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樂吉左衞門展 -佐川美術館-

佐川美術館

昨年、9月15日の樂吉左衞門館開館を記念して3月20日まで開催されていた、「樂吉左衞門展」 を見るために、滋賀県守山市にある佐川美術館を訪れました。
2001年から2007年にかけて制作された焼貫黒樂茶碗29点、黒樂茶碗10点、焼貫茶入4点、焼貫水指1点の計44点が展示されていました。この日、以前でかけたフォーラムにて色々とお勉強させていただいた茶室を実際目にしたいと予約の電話を入れたのですが、満員という事で念願叶わず…。茶室見学は次回訪れる際のお楽しみとなりました。

佐川美術館

現在は、「樂吉左衞門館 開館記念Ⅱ 吉左衞門「り<RI>展」と題した展観が開催中のようです。
それにしても、「とてつもないものが作られたなぁ…」と、ただただ驚くばかりの樂吉左衛門館なのでした。
見せ方や、館そのもののコンセプト、随処に樂家当代の哲学が見える美術館となっています。
百聞は一見にしかず。一見というよりも、全身で味わって欲しい美術館でした。

佐川美術館

by admin  at 07:30
コメント
  1. いつも更新お疲れ様です。
    楽さんの茶室テレビで見ましたが、いやー、ただただ驚くばかりでしたね。

    >随処に樂家当代の哲学が見える美術館となっています。

    とのことですが、お茶室もホントにそんな感じです。なんかお茶室っていうよりかは、楽茶碗みたいな感じです・・・。ちなみに、お茶碗みたいな形をしてるという意味ではないです(笑)もちろん。ちょっと近寄りがたいかな~、というのが正直な感想なのですが、実際に見学してみるとそうでもないのかもしれませんね。私も茶道をやっているので興味があります、見学に行かれたらぜひ記事にしてください。宜しくお願いします。

    by kanno  2008年4月 9日 17:58
  2. いつもご覧いただき、ありがとうございます。
    私もテレビや講演会にて、映像で茶室を拝見しましたが、あの茶室は本当に是非足を運んで実際に感じてみたいと思いました。樂茶碗みたいな感じ…とは、当代の作る樂茶碗と呼応するかのような茶室…ということでしょうか。まさに樂さんがあの茶室を作られる時に考えられた事ですね。何代も受け継がれた型があってこそ、あのような茶室も作られる。京都という土地、歴史、文化の底力を思いました。
    また実際に参りましたら、ご報告申し上げます!

    by 禅文化研究所  2008年4月10日 13:39
  3. >当代の作る樂茶碗と呼応するかのような茶室…ということでしょうか。

    そういうことでおねがいします(笑)。

    去年、当代の(見た目かなり前衛的な)黒楽でお点前をさせていただくことがあり、一見かなり近寄りがたく感じましたが、実際に手にとって扱ってみると、驚くほど機能的でびっくりしたので、今回のお茶室もそうなのかな~、と思いまして。

    ※このコメントに対する返信は不要です。

    by kanno  2008年4月10日 17:41
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