こういうお飾りが売っていると、なんとも日本のお正月という気持ちがして楽しいものだ。


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by admin  at 07:30
コメント
  1. 今年もよろしくお願いいたします。
    伏見稲荷のこのよく映画などでも使われている朱赤の鳥居は・・何ともここだけ空気が違うような不思議な空間のように思います。
    実際、ゆっくり歩いた事がないので今度訪れる機会があればゆっくり歩いてみたいと思います。
    今年も素敵なブログを拝見しながら癒されて参ります。
    ありがとう。

    by マリー  2010年1月 7日 11:12
  2. マリーさん

    いつもありがとうございます。
    こちらこそ、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

    本当にこちらの鳥居、異次元のようにも感じますね。是非京都へいらっしゃる際にはお運びになってみてください。近くの臨済宗本山・東福寺へもどうぞ。青もみじの時期も清々しく美しいですよ!

    by 禅文化研究所  2010年1月 7日 17:23
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