トップページ » 2006年12月19日

造形芸大学生主催-蓬莱図-

感謝の気持ちを綴る人々


都路華香展を観に京都国立近代美術館に訪れると、何やら入り口の所で声をかけられた。
聞くと、京都造形芸術大学の学生によるプロジェクトで、「手形で巨大蓬莱仙境図を作ろう!」とのこと。

手の形を取って、それに感謝の言葉を書いて欲しいとの事。
この、感謝の心の詰まった手がたくさん集まって、蓬莱図になるらしい。

手の型を取るなんて、子どもの時以来。はさみでその型を切るのも・・・。
なんだか楽しくなってしまった。
照れくさいと思いながらも、普段感謝している皆皆さんへのことばを綴った。

ブータンでは、ダルシンと呼ばれる旗や、マニ車などにはすべて真言(お経)が書かれていて、ダルシンが風になびけば、お経を詠んだ事となり、また、マニ車をまわせば、お経を詠んだ事になる。
国中、人々の信仰心、つまりは心で満ち溢れた国であるように思えた。
そういった、人々の気持ち、心というのは、真のパワーを持っている。

今回、皆が感謝の気持ちを込めて書いた手の型が、一つに合わされ、一つの画になる。
そのパワーたるや、如何に・・・。
12月19日(火)より24日(日)まで、京都国立近代美術館のエントランス奥に、掲げられるらしい。
これを観るだけなら無料とのこと。
是非パワーをもらいに皆さんも行かれてみては?

手形

京都国立近代美術館

by admin  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)