トップページ » 2007年2月 2日

国立博物館 -ブータン-

国立博物館の外観


この博物館の建物には、下にあるパロ・ゾンの背後を守る望楼の役割があったらしい。
半円を真ん中で合わせた?ような形になっており、中は迷路のようで、一体自分がどのようにどこへ進んでいるのか、中に入ると全くわからない。
『地球の歩き方』には、「各階とも広さや形がまるで違う。4階から入って5、6階を見て、再び5、4階と下りつつそれらのフロアの残り半分を見て、さらに3、2、1階と降りて地下1階から出るという迷路のような構造だ。」とある・・・・・・。

所蔵物は様々で、タンカや仏像仏具はもちろんの事、武具や農耕道具、少数民族の衣装、石器時代の石斧(チベット、ロカ地方の紀元前2000年頃の様式と近い物らしい)、ブータンに生息する動物の剥製などなど。
ちょうど、武具の展示品の中に、日本の鎖帷子(くさりかたびら)とそっくりな物があり、日本語を勉強中だというガイドに、「日本人観光客に、鎖帷子ですと説明したら、絶対にすごいと言われるはず」と、レッスンしておいた。
これからブータンを訪れる方で、この博物館に行った際、ガイドが「くさりかたびら」という日本語を知っていれば、それはおそらく、私がお世話になったガイドさんだ。

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by admin  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)