Jan 20
2009
映画 "禅 zen"を見て

このブログでも既に二度、12/8と12/24でとり上げていた、映画「禅 zen」を封切り直後に見に行った。
京都でも1つの映画館でしか公開しておらず、それも1日3回。だが、それほど混むこともないだろうと、お昼すぎの時間帯の放映分へ1時間前に行ってみたのだが、なんとチケットは既に売りきれ。
休日にわざわざこの映画を見ようと出かけてきたのに、このまま帰るのも……と思い、夕方6時半からのチケットを買い求め、時間つぶしをして、再度夕方に映画館へ。
10分前になっても、比較的席は空いたままだと思っていたら、直前になって、一気に満席になってしまった。自分も含めてだが、暗い中でも剃髪した頭がちらほら見える。やはり僧侶、特に曹洞宗のお坊さんが多いのであろうな、などと思っていた。
さて、映画の内容についてであるが、まだ公開されたばかりだし、これから御覧になろうとしている方も大勢おられるだろうから、ひとまずここでは感想は差し控えておこうと思う。
キャスト面でいえば、天童山の老典座役の笹野高史の演技がよかったと思う。すばらしい禅僧の姿だ。
タイトルが「禅 zen」であるから、一般的には曹洞禅と臨済禅の違いはご存じない方々も、これを見て、いわゆる禅の宗旨とはこのようなものだと感じたりされるのであろう。
しかし、この映画の曹洞禅と、我々臨済宗とは、同じようで違う。そのあたりのことも後で少し書きたいとは思っている。
by admin at 07:30
1月20日のエントリーの記事を見て1月30日最後の日ということで観にいきました。ここに書いてあるような予告編がはじまって暗くなって5人くらいの集団がドヤドヤと入館してきました。匂いがしましたね。曹洞宗の坊さんと、...
最近は映画が終わり、明るくなるまで席を立たないようにしています。映画の中で沢山の坊さんたちが歩くシーン秋田か山形かの曹洞宗、天台宗の本物エキストラの協力のようでした、その2にも書いてあるように棚田に沢山の月 ? 夕陽が水を張った田植え前の棚田に写り綺麗な夕陽の写真は見たことありでしたが。
内田有紀さんも離婚から立ち直り頑張っているようで。
209さま、コメントをいただき、ありがとうございます。
観にいかれましたか。今日(2/12)のブログ禅にも、別の職員が観に行った感想を書いておりますよ。
私も普段は映画の最後、明るくなるまで立たないようにしているのですが、この時は、あまりに口惜しくて、早々に退出してしまいました。
やはり最後のエキストラは本職でしたか。天台宗の方も交じっているとは思いもよりませんでした。それとも、興聖寺を焼き払う僧兵の役でだったのでしょうか。
私の父も、私の酷評を知った上で、最近観に行きました。よほどひどいと聞いていたからか、まぁ、あんなもんじゃないのかなと言っておりました。
坊主頭がきれいに映っているんで、それはそれでいいだろうし、まぁ、娯楽映画だわいと。
人それぞれ、いろいろな感想があるわけです。